1. FishPod -釣り場で活かせる、釣り話-
  2. 20.アフターシーズンの藻場メ..
2024-01-28 12:55

20.アフターシーズンの藻場メバリング(初心者向け)

アフター(産卵後)シーズンの藻場メバルについて、山陰エリア、若狭湾エリアで普段している釣り方をお話ししてみました。 【Googleフォーム:おたよりはコチラからお願いします。】 https://forms.gle/b6NmWPnHCjRTYFLq7 【Xアカウント】 https://twitter.com/fishpod_roku6 【Instagram】 instagram.com/fishpod_roku?igshid=MjEwN2IyYWYwYw==

【コーヒーの差し入れ(100円のご支援)はコチラ】

https://buy.stripe.com/3cs6qr0Jw8xo74sdQS

番組制作の励みになりますので、よろしければ応援よろしくお願いします!


【使用楽曲等】 曲名 『Reflection』 作曲 RYU ITO  https://ryu110.com/


サマリー

山陰エリアや若狭湾のエリアを前提に、アフターシーズンのメバリングについてご紹介しています。フロートリグを使った釣り方やタックルの選び方、ポイントの補足などを説明しています。アフターシーズンの藻場メバリングに関しては、ジグヘッドの重さやタックルバランスの調整、フロートリグの利点、小型のメバルの釣り方について解説しています。

