食育への関心の低下
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年度の県民意識調査で、食育への関心が薄くなっていることが明らかになりました。
群馬県民の食育への関心が低下傾向にあることが、2024年度、食育に関する県民意識調査で浮き彫りとなりました。
調査結果によると、食育に「関心がある」と答えた人は、前回調査に比べ10.6ポイント減り67.4%で、目標の「90%以上」を下回りました。
また、朝食を「ほとんど毎日食べる」と回答したのは14.6ポイント減り70.1%となりました。
特に20から39歳の若い世代で「ほとんど食べない」とした男性は19.6%、女性は18.8%で、いずれも10%以下に抑える目標を達成できませんでした。
一方、郷土・伝統料理について「よく知っている」 「知っている」と回答した人は、合わせて41.9%で5.3ポイント減りました。
ただ、20代で「よく知っている」と回答した割合は9.4ポイント増え12%と低水準ながら改善が見られました。
(2)群馬県の紅葉予想、北部では10月11日ごろからの予想です。
気象情報会社「ウェザーニューズ」が23日までに発表した今年秋の紅葉見頃予想によりますと、群馬県は北部を中心に10月11日ごろから見ごろを迎え始め、
遅いところで12月1日ごろとの予想となりました。
ウェザーニューズによると今年秋も全国的に暖かい空気に終わりやすく、平均気温は高い傾向で、気温が高いと葉の色づきは遅くなりますが、
晴れた日の朝晩は地面の熱が上空に放出される放射冷却によって、葉の色づきに必要な気温低下が見込めるため、
見ごろは広い範囲で平年並みかやや遅くなるとみられています。
(3)伊勢崎の57歳女性が還付金詐欺で137万円の被害に遭いました。
伊勢崎署は23日までに57歳女性が国民年金機構職員などをかたる嘘の電話を受け、およそ137万8000円を騙し取られたと発表しました。
警察によると、6日の午前10時ごろ、女性宅に機構職員らをよそう男から「払いすぎた年金があり、還付金を受け取れる。ATMに向かってほしい」などと嘘の電話がありました。
女性は午後2時ごろまでに、銀行職員を装う男から支持されるまま、ATMで3回にわたり現金を振り込み、騙し取られたということです。
(4)伊勢崎市の今泉町・八幡宮でヒガンバナが見頃を迎えています。
ヒガンバナを見る会が23日、伊勢崎市の八幡宮と隣接する今泉町1丁目区会議所で開かれました。
150人を超える住民らが花をめでつつ、音楽を鑑賞したり、茶と菓子を味わったりしました。
共に伊勢崎市在住でピアニストの高橋操さんとチェロ愛好家の高川絵里さんによるコンサートでは、
「優しさに包まれたなら」や「少年時代」などが演奏されました。
境内に植えられた1万株以上のヒガンバナを知ってもらいたいと、八幡宮が主催したもので、ヒガンバナは今月いっぱいまで楽しめるということです。
(5)救急法や手術を学んでほしいと、前橋で「ぐんま赤十字フェスタ」が行われました。
県内の赤十字4施設によるイベント、「ぐんま赤十字フェスタ」が23日、前橋の「けやきウォーク前橋」で初めて開かれました。
救急法や手術の体験、講演などを通じて大勢の親子連れが赤十字の活動を楽しく学びました。
イベントでは心肺蘇生やAEDを使った救急法の体験が行われ、救急指導員が傷病者の発見時からAEDによる処置まで順を追って説明などをしました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。