2025-06-09 15:08

#248 学生ロボコン2025を観戦しました

学生ロボコンのアーカイブ

学生ロボコンの放送

7/21 - NHKにて放送

サマリー

日本の学生ロボコンでは、2025年の大会がNHKで開催され、大学生たちがロボットを使ってバスケットボールの試合を行います。この大会は毎年ルールが変わるため、新しいアイデアや技術が試される場となっており、多様な思考の形成が促されています。学生ロボコン2025の大会に参加する者たちは、高いパフォーマンスを目指して情熱を注いでいます。大会では納期の厳しさや企業での経験がどのように役立つかが語られ、ロボコンの重要性が再認識されています。

学生ロボコンの紹介
明日のファクトリーオートメーションにようこそ。メインパーソナリティの高橋です。よろしくお願いします。本日は一人会です。
今日、6月の8日ですね。今、夜の9時43分ぐらいなんですけど、今日はNHKの学生ロボコンというロボットコンテストをですね、
これがちょっとあって、僕、もともと学生ロボコンをやってた出身者なんですけど、なんで今日はずっとYouTubeのライブストリーミングでそれを見てました。
これがやっぱり面白くて、その話をちょっと熱狂したいなというふうに思いました。
この学生ロボコンがですね、1990年ぐらいからずっとNHKで続いていて、もしかしたら皆さんも年末ですね、
11月ぐらいにテレビとかでNHKロボットコンテストやってるなみたいな、もしかしたら見たことある人もいると思うんですよ。
ロボコンって何なのかっていうと、学生がですね、高校先生であったり高校生、大学生、いろんなパターンあるんですけど、
今回は大学生ですね。大学生があるルールにのっとって、自作のロボットを作ってですね、それが大会側が設定したあるお題ですね。
例えばどこかに箱を積み上げるとか、ロボットを戦わせるとか、こういうことをいろいろやって勝負して、
最終的にはそのトーナメントの一番勝ち上がった優勝者を決めて、その人たちがアジア太平洋大会っていうものに行ってるというですね、
30年ぐらい続いてる優勝たたしい歴史のあるロボットコンテストなんですけど、日本の中で。
2025年版ですね。これが開催されたというところで、そのライブストリーミングっていうのを今日見てました。
バスケットボールルールの説明
今回がですね、ロボットバスケットボールっていうね、そのまんまロボットが2対2でバスケをするという。
だからが、ロボットをやってる身からしてはとんでもないことをやってるなというふうなやつでですね、非常に面白かったですね。
これYouTubeのライブストリーミング、さっき見たらアーカイブ残ってたので、多分皆さんまだ見ることできると思います。
概要欄の方にURL貼っときますので、ぜひ皆さん見てください。
このバスケットボール、NHKの番組作りの一環としてやってるところあるので、今後これをまとめたNHKのテレビ放送があります。
これもやっぱりかなり面白いので、皆さん見ていただきたいなと。
日付が7月の21日、海の日ですね。
毎年海の日の朝10時から11時までの1時間番組なんで、もしロボットコン見たことないよっていう方いらっしゃいましたら、
意外とですね、このものづくりに関するお仕事されてる方だと非常に面白く見れると思いますので、ぜひ見てみてください。
これはぜひお勧めですね。
今回どういうルールだったかというと、2対2でロボットがバスケットボールを持って、
それをもう一台のロボットにパスをするか、自分でドリブルをしてゴールに近づいて、
本当の本物のバスケットボールにバスケットボールを入れると。
相手は、ディフェンス側はそれを入れられないように上手く邪魔をしながらパスカットをしたりだとか、
シュートをカットして阻んだりだとか、こういうルールなんですよね。
これだけで説明するのかなり難しいので、ちょっと興味ある方はぜひNHK学生ロボコンっていうふうにググっていただければと思いますので、ぜひググってみてください。
競技の面白さと挑戦
これがですね、見る側も面白いんですけど、やっぱりやる側もかなり面白くてですね。
何が面白いかっていうと、僕も結局ですね、高専ロボコンから大学ロボコンまで、
実際7年ぐらいロボットコンテストをがっつり15歳から22歳までですかね、やってたんですけど、
とにかくスピード感が早いロボットコンテストなんですよね。
普通のコンテスト系、スポーツもそうですけど、野球だと、例えば野球とかテニスとかってルール変わらないじゃないですか。
毎年同じルールでやっていくと思うんですけど、毎年やり方をちょっとずつ変えて自分を鍛えていくっていうのは継続ものなんですよね。
