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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)選抜高校野球で優勝を果たした健大高崎に、県民栄誉賞が贈られることが決定しました。
山本一太知事は3日、第96回選抜高校野球大会で、県勢初の優勝を果たした健大高崎硬式野球部に対し、県民栄誉賞を授与することを正式に決めたと明らかにしました。
2021年東京オリンピックで金メダルに輝いたソフトボール日本代表の群馬県関係選手らに続く8例目となります。
県民栄誉賞は1994年創設。社会に明るい希望と活力を与え、群馬県の名声を高めるのに顕著な功績があった人らが対象となっています。
(2)桐生の生活保費問題損害賠償を求め、市を提訴しました。
桐生市の生活保費が一部不支給だった問題で、受給者の60代男性と50代男性は3日、対応が違法だったとして市に対し損害賠償55万円を求め、
前橋地裁に提訴しました。訴状によると、市は昨年8月、60代男性に対し月額7万1460円の生活補助費を支給する決定をしましたが、毎日求職活動をすることを条件とした上で、
1日当たり1000円を手渡し、合わせて3万8000円しか支給しませんでした。昨年5月に支給が決まった50代男性に対しても満額を支給していなかったと指摘しています。
市はこれまで60代男性の支給について「求職は条件ではなく、同意を得て補助費を管理していた」と説明しています。
(3)群馬県内で先月31日までの1週間に確認された1医療機関当たりのインフルエンザ患者数は20.54人と2週連続減少しました。
県衛生環境研究所にいますと、インフルエンザの患者数は先月25日から31日までの1週間で1医療機関当たりの平均が20.54人と、前の週より2.03人減り2週連続減少しました。
保健所の管内別では藤岡が32人、伊勢崎が31人、富岡が29.67人などとなっています。
県内の指定医療機関から報告があった患者数は合わせて1,725人で、年代別では実際未満が807人と最も多く、次に10代が658人となっています。
県は引き続き、県内全域にインフルエンザ警報を発令し、こまめな手洗いなど基本的な感染対策を継続するよう呼びかけています。
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(4)桐生市の1,914人分の健診記録が、路上運搬中に落下したことが分かりました。
桐生市は3日、市が実施する健診「新わたらせ健康検査」の記録表と受診券1,914人分を廃棄するため、トラックで運んでいた際、書類の入った段ボール1箱が落下し、道路上で一時、書類が閲覧できる状態になっていたと発表しました。
市民から連絡を受け、23日午前に段ボールを回収しました。
現在まで情報流出や不正利用は確認されておらず、市は該当する市民に対し謝罪と説明の文書を送付しました。
(5)群馬県民の花見予算、過去6年で最多の2,706円となりました。
気象情報会社ウェザーニュースは3日までに、県民が今年春の花見にかける平均予算は、新型コロナウイルス感染症拡大以前の2019年を含む過去6年で最多となる2,706円に上ったと結果を発表しました。
花見に行くと答えた県民は、過半数の53.4%となっています。
県民の平均予算は、19年に1,904円となっており、コロナ禍が始まった20年には1,203円、21年には1,012円と落ち込みましたが、22年、2,491円と急上昇し、今年は過去最多の2,706円となりました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。