アフターシーズンのメバリング
お聞きくださりありがとうございます。 今日は、アフターシーズンのメバリングという内容でお話をしていきます。
さて、アフターとは?ですが、ブラックバスでもアフターと呼ばれますが、いわゆる産卵後のタイミングで、これは地域にもよりますし、個体差もかなりあるんですが、
産院だとだいたい1月の下旬、長いと3月いっぱいぐらいまでが、このアフターシーズンになってきます。
この時期のメバルはあまり動かなくなっていて、餌も比較的捕らえやすい小型の網類などが中心になってきます。
この時期の釣り人側のメリットを挙げるとすれば、特に大きなメバルを釣る場合は、他のシーズンと比べてベイトフィッシュに依存しない。
それよりはどちらかというと場所とか地形に依存する割合が増えるので、毎年安定して同じ場所で釣れるということが挙げられると思います。
ただ、バイトが非常に小さく、一瞬何かに引っかかったのかと勘違いするのが、このアフターシーズンの釣れ方の特徴です。
この動かないメバルをどうやって釣るか。いくつか自分なりの方法はありますが、
大きくはジグヘッド単体で釣る方法、網パターンに対応するプラグで釣る方法、フロートリグで釣る方法というのがあると思います。
今回は初心者でも比較的ありやすいフロートリグを使った方法をご紹介していきます。
前提として、産卵に絡むようなおおむね20センチ前後よりも大きい個体を狙うことを前提に説明をさせていただきます。
また場所によってはこの釣り方でシャクメバルも釣れるので、なんとかシャクメバルを釣りたいという方も注目して聞いていただきたいなと思います。
またお話しするのは私が普段メインとしている山陰エリアや若狭湾のエリアというのを前提にお話をすることでご利用いただけたらなと思いますが、
他のエリアでも十分応用できると思いますのでぜひ試していただきたいなと思います。
使用するタックルですがロッドはメバルロッドのMLクラス、できれば10から15gぐらいまで投げられるサオが良いと思います。
もしくは柔らかめのチニングロッドとかエギングロッド、シーバースロッドで代用しても良いです。
メインラインはPラインの0.45から0.65くらい。リーダーは2合以上を推奨します。
釣り方は後で説明をするんですが、模に引っ掛けながら釣りをするので仕掛けをロストしないように強引に模ごと引きずり出せるやや強めのラインがお勧めです。
ジグヘッドは0.3から1gぐらいを準備すれば基本的にはOKかと思います。
比較的大きめのメバルを狙うということと、あと模を回避する必要があるのでどちらかというとフックの形状は気にしています。
具体的には例えばアジングに使うようなオープンゲープという針が外側に開いているようなものだと模に引っ掛かりやすくなってしまうので個人的にはお勧めしません。
どちらかというとストレートゲープと呼ばれるシャンクと針先が平行になっているものだったり、あるいは少し眠っている針ぐらいを使う方が良いと思います。
仮にバイトがあってフッキングに至らなかったとしても針先が魚の口に触れていなければ少し時間を空けるだけでまた食ってきてくれたりするのでこのあたりは非常に大事かなと思います。
フロートリグの使い方
個人的に使っているのはアルカジックジャパンのラウンドロックというジグヘッドをよく使っています。
ワームについてはあまり個人的には大きさや形状気にしないんですけれども大きさで言うとだいたい1.5インチから2.5インチぐらいまでの間の長さのワームで
シャッド系というお尻をブリブリ振るタイプのワームよりはどちらかというと動きの控えめな、例えばピンテール系のワームが良いと思います。
基本となる釣り場は潮通しが良いモバです。 個人的なおすすめとしてはもう少し具体的に言うとホンダワラが海面下10センチから1メーターぐらいのところに生えている
岩場混じりのサーフとかゴルダ浜のようなエリアなど非常にやりやすいと思います。 このホンダワラというのは濃い茶色でやや大きめのヒジキみたいな海藻で
ところどころ球体の袋がついている全国的によく見られる海藻だと思います。 三陸海岸を除く本州沿岸に全体的によく生えているようです。
細長くて適度にちぎれやすいので、万が一引っかかっても外れやすかったり、強引に引っ張ればちぎれて仕掛けは回収できたりするので、好んでこのホンダワラが生えているエリアを探しています。
もう少しだけポイントの補足をすると、サインエリアに限るんですが、潮通しが良いと言ってもあまり外洋に直接面していると、特に冬の北風シーズンは荒れると海藻が流れてしまうことが多いので、そういったところは常に海藻がある場所と比べて、こういった海藻に依存しているメバルが少ない傾向を個人的には感じています。
そのため、少し湾内に入っていて波が直接は当たらない場所というのを意識的に探すことがこのシーズンの長過につながるのかなと思います。
もちろん外洋に面していても不思議とメバルがついているところはあったりはするんですけれども。
それから、比較的浅いところにホンダワラが生えているところと言いましたが、一方で海面にもうもが出てしまっているようなところだと引っかかりすぎてストレスを感じるので、
例えば手前側だけ海面にもが出ているだけなら急いで回収すればですね回避できるんですけれども、フルキャストした先で海藻が海面に出てしまっているようなポイントっていうのは避けた方が無難かと思います。
それから常夜灯などの明かりですけれども、この時期に関しては個人的に常夜灯はあまり気にしません。
真っ暗闇の中でも海藻があればじっくり狙ったりします。
こういった常夜灯があるエリアというのは、もっとベイトフィッシュに依存するシーズンが強いと思います。
さて釣り方ですが、釣り方は非常にシンプルでフロートリグをフルキャストして、沈んでいるジグヘッド部分をモニ当てながら超スローに巻いてくるだけです。
