愛知県のスカイエキスポに高校生ロボットSI競技会を見に行ってきました
サマリー
愛知県のスカイエキスポで開催される高校生ロボットシステムインテグレーションリーグでは、産業ロボットを活用したコンテストが行われ、高校生たちが自らのアイディアを披露しています。参加者たちは楽しみながらプレゼンテーションを行い、ロボット技術の実践的な理解を深めています。
高校生ロボットシステムインテグレーションリーグの概要
皆さん、こんばんは。ファクトリー オートメーションラジオのお時間です。
本日はですね、先日の日曜日に、土日か、 12 月の 14 日、15 日、愛知県のスカイエキスポというところでですね、
高校生ロボットシステム エンテグレーションリーグというですね、
産業ロボットを使って、高校生が 産業ロボットを使ったコンテストっていうんですかね、
大会みたいなのがあったので、それに行ってまいりました。
今日はその感想を少し話そうかなと思います。
そもそも、この高校生ロボットシステム インテグレーション協議会って何ですかっていう話なんですけど、
これ結構最近始まった産業ロボットの大会でですね、
確か、システムインテグレーションの協会ですね、
ロボットSIRの協会が愛知県にあるんですけど、 そこが主催している大会になります。
多分 2022 年ですかね、
一番最初の愛知県であった、
ロボットテクノロジージャパンでプレ大会があったと 記憶しているんですけど、
違うかな、
今回3回目ですね。どういう協議かっていうと、
そもそもロボットSIRって何ですかって話からちょっと入ると、
産業ロボットをうまく使ってですね、
工場の自動化ソリューションを作るみたいな、そういう役割です。
例えば、こういう工程を作りたいんですとか、
こういうふうな作業を自動化したいんです、みたいな要望を聞いて、
じゃあこの機械とこのロボットとこれを置いて、
こんな感じでやれば自動化できますね、みたいな。
ITでいう SIR、システムインテグレーションと同じような形ですね。
顧客要望を聞いて、それに適した装置だとか、
ソフトウェアっていうものを持ってきて、
それをセットアップして、そういうソリューション実現をすると。
そういう役割の人です。
これインテグレーターって言うんですけど、
ロボットのシステムインテグレーターっていうのは、
産業ロボットをうまく使ってパワパッと作っちゃうと、
そういう自動化システムですね。
こういうものがそれにあたります。
このロボットシステムインテグレーション協会っていうところが、
未来の人材育成として、
どういうふうにロボットインテグレーターを育てていくかということを主眼において、
この高校生ロボットシステムインテグレーション協会というものが始まったみたいですね。
コンテストの詳細と参加内容
どんな協議会かっていうと、
2部分あって、
1つは共産している各社の産業ロボットを使って、
課題を解いていくっていう部門と、
もう1つはオープン部門っていう、
皆さんの自由なアイディアを見せてくださいねっていう、
この2部門があって、
今年はファナックが増えたのかな。
去年は三菱電機、富士機械、電装ウェーブ、
この3社のロボットを使った企業部門、
今年はあそこにファナックが新設されて、
4社のロボットを使って、
今年はあそこにファナックが新設されて、
4つの産業ロボットを使った課題を解きます。
これは大会から産業ロボットが支給されるというか、
機械ごとお題が解けるような一式化されて、
中のプログラムを自由にやってやることで、
課題を解いていくっていうふうな、
やる高校からしてもやりやすいルールですね。
全部貸し出すんでやってくださいねというものと、
オープン部門っていうのは、
その高校が持っている産業ロボット、
主に工業高校とか対象ですけど、
それを使って自由に産業ロボットを使って、
こういうことをやってからどうですかっていう、
プレゼンテーションをするみたいな形ですね。
こんな形で、今年結構多かったんじゃないですかね。
去年は何だかんだで、数個だったと思いますけど、
多分今年20個ぐらい出てたような気がします。
内容が、電装ウェーブオンがボールペンの組み立てですね。
電装ウェーブにこぼったっていうのがあるんですけど、
いわゆる卓上強度ロボットみたいな形の、
低推力の強度ロボットがあるんですけど、
これでボールペンを組み立てるっていう風な課題を
解いていくっていうのが電装ウェーブオンになります。
ファナックがギアの組み立てですね。
ギア、歯車にスプラインが入ったような棒をブツッと
刺してギアボックスを作りますよと。
富士機械がチロルチョコの箱詰めですね。
三菱電機もギアの組み立て。
これ多分ほとんどファナックとほぼ一緒だと思います。
オープンは自由にやる。
大体この5部門が会場に行ったら、
卓上ロボットの小さい箱、競技の箱みたいなのが
左右に8個から9個ほど置いてあって、
そこに参加している工業高校生がついて
