人生の儚さと美しさ
スピーカー 1
遠くで鳴る雷とえりあし、人生は儚く、美しいひとときは、せつなに過ぎていく。
限られたときの中で、あなたと過ごす喜びを実感している。
今は少し、何も考えず、耳を傾けよう。
もしもーし。
スピーカー 2
はいはい、もしもーし。
おつかれさま。
はい、おつかれです。
スピーカー 1
ゴールデンウィークいかがでしたか?今年の。
スピーカー 2
ゴールデンウィークはね、久しぶりに実家に帰りましたよ。
スピーカー 1
うんうんうんうん。天気良かった?
スピーカー 2
割と良かったね。めちゃめちゃ良かった。
スピーカー 1
あ、めっちゃ良かったんや。
スピーカー 2
ずっと晴れてたよ。
スピーカー 1
あ、そうなんや。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
どうでしたか?久しぶりの実家は。
スピーカー 2
聞く気あんのかー!?
スピーカー 1
あるあるあるあるある!めっちゃあるめっちゃある笑
スピーカー 2
なんかさ、やっぱさ、しばらく親と会わないとさ、
実家への帰省
スピーカー 2
うわー歳とったなーとか思うって言うじゃん。
うんうんうんうん。
あれね、全然思わなかった。
スピーカー 1
あ、変わらへんかったんや。
スピーカー 2
そんな変わんないんだなーこれぐらいだと。って思った。
スピーカー 1
あ、え、え、どのぐらい空いてたの?
一年ちょっとかな。
え、そんなに!?
スピーカー 2
空いてた空いてた。
スピーカー 1
しゅねさん、もっとご実家帰って!
スピーカー 2
いや、ちーこはメンヘラだからさ。
スピーカー 1
あ、俺と一緒やんか
スピーカー 2
そうだよ、A型みんなメンヘラだから(偏見)
あ、でも久しぶりに帰って、ぐりさんの話したよ。
スピーカー 1
あ、そうなんや。
スピーカー 2
ぐりさんは元気にまだラジオやってるのー?って言ってたから、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
あ、去年首折ったらしいよって言って。
スピーカー 1
おー。
え!?!?って言って。
うん、なるほど。
いや、嬉しいね、覚えててくれてね。
スピーカー 2
そう、私がさ、昔母親にiPad買ってさ、
で、まあ契約も私がずっとしてるんだけど、
iPadのバージョンがもうちょっと古くて、
ラジオトーク聞けなくなっちゃったんだって。
アップデートがもう対応しなくなったんだって。
スピーカー 1
そんなことあんねんや。
そう。
スピーカー 2
で、このlistenのURLを帰りの電車で送ってあげたの。
スピーカー 1
おーおーおーおー。
スピーカー 2
そしたら、いいね✨って来たよ。
スピーカー 1
あ、そうなんや。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
ちーこさん、聞いてくれてるんですね?
スピーカー 2
聞いてくれてますよ。
スピーカー 1
えー嬉しい。
スピーカー 2
ぐりさんのファンですから。
スピーカー 1
あ、ファンなんや!?
スピーカー 2
そうそう、声が好きなんだってよ。
スピーカー 1
あ、マジか!!!
スピーカー 2
ぐりさんトークは内容無いからな。
相手の理解と再会の願い
スピーカー 1
内容ないからなー。って言い切ってるやん!
スピーカー 2
声、声だな。
スピーカー 1
えーそうなんや。
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
いやーちょっとね、
うん。
ぜひ機会があれば、僕直接ご挨拶させていただきたいなって思ってる次第ですよ。
いやまあ、いつになるかわかんないですよ。
スピーカー 2
そうね、でもほら、人はみんないつまで生きるかわからないからさ。
スピーカー 1
そうそうそう。
スピーカー 2
出来るときにしたほうがいいね。
スピーカー 1
うん。
そうなんすよ。
っていうのが、その拠点がね、今転職して、
全国各地に…いや全国各地でもないけど、
なんかあって、
うん。
行くタイミングがね、それぞれの地方にあれば、
うん。
なんかいろんな方とちょっとこう、お会いして、
あの、なんとか僕生きてますっていうことをちゃんと伝えたいなって思ってね。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
思ってるんだよね。
伝えよう。
スピーカー 2
そうなんすよ。
スピーカー 1
伝えとくよ。
いつ死ぬかわかんないんでね。
スピーカー 2
ほんとよ。
でもね、逆に言うと、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか、ほんとに元気に生きてることさえできれば、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
なんか、ちょっとした別れ、
うん。
みたいのも、別に大丈夫だなって思う。
お、なるほど。
スピーカー 1
うん。
どういうこと?
