PLCのプロダクトマネージャーやOTセキュリティ周りを歴任されてきた、おかさんをゲストに迎えて3回にわたってお話を聞きました。
3回目は生成AIがOT領域でどのような入り方をしてくるのか?というお話を伺いしました
おかさんのポッドキャストは下記!聴いてね!
サマリー
生成AIがOT(オペレーショナルテクノロジー)領域に与える影響について、具体的なユースケースや教育への活用が議論されています。特に、PLCやFAスタディとの関連において、生成AIの進化が業務の効率化や新たな問題解決に寄与する可能性が示されています。このエピソードでは、生成AIがOT領域に与える影響と、それに伴う職業の変化について議論されています。特に、プロトタイピングやAIを利用した設計プロセスが進化する中で、職場の役割や必要なスキルが変化している点が強調されています。また、生成AIが若い世代に与える影響やビジネスモデルの開発についての議論が展開され、特にトライアンドエラーの重要性が指摘されています。さらに、生成AIの利用が広がる中で、若者との関わりがますます求められているという見解が示されています。
生成AIのポテンシャル
3つ目のテーマとして、我々は生成AIについていろんなことをFAS Studyでも取り上げたり、Twitterでも取り上げたりしていますが、
生成AIがこのOT領域、PLCもしくはFA関係に及ぼしてくる未来について、無茶ぶりなので、ざっくり話せればいいかなというふうに思っています。
おかさんは、生成AIに何かやらせてみたみたいな感じで、OT×生成AIっていうのが、たまにテーマに何かやられてたりするじゃないですか。
どうですか?ポテンシャルはやっぱり高いですか?
私、生成AI大好きで、今、本業や副業どっちでも使いまくってるんですけど、そんな中で、先日ビックリ…高橋さんも使ってもらいましたけど、
PLCクイズっていうのをやったんですよね。クロードっていう生成AI、プログラム書くのがすごい得意なんですけど、私、プログラム書けないんですね。おかさんはプログラム全く書けないけども、クロードに対して、
PLCの四択クイズを作ってほしいと。30問出題して、うち5問は超難問にして、採点結果を3つのランクで派手に表示してほしいっていうプロンポートだけを与えたら、3分後に高橋さんご存知のPLC産業ネットワーククイズっていうのができて、
私、30問答えたら24点で、30問中24点でギリギリエキスパート。30問全問正解で、うわ、すげえなという。そういった、今これソースコードを僕見たんですけど、すごいですよね。
一発でアプリケーションとして、Xで拡散しましたけど、いろんな人試してくれて、何十人の人が試してもちゃんと動くっていうアプリケーションが一発でできます。
あとは問題、簡単な問題から難しい問題までっていう要求に対して、勝手に考えて打ってくれると。これ見たときにはちょっと今までの節約が出ています。
3年くらい経ったんですかね。2002年、2022年にちゃんとGPTが3.5が出て、日々ポテンシャルが上がっているというか、特にこの何ヶ月か一気に制裁がすごくなっているというのは感じますね。
僕も岡さんの問題解かせてもらいましたけど、めちゃめちゃマニアックで面白かったですので。
教育と問題解決のユースケース
今問題見てるんですけど、難関レベルの問題5問っていうのがあって、例えばPRCベースのバッジ処理においてISA88標準が定義するプロシリアルコントロールモデルの正しい回送順序は。
例えばこんな問題、これ僕のとおり出てたんですけど、これ聞いたことないかなとかね。例えばIEEE1588PTPのベストマスタークロックアルゴリズムの目的は、これ僕知ってました。
今の話を聞いてて、さすがにこの分野で何か真剣に調べたり、仕事で使ったことがある人じゃないとわからない問題をちゃんと組み入れている。
こっちも僕何も言ってないのにすごいなと思って、例えば今みたいに、これ今ので教育のためのソフトウェアをつけましたって感じですね。こんなの本当にすぐに今でも使えるんだろうなと。
