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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)インフルエンザが県内でも流行期入りしました。
全国的に感染拡大しているインフルエンザについて、県は14日、今月12日までの1週間の定点医療機関あたりの報告数が1.07人だったと発表しました。
流行開始の目安とされる1.00人を今季初めて超えました。 地域別では、東毛が最多の1.42人、中毛が1.25人と続いています。
この期間に前橋、太田、明和、榛東の4市町村の小中学校など、5校9クラスで学級閉鎖が行われました。
(2)前橋市長のホテル問題で、男性職員の妻が「早く元の平穏な生活に戻りたい」とコメントを出しました。
前橋市の小川晶市長が、市職員の既婚男性とラブホテルを利用していた問題で、男性職員の妻が14日、代理人弁護士を通じコメントを出しました。
問題を巡り、「小川市長を訴えることは考えていませんし、謝罪も望んでおりません」とした上で、憶測記事や交流サイトから目に入る画像などで、「心がえぐられるような感覚になっており、1日も早く元通りの平穏な生活に戻りたい」と訴えました。
代理人は、社会的反響の大きさを考えてコメント公表に至ったと説明しました。
(3)上武道路3人死亡事故、裁判が来年1月14日に行われます。
伊勢崎市の国道17号上武道路で昨年5月、3世代の親子3人が死亡するなどした事故で、危険運転致死傷の罪に問われた元トラック運転手の鈴木吾郎被告71歳の裁判員裁判初公判が来年1月14日に前橋地裁で開かれることが分かりました。
前橋地検は鈴木被告が運転前に飲んだ酒により正常な運転が困難だったと指摘しており、アルコールの運転への影響などが争点になるとみられています。
関係者によりますと、逮捕直後は「詳しく覚えていない」などと容疑を一部否認していましたが、その後、飲酒を認める供述をしているということです。
(4)国勢調査を装う不審なメールが太田や富岡などで確認されました。
国勢調査を装った不審なメールが太田市内で確認されたとして、太田署は14日、「上州くん安全・安心メール」で注意を呼びかけました。
不審なメールの相談は直近5日間で数件寄せられており、「メールにより調査への回答を依頼することは絶対にない、アクセスしないで」と警戒を促しています。
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警察によると、メールは「国勢調査が未回答であり、回答しないと罰金が科される」という旨の記載で、偽のサイトに誘導する内容だったということです。
この調査をめぐっては、富岡署管内でも不審なメールが届いたとして、9月にメールで注意を促していました。
(5)県教育委員会が県立高校の在り方に関し、今月にも情報交換会を開きます。
少子化などを踏まえた県立高校在り方検討で、県教育委員会は10月に太田・館林・邑楽と伊勢崎・佐波の2地区で検討に先立つ情報交換会を開くと発表しました。
地元校の現状や課題について関係者に伝えるものとみられています。
太田・館林・太田地区は16、31の両日で、伊勢崎・佐波地区は21日に開きます。
参加者は県教育委員会の担当者や県議、各地区の首長、議会議長、小中学校や県立高校のPTA関係者らとなっています。
県立高校在り方検討は、山本一太知事が9月の定例会見で表明したもので、
全県を八地区に分け、統廃合や中高一貫化、学科の新設などあらゆる可能性を排除せずに議論し、
入学者数の減少や社会の急速な変化に対応する未来志向の学校づくりを模索する方針です。
以上、県内のニュースをお伝えしました。