なんか今日さ、写真展やってるじゃないですか、松本いちかちゃんのね。
スピーカー 1
あ、はいはいはいはい。
スピーカー 2
で、それに行く気満々だった女の子のファンがいて、
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
で、まだね、お若いのよ。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
で、その子が、ほんとに行く気満々でワンピースも新しいの買ったんだって(愛おしすぎる)
スピーカー 1
おーおーおー。
スピーカー 2
なんだけど、お家から駅に行くまでの自転車?
おーおーおー。
越えたら、そのワンピースがチェーンに絡まって転んじゃったんだって…
スピーカー 1
えー!
スピーカー 2
で、今日写真展行けないって。。。
スピーカー 1
えーーー。
スピーカー 2
泣いてるって言ってて。
スピーカー 1
おーおーおーおー。
スピーカー 2
で、私はどうにか、、、ただ転んじゃってもう行けないのかな、怪我しちゃったのかなって。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
で、大丈夫ですかって怪我ないですか!?って言ったら、怪我はないんだって。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
だったら駅までもうタクシー代出すから(写真展に)行って!!!と思って。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
なんか、ほら若い子がさ、すっごい楽しみにしてるのをX見てわかってたからさ。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
で、今日しか行けないんだって、他はもう大学の授業が入っちゃってて。
スピーカー 1
おー。
スピーカー 2
だからもう行ってー!と思って。どうにかこうにかか。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
って思ったんだけど、本人はほんとちょっともう今日は行けないんです…って言っててさ。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
で、その時はうわーって思ったけど、
うん。
でもさ、松本いちかちゃんも、その女の子も2人ともちゃんと元気だったら、いつかまた会えるから。
スピーカー 1
うん、確かにね。
スピーカー 2
そう、だから今日悲しい気持ちもめちゃめちゃわかるけど、
うん。
でもまた会えるなっていう風に、私が思っちゃって先に。
勝手に先走って笑
2人はまた会えるなと。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
そう、彼女が元々それぐらい会いたかったんだっていう気持ちに触れてしまっていたからさ、今回のこの自転車の事故でね。
スピーカー 1
うわー。
スピーカー 2
うんうん。
でも、それでも、いつかまたちゃんと2人が元気だったら会えますよ!って、(ただそれを)言うのはまだ早くて、その子にはね。
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
今そんなこと言われたくないねん!ってなるじゃん。
スピーカー 1
はいはいはい、わかるわかる。
スピーカー 2
でも私の中では、この2人がまたずっと頑張っていれば、またすぐイベントで会えるから大丈夫だなって勝手に思っちゃってて笑
スピーカー 1
うんうんうんうん。
スピーカー 2
っていう意味で、まずはその人とすぐずっと一緒にいようって無理矢理頑張るんじゃなくって、
また2人がちゃんとしてれば、いつか会えるんだろうなという気持ちと、会える時に会った方がいいっていう気持ちを両方持とうと思ってます。
うわー。
スピーカー 1
しゅねさんあれですよね、タイミングみたいなのすごい大事にされる方やなって思ってますよ、僕結構。
スピーカー 2
そうですかね。
スピーカー 1
今のこのタイミングは、ちゃうねんなみたいな。
(しゅねが)無理矢理持っていこうとされるかたじゃないっていうのはね、僕気づいてます。
スピーカー 2
何よりです笑
スピーカー 1
それは多分なんかあるんやろうね、無理矢理やってもうまくいかへんやろうなっていうか、若干ちょっと悟ってる部分みたいなのない?