教育のために簡単なアプリケーションを作ってみんなレベルを、FAとかレベル上げましょうなんて今はすぐ使えるでしょうし、あとはSSAIで言うとFAスタディで去年でしたっけ。大崎ソニー。
2020年2月にソニー大崎でやり始めた時に、僕まだ前職のオムロンにいて、オムロンの社員としてPLCをSSAIにつないでみましたっていう、確かのLTをやらせてもらったんですよね。
あの時のユースケースが、PLCのトラブルシューティングをSSAIでやるっていうユースケースを発表させてもらったんですけど、周りもいろいろ実験をしていて、すごいなと思った。
PLC、イーサネットをつないで動いてるシステムで、イーサネットのケーブルが抜けてPLCが止まりましたという時に、大きく2人の人、現場にいるオペレーターであまり通信、イーサネットに詳しくない人が現場にいて一時対応しないといけない。
その人に対してSSAIが一時対応をお願いする指示と、あとは二次対応ですよね。通信に詳しい専門家が原因を分析して、ちゃんと恒久対策をするための指示をSSAIにさせる。
1個のケーブルが抜けましたというイベントだけで、2つの人に対して指示を出す。これもSSAIがやったんですけど、こういうのもすごいことだなと思った。
今のでいうと、SSAIって目の前にユーザーに合わせて、ユーザーのレベルに合わせて自動的に文章や絵を表示するって得意ですよ。
僕もよくやるのが、留学生でも分かるように教えてって言うと、難しい話でも分かりやすく教えてくれるとかって、こういう使い方SSAIでやってる人おられると思うんですけど、あとは専門家、この領域の専門家として答えてって言うと、めっちゃ詳しく答えてくれる。
この辺りも、利用者に合わせて何かを表現するっていうのがSSAIにすごい得意なんですけど、例えば言ったようにね、私がオムロンでやったのは、目の前にいる人のレベルに合わせた文章を表示して指示をするっていうのがあるでしょうけども、
例えばFAで言うと、パッチパネルの画面表示とか、それも目の前にいる人のレベルに合わせて、例えば言語もそうだし、英語が分かる人、日本語が分かる人に合わせて自動的に表示をする。
繰り込んでおかなくても、その場に合わせて適切な画面を作って表示するみたいなやつもすぐできちゃう気がしますよね。
すごい可能性があるなとは、使ってる範囲でも感じますよね。
仕事の未来と生成AIの影響
いや、そうですよね。僕もSSAI系に関しては結構、考えないといけない職業である分で考えてるんですけど。
どんなことを?
そうですね。僕、仕事が次のPLCシステムどうするかっていうことをやってるんですよね。
人間がコーディングしてるのをどういう風にしていきますかっていうのもあるし、今のOT系のシステムの品質があまり良くないと。
作って現場で直してる。それが当たり前だって言われてるっていうこと自体がまず問題だと思ってて、これをどうやって直していくんですか?
ちょっとしゃべれないですけど、そういう形でトライをしてると。
FAラジオでは何回か話してるんですけど、結局ラダーを使う理由っていうのはそこにあって、いわゆる可視化がきちんとされること。
この可視化っていうのは専用に作ってなくて、設計をしたら可視化ツールが一緒にできることっていうのが今のラダーの本質的に有利なところ。
それに応じて今のFAの製造システムっていうのは構築されてる。だからSTをそのまま入れ替えてもうまくいかないんだよ。
STはST用のやるものを構築しないといけないんだよっていう主張をいろんなところでしてたんですよ。
ただこの間のCloud 3.7を使ったときに、いわゆるフロントエンドをめちゃめちゃ作るのがこいつは得意になってると。
だから結局ラダーが可視化が問題なだけなんだったら、可視化部分をこいつは勝手に作ることはおそらくこいつは可能になるなっていうことを感じてしまったんですよね。
なので、いわゆるラダーバーステキスト言語っていうふうな2つの選択肢の中のテキスト言語側の進化がすごい済んだというか、ポテンシャルがすごい上がったなっていうふうに感じていて。
それが僕来ると思ってたんですよ。そのうち来ると思ってたんですよ。
