00:00
群馬県のニュースをお伝えします。 （１）全国高校サッカー選手権決勝が行われ、群馬の前橋育英高校が7大会ぶり2回目の優勝を果たしました。
全国高校サッカー選手権決勝は、13日、東京の国立競技場で決勝が行われ、
共に2回目の優勝を目指す前橋育英高校と千葉の流通経済大柏高校が対戦し、会場には5万8千人余りの観客が詰めかけました。
試合は前半12分、中盤でボールを奪った流通経済大柏がカウンター攻撃を展開。
J2のカンターレ富山に加入する亀田歩夢選手がゴール前で巧みなボールさばきを見せ、ディフェンダーをかわし先制ホールを決めました。
これに対して前橋育英は31分、右サイドからのクロスボールを2年生の柴野快仁選手が頭で合わせ、同点に追いつきました。
その後は1対1のまま延長戦でも決着がつかず、ペナルティーキック戦での勝負となりました。
そしてペナルティーキック戦で共に譲らない熱戦が続き、前橋育英はゴールキーパー藤原優希選手が相手の10人目のキックを後セーブで止めました。
この後前橋育英は10人目のキッカーが落ち着いて成功させ、9対8でペナルティーキック戦を制し、7大会ぶり2回目の優勝を果たしました。
（２）軽井沢バス転落事故から９年となり、尾木直樹さんらが教え子4人に献花をしました。
長野県軽井沢町で大学生ら15人が死亡、26人が重傾しておったスキーバス転落事故から15日で９年となるのを前に、
ゼミ生4人を亡くした法政大学名誉教授の尾木直樹さんが13日、現場近くの祈りの日に献花をしました。
尾木さんは「本当に悔しい、残念な思いでいっぱいです」と語りました。
事故では、大学生13人と運転手2人が死亡、運行会社社長と当時の運行管理者が業務上過失致死傷の罪で、
それぞれ禁固3年と4年の実刑判決を受け、控訴しています。
（３）群馬県の女子高校生を誘拐しようとした疑いで、埼玉の男が逮捕されました。
高崎署は13日、未成年者誘拐未遂の疑いで、埼玉県草加市の会社員、シラノリュウセイ容疑者31歳を逮捕しました。
警察に言いますと、12日の午後6時ごろ、家で願望がある西毛地域の10代女子高校生が、
未成年と知りながらSNSのメッセージ機能などを利用し、「したいこと協力するよ」などと送信し誘惑しました。
03:06
電車などを利用させ、東武鉄道草加駅まで誘い、自宅に連れ込もうとした疑いです。
高校生の母親が高崎署に行方不明届を出し、草加駅で保護されたということです。
（４）伊勢崎で消防出初式が行われました。
伊勢崎市の消防出初式が13日、めがねのイタガキ文化ホール伊勢崎で開かれました。
消防団員と来賓らおよそ500人が出席し、安全なまちづくりへの新たな決意を行いました。
新型コロナウイルス感染症の影響なので、消防出初式の開催は5年ぶりとなり、
伊勢崎鳶職組合によるはしご乗りの演技のほか、消防の仕事を知ってもらう消防本部のPR動画も初公開されました。
（５）太田で「スポーツ鬼ごっこ」の大会が開かれました。
鬼ごっこを競技化した「スポーツ鬼ごっこ」の13歳以上ワールドカップが13日、太田市のオープンハウスアリーナ太田を会場に、県内で初めて行われました。
群馬県を含む8都県の13チームおよそ150人が熱戦を繰り広げました。
この大会は鬼ごっこ協会などが主催し、群馬「スポーツ鬼ごっこ」連盟の熱心な招致活動が実を結び、県内で初めて開かれました。
近年は小中学校の授業でも「スポーツ鬼ごっこ」が採用され、国内の競技人口は20万人ほどとなっています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。