スピーカー 2
でも最近だよ、最近。
スピーカー 1
違うで。
スピーカー 2
結構人生わがままに生きてきましたし、今でもわがままで皆さんに迷惑かけてますけど、それでもなんかね、
でもね、Twitter?SNSをやったのは結構大きくて、いろんな人の考え見れるじゃない、オススメとかで勝手に。
スピーカー 1
まあまあまあ、確かにね。
スピーカー 2
そういう人とかもさ、見るとさ、ほんとに同じ世界生きてるのに全然違う視点で考えてる人いるじゃない。
うん、いるね。
そういう人たちを見て、ある意味ね、絶望して、そこで悟ったかも、ちょっと。
スピーカー 1
あまりにも違いすぎるってこと?
スピーカー 2
そう。ただそれは、お互いの正義なんだなって。
スピーカー 1
うわー、はいはいはい。
スピーカー 2
そう、だからその人が今生きてるライフステージにおいて見えてる世界での正義と、その他の人たちの持ってる正義がぶつかっているのに、
なんか戦って、消耗しているのを見てっていうのがあったからね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
だから私は、自分の今の精一杯生きてる中でしかもう考えられないんですよ。
スピーカー 1
もちろんそうよ。
スピーカー 2
そう、それ以上の良いことも出てこないし、それ以上の悪いことをしようとも思わないわけよ。
スピーカー 1
っていう、私の中で今の居場所、以外の人たちと無理に干渉して、足元がぐらぐらするのってすごく嫌だなって思った。
スピーカー 2
なるほど。
気持ちがね、不安定になるというか。
スピーカー 1
自分自身のこと?
スピーカー 2
そうそうそうそう。え、なんで伝わんないんだろうとか、何考えてんだろうとか、そういうのをね、手放そうと思った。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
さよなら。
スピーカー 1
この自分のコントロール外の範囲。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
ってことね。
その線引きが上手くできたのかな?
スピーカー 2
そうかもね。あとコントロールしてこようとする人たちがいるじゃない。
スピーカー 1
いますね。
スピーカー 2
ね、メンヘラ起こしたりしてさ(誰とは言わないけど)
おい。
そういう人たちのことで、どうしようって悩んだりとか、人に愚じったりとか、そういう時間って無駄だなって思って。
スピーカー 1
それに気づいたのがここ最近ってこと?
スピーカー 2
ここ最近。
スピーカー 1
えー、ここ最近って、でも最初出会った時からそんな感じじゃなかった?
スピーカー 2
割とね、お客さんって一番遠いじゃない。
スピーカー 1
お客さんが一番遠い。
スピーカー 2
そう、会ってる人の中では一番遠いじゃない。家族っていうのは一番近いじゃない。
スピーカー 1
なるほど、距離置いてるってことね、自分がちゃんと。
そうそうそうそう。
スピーカー 2
っていうところで、お客さんに近い人に対しては割とスパスパいけるのは仕事だから。
うんうんうん。
でもことプライベートになってくると、その分け方ってあんま上手じゃなかった。
スピーカー 1
あ、そうだよ。
スピーカー 2
なんでこんな考えになるんだろうなって。
1から段階で教えたら分かるんじゃないかなみたいな。
そこからじゃあちょっと説明するから、図にするんで見てくださいみたいな。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
1個目こちら、みたいな。1個目こちら、みたいな。
で、今話してる話ここ、どうでしょう?さっきの話の聞き方違い変わってこないですか?みたいな。
スピーカー 1
そう考えたら、結構序盤の方に説明してもらってたタイプの人やな、俺。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
あ、じゃあありがたかったね、今。
スピーカー 2
いや、ありがたいというかさ、それが私の中でその時は正義だったのよ。
例えば、私が言いたいことをね、なんでそう言ってるか分からんってなった人に、順調だったよって話を聞いてもらえると、
あ、だからこういうふうな考えになったんだねっていうふうに、
なんかその人の土壌を掘り返せるというかさ、カチカチのところにクワを刺してさ、
ちょっと一回、ちょっと待ってて、高谷すから、みたいな。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
スピーカー 2
そういう時もありました。
でもそれって、私の中ではそれがいいと思うけど、
相手にとってそれがいいかどうかは別のことなんだよね。
当たり前なんだけど。
いや、そのドリルダウンできるのすごい技術よ。
スピーカー 1
さらにそこからまた発展していってるってことだね。
スピーカー 2
あそこは掘らなくなったかもね、ある意味。
そこまで掘ろうとしちゃうと、こっちも期待しちゃうからさ。
スピーカー 1
はいはいはいはいはい。
また救急車が。
私配信中よく救急車来ない?