一番最初チャットGTVの3.5とかを触ってたときに、これはそのうち来るだろうと思ってて。
実際として今は欧州系のPLCだと画面がHTML5に移行してますよね。
そうですね。
だからあれはチャットGTVで書くことができるじゃないですか。HTML5だから。
だからあそこまで書くことはできるから、そのうち来るだろうなと思ってたんですけど、僕は2028年ぐらいだと思ってたんですよ、それが。
だいたい年月的に。
それが2025年の初頭に来てしまった。
そうですね。
だから自分の考えより3年も早くそれが来たっていうことは、かなり自分の考え方を見直さないといけないなというふうに今感じてて。
これは僕の業務とかやってる仕事に関係するところにはそうですけど。
この辺から思うこととしては、人に何かを伝えることっていうことが今まで我々の仕事の結構大きな価値の部分だったじゃないですか。
例えばいい装置を作るっていうことってあんまり仕事の全体じゃないんですよね、生産設備において。
ほとんどが異常だとか運用に関するところなんですよ、実体の設計の時間って。
だから、例えば生産設備の仕事になってちょっとあれですけど、ワークを入れて加工したものを出しますっていうところの設計が機能を担保する本質的なところなんですけど、
実体はそれをやっぱり2割以下で全体の工数から考えると、8割はドキュメント作ったり、異常を作ったり、異常シーケンスを作ったり、そういうことを考えてるんですよね。
これが今の生成や域を見てるとかなりなくなるんじゃないかなっていうふうに思ってるっていうのと、
やっぱり仕事の速さだとか仕事の出来っていうところがそこが結構大きく担保されて、そこが大きく影響したんですね、今までの人の仕事って。
これがそこに価値を置かなくなるのであれば、人の仕事が今までの仕事のやり方は全く通用しなくなるなっていうのを今思ってます。
よく僕も去年とかにラダープログラムを作らせるとかSTプログラムを作らせるってチャットDPさせたりしたんですけど、ひょっとしたやつできるけど本気で使えるようなやつってできないからまだまだだなって思って。
だけど今本当に表現する方ですかね。画面とかドキュメントとかこっちは彼らめちゃめちゃ得意なんで。
こっちがどんどんどんどん進化して、もう結構仕事で使えるレベルが来たなっていうのは思います。僕も今本業で結構ドキュメント大量に書くときにはかなり精々AIのお世話になってますね。
そうですね。ちょっと前までは自分の仕事を頑張ったら同じことができますよっていうレベルでしたけど、やっぱりある分野においては圧倒的にも超えていくようになってしまったなっていう。
そうですね。ただやっといてって言って全部やってくれるようにはなってないんで、引き続き仕事のドメイン知識とか専門性っていうのは変わらない。なので仕事自体はなくならないんだろうなっていうのは思うんですけど、ただやっぱ仕事のやり方全然変わるなこれっていうのは。
仕事は今の何かを作るっていう方ですね。今ね、ドキュメントとか画面とかね。そっちはもう明らかにやり方も変わるし生産性も上がるだろうなと。もう一個は、彼得意なのってリバースエンジニアリングって言うんですかね。例えば昔の図面を読むとかめっちゃ得意じゃんかなって。僕も今じゃん、複書を渡すと本当に複書からいろんな情報を読み取っていただいたりとかするんですよね。
僕やったとき、日本で初めて売られたPLCで1972年のオムロンのシスマックウンターラってマニュアルが今でもオムロンのホームページでダウンロードできるんですけど、あれって完全に昔の紙をスキャンしたやつがPDFになってるから文字情報がない画像情報なんですけど、あれちゃんとGPTに合わせるとちゃんと理解をして、あれに対して答えてくれるんですね。
何か昔からあるけどよくわからない図面とか、人が書いたものとかっていうのを理解させるっていうのもめちゃめちゃ得意だから。
もしかすると誰が作ったかわからないランダープログラムを一旦ざっくり理解させるために制裁を使って、ポイントを理解してそれをまた全然違う方法で活用しようみたいなのは、資産の活用みたいなやつでもすごい価値が出て威力を発揮するっていうのも思いますね。
