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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県内の路線価が発表され、32年連続下落となりました。
関東信越国税局は1日、相続税や贈与税の算定基準となる2024年1月1日時点の県内路線価を発表しました。
対前年変動率は平均-0.5%となり、下落幅は前の年に比べ0.2ポイント縮小したものの、人口減などの影響で32年連続の下落となりました。
県内の最高路線価は、前橋が中心街の再整備などを背景に、1992年以来32年ぶりに上昇しました。
(2)伊勢崎で引き逃げ事故。89歳女性が重傷となっています。
1日午前1時35分ごろ、伊勢崎市長沼町の県道八斗島境線を歩いていた斉藤まちこさん、89歳が車に跳ねられました。
斉藤さんはこの事故により、右大腿骨を折る重傷となっています。
警察によりますと、現場は片側1車線で、車はそのまま逃走しており、目撃者から「引き逃げではないか」と110番の通報がありました。
伊勢崎署は引き逃げ事件として捜査を行っています。
(3)沼田の小学校で児童の口にテープを貼ったとして謝罪をしました。
沼田市の小学校で低学年の担任教諭が、クラスの児童1人の口を一時テープで塞いでいたことが1日分かりました。
沼田市教育委員会によりますと、担任は授業に集中していなかった児童を複数回注意しましたが、改善が見られなかったため、数秒間口をテープで塞いだということです。
(4)2019年閉店、プロムナート両水玉村店の跡地に新スーパーが開業を調整しています。
群馬県玉村町福島で営業していたスーパー、プロムナート両水玉村店の跡地を巡り、別のスーパーが2027年春の開業に向けて調整していることが分かりました。
複数の関係者に言いますと、埼玉県に本社を置くヤオコー系のスーパーが進出する見込みです。
プロムナート両水玉村店は、両毛水産が経営し、2019年8月に閉店。
国道354号と県道藤岡大胡線が交差する場所で、中心市街地や町文化センター周辺でおよそ700人が暮らす住宅団地に近い立地となります。
街は地域活性化に向け、20年秋ごろから県や企業などに相談し、使い道を模索していました。
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(5)群馬県内6月の企業倒産は11件となり、負債総額29億6800万円となりました。
帝国レーダーバンク群馬支店の集計によりますと、6月の群馬県内企業倒産は前の年の同じ月に比べ3件増え11件、負債総額は合わせて29億6800万円となりました。
半年間の累計では5件増え65件に達し、高いペースが続いています。
負債額が最も大きかったのは、建築工事の太田市の金谷計画が11億800万円、次に伊勢崎市の自動車内外装品製造のサンクラフトが8億7600万円と続いています。
群馬支店によりますと、倒産が続く背景に、歴史的な円安、円安に伴う物価高やエネルギーコストの上昇、人手不足や賃上げなどがあるとして、状況を「注視する必要がある」としています。
(6)酒気帯びた状態で車を運転し事故を起こしたとして、伊勢崎の43歳男が逮捕されました。
伊勢崎署は1日、酒を運転の疑いで、伊勢崎市茂呂町の自営業、山田大輔容疑者43歳を現行犯逮捕しました。
警察によりますと、1日午前4時ごろ、伊勢崎市本町の市道で酒に酔った状態で乗用車を運転、
コインパーキングから車で出ようとした後、バックしてパーキング内の乗用車2台に衝突をしました。
パトロール中の署員が事故を目撃し、声を掛けて発覚しました。
当時、山田容疑者は立っていられないような泥酔状態だったということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。