各自参加者にプレゼンしているみたいな。
そんな感じでしたね。
行った感想なんですけど、
前々回ともある展示会の併設でやってたので
自分に行ったんですけど、
今回もやっぱり高校生自体は楽しそうにやってたなっていう。
そこがすごく良かったなと思っているんですけど、
今年オープン部門というところに
私5歳と2歳の子供がいるんですけど、
子供を連れて行ったら、
子供にロボットとか自由にやらせてもらって、
オープン部門でいうと、
名前を書いてくれるみたいな。
子供が産業用ロボットを操作する
大きいボタンみたいなのがあるんですけど、
このボタンをポチポチ押すと
自分の名前を書いてくれるっていう展示があって、
それを楽しそうに
参加者の感想と振り返り
自分のこともやってたんで良かったかなと。
なんというかうまく伝えることはできないんですけど、
やっぱりですね、
僕も高校生ロボコンや大学ロボコンっていう
ロボットコンディスト系やってたんですけど、
その時の経験とやっぱり
今回高校生がやってるのを見てて、
なんかやっぱりすごい楽しそうにプレゼンしてたので、
来場者にですね。
なんていうか、そのすごい
この子たち真剣にやってたんだなっていう。
やっぱり自分のやってきたことが
何が面白いかっていうのを
自分の口で説明したりとか、
すごい良いなと思いましたね。
ちょっとあまりね、子供といったんでね、
あんまり滞在時間が取れなくて、
結構薄いことを話してるんですけど、
やっぱり創意工夫、
配線も自分たちでして、
これ一つのコンテストというか、
高校がいるには結構大変、
先生とかで話しても
結構これはやっぱり大変ですよって話
言ってたんですけど、
それでもなんていうか、
ファクトリーオートメーションの
なんですかね、この業界に
高校生、大学生が触れる機会ってのは
ほとんどないので世の中に。
これは一つ良い取り組みなんじゃないかなという風に
思ってます。
ただちょっと残念になったのは、
僕2日目に行ったんですけど、
多分高校生が2日目疲れちゃってて、
あんまり機械の横に立ってなくて、
12台ぐらいあって動いているのは
3台ぐらいだったっていう。
そこが少しだけ残念だったなと思ってますけど、
こういうところは次回、
ぜひ改善してほしいなと思っております。
あとですね、
これ当然高校だけじゃできないので、
サポート企業っていうのが設定されて、
それぞれの高校に対して
サポーター企業が作るみたいな形で、
実際に多分8ヶ月から9ヶ月ぐらいかけて
これを作っていると思うんですけど、
実際に高校生が企業に行って、
ロボットの可視化を学んで、
その上で今回の課題をするというので、
結構かなりがっつりやっているみたいで、
サポーター企業っていうのも出展をしているというか、
これロボット的な時点での出しだと思うんですけど、
例えば産業用ロボットを使ったイライラボとか、
産業用ロボットを使ったクレーンゲームだとか、
お菓子つかみ取りだとか、
これを子どもにも触らせてもらって、
いろいろ遊べるっていうふうな、
ちょっとしたコーナーがあったんですけど、
そこで私の子どもも産業用ロボットを操作しまくりで、
僕、仕事で産業用ロボットを扱った経験って、
1回か2回しかないんですけど、
自分の子ども8回とか9回とか、
こういうところで触っているんで、
僕より経験あるな、こいつって裏で思ってました。
でもやっぱり最近のTペンは、
結構扱いやすくなってますね。
例えば、ファナックの共同ロボットとか、
子どもに操作させてもらったんですけど、
タブレットで軽くて、
まずTペン重たいじゃないですか、昔のやつって。
それがタブレットですごく軽くて、
5歳でも十分持ってたり、
タブレットで操作できたり。
子どもが触ってみると、
やっぱりだいぶ直感的になったんじゃないかなっていうのは、
実感しました。
なんだか、
やっぱり昔のやり方に慣れてると、
これ買える意味あるんかなと思うんですけど、
いざ子どもとかが触っているのを見ると、
なるほど、なるほど、
確かにこの直感的な操作っていうのは、
入っちゃありなんだなっていうのを、
少しだけ実感した形になりますね。
そんな感じでですね、
多分来年もあると思うんですけど、
ちょっと応援したいなというふうに思ってます。
というところですかね。
というわけで本日は、
第三回高校生ロボットシステムインテグレーション競技会というものに
行ってきましたという話です。
12月もですね、半ばを越えて、
2020年も終わろうとしているんですけども、
なんだかんだでやっぱり9月、10月、12月っていうのは、
FA系のイベントも多くてですね、
私としてはかなり楽しい毎日を
過ごさせていただいているかなと思っています。
それでは今日は少し早いですけども、
ここで終了したいと思います。
皆さんありがとうございました。
では本日もご安全に。
12:25
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