やっぱりAIらしく検索と分析は上手じゃないですか、基本的には。それは全然ありえますよね。最近僕ももうマニュアルを読まないですもんね。マニュアルをセセアに食べさせて、やっぱり聞きますもんね。
確かにそうですね、安全に。
そのおかげで英語のマニュアル全然なくなりましたね。日本語で答えてくれるんで。
生成AIの影響と職場の変化
そうなんです、私もさっきのようになってきて、一個前のセキュリティで、欧州サイバレッジ予想のCRAとか、あれ英語で何十ページもあるんだけど、あれもセセアに食わして、質問して気になったら原文確認するっていうやり方に変わっちゃいましたね、完全にね。
逆に言うと日本語だけでも仕事をできる幅がかなり広がるかもしれませんね。
そうですよね。
僕も今日英語のメール普通にセセアイで書いて出しましたからね。
本当に仕事のやり方が変わるっていうのは本当にもうすでに変わっていて、あとはここからどこまで彼らがやってくれるようになるんだっていうのは楽しみと怖さとどっちも感じたり。
そうですね、やっぱり下手くくと本当に全てが持っていかれる可能性もやっぱりありますからね、やっぱりそこが非常に怖いところですよね。
例えばそうですよね、コーディング得意じゃないですか、あるいはソフトウェア得意ですよね。
ソフトウェアとか文字ができたら得意なんで、そっちは結構持っていかれる気がしますよね。
だけども、例えばエフェとか現場の設置とかは本当にちゃんと動かすとかってあるじゃないですか。
こういうのは少なくともセセアにはしばらくというか無理だろうなとは思ったりする。
例えば電気とか機械とか、彼らは物理的なものを作れないんで、物理的なものは人間が使う。
価値があるかとか置いといて、でも本当に動かすっていう時に電気の要素とか機械の要素とか、物理的な要素って非常に多分大きかったりしたりするし、
あとは現場に行かないとできないと。
そういうのは最後まで起こる。
でもそこはすごいいつまでも人がやるし頼られることになるのかなとは思うんですけどね。
なんというか人間のハードウェアとしての優秀さはたぶんしばらく超えられないと思います。
ただ設計はもう結構な領域で入ってくるかもしれないですね。
プロトタイピングと設計プロセス
僕も企画マンですね。企画を考える、相手を考える。
昔頭ひねってたけど今、ちょっといくつか考えたらそれをせいせいに与えて、これを水平展開して100個考えたとかって平気でやっちゃう。
さすがに100個全部すごくないけど、100個の中にやっぱり2つ3つぐらい自分で気づかないやつが出てきて、
それ見るとすごい刺激を受けて、それをさらに自分なりに深掘ったりとかっていうのはもうめちゃめちゃ頼りますよね。
あとはプロトタイピング?ソフトに関するプロトタイピングなんかもすぐできるようになっちゃうかもしれませんね。
そうですね。プロトタイピングはやっぱすごいですよね。
あれはかなり可能性を感じるというか、
結局アルディーノとかラズベリーパイの時もそうですけど、やりたいことがある人が使い始めてパッとなる。
アルディーノの時は美術系ですよね。美術系の学生もしくは現代アーティストが使い始めて、
どんどん電気的なアートの作品っていうのが出るようになったっていうのと同じように。
ソフトウェアってもっと可能性が高くて、やっぱソフトウェアで何かやりたいって死ぬほどいる。
ジム系とか全然プログラミングの所有とかないようなところでも、エクセルマクロがあんなに流行っていることから考えてもいっぱいいると思うんですよね。
それが全部解消していくってことになると、とんでもないことになる可能性があるかなっていう。
そうですね。例えばソフトウェアと、3Dのモデルをまだちっちゃいけど動かしてる人がいますよね、クラウドでね。
もしかすると、世界将来プロタイプを作って、生成AIの世界の中で原理モデルを動かして確認をして本当に設計しようってなるかもしれないなってあれを見てて思ったりします。
そうですね。ツイッターで3Dモデルが動くようなことをやられてる人いるじゃないですか。
