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こんばんは、えりむすです。
この番組では、自分らしく幸せに生きるための学びについて発信しています。
ヤマタノオロチ伝説の紹介
さて、今日はですね、私の今住んでいる近くの神社で秋祭りがあってですね、
秋祭りの中で祭祀、祭姉妹とか神楽とか、お囃子とかそういうのをやる行事があってですね、
それをちょっと見に行ってきました。
中でもですね、神社の中でヤクモ神社っていう大目があってですね、
ヤマタノオロチ伝説って皆さんご存知かと思うんですが、
私このお話が結構好きで、そのお神社が見れるっていうことだったので、
それの時間帯を目指してちょっと見に行ってみました。
で、ご存知にいない方もいらっしゃるかもしれないので、
ヤマタノオロチ伝説の内容をちょっと話したいんですけど、
スサノオの御事っていう人がいまして、
このスサノオのお姉ちゃんは岩戸隠れで有名な天照大神ですね。
で、お兄ちゃんが月読みっていう神様なんですけど、
天照大神は太陽の神様で、
月読みは月の神様なんですね。
で、このスサノオはですね、海の神様になれみたいな言われるんですけど、
そんななるかばがたれっていうところで、
めちゃくちゃ反発するんですね。
でもね、そんな自分のキャリアを押し付けられて、
それに反発するっていうのは分からなくもないかなっていうふうに思うんですが、
ただ激しくてですね、そのスサノオが。
でもすごい暴れまくって、
それでお姉ちゃんがですね、もうこれ耐えられないってなって、
岩に隠れちゃうんですよ。
で、天照大神が岩に隠れちゃったもんで、
太陽が出なくなって、
世界に不穏が訪れたもんですから、
その現況となったスサノオはですね、追放されるわけですよ。
なんや出てけみたいになって。
で、追放されてしまったスサノオなんですけど、
スサノオがですね、追放されてフラフラ歩いてるときに、
すごい美人の女の子と、
あと、なんかね、おじいちゃんおばあちゃんがいるんですよ。
で、泣いてるんです。
で、なんで泣いとるん?みたいなスサノオが聞いたら、
おじいちゃんがですね、この地域には毎年、
ヤマタノオロチという恐ろしい大蛇がやってきて、
村の娘さんをさらっていってしまうと。
でも、この村にはこの子しかいないから、
もう次オロチが来たら、この子が今度は食べられてしまうっていうところで、
怖いよって泣いてるんです。
ヤマタノオロチのヤマタって、蜂の股でヤマタなんですね。
8つ股があって、で、頭も8つあるみたいな。
怖い蛇ですよね。考えただけで恐ろしいんですけれども。
まあ、そのオロチにね、食べられてしまうんじゃないかっていうので、
もう怖くて泣いてるんですよ。ジジとバーバとその子がね。
で、そのスサノオが、じゃあもう俺がやっつけちゃうみたいな。
って言って、ジジがね、じゃあこのやっつけた暁にはこの娘をあげますみたいな。
言うんですよ。それもね、どうかと思いますけど。
だからそのオロチをやっつけたら、この綺麗な娘さんを妻にするっていう、
そういう約束のもとですね、オロチとの戦いが始まるわけです。
で、まずですね、スサノオはジジとバーバにですね、ものすごい強いお酒を作らせるんですよ。
で、大変おいしいのができるんです。
これをね、8つの壺に分けて入れさせて、
で、そこにね、8つの頭を持つオロチがやってきて、それぞれの壺に頭を突っ込んで、
そのおいしいお酒を飲んで、酔いつぶれてしまうと。
で、酔いつぶれたところをスパッとね、スサノオが切って、オロチをやっつけるっていうね、話なんです。
で、見事にですね、ヤマタのオロチをやっつけたスサノオとその子は結婚しまして、
で、ジジとバーバは大層喜びました。めでたしめでたしというお話なんですね。
神話からの学び
面白いですよね。
ただ、スサノオはそれでよかったのかもしれないですが、一番気になるのはその子ですね。
その子はクシナダ姫っていう名前なんですけど、
クシナダ姫さんはそれでよかったのかっていうのは聞いてみたいところではありますけどね。
もちろん命が助かったので、それは本当によかったと思うんですが、
それでね、これから人生を歩む人が決まるっていうのは、
それで幸せならOKですなんですけれども。
ちなみにですね、ヤマタのオロチを倒したときに、しっぽに固いものを感じてですね、
で、スサノオが開けて取り出すんですけど、
その取り出したものっていうのが、草薙の剣っていう剣なんですね。
これは今、名古屋の厚田神社に奉納されております。厚田神宮か。
で、神楽ではですね、農綿を皆さんつけて、お林に合わせてですね、表現されていてすごく面白かったです。
なんかね、ちょっと非日常的な体験をしたいい日だったなというふうに思います。
ちなみにこのヤマタのオロチ伝説のヤマタのオロチは、
川の氾濫とか自然災害とか、そういうことを象徴しているっていうふうに解釈されることもあって、
人間が自然の脅威を乗り越えて秩序を作り出していくような過程を神話的に描いたものなんじゃないかっていうふうに考えられるというようなことも言われています。
なので、ヤマタのオロチを何に見立ててこの物語を解いていくかみたいな考えていくかっていうのは、いろんなパターンというか考え方があるのかなというふうに思っていて。
例えばこのヤマタのオロチを自分の不安とか恐怖とか混乱とかに置き換えて考えた時に、
スサノオは単純に立ち向かうっていうことでは立ち打ちできないだろうっていうふうに考えて、
お酒を作って飲ませて寝ている隙にやっつけるっていう工夫をするんですよね。
それって冷静さがあったからできたことかなっていうふうに思うんです。
どうしても不安とか恐怖とか混乱に苛まれている時って視野が狭くなってですね、
無我夢中に立ち向かってもうまくいかないとかですね、そもそも怖くて近づけないから無理だっていうふうに諦めてしまったりとか、
そういうこともあるかもしれないんですけど、一旦冷静に考えた時に何か別の方法が見つかるっていうこともあるなっていうふうに思って。
なのでそういう工夫ができないかとか、一旦俯瞰して距離を取って見つめてみるっていう時間を取るっていうことの大切さとかも、
なんか考えようによってはこの物語から学べることかなっていうふうに思いました。
9月も残すところ数日というところで急に冷え込みまして、なんか寒いですね本当に。
寒いのが苦手なので今から来る季節に戦々恐々としておりますが、なんか風がですね各地で大流行してるそうですので、
皆さん体調管理しっかり気をつけて美味しいものたくさん食べてよく寝て、ストレスもためこまず解消できる楽しいことしてたくさん笑って過ごしていきましょう。
それではまた次回の放送でお会いしましょう。最後まで聞いてくださってありがとうございました。
エリムスでした。