群馬県の事故と市長選
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)前橋市の国道17号で車同士が衝突し、男子大学生が重傷を負いました。
13日午後9時ごろ、前橋市元総社町の国道17号の交差点で、前橋市内に住むウズベキスタン国籍の22歳の男子専門学生の乗用車と対向車線を右折してきた高崎市に住む18歳の男子大学生の乗用車が衝突しました。
男子大学生は高崎市内の病院に搬送され、腸出血などの重傷を負いました。
また、男子専門学生は前橋市内の病院に搬送され、胸の骨を折る軽傷を負いました。
事故を目撃した男性が110番通報したということで、警察が詳しい事故原因を調べています。
(2)来年行われる安中市長選、現職の岩井均氏が出馬する意向を固めました。
来年4月22日の任期満了に伴う安中市長選で、現職の岩井均氏61歳が再選を目指して出馬する意向を固めたことが14日分かりました。
市議会9月定例会の一般質問で正式に表明する見通しです。
安中市長選をめぐって出馬の意向が明らかになるのは初めてだということです。
岩井氏は14日の後援会会合で市長選に立候補する考えを伝えました。
岩井氏は県議6期を経て2022年4月の市長選挙に出馬し、現職を破って初当選を果たしました。
(3)消防団員の数が年々減少し、群馬県は過去最少となりました。
総務省消防庁は13日までに全国の消防団員数は4月1日時点で、前年と比べて1.9%減少の73万2223人で過去最少を更新したと発表しました。
群馬県も2.4%減少の1万374人で過去最少だったということです。
全国の入団者の数は3万7757人で、2022年以来の減少となりました。
また退団者の数は5万2215人で、負担の重さから消防団離れが続いているとのことです。
一方、女性は3.1%増加の2万9478人、学生は6.3%増加の7568人でした。
(4)藤岡市の発注工事をめぐる官製談合事件、初公判が16日行われます。
藤岡市の発注工事をめぐる官製談合事件で、いずれも官製談合防止法違反と高契約関係競売入札妨害罪で起訴された
藤岡市前副市長、塚本英夫被告58歳と多野産業前社長、小坂裕一郎被告70歳の初公判が16日、前橋地裁で開かれます。
関係者によりますと、起訴内容は争わない方針とみられ、量刑が最大の争点となる見込みです。
基礎上などによりますと両被告は共謀し、小学校体育館大規模改修工事の一般競争入札にあたり
塚本被告が昨年6月下旬頃に市役所で小坂被告に非公表の最低制限価格を漏らし、7月4日に落札させて公正な入札を妨害したとされています。
塚本被告は事件当時、藤岡市の請負業者選定委員会の委員長の立場でしたが
選定委員会の会合で示されず、通常の職務上では知り得ない最低制限価格を入手し、小坂被告に漏らしたとされています。
(5)競技としての綱引きの魅力を伝えるイベントが伊勢崎市で行われました。
競技としての綱引きの魅力を伝えるイベント「2025つなフェス「それ引け!つなひきスクール」が13日、伊勢崎市のアイオーしんきん伊勢崎アリーナで開かれました。
小中学生を中心におよそ30人が綱引きを通じて交流しました。
日本綱引連盟の指導者と全国大会で優勝経験のあるチームのメンバーが指導し、参加者は綱の持ち方や綱を引く姿勢、腰を使って綱を引く大切さを学びました。
また翌日の14日は、同じ会場で第28回東日本綱引き選手権大会が開かれました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。