あれを見た時本当にびっくりしたんですよね。3Dも扱えるのか。
しかもそれがHTMLで動くのか。めちゃくちゃびっくりして。
結構なことがインターネット技術、HTML5とJavaScriptとかでできちゃうんですよね。
だから表現、3Dの表現とかも、あとは動作の表現もそうですよね。
だからこの範囲でできるプロトタイピングって恐る気になったらできちゃうんですね、きっとね。
そうですね。本当にITの世界の話なんやなって思ってたんですけど、どれだけ早く入ってきたかというか可能性を感じるレベルになるなって。
あとはFAの基金の方も、さっき言ったようにHTML5で動くHMIタッチパネルとか、あとはJavaScript動くやつもありますよね。
あとはコントローラーPLCも特に欧州系のやつとか、パイソンもそうですけどJavaScriptとか、
ITのスクリプト系の言語が動かせるものっていうのがどんどん出てたりとか、あとはDockerに対応してるとか。
そこで閉じた世界でね、制御に影響せずにそこで何かCSIで作った何かのコードを動かしてみるみたいなやつって、
もうやる気さえあればできちゃいますよね。ハードと組み合わせてね。ハードと組み合わせてできちゃうなって。
いやー、ビビリ。
ビビリ散らします、ほんと。
職業の将来とスキルの重要性
それが本当に現場で使えるかって言われると、そこはやっぱりいろいろさっきのように、
品質とか異常処理とかソフト以外の要素があるので、いろいろ考えないといけないでしょうけども、
ちょっとタイピングとか実験とかトライアルっていう領域はかなりもCSIでいけるようになる気がしますね。
そうですね。
彼らがやる、CSIがやっぱり入ってきたことによって生まれる触手とかもありそうですし。
そうでしょうね。
PLC系もやっぱりCSIに適用したPLCシステムっていうのも多分あるでしょうね。
さっきのHTML5の話もそうですけど。
これ絶対そうですね。絶対そうですね。
いやー、ちょっとどうしようかなって思う。
特にやっぱりもう、実際に手を動かしていない職業、
僕みたいに実際には手をあまり動かさない職業は結構危うくなってきてる気がするんで、
ちょっと考えないといけないなって。
なるほどね。
でも、そこは、私今ね、本職でも副業でもコンサルタントなんですけど、
コンサルタントもいらないってよく言われてますよね。
ちゃんとJPってディープリサーチって深い、
強制なリサーチ機能とかがあるとコンサルタントいらねーとかって言われてたりするんですけど、
それはより危険感は感じる。
一方で、例えばですけど、
出てきたアウトプットを吟味するって能力って、
やっぱりしばらくいるんです。
これだって実世界で価値に変わる話とつながるので、
無邪気にそのまま誰も何もお墨つきを与えずに動かしたり、
本当に動かした後は訴えてしづらいと。
なので、一定の責任を誰かが、人間側が取るって、
責任を取るには知識や経験や何かがやっぱりいるんだろうなと。
だから、私たちも今年もうすぐ60ですけど、
何十年もマーケティングとか企画とかやっていると、
定性AIでいろいろ調べた結果とか見たときに、
これは使えるとかこれは全然あかんっていう判断ができて、
使えるものだけを使う。
使えないってやつは捨ててるみたいなことが出てくると。
例えば赤字さんのところだと、
定規設計の経験に基づいて出てきた、
定性AIで出したアウトプットを吟味をするってことが
たぶんできるんだろうなと。
そういうふうに、そのスキルを磨き続けるのをどうするんですかって
やっぱり一つ大きな課題にはなるんだろうけど、
今持っているスキルを最大限に活かしきる
定性の扱い方っていうのはできるんだろうなと思うんですね。
一方で若い人っていうかね、
例えば制御設計とかプログラミング、
ラダープログラミングとかって何のことですかって
言っている人たちがFAに来ましたと。
彼らはどういう発想で定性AIを使うんだろうなっていうのは
めちゃめちゃ気になる。
だから吟味ができる能力がまだないと。
そうするとずっと吟味をする能力がないと
