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2025-08-15 05:01

2025年8月15日 いせさきFMニュース

8月15日 いせさきFMニュース

(1)桐生新庁舎建設を巡る事件で国内6例目の司法取引

(2)群大など、糖尿病で新たな仕組みを解明

(3)4~10日、県内の熱中症搬送195人

(4)伊勢崎市図書館で戦後復興をたどる企画展

(5)伊勢崎市ふくしプラザ、戦時下の300点展示

サマリー

群馬県では、桐生市役所の新庁舎建設に関連する司法取引が明らかになり、糖尿病に関する新たな治療法の研究が進展しています。また、伊勢崎市では戦後80年を記念した展示会やイベントが開催されています。

桐生市役所の司法取引
群馬県のニュースをお伝えします。                             (1)桐生市役所の新庁舎建設をめぐる一連の事件で、捜査協力の見返りに自らの刑事処分を軽くする司法取引が成立していたことが、14日分かりました。
関係者によりますと、落札業者とは別の業者側が桐生市区選出の県議、相沢崇文容疑者49歳らの関与を供述する代わりに、立件が見送られた模様です。
国内での司法取引は6例目とみられます。 事件では、埼玉・群馬両県系の合同捜査本部が6月、新庁舎建設工事の入札で公正な競争を妨げたとして、
いずれも公競売入札妨害の疑いで、相沢容疑者と、工事を落札した共同企業体の代表企業、関東建設工業の社員らを逮捕しました。
(2)糖尿病の発症や進行に関わるホルモン「グルカゴン」を生成する膵臓のα細胞について、群馬大生態調節研究所の研究グループは14日までに、
グルカゴンの分泌抑制など、糖尿病に関わる新たな2つの仕組みを解明したと発表しました。
群馬大によりますと、これらの研究成果を応用すれば、α細胞の機能を調節してグルカゴン分泌を抑制するという新たな治療法の開発につなげられるということです。
(3)総務省消防庁は14日までに、熱中症により今月4日から10日に県内で195人が救急搬送されたと発表しました。
このうち12人が3週間以上の入院が必要な重症と診断されました。
今年の1週間あたりの重症者数としては、6月16日から22日の14人に次いで多かったということです。
短期の入院が必要な中等症は104人でした。
年齢別では65歳以上の高齢者が108人で半数を超えました。
次いで18歳以上65歳未満の成人が74人、7歳以上18歳未満の少年が12人でした。
7歳未満の乳幼児も1人いました。
発生場所は敷地内を含む「住居」が105人と最多。
「仕事場」のうち道路工事の現場や工場などは26人、歩道などの「道路」も22人だったということです。
伊勢崎市の戦後80年イベント
(4)戦後80年に合わせ、伊勢崎市は31日まで、伊勢崎市図書館で企画展示「行政資料が語るいせさきの戦後復興」を開いています。
伊勢崎市に残る行政文書を通し、1945年(昭和20年)の終戦後、市が復興に向けて歩んだ様子を紹介する他、紙芝居による伊勢崎空襲を語る会や映画の上映会を開催します。
17日午後2時からは「戦後80年 紙芝居で語る伊勢崎空襲」を開きます。
紙芝居の上演や伊勢崎空襲の記憶を語るDVDの上映、空襲体験者を招いた座談会などを行います。
関連イベントとして20日に映画「あゝひめゆりの塔」を午後2時から上映します。
(5)伊勢崎空襲から80年となる14日、伊勢崎市のふくしプラザで「第14回佐波・伊勢崎戦争と平和展」が始まりました。
戦時下の人々の暮らしを物語る日用品の写真などおよそ300点を展示しています。
15日までです。主催した実行委員会の小矢野敏雄委員長80歳は
「戦後80年の今年は社会における戦争への関心が高まっている。私たちの務めは、来年以降もこの展示を続けていくことだ」と話しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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