来ましたね。
来るよね。
前回のライブ配信の中でもね。
スピーカー 2
すごい事件みたいなぐらい来てたよね。
スピーカー 1
めちゃめちゃ鳴ってたよね、あれ。
スピーカー 2
誰かやられたんじゃないかなってくらい鳴ってたよね。
はい、いいんだいいんだ。
それでね、大人になってプライベートにおいても、
ドリルダウンして、こっちの考えを理解させようとしているんだなってことにちょっと気づいて。
でもそれが悪く言えば、きっと相手に対する諦めなんだよね。
スピーカー 1
はいはいはいはいはい。
スピーカー 2
もう期待しなくていいやみたいな。
正直それニアリーコールに近い、私にとっては。
私はもう結構必ず理解してほしいから、そのために何かいい方法ないかなって考えるから。
でも、それって私の正義だなと思って。
いわゆるツイッターで喧嘩してる人達とやろうとしてることは一緒かもしれないなって。
ちょっと恥ずかしいなって思ったから、それは本当に相手が望んでくれたときにするとかさ、そういう形にしようって。
スピーカー 1
あー思ったんや。
思った。
でも、俺逆にそれ見てて学ぶところめっちゃ多かったけどな。
スピーカー 2
それは聞こうと思ってくれる人はね。
スピーカー 1
すごい分かりやすいところで言ったら、重たい荷物を持っている女性を駅で見かけたら、声をかけるとかね。
あ、グリさん?
スピーカー 2
そうそうそうそう。
スピーカー 1
えらいじゃーん。
声かけの重要性
スピーカー 1
恥ずかしいとか、もうそんなん関係ない。その子が大変やから順々に声をかけるとか。
そういうの普通にするタイプやんか。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
それはすごいなと思って、実践してるよ。
スピーカー 2
えらいじゃーん。
きんちくか持つより男の人が持った方がいいよねって気持ちは。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
だからちゃんとそういう、なんていうの?これはなんていうの?遺伝子じゃん、ちゃうけど。
遺伝子?
スピーカー 2
何の話!?何言ってんの!?やめてよ意味不明なこというのこわい
スピーカー 1
教えはちゃんと刻まれてるよ。
スピーカー 2
でも前ね、リスナーさんで、たぶんそういうところをきっと聞いてくれて、車でね、社用車で仕事中に、歩道に倒れてる人がいたんだって。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
で、一応そこに他にも人がいたから、仕事中だし、運転中に急に止まれないじゃん。
だから行こうって思ったんだって。
で、いつもの自分だったらそのまま何も考えずに次の現場まで行けたんだって。
スピーカー 1
はいはいはい。
スピーカー 2
なんだけど、しねさんはきっとこれ戻るなって思って。
スピーカー 1
はいはいはい。
挫折して挫折して挫折して戻ったんだって。
で、事態はもうだいたいね、もう救急車も呼んだとかなってたんだけど、
スピーカー 2
でもそこで今までたぶん、ほんとは気になったんだよね、ずっと。
今までもなんか見た人をほっといて、そのまま通り抜けたことをね。
でも今回初めてその場に戻って、なんかちょっとすっきりしたんだって。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
今までもやっとしながらも、自分じゃなくても大丈夫だろうと思って通り抜けてたのを、
スピーカー 1
当事者意識を持って戻ってみたことがよかったって言われたことがあって。
スピーカー 2
そういうことかなと思った、今。
あ、そうそうそうそう。
なんかさ、もやもやしなくない?