定性AIを使えないとすると、
その能力を獲得できないから彼らは成長できないのかっていう
なんか悲観的な見方もあるかもしれないし、
一方で全く違う価値観とか考えが現れて、
我々の方が能力がいらないみたいな、
我々が否定されるみたいなことが起きちゃうのかとかっていうのは
よくわかんないけど時々考えたりしますね。
そうですね。
こういう話でよくなるのが、
分かっては今後何するんだっていうのは確かにありますよね。
やっぱりレベルの優しい仕事っていうのはどんどんなくなっていくっていうのは
多分事実だと思うんですよ。
昔でいうと図面の製書とかね。
今でいうと簡単な設備だけやるとか、
そういうものが多分一気に消失していくのは間違いのない未来で。
となった時にやっぱり統流門的なものがなくなると。
となるとOJTっていうもの自体が成り立たなくなる可能性っていうのはやっぱり結構ありますよね。
それはでも、竹谷。
生成AI、吟味する人がいらない。
吟味する人がいらないってなったらまた変わるかもしれないけど。
生成AIのアウトプットを吟味をする人が、
例えば当面10年20年いるとなったら吟味をする人をいかに作るかっていう方が
企業の課題になる。
意識をして彼らに経験を積ませるっていう。
そのためにあえてそういう今の道を残すってやつがやっぱりいるんですかね。
そうですね。いわゆる傾向の伝統と継承みたいな話ですよね。
式年戦軍みたいな話だと思うんですけど。
ただなんというか。
それ難しいですよね。難しいというか。
10年後生き残ってるかどうかわからない企業の人たちがそのモチベーションを果たして本当に持つのかみたいな。
なるほど。
大手企業とかは50年60年続いてる実績があるんで60年も70年もあるだろうっていう形になりますけど。
ただ創業間近なメーカーとか10年ぐらいのメーカーってやっぱ明日は生きるのに精一杯じゃないですか。
でなったら直近の切るのはもうそんな10年待たないといい仕事ができないような会社に行きませんっていう人たちが現れる。
また今現れ始めてるかもしれないけど。
正々堅いだけで仕事ができるっていうところが人気になって。
確かに。
作り企業とかますます集まらないっていう内容は残念ながらあり得るかもしれないですよね。
逆にあれかもしれないですね。教育をしっかりしないところはリスクだと受け入れられてそもそもそういうシステムがない会社は来ない可能性もありますよね。
今何回言ったっけ。この間ニュースでも。今コロナ以降リモートワークが進んでなかなか若手が育成してもらえないかまってもらえないって言ってすぐやめちゃう。
若手の人に聞くといやいや会社嫌なわけじゃなくてもうちょっとかまってほしかったみたいな話ってよくネットとかに話題になって。
だから若手の人たちもそれなりに自分のキャリアのことを考えてるのかもしれないですね。
生成AIで今までのやり方が通じなくなったときに上も下もそれをもう一回ちゃんと考えないといけないと。
でも何か生まれるんですかね全く違う考えが。
ここまで来ちゃうと生成AIを一回ませんっていうのはありえないレベルまで来ちゃってますよね。さっき言ったように。
生成AIの影響とビジネスモデル
ドキュメンテーションとかアイデアハストなんていうのを使いまくっていてどんどんレベルが上がっていると。
でも実際僕らってもうスマートフォンがないと生活できないレベルまで来てますけど、実際スマートフォン使わない人まだ結構いるじゃないですか。
だからやっぱりいわゆる新製品復旧曲線のラガードと呼ばれるところは多分なくならないんだとは思ってるんですよね。
だからめっちゃ使う人とめっちゃ使わない人は多分出るんだとは思うんですけど。
ただ若い世代はもう生成AIネイティブっていうふうに多分なってくるでしょうね。
そうですね。
生成AIネイティブ、ただ彼らがどういうことを見せてくれるのかっていうのはすごく楽しみではありますけどね。
もう一個、FAって言われると難しいかもしれないけど、どんどんトライアンドエラーでやっちゃいっていう動きは出ているみたいですね、ベンチャーとかでもね。
