伊勢崎市の強盗事件と多重事故
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎市の住宅に3人組の男が押し入り、現金などを奪って逃走しました。
18日午前3時半前、伊勢崎市の住宅に3人組の男が押し入り、この家に住む76歳の男性と72歳の妻の口を塞いだあと、手足をコードで縛った上で刃物のようなものを突きつけて、「お金、お金」と脅しました。
警察によりますと、男らは現金と携帯電話を奪って逃げたということです。
夫婦に怪我をなく、自分たちでコードを解いた後、家の固定電話から警察に通報しました。
3人組の男は年齢不詳で目出し帽をかぶり、片言の日本語を話していたということで、警察は強盗事件として行方を捜査しています。
現場はJR伊勢崎駅から南西へ3キロほど離れた人通りが少ない住宅街です。
(2)18日、関越道で多重事故が発生し、月夜野ICから湯沢IC間が通行止めとなりました。
18日午後1時過ぎ、関越自動車道下り線でトラック2台を含む車両10台が絡む事故が発生しました。
新潟県警高速隊によりますと12人が病院へ搬送され、65歳の女性の死亡が確認されました。
残る11人も負傷しましたが、命に別状はありませんでした。
現場は関越トンネル出口から新潟市方向におよそ700メートルの地点で、1台の車両がスピンして止まり、そこに後続車が次々と衝突しました。
この事故で関越道下り線は月夜野ICから湯沢IC間が通行止めとなりました。
桜の開花予想とスポーツ鬼ごっこ
(3)ウェザーニューズが今年の春の桜の開花予想を発表しました。
気象情報会社のウェザーニューズは19日までに今年の春の桜の第1回開花予想を発表しました。
前橋市の標本木の開花日は3月28日で、平年より1日早く、前の年より3日早いと予想しました。
また前橋公園では前の年より6日早い3月26日と見込んでいます。
ウェザーニューズによりますと、昨年12月から今月上旬は断続的に冬型の気圧配置となるため、今月後半も冷え込みが強まる予報のため、花芽の休眠打破が進む見込みです。
また開花時期に影響する3月の気温は関東甲信で平年より高い傾向ですが、開花直前の中旬には曇りの日が多く、開花時期はほぼ平年並みと予想しました。
(4)前橋市で起きた事件で強盗致傷の罪に問われた被告が、起訴内容を一部否認しました。
前橋市内のアパート駐車場で女性の口を塞ぎ財布を奪ったとして、強盗致傷の罪に問われた吉田新一被告54歳の裁判員裁判の初公判が18日までに前橋地裁で行われました。
被告は「強盗ではない」と起訴内容を一部否認、弁護側は傷害と窃盗の罪に当たると主張しました。
検察側は冒頭陳述で、女性の口を手で叩いて塞ぎ財布を奪うまでがおよそ10秒と短時間で行われたと説明。
犯行直前、現場のアパート付近に設置された防犯カメラの角度を変えていたことから、暴行の時点で金品を奪う意思があったと指摘しました。
一方、弁護側は、知人と女性との金銭トラブルについて話し合う目的で訪れたと説明、口を塞いだのは財布を奪うためでなく、大声を制するためだったと訴えました。
(5)伊勢崎市で「スポーツ鬼ごっこ」の体験活動を実施しました。
伊勢崎市青少年育成センターは19日、鬼ごっこを競技化したスポーツ鬼ごっこの体験活動を実施しました。
小学生18人が参加し、講師の指導を受けながら初めての鬼ごっこを楽しみました。
伊勢崎市青少年育成センターの体験事業でスポーツ鬼ごっこを採用するのは初めてで、県内で競技の普及に取り組む「群馬スポーツ鬼ごっこクラブ」のメンバーが指導しました。
7人ずつのチームで試合をし、子どもたちはすぐに競技を楽しめるようになり、作戦を練りながら力を合わせプレーしました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。