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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)新紙幣、今日から発行となります。
新しい紙幣の発行が3日から始まります。
1万円札は、日本の資本主義の父とされ、 富岡製糸場の設立に関わるなど、
群馬県とも縁が深い、実業家の渋沢栄一。
5千円札は、女性の地位向上に尽力した教育家の津田梅子。
破傷風の治療法を確立した微生物学者の北里柴三郎。 それぞれが顔になります。
紙幣の刷新は、2004年以来20年ぶりで、 偽造防止と使いやすさの向上が狙いということです。
(2)県内の住宅、23年度着工、過去60年で最小となりました。
県内での2023年度に新たに着工した一戸建てや マンションなどの住宅の個数は9935戸で、
過去60年間で最も少なかったことが、国土交通省のまとめで分かりました。
1万戸を割るのはコロナ禍で着工が止まるなど、影響が大きかった20年度以来。
反動で21年、22年度は増えましたが、 3年ぶりに減少しました。
資材や人件費の高騰による住宅価格の値上がりなどを受け、 購入に二の足を踏んでいる人が多いとみられています。
専門家からは人口や世帯数、生産年齢人口の減少などで、 今後も長期的に右肩下がりの状況が続くとの指摘があるということです。
(3)先月3日、前橋の雹、農作物被害7566万円となりました。
6月3日に前橋市内で振った雹による農作物被害について、 県は2日、被害総額7566万円、被害面積21.1ヘクタールとする 確定報告を発表しました。
群馬県農漁業災害対策特別措置条例を適用し、平年比3割以上の減少が見込まれる農家に対し、 作物回復などにかかった費用を市と連携し助成する方針です。
県によりますと、農作物別では葉が破けるなどした赤シソの被害が最も大きく、 被害額は3177万円で、全体の4割以上を占めました。
県は、近年は異常気象が頻発していることから保険に加入するなど、 被害の備えを整えてほしいとしています。
(4)窃盗未遂などの疑いでベトナム人4人が再逮捕されました。
空き巣を狙った窃盗被害に絡み、県警捜査3課や伊勢崎署などの合同捜査班は2日、 邸宅侵入や窃盗未遂などの疑いで、伊勢崎市長沼町のドン・バン・フン容疑者29歳ら、 無職のベトナム人国籍の男4人を再逮捕しました。
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逮捕はいずれも4回目。フン容疑者ほか3名は住居侵入と窃盗の疑いがそれぞれ持たれています。
捜査班は捜査に支障が出るとして、4人の認否を明らかにしていません。
4人はいずれも在留資格がなく、4月15日以降、入管難民法違反や大麻取締法などの容疑で逮捕されています。
(5)トットちゃんの校長 小林宗作さんの功績を讃えることが分かりました。
音楽教育法「リトミック」を日本に広めた東吾妻町の出身、幼児教育研究家の小林宗作さんの功績を讃えようと、
吾妻町の有志が2日までに顕彰会を立ち上げました。
俳優の黒柳徹子さんのベストセラーで、自伝的小説『窓ぎわのトットちゃん』に書かれた
トモエ学園の校長先生として知られる小林さんの理念を発信するとともに、
ゆかりの教育機関との交流事業に取り組んで地域活性化につなげるということです。
ニュースをお伝えしました。