ベンチャー企業を作るまでに生成AIで10個ぐらいビジネスモデルを作って発表しちゃう。
発表して欲張ったやつだけ本当にやるとかね。
そういうの生成AI向いてますよね。100個考えろ、1000個考えろって言われても。
あとはこれダメって言っても本当にくじけずにもう一回作ってくれるじゃないですか。
人間では無理ですよね。ダメ出ししてももう一回諦めずに作るとか。
何度も何度も試すっていうのはやはり生成AIの一つの特徴だったりするので、
何度も試すっていうやり方が重要になるのかもなと1個はそれは思いますね。
確かに。やっぱりコストも下がってきてますからね、何をするにもポックするコストってどんどん下がってきてて。
真剣にPDCAでPを考えようっていうのではなくて、
そういう流れは若い人中心に盛り上がってくるだろうなと。
それはFAとか避けられない気がしますよね。
確かにそれはそうかもしれません。
となるとそれをウォッチしていくためには若い人のいるところに行かないといけないですね。
それは絶対そうですね、絶対そうでしょうね。
やっぱり若い人の数が減ってるから入社してくる人も減ってるんですよね。
なので今までと同じ感覚で大企業にいると、どんどん絡む機会がどんどん減ってきてるっていうのは実感としてあります。
毎年一人入ってきてるのが毎年一人入ってこなくなって、3年に1回なり2年に1回なり。
っていうので、やばいと思ってます。
それで言うと私も今ね、
おもろんは国内1万人ぐらいいるんだけど、今入ったコンサルティック企業って社員6人で、
完全リモートなんで、本当にもう若い人と何かけんけん学がするなんて、完全になくなっちゃったからもう、
ダメおじさんってダメダメですね。
じゃあオフ会やりましょう、オフ会。
本当ですよね、ぜひ。
オフ会ね。
リスナーの方もぜひ来ていただいて、若くないかもしれないですけど。
そうですね。
ちなみにこのラジオのボリュームゾーンは35歳から45歳の方なので、
そこを中心に席分布したような形でリスナーは聞いていただいてるんですけど、
ぜひ若い方もぜひ参加いただいて、
ディスカッションの機会も設けさせていただけたらなと思っております。
こんなの作っちゃいましたから、こんな使い方してますみたいなの、ぜひ知りたいですね。
そうですよね。
きっとえーみたいな使い方してる人っていそうな気がする。
いや絶対いると思いますけどね。
ですよね。
僕、奥さんが生成AIってめっちゃ使うんですよ。
僕がそのチャットGDPに課金をしてて、僕その2週間に1回ぐらいしか使ってなかったんですけど、
知らん間にめっちゃくちゃ使ってて、
その履歴を見て僕は今楽しんでます。
あーこういうこと書いてるんだみたいな。
それはすごいな。
主婦も含めて、生成AIの力っていうのはどんどん使ってきてるんで、
逆に言うとエンジニアでやる我々が使わないわけにはいかないっていうところはかなりあるだろうなっていう。
使う前提で仕事しないと考えなきゃいけないですね。
そうですね。
それはそう思います。
いろんなことも含めて。
なるほど。
じゃあこの生成AIの話はこれからみんな生成AIを使って頑張っていきましょうという話で締めさせていただきたいと思います。
若者との関わりの重要性
新しい使い方を思いついた人はぜひXとかで教えてください。
よろしくお願いします。
というわけでですね、岡さん、今日2時間にわたってありがとうございました。
こちらこそどうもありがとうございました。
ぜひぜひまたいつでもFAラジオのゲストはフルオープンで開いてますので、
なんなら我々次31回までゲスト呼べるんで、その気になったらいつでも来てください。
今日来ていただいた岡さんもですね、ポッドキャストをやられてまして、
概要欄貼っておきますので、岡さんの話がさらに聞きたいという方はぜひ聞いてみてください。
よろしくお願いします。
それでは皆さん今日もFAラジオ来ていただきありがとうございました。
皆さんお疲れ様でした。ありがとうございました。
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