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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)空き家に侵入して着物などを盗んだとして、伊勢崎署は2日までに、住居侵入と窃盗の疑いで、住所不定、無職、前田隆幸容疑者52歳を再逮捕しました。
再逮捕容疑は昨年9月2日から1月3日にかけて、横浜市の専門学校の56歳の女性教員が管理する伊勢崎市内の空き家に侵入し、着物やネックレス、商品券などおよそ56点(時価合計およそ89万円相当)を盗んだ疑いです。
伊勢崎署によりますと、「空き家に入って泥棒したことは間違いないが、着物は盗んでいない」と容疑を一部否認しているということです。
被害に気づいた女性が1月、伊勢崎署に被害届を提出しました。
前田容疑者は別の空き家に侵入したとして、住居侵入容疑で4月12日に逮捕されていました。
同様の犯行をほのめかしており、伊勢崎署が裏付け捜査を進めています。
(2)2日午前9時半ごろ、玉村町上福島の「タマムラデリカ」第二工場の荷物搬出入口付近で、玉村町上飯島のタマムラデリカ社員、山崎秋晴さん37歳がフォークリフトにひかれ、左足の骨を折る重傷を負いました。
伊勢崎署によりますと、山崎さんはタマムラデリカの56歳の男性社員とフォークリフトで工場のごみが入ったカートを運んでいました。
カートが動かないように抑えていたところ、フォークリフトにひかれたということです。伊勢崎署が事故原因を調べています。
(3)高崎市の遮断機と警報機がない「第4種踏切」で9歳の女の子が列車に跳ねられて死亡した事故を受け、
高崎市は、この現場を含めた市内4カ所の踏切の危険性が高いとして、早ければ来年度にも遮断機と警報機が共にある「第1種踏切」に切り替える方針を明らかにしました。
この方針は高崎市の富岡賢治市長が2日の定例会見で明らかにしたものです。
高崎市の上信電鉄の遮断機と警報機がない「第4種踏切」で先月、9歳の女の子が列車に跳ねられて死亡した事故を受け、
高崎市は市内に21カ所ある「第4種踏切」をすべて廃止する方針を決め、来年度以降、5年かけて必要な予算を確保することにしていました。
これに関連して富岡市長は会見で、今回の事故現場を含めた4カ所では、上信電鉄との協議の結果、
利用者が多く危険性が特に高いと判断し、速やかな対応が必要だとして、遮断機と警報機が共にある「第1種踏切」に切り替える方針を決めたことを明らかにしました。
費用は上信電鉄に求めず、国の補助金も活用して市が負担するということで、すでに行った補助金の申請が認められた場合、
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来年度にも切り替え工事が行われるということです。
(4)前橋市は2日、79の個人と法人に対し、固定資産税と都市計画税合わせて計およそ309万円を過大に課税していたと発表しました。
税額を決める際に必要な前の年度の課税標準額を誤ったことが原因です。
対象者には、第2期以降の納付で差額を調整したり、1年分を納付した2人には還付したりします。
前橋市の小川晶市長は「納税者の皆さまに多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと、心からおわび申し上げます」とコメントしました。
対象者へは2日付でお詫びの文書などを郵送したということです。
(5)第96回選抜高校野球大会で県勢初の優勝を果たした健大高崎高校硬式野球部に対する県民栄誉賞の顕彰式が2日、高崎市の健大高崎高校グラウンドで開かれました。
山本一太知事が、箱山遥人主将らに顕彰状などを手渡し「大きな夢と感動を与えてくれた」とたたえました。
青柳博文監督は「群馬の皆さまに応援してもらい優勝できた。この賞に恥じないよう、今後も高校生らしく爽やかな野球部をつくっていく」とあいさつしました。
箱山主将は「今度は夏の優勝旗を群馬に持って帰り、またこのような賞を頂けるような活躍をしていきたい」と次を見据えました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。