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群馬県のニュースをお伝えします。
(1)県新年度予算案、子育て・新産業に重点を置くことが分かりました。
山本一太知事は4日、2025年度一般会計・当初予算案を発表しました。
県税収入の大幅な増加などで、前年度比3.4%増え、コロナ禍の23年、22年度に次ぐ3番目の規模となっています。
「こどもまんなか推進」 「新産業加速」を上げ、子育て支援の充実やデジタルクリエーティブ産業創出などに重点を配分しました。
「子育て圧倒的ナンバーワンに向けた具体的な事業を盛り込み、新産業の創出にも大きな一歩を踏み出す」と強調したということです。
(2)県は踏切で「第1種」の転換へ補助をしていきます。
遮断機や警報機のない「第4種踏切」をなくすため、県は新年度、遮断機と警報機のある「第1種踏切」に転換する鉄道事業者に工事費と補助する制度を新設していきます。
第1種踏切への切り替えでは、国や市町村が工事費の6分の5を補助する制度がありますが、経営が厳しい事業者の負担をなくすことで、切り替えの円滑化を図ります。
県交通イノベーション推進課によりますと、県内に74カ所あった第4種踏切のうち、19カ所が廃止済み、または廃止予定、また、上信電鉄などの踏切5カ所が見込みを含め、第1種に転換を予定しているということです。
(3)インフルエンザが警報解除となりました。
県は4日、県内85カ所の定点医療機関から週ごとに報告されるインフルエンザの患者数が終息基準値を下回ったとして、発令中だった警報を解除したと発表しました。
1月27日から2月2日の患者数は、全周比33.4%減の1機関あたり8.9人でした。
警報は1機関あたりの患者数が30人を超えると発令されます。県内では去年12月24日に発令、1月中旬以降は減少傾向にありました。
幼稚園や小中高校の学年・学級閉鎖は、13の市・町の27校40クラスで報告されたということです。
(4)公立高校入学者選抜、志願倍率は1.01倍となっています。
県内公立高校の2025年度入学者選抜で、県教育委員会は4日、全日制・フレックススクールおよそ63校の志願状況を発表しました。
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志願者数は1万1525人で、応募定員に対する志願倍率は1.01倍です。
学校別倍率は高崎・高崎商業・前橋女子・前橋工業・市立前橋の順に高かったということです。
合格発表は3月5日となっています。
(5)新品種のイチゴ開発で、県は「RG1」 「RG3」の発表がありました。
県産イチゴの開発に取り組む県は4日、新品種の「群馬IRG1」と「群馬IRG3」の特性を発表しました。
いずれも主力品種の「やよいひめ」より収穫開始が早く、味や香りも甘く仕上がったということです。
2027年度の本格収穫を目指します。
県によりますと、両品種はやよいひめをベースに開発、収穫が早いため農家の労力分散や経営安定につながるといいます。
県は「やよいひめにRG1とRG3を組み合わせて、群馬県のイチゴの生産振興につなげたい」と話しています。
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