具体的なリールの巻きスピードはですね、私の場合ハイギアを常に使っているんですけれども、
一巻80センチのハイギアでハンドル1回転を5秒ぐらいかけてやる。ハンドル1回転5秒前後ぐらいを基準にしていますし、もっと遅い時もあります。
このハンドル1回転5秒前後という速さで巻き続けて、いくつかポイントがあるんですが、一つはモニ当たっている感触が分かること。
二つ目が、モニ当たってジグヘッドが引っかかった後、同じスピードで巻き続けているだけで自然と木からポロッと外れること。
こういったことを非常に大事にしています。 最初に言ったモニ当たっている感覚というのは、リーリングしているとティップとか、
あるいはリールを巻く手に階層の重さが加わる感覚で、これは慣れしかないかなと思うんですが、リールを巻く手の感覚の方に集中していれば、
きっと階層を重ねると分かるようになると思います。 さてこの吊り方でチョーカーを分けるのは何かというと、リーダーの長さとジグヘッドの重さ。
これを最適な重さや長さに調整するということです。 まずリーダーの長さはモの長さに合わせて調整をします。
しっかりとモに当てるには長い方がいいんですが、あまり長いと扱いにくかったり、モに引っかかりやすかったりしますので、
ジグヘッドの重さとタックルバランスの調整
個人的には60センチから1メーターぐらい取る場合が多いかなと思います。 ジグヘッドの重さはだいたい0.5グラムぐらいから入って、
引っかかりが弱いなぁと感じたら重くして、引っかかりすぎるなという場合は軽くしていきます。 またうねりがある場合というのは基本的に重たくする方向で調整をします。
これで色々調整をしながら、超スローに巻きながらモに当たっている感覚と、モに当たったジグヘッドが引っかかった後スムーズに外れる感覚
というのを感じられるように調整をしていきます。 言葉にすると小難しいんですが、実際にやっていることは超スローに巻くだけなので、一度ポイントと
タックルバランスが合えば連発することも多いです。 だいたいこの時期のバイトの出方で多いのは、
普段のように明確に吸い込んでくる感覚が手元に伝わるバイトというのはほとんどなくてですね、
巻いているリールが重くなって、一瞬階層に引っかかったのかなと勘違いするんですが、 そのまま巻き続けていくとどこかのタイミングで引き始めて、
ああ魚かという感じで合わせを入れるという、最初はそんな釣れ方が多いのかなと思いますし、 個人的にはそれで正解かなと思います。
無理にバイトを感じて合わせを入れるとこの時期すっぽ抜けてしまうことも多くてですね、 どちらかというとしっかり乗って一回こうグングンという魚の引きっていうのが明確に感じられたタイミングで
ゆったりと合わせを入れるという方がしっかりかかるのかなというふうに思います。 そしてかけた後の留意点としては、まずモがすぐ近くにある状態でかけるというのが
普段のシーズンと違うところかなと思います。 また手前はモがびっしりなことが多いので、場所によってはかなり強引に巻き続けることが必要になっていきます。
個人的な傾向としても、このアフターシーズンが明けると必要以上にファイトが強引になっていることを自分自身で感じたりします。
が、一方でそのぐらいやらないと取れない場所もあるということなので、ちょっと意識してみてください。
フロートリグの利点と小型メバルの釣り方
さて、なぜフロートリグを進めるのかという話なんですけれども、これはフロートリグの構造上ですね、 ジグヘッドを軽くできる上に、ジグヘッド部分は常にフロートがある方向に引っ張られる
つまり上方向ですね、引っ張られているので、階層に適度に当てつつも根がかりを回避する必要があるという、この釣りに非常に向いているリグだと思っているからです。
また飛距離が出るので、とにかく一度感覚をつかむまでの間は飛距離は正義かなと思います。
ジグヘッド単体で近距離で釣れるポイントというのはもちろんあるんですが、 これは感覚的にもう一段高いレベルのポイント選定というのが必要になってくるので、
初心者のうちはとにかくシャローエリアで飛ばしてみるということを意識してみてください。 そしてフロートリグで釣れた場所から、
これぐらいの引き抵抗とか、階層への引っかかりぐらいの場所で釣れるんだという感覚を体でつかんで、徐々にステップアップしていくというのが良いやり方の一つだと思います。
さてここまでフロートリグで比較的大型の個体を釣る釣り方をお話ししてきましたが、 一方で散乱に絡まない、例えば15センチ以下ぐらいの小型の個体だと、漁港で普通に釣れたりもします。
こちらを狙う場合は、こんなスローな釣りをしなくてもですね、 小さめのプラグとか1g前後のジグヘッドで普段通りスローに巻いてくるだけで、同じ釣れ方で釣れたりもしますので、
手軽にやりたいなという場合は、この時期は素直に漁港で小型のメバルをありきって釣るという方法でも十分に楽しめると思います。
ということで今回はアフターシーズンのメバリングという内容でお話をしていきました。 最初にも言いましたが、このシーズンは場所や地形に依存する個体が増えるので、
良いポイントを開拓すれば、毎年安定して同じ場所で釣れやすいというメリットがあります。 寒いので人間側もなかなかタフなシーズンなんですが、
ぜひ引き出しの一つに加えていただけると、また楽しみの幅が広がるかなと思いますので、 ぜひ皆さんも試してみてください。
この番組は次の知識・ノウハウを定期的に発信しています。番組AXをフォローいただけると更新した際にいち早く通知が届きます。
番組制作の励みにもなりますので、ぜひぜひフォローよろしくお願いします。 また感想などありましたら概要欄のフォームか私のインスタグラムのメッセージからお願いします。
ではお聞きくださりありがとうございました。
12:55

コメント

スクロール