スピーカー 1
あ、もう全然しない。
スピーカー 2
そう、声かけたほうがもやもやしないのよ。
スピーカー 1
しないしないしないしない。
スピーカー 2
だから先に声かけちゃう。
スピーカー 1
いやー、それを最初から言ってたのよ。
スピーカー 2
私?
スピーカー 1
うん。今ももちろん言ってるけど、知り合った当時からずっと言ってて。
最初はできへんかったけど、いざやってみたら、
スピーカー 2
本当にその通りで気持ちいいって感じやねん。
スピーカー 1
うん。
っていうのはね、すごいいい学び。
だから相手のために。
スピーカー 2
おー、学びじゃん。
あ、ごめんね。今、じゅう下がったね。
スピーカー 1
いいね。ちょっと父親が電子レンジ回してるからちょっと。
なんだっけ?
スピーカー 2
はい。
電波が乱れた。
スピーカー 1
ちょっと今電波乱れ気味です。
なんだっけ?今、私、何をやろうと思ったの?
スピーカー 2
えっとね。
スピーカー 1
うん。なんだっけ?父親が電子レンジ。
スピーカー 2
違う違う違う。
スピーカー 1
なんだっけ?
スピーカー 2
えーっと、学び。学びの前ね。
そう、学びの前。あ、そうそうそう。
スピーカー 1
人のね、人を助けてあげようなんて思ってないのよ。
うんうんうん。
スピーカー 2
ここで助けたほうがいいのかな?いや、誰かが助けるのかな?
いや、でも誰も助けないよね。そうだよね。
じゃあ自分が行くかなっていう。
じさがもう気持ち悪くて自分のためにやってるだけなのよ。
スピーカー 1
あー。
スピーカー 2
東京駅とかでさ、すっごいでっかい荷物持ったおばあちゃんとかいるの?本当に。絵に描いたような。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
さ、エレベーター乗ればいいのに階段降りようとするんだよね。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
なんでなんと思って。
スピーカー 1
わざわざ。
スピーカー 2
おばあちゃん、エレベーターあるよ。
スピーカー 1
そう。
スピーカー 2
でもたぶん、エレベーターまで行くっていうことが多分奥なのとわからないから、目の前の階段降りたほうが早いなってきっと思うんだよね。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
だからもう、おばあちゃんに下降りるので後悔しないって聞いて。
道合ってる?って聞いて。
これで道違ったらもう一回上がるんだよって言って。
スピーカー 1
うんうん。
スピーカー 2
でもないない線乗りますって言って。
じゃあ荷物降ろすよ、大丈夫?みたいな。
スピーカー 1
本当に道合ってる?って言って。
スピーカー 2
おばあちゃんも声かけられるの待ってるよね、それ。
本当は持ちたくないよ、荷物階段でそんな大きいの。
スピーカー 1
そりゃそうやわな。
でももしかしたら誰かの親切に触れたくてそうしてるのかもしれへんよな。
スピーカー 2
それもそれで愛おしいからいいよ。
そういう時もあるよね。
スピーカー 1
試されてんのやろな、じゃあ。
私も変に銀座とか渋谷とか歩いて声かけられると安心するもん。
しんさんもメイク道具持ってるから大丈夫ですかって聞かれたら、
安心する部分があるってこと?
スピーカー 2
違う違う、ナンパされるときね。
スピーカー 1
そっち?
スピーカー 2
そうそうそう。
あ、なんかこの街にいていいんだなみたいな。
安心した。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
ちゃんと俺言うもん、私。
スピーカー 1
なんて言うの?
スピーカー 2
本当に数ある女性が歩いてる中、本当に声かけていただいてありがとうございましたって。
スピーカー 1
じゃあさよなら。
そんないい声で言うのや。
スピーカー 2
先週かな、ゴールデンウィーク前も新宿の南口歩いててさ、
今から帰るんですかって言われて。
今から帰りますって言って。
どっか行かないですかって言ってくれて。
行かないですって。
でも声かけて、なんかで改札のほうまで入ろうとしてくれて。
スピーカー 1
結構しつこかったタイプね。
スピーカー 2
そうそう、本当に行けないけど、
もう声かけてくれて本当にありがとう、バイバイ。
めちゃめちゃ心からお礼は思ってる。
スピーカー 1
なるほどなるほど。
スピーカー 2
でもそんな優しいあなたにはもっといい子がいるから、頑張ったねって。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
思ってます。
スピーカー 1
へー。
スピーカー 2
何の話?