ロボットコンテストはそういうのもあるんですけど、このロボットコンテスト、NHKのロボットコンテストのちょっと特殊なところっていうのは、毎年ルールが変わるんですね。
去年はバスケやってたら、今年はサッカーですみたいな。
もっと言えば箱を積みます。もしかしたら歩行ロボットになりますみたいな。
全然違うルールが毎年あって、これが大学ロボットコンテストがまた9月か10月ぐらい発表されて、6月までにそのルールに合ったロボットを作って持っていくと。
なので、期間が決まってるんですよ。
大体6ヶ月から8ヶ月ぐらいでそのロボットを作り上げないといけない。
それも全くルールが変わるので、そんなに準備することができないっていうところで、すごくスピード感のある競技なんですよね。
アイデアがバッて出たらすぐアイデア開業して、これがいい、これがいい。
それをいろいろやって決めて、頑張って作ると。
当然ながら、短期間で作らないといけないので、セオリーみたいなのはあんまり生まれないんですよね。
生まれるんですけど、実際には。
なので、実際に大会に行くと、いろんな考え方のロボットがそこに集結すると。
やっぱり、セオリーっていうのはある程度戦い合わせあって、勝ち残ったやつがセオリー化するっていうことがあるんで、
こういう同じルールが続いていくと、大体みんな似たようなロボットばっかりになるんですけど、
大体勝ちは決まってくるんでね、勝ってるやつが。
このNHKロボット、こんなにいいところは、いいところであり、悪いところなのかな。
どちらの良い面、悪い面、両方あるんですけど、
それは、毎年ルールが変わるから、いろんな考え方に触れられるっていうことですね。
それもやっぱり、その間に行き着く考え方っていうのは非常にいろいろあって、
単純にめっちゃ適当に歩いてたら思いつきましたとかもあれば、
緻密に考えて、これがこうなるから、これをやるにはこれが最適なんだみたいな、
本当に多種多様な考え方にやっぱり触れられるっていうところが、
やってる側としては非常に面白い。
やっぱり、唯一解ってなかなかないんですよね、そのものを作っていくにあたって。
主に言うと、性能とリスクっていう2つのものがあるんですよ。
結局、学生のほうが難しいところみたいなところは、
トーナメント性なので、
だいたい5回ぐらい勝っちゃわないと優勝できないんですよね。
全部でちゃんと動作するロボットを作らないと、当然ながら負けてしまうと。
何か誤尚があって動かなかったらもうそこで負け。
ということを考えると、
仮に80パーセントで動くロボットを作りましたというと、
優勝まで1回も交渉しない確率って80パーセントの誤乗なんですよね。
こうなったら20パーセントとかまで確率が落ちてくると。
やっぱり99パーセントぐらいの動くものを作り上げないといけないという中で、
その中でどこまで性能を出しますかっていう話なんですよね。
これ、なかなか配分っていうのが難しくて、
こうやったほうが絶対に強いじゃんみたいな、
強いというか性能が高いじゃんみたいな。
でも、なかなかに、
技術的なリスクがあって、
実際には交渉確率はそれなりのリスクがあるみたいな。
このリスクと性能っていうものをトレードオフの考え方になるので、
この技術を選択したから絶対にいいみたいな感じはならないんですよね。
当然ながら上位互換みたいな考え方はありますけど、
その中でもトップ層の考え方っていうのは
トレードオフをどこ選ぶかみたいな考え方になってくるので、
この多様性というか考え方のいろんなところが本当に面白いところだなっていう。
当然ながらそのトレードオフの中で、
どれかを選んだ人がだいたい勝つんですけど、
でもそのどれかが選ばれたっていうのは結構運なんですよね。
ギャンブルとかでも一番最高のギャンブルっていうのは
全ての不確定要素をやれるとこまでやりきった後の
最後の神頼み的などうなるかわからないところが
最高に面白いところなんだみたいなことはありますけど、
やっぱりそれと同じで、
本当にトレードオフの中では
トレードオフの中で一番最高のギャンブルっていうのは
大会の厳しさと楽しさ
全ての不確定要素をやれるところまでやりきった後の
最後の最後までレンジで徹夜して
自分の作り上げるロボットを究極まで作り込んだ上で、
最後は若干ギャンブル要素が残るみたいなところが、
それはたまたま性能が低くて安定感を取ったチームが勝つときもあるし、
安定感度外視で性能を爆上げしたチームが勝つときもあるし、
両方とも、
高い基地に登ったとか勝ったとかもあるんですけど、
そこの差っていうのかな、
比例感ですね、これが本当に面白いところかなって。
