群馬県の社会実験
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県は9月17日から3日間、「にぎわい空間」に向けた社会実験を県庁前通りで行います。
県庁-JR前橋駅間と県庁前県民広場を自動運転バスなど、新たな移動手段に対応した空間に作り変える計画に絡んで、県は17日から19日、前橋市の県庁前通りで社会実験を行います。
一部、車両通行を規制し、にぎわい創出のためにテーブルやキッチンカーなどを設置します。
規制による周辺道路への影響などを明らかにし、今後の空間設計に生かす方針です。
17日午前9時から19日午後8時まで、県庁から東に延びる市道の上下線500メートル区間で、外側合わせて2車線を通行止めにし、内側2車線は全ての車両が通行できるとのことです。
また、第2弾として11月19日午前9時から3日間に同じ区間で時間を限定して行う予定です。
(2)許可なしに理容業を営んでいた疑いで、ベトナム国籍の男を逮捕しました。
県警は14日入管難民法違反と理容師法違反の疑いで、前橋に住む24歳のベトナム国籍の男を逮捕しました。
逮捕容疑は2月から9月にかけて前橋の自宅で3回利用し免許がないのに散髪などした疑いです。
調べに対して、男は「髪を切ったことはあるがお金はもらっていない」と否認しています。
県警がSNSのサイバーパトロール中に男が髪を切っている投稿を発見し、捜査していました。
県警は男が1000円で請け負い、多い日で1日15人ほど散髪していたとみて調べています。
(3)中之条町で耕運機に両足を挟まれ83歳の男性が重傷を負いました。
15日午前9時ごろ中之条町の畑で近くに住む83歳の男性が農作業中、耕運機に足を巻き込まれ両足を挫滅するなど全治1ヶ月半の重傷を負いました。
警察によりますと男性は手押し式の耕運機で畑を耕していたところ、何らかの原因で転倒し足を挟まれたとみられています。
警察が詳しい事故原因を調べています。
(4)警察官らを装う電話を受け、35歳の女性が300万円の詐欺被害に遭いました。
桐生署は13日までに、高崎市の飲食店経営の35歳の女性が警察官らを装う嘘の電話を受け、300万円を騙し取られたと発表しました。
詐欺事件として捜査しています。
警察によりますと8月1日午後3時頃、山梨県警の警察官を名乗る人物から女性の携帯電話に「特殊詐欺の犯人の家を家宅捜索したらあなた名義のキャッシュカードが出てきた」などと連絡がありました。
その後、無料通信アプリ「LINE」のビデオ通話機能で警察手帳を示され、「あなたの詐欺容疑について凍結捜査差し押さえ許可状を発付している」と嘘の書類を見せられました。
さらに、警察官を名乗る人物から「身の潔白の証明に口座のお金の捜査が必要」などと言われインターネットバンキング経由で指定された口座に現金を振り込み騙し取られました。
電話は「+」から始まり、末尾が「0110」の番号からかかってきたということです。
中山智春の優勝
(5)チェコで開かれた五目並べの世界選手権で玉村町に住む中山智晴さんが優勝しました。
8月にチェコで開かれた連珠(五目並べ)の世界選手権で、玉村町に住む中山智晴さん33歳が優勝しました。中山さんは中学生の頃、五目並べのネット対戦に熱中したのがきっかけで本格的に連珠を始めました。
2007年に初級者クラスの大会で優勝。その後、国内トップ選手が競い合う名人戦に出場し、2017年に名人位を獲得しました。
個人では2017年の台湾大会で7位、2019年のエストニア大会で4位、2023年トルコ大会で3位と徐々に順位を上げていました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。