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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年、DVや困窮など女性の一時保護施設の利用者は91人と過去最多となったことが分かりました。
ドメスティックバイオレンス、DVや生活困窮などに苦しむ女性を支援する 県の一時保護施設の昨年度利用者数は91人と過去5年で最も多かったことが県のまとめで分かりました。
関係機関の連携が済み、相談を受けてから保護までの一連の対応が連携化したことなどが要因だとしています。
(2)中小の私鉄三路線、沿線の人口減で影響が大きくなると報告されました。
県内の中小私鉄三路線のあり方を議論する一環として、県は経営状況や住民アンケートなどをまとめた中間報告を作成しました。
これによりますと、沿線人口が2045年までにいずれも7万人以上減少する見込みであることなど、経営環境の厳しさを指摘しつつ、利用者の5割以上が運賃に値上げに理解を示していることなどを明らかにしました。
対象となっている三路線は、上毛電気鉄道、上信電鉄、わたらせ渓谷鉄道となります。
県は昨年度、「沿線地域交通リ・デザイン推進協議会」を三路線ごとに設置し、それぞれ地域の公共交通のあり方について議論を進めています。
(3)伊勢崎市内では、今年から4月末までの4ヶ月間、バイクが盗まれる被害が33件発生し、去年の6倍余りとなっています。
伊勢崎警察署によりますと、今年1月から4月末までの4ヶ月間にバイクが盗まれる被害は去年の同じ期に比べ6.6倍の33件となっています。
特に3月4月だけで30件発生し、去年の同じ期の15倍ほどとなっています。
また、全体の33件のうち31件が原付バイクだったほか、盗まれた時に鍵を付けたままだったのが全体の40%近い13件あったということです。
盗まれた場所は、一戸建てや集合住宅などの敷地内が最も多く、次にJR両毛線国定駅の駐輪場となります。
警察は、窃盗事件として捜査するとともに、離れる時は必ず鍵を抜くようにして防犯対策を徹底してほしいと注意を呼びかけています。
(4)外国人材受入れの新制度「育成就労」創設に向けた衆院の法務委員会が行われ、公聴会に伊勢崎市長らが出席し、外国人の受入れに意見を述べました。
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技能実習制度に代わる外国人材受入れの新制度「育成就労」創設に向けた技能実習適正化法と入管難民法の改正案について、審査中の衆院法務委員会は13日、高崎市内で地方公聴会を開きました。
伊勢崎市の臂泰雄市長ら4人が地元の外国人材に関する課題を挙げ、要望を述べました。
校長会では、外国人居住者の格差、犯罪や医療費未払いなどの問題について説明が行われ、日本の法律やルールの理解促進、悪質な送り出し機関の公表などを求めました。
(5)群馬県の建築資材工場でベトナム人の女らに資格外の活動をさせたとして、人材派遣会社社長の女ら2人が逮捕されました。
逮捕されたのは群馬県伊勢崎市の人材派遣会社社長、松沢きょうこ容疑者28歳と、埼玉県久喜市の片山等貴容疑者65歳です。
松沢容疑者らは、およそ4年前から群馬県の建築資材工場で国際業務など高度な在留資格を持つ30代ベトナム人の女らにタイルを貼る単純作業など資格外の活動をさせた疑いが持たれています。
取り調べに対し2人は容疑を一部否認していて、松沢容疑者は派遣したことに間違いないが片山に任せていたと供述しているということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。