人間に存在する本能と理性は、人工知能AIにはどちらも存在しない


---

Send in a voice message: https://podcasters.spotify.com/pod/show/enspire/message
00:00
皆さん、こんにちは。ネットビジネスアナリスト、横田秀霖です。
今日も人工知能AIについて考えていきたいと思います。
本能と理性について考えてみたいと思います。
人間には本能と理性が2つあります。
本能というのは、自分の思うがままに、欲望のままに生きていく、本来生物が持っているものです。
これに対して、理性というのは、冷静に考えて本能のままに赴くのではなくて、
少し客観的に俯瞰して世の中を見ようみたいな理性、歯止めをかけましょうみたいなのが理性というものだと思うんですね。
このような本能と理性というのがあるんですけど、人工知能においてはどういうことが言えるかというと、
そもそも本能というものはないわけですね。
生まれてきたときに本能というのが与えられていないわけです。
人工知能も元々勝手に生まれてきたものじゃなくて、人間が作ったものなので、本能というものを最初からインプットしてあればあるんだけど、本能はないんですよね。
欲望というものを今後プログラムすることができれば、本能というものがあるかもしれないんですけど、
ただそれは作られたものであって、元々あったという本能ではないんですけど、そもそも本能はないです。
では理性というものはどうかというと、何かを俯瞰して物事を見るとか、
自分のやっていることに対して歯止めを効かせるみたいなものを持っているかというと、これも持っていないんですよね。
これももちろんプログラミングとして、これ以上何かしちゃいけないよみたいなことをプログラムすることはできるんだけど、
自分が自発的に理性を持っているかというと持っていないわけですね。
この本能と理性というものに関しては人間が持っているんだけど、人それぞれ本能の度合いだったりとか内容だったりとかも違うし、理性の度合いというのも違うわけですね。
この2つのバランスを取りながら人間は生きているんだけど、人工知能はこの両方ともないということなんですよね。
この本能と理性をうまく使い分けているからこそ人間らしさというのがあるのではないかなと思っていて、
この2つがないからこそロボット、人工知能じゃないかなと思うわけですね。
そうするとやっぱりこの本能とか理性とかっていうのをどのようにくすぐるのか、もしくはそれをうまく活用するのかということでビジネスをしていくときにも、
この2つの要素っていうのを意識しながらやっていけば人工知能やロボットにはまだまだ負けないんじゃないかなと思いますね。
ぜひそういう視点で考えてみていただければと思います。
ネットベースアナリスト、横田修林でした。ありがとうございました。ではまた明日。
02:59

コメント

スクロール