当然作る側も、ギャンブルで作ってるわけじゃないですね。
本当に一生懸命やらないと一番最後までいかないんで、
そのために日々研鑽を積むというか、
準備できることは準備する、私が挑戦する、
いろんな情報を仕入れる、本当に今思い返すと、
正直なところで言うと、
企業活動のちょっと愚情以降感みたいなところがやっぱありますね。
ベンチャーキャンペーンの中で、
とにかくやらなければ負けるみたいな、
そういうかなりシビアな世界ですね。
僕、企業に入って、
もともとロボットマンやってて、
企業に入って、
企業をぬるいなって思ったんですけど、
企業に入って、
もともとロボットマンやってて、
企業に入って、
企業ぬるいなって思ったことは1個だけあって、
ロボットマンのほうが厳しくて、
企業はぬるいなって思ったことは1個だけあるんですよね。
それは、納期が遅れても、
納期を守らなくても仕事が成立するっていうのが、
結構ぬるいなって最初思ったんですよ。
どういうことかっていうと、
ロボットコンテストって、
大会の日にロボットができなかったら、
もう負けなんですよね。
本当にゼロになっちゃう。
動かなくて、動かないものを会場に持っていって、
今からスタートレースって言って、
動かないものを3分間横にある中で、
自分はただ3分間突っ立っているっていうことを、
これマジでやらないといけない。
っていうぐらい大会の日っていう納期は、
めちゃめちゃシビアなんですよね。
どう頑張っても動かせない。
今までにやりきれなかったら、
全てがなくなるっていうふうなものなんですけど、
仕事の納期って、実はケースバイケースはあるんですけど、
1日遅れたらゼロにはならない。
ある程度何かの修正案があって、
例えば作る部品の納期が1日遅れましたっていうときに、
全てが無になるケースもありますけど、
95%ぐらいで受け入れてもらうときもあるしっていう。
遅れた後結構緩やかに下がっていくなっていうのは感じるところがあって、
そういう意味で、
ロボコンやってたときの納期感覚っていうよりは、
締め切りに対する意欲というかピリピリ感って、
仕事してるときよりロボコンやってたときのほうが、
全然高かったなっていうのを今考えたら、
思い返したらすごいそういう体験をしたっていう気持ちがあるのと、
そこでそれを何というか、
ガンガンに経験できたことっていうのが、
今いろんな仕事をやる上で、
僕、仕事の納期全然守らないタイプですけど、
それでも上積みを知れたというか、
そこが今の仕事にすごい来てるなっていうふうに感じてます。
ロボコンじゃなくても全然得られるんですけどね、そういうことは。
ただロボコンでもそういうことは得られたなっていう自分の感想かなっていう。
ロボコンの企業への影響
なんで企業の皆さんはもっとロボットコンテナの学生をいっぱい取って、
ロボコンを盛り上げてくれればいいなと我々は思ってるんですけど、
なかなかですね、ロボコン学生結構使い勝手悪いところあるんで、
全てを解決する手段ではないんですけど、
うまく使えばすごく有用な人、優秀な方たちばっかりなんで、
皆さんもぜひロボコンの学生優先的に取ってみるっていうチャレンジしてみてはいかがでしょうかと。
僕は今の自分の仕事のやり方とか、
自分の仕事の知識だとか、
こういうことも含めてすごく大きな影響を予防したっていうのは間違いなく、
このロボットコンテストの7年間の経験だったなっていうふうに思ってます。
ここの経験が今、僕がスクランブルっていう団体に所属してるっていうこともそうだし、
FS技術勉強会って勉強会を始めたのもそうだし、
なんならこのラジオやってるのもこの影響ってのは非常に強くなるというところでですね、
我々の原点であるロボットコンテストの大会がですね、
学生ロボコンの大会が今日あったということで、
それの感想とちょっとですね、
そのロボコンを振り返って話すことがあればどうなのかと。
これやっぱり一人で話すより誰かと話したほうが多分ちょっと面白い話になると思うんで、
次またどこかで話す機会があれば、
ロボコンの話っていうのをどこかでしたいなというふうに思ってます。
例えばまたお祭りっすんとかそういうものがあれば、
そこでやりたいなとも思いますし、
次また7月の23日かな、
名古屋でポッドキャストイベントもあると思うんで、
もしそこでも少し話すことができたら、
こういう話したいなと思ってますので、
皆さんぜひ来てくださいということでですね、
今日の配信はこれで終了したいと思います。
皆さんお疲れ様でした。
今日もご安全に。
15:08

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