スピーカー 1
いやいやいや、おばあちゃんを助ける話かな。
まさかのナンパの話だってめちゃくちゃびっくりする。
スピーカー 2
人との触れ合いは温かいなっていうところよ。
スピーカー 1
めっちゃうまいことまとめるやん。
スピーカー 2
そうそう、何が何のきっかけは何であれ、
あれかとね、そうするってことはいいことだなと東京で思うわけですよ。
スピーカー 1
そうそうそうそう。
戻った彼も、現場にちょっと倒れてたけど、車用車で気になった彼と同様、
俺もよく似た感覚よ。
なるだけ声かけるようにしてる。
素晴らしいと思います。
そうよ。
相手のために行動する
スピーカー 1
あとそのなんか、しゅねさんライフハックデザインは、ことならまでちゃんと響いてますよ。
スピーカー 2
そこでさ、ありがとうございますって言ってくれる?みんな。
スピーカー 1
うん、いろいろやけど、ありがとうございますって言って本当に手伝わせてくれてる人もいたら、
大丈夫です、大丈夫ですみたいな展開がある。
いろんなケースがあるよね。
スピーカー 2
そうだね。
なんで質問したかっていうと、
とっさだからありがとうって言えない人もいると思うのよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
助けてあげなきゃって思える人が少ないのと同じくらい、
助けてもらった時に助けられ方がわからない人とか、
スピーカー 1
ありがとうってとっさに出てこない人もいるわけよ。
その人たちの代わりにありがとうって言おうと思ったの、今。
すごいな。
スピーカー 2
きっと帰ってから思ってるのよ。
スピーカー 1
すごいな。
しゅねさん、人生何回目ですか?今。
スピーカー 2
回り回って言われるっていうさ、ぐりさんが優しい行いに対してね。
スピーカー 1
はいはいはいはい。
たぶん僕6回目ぐらいと思ってるんですけど、たぶんしゅねさん12回目ぐらいじゃないですか。
スピーカー 2
まあ、どうだろうな。
ちょっと感覚、肌感的にね。
そう、だから親切は人のためならずなんですよ。
スピーカー 1
なるほど。
どういうこと?
スピーカー 2
自分が優しくしてやってるんだって思ってるんじゃなくて、
なんか回り回ってこういう時に話せたりするわけじゃない。
何もしなかったら何もないんだから。
スピーカー 1
うん、たしかにね。
スピーカー 2
そう、だから何かをすることが、それがたまたま優しいことなのか、相手にとってどうでもよくて、
それが自分にとってすっきりするかどうかだから、
私はね、人のためではなく自分のためだなって思う、結局は。
スピーカー 1
なるほど。
うん。
なるほどな。
スピーカー 2
そう、だから。
スピーカー 1
勇気を出して行動したかどうか。
スピーカー 2
そう、しかもそこでぐりさんがね、持ちましょうかって言ってくれた時に、
えーありがとうございますって言って持たせてくれた人もすごい人だと思うのよ。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
はいはいはいはいはい。
スピーカー 2
そう、だからね、あ、いいですいいですって言われたら、
あ、じゃあ気をつけてくださいね、さよならでいいし。
スピーカー 1
うん、そうやね、そうなるよね。
スピーカー 2
そうそう、でもありがとうございますって言ったら、
あ、それでもまあさ、まあ気をつけてさよならじゃん。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
そう、だからね、これすごくいい時間だと思うんだよね。
スピーカー 1
いや、いい時間よ。
スピーカー 2
荷物重そうだな、頑張ってねって心で思って歩いてスタスタって行くよりは、気が楽。
スピーカー 1
なるほど。
スピーカー 2
うん。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
ねえねえ。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
もう寝ようか。
スピーカー 1
寝ましょう。
はい。
スピーカー 2
おやすみなさい。
スピーカー 1
おやすみなさい。