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群馬県のニュースをお伝えします。(1)記録的な猛暑でネギが腐る深刻な影響が続く下仁田ネギの産地下仁田町で、専門家が県などと連携して対応策を検討していくことになりました。
下仁田ネギは、一般的なネギよりも太く甘みがあるのが特徴で、12月から収穫の最盛期を迎え、全国各地に出荷されます。
しかし、ここ数年の記録的な猛暑の影響で、一昨年は全体のおよそ4割、昨年はおよそ3割のネギが腐って出荷できなくなり、大きな要因となったのが、茎や根から細菌が入り込んで作物が腐る「軟腐病」で、高温多湿の影響で発生するリスクが高まるとされています。
被害の軽減につなげようと、鳥取大学の准教授が、軟腐病になった下仁田ネギの細菌の分析を行い、農家や町、県と連携して対応策を検討していくことになりました。
「下仁田葱の会」によりますと、専門家による被害の分析は初めてだということです。
(2)前橋市の小川晶市長、続投するとした自身の判断について、全市議に説明しました。
前橋市の小川晶市長は21日、市職員の既婚男性とラブホテルを利用した問題をめぐり、給与を50%減額した上で続投するとした自身の判断について、全市議を対象に説明しました。
民意を問うための出直し選挙を求める声が多くの議員から上がったものの、終了後、報道陣に対し、熟慮した上で結論を出したと続投の意思に変わりはないとしました。
富田議長によりますと、質問した議員からは出直し選挙をするべきだとの意見が目立ち、3人以上で構成する交渉会派の多くが「続投」判断の再考を求めました。
(3)昭和村などで自治体の判断による銃を用いて猟を可能とする緊急銃漁を実施しました。
昭和村と新潟県魚沼市は21日、住宅地の近くなのにクマが出没して危険性が高いことから、自治体の判断で銃を用いて猟を可能とする緊急銃猟を実施し、駆除したと明らかにしました。
緊急銃猟による駆除は、今月15日の仙台市が全国で初めての事例となり、昭和村が2例目となっています。
昭和村によりますと、11日午後1時ごろ、昭和村の畑でイノシシの捕獲用の檻にクマ1頭が入っているのを住民が目撃。
興奮したクマが檻を壊して危害を加える可能性があったことから緊急銃猟を判断し、地元の猟友会が午後4時過ぎに駆除しました。
(4)投資話を持ちかけ金銭を騙し取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の手口で、64歳の男性がおよそ2400万円を騙し取られました。
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沼田市は21日までにSNSを通じて通し話を持ちかけ金銭を騙し取る「SNS型投資・ロマンス詐欺」の手口で、
沼田市の64歳の男性会社員がおよそ2447万円を騙し取られたと発表しました。
警察によりますと男性は2月下旬、投資家のアシスタントを名乗る人物からSNSで、
「個人投資家よりも機関投資家の方が株取引において優位である」などというメッセージと、実在する資産運用会社の資料を受け取りました。
その後、3月から7月に9回にわたって指定された口座にインターネットバンキングで現金を振り込み騙し取られました。
専用の口座から現金を引き出せず、男性が消費生活センターや警察に相談し被害に気づいたということです。
(5)伊勢崎市障害児者親の会ネットワークが、臂泰雄市長に11の項目の要望書を手渡しました。
「伊勢崎市障害児者親の会ネットワーク」は21日、臂泰雄市長に11の項目の要望書を手渡しました。
11の項目の要望には、医療・健康・福祉・教育・労働など各行政の連携を深めることなどが盛り込まれています。
橋本代表は、「私たちの行動を引き継ぐ人たちにも住んでよかったと思える伊勢崎市にしてほしい」と求めました。
臂市長は、「関係団体やさまざまな事業者の意見をいただきながら、しっかりと対応を考えていきたい」と応じました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。