長沢翼の自己紹介
日本最大級のエンジニアコミュニティQiita、プロダクト開発部部長の清野俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストに迎え、キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、エンジニアの皆さんに役立つ話題を発信していきます。
今回からのゲストは、株式会社LIFULL執行役員CTOで、一般社団法人日本CTO協会理事の長沢翼さんです。よろしくお願いします。
長沢翼さんよろしくお願いします。
最初に簡単に自己紹介をお願いしてもよろしいでしょうか。
株式会社LIFULLで執行役員CTOをしております。長沢と申します。
LIFULLの中では、入社は2008年に新卒で入社しまして、その後17年間ぐらいですかね。
ずっといるという形です。その中で様々な経験をしてきました。
Webですとか、iOSアプリですとか、あとはAPI、BFF基盤の刷新ですとか、あとは事業系システムのクラウド移行など、
わりかし表側から裏側まで幅広くやった後に、2017年から初代CTOということで、
それまでXO職が設けられていなかったんですけど、XO職を設けるというタイミングでCTOに就任して、
技術全体の組織だったり、戦略などを担当しております。
その後、同時に2017年にベトナムの開発拠点、ベトナムホーチミシシに開発拠点があったりですとか、
2023年にはマレーシアのクアラウンプールに開発拠点があるんですけど、そちらの役員みたいなことも務めております。
あとは、ライフルホームズっていう事業が、ライフルの機関事業ではあるんですけども、
その中で、今、副本部長として、プロダクト全体ですとか、新規事業関連を最近は鑑賞しているというような、いろいろやっております。
現在の業務内容
ありがとうございます。よろしくお願いします。まさに今日、ぜひいろいろお伺いしたいところが、
今の自己紹介の中でもいろいろあったなと思うので、ぜひいろいろお伺いさせてください。
ということで、今回は第1回目は、毎度おなじみ、長澤さんの今までのキャリアみたいなところをもうちょっと深掘りしていけたらなと思っております。
自己紹介の中でも軽く触れていただいてたかなと思うんですけど、もうちょっとガッツリいろいろ聞かせてください。
長澤さんとお送りする1回目のテーマは、ライフル一筋17年、変化を楽しみ、挑戦し続けたキャリアです。
最初にお伺いしたいのが、過去のお話をお伺いする前に、今の仕事のところですね。
自己紹介のところでも軽く紹介いただいたかなと思うんですが、改めて今やっていることみたいなところをお伺いしてもよろしいですか。
ありがとうございます。今やっていることはですね、大きく分けて3つプラスアルファーぐらいあります。
1つ目が、前者のテクノロジー本部という前者のオーダー、ライフルってライフルホームズですとか、
子会社にライフルシニアっていう介護施設を紹介するようなサービスをやっているものですとか、
宇童産投資をやっている顕微屋みたいな様々ないくつかの事業があるんですけど、
そこの事業をオーダーを含めてインフラを管理していったりですとか、セキュリティ名を見ていったり、品質を管理していくようなオーダー的なテクノロジー本部という部門があって、
そこでオーダーインフラですとか情報システムみたいなところを鑑賞しているっていうのが1個目の部分です。
2つ目の部分がライフルホームズで副本部長ということをやっておりまして、
そこではプロダクト系ですね、サービスを企画するような人員ですとか、エンジニアの人員を鑑賞していて、
あとは新規事業、ライフルホームズもライフルホームズの中で不動産関連でポータルサイトをやるだけではなく、
不動産検索サイトやるだけではなく、それ以外の新しい不動産外資さんに向けたサービスみたいなのをいくつか作っているものがあって、
そちらを新規事業として立ち上げることとか伸ばすことを鑑賞しております。
3つ目がホーチミンシティとマクハラランプルの話だと思いますけど、
海外のエンジニアとか海外の拠点も含めて、グローバルとして全体でさまざまな開発をしていくためにはどうすればいいかっていうようなことを
エンジニアの連携の部分ですね、グローバル開発体制を作っていくみたいなことを内部では言ってますけど、
そのようなところを進めていくっていうようなことをしています。
他にはこういうふうにして進める、新しい未来を考えるとか、じゃあ生成AIの今後どうしようとか、
そういういくつかやるべき、未来に向けてやるべきコンテンツがあるので、そういうところをやっているみたいなところがプラスアルファの部分ですかね。
キャリアの始まりと学び
ありがとうございます。
本当に今ライフルさんの中で幅広い新規のところの立ち上げから過去組織のいわゆる統括っていうところですかね、
みたいな感じでいろんなことされてるなっていう話聞いて感じたんですが、先ほどの自己紹介もあった通り最初ライフルさんが新卒で入社されてずっとやってらっしゃるってことなんですよね。
そうですね、卒業してそこからライフルでずっと働いてて。
なるほどありがとうございます。ちょっといろいろお話を伺いたいところであるんですけど、ちょっとその手前から、そもそもプログラミングとかっていつから始めたのかなみたいなところをお伺いしてもよろしいですか。
プログラミングを始めたのは大学生です。
もともと大学生のときに入学した当時は、あまりまだエンジニアになるというイメージもなかったんですけど、
情報系の学校プラスデザインをやっていくような学校で、自分どちらかというと情報デザインのことを先行してやってたんですね。
その中で情報デザイン進める上で、例えば当時Flashとかあるじゃないですか。
Flashでアクションスクリプト書いたりとか、必要に応じてそういうことが求められていたので、そういうのを段々やっていったり、やっぱ授業でプログラミングの授業とか情報系の授業とかもあったので、
そういうのをやる中で結構面白いなっていうのが、パズルみたいだなっていう感傷があって、それで段々興味を持っていったみたいな感じですが、やり始めたのは大学生になってからですね。
本当に大学入られて、その中で授業とかで触っている中でプログラミングも触り始めた、学び始めたみたいなイメージなんですかね。
そうですね。
そこからウェブ開発なんですかね。そういうアプリケーション開発みたいなところに手を出し始めたのはいつぐらいのタイミングなんですか。
デザインにプラスしてアルファみたいなものしか元々あまりやっていなかったので、本格的にウェブサービスを開発したみたいなものは入社してからですね。
そうなんですね。ちなみに長澤さんが入っていらっしゃった学科なんですかね、情報デザインっていうところはキャリアとしてはどういう選択肢があったんですか。
今でいうとHCDみたいなヒューマンインターネットデザインとかユーザーセンターデザインとか言ってましたけど、
主にですね、結構そのメーカーのユーザビリティとかユーザインターフェースの部門に就職するような人もいたりですとか、
あとはシステム系に入っている人はSIRみたいなことをやっている人も多かったので、割とその先に進んでいく方向は様々な学部でしたね。
なので結構幅広いことは特に定まっていないみたいな感じだったかと、この人は怒られちゃうかもしれないけど当時はまたそんな感じだと思います。
その中でライフルさんいわゆるウェブアプリケーションを作っていらっしゃる会社だと思うんですけど、
そのライフルさんを選んだ、ライフルさんを選んだもそうですし、その業界を選んだ理由って何かあったりするんですか。
ありがとうございます。割と就職数をしているときはですね、なので結構広告代理店とか受けてたんですよね。
職種も割と営業職からデザイナー職まで幅広く見ていたみたいな感じだったんですが、当時学校にそのライフルが会社説明会で来ていて、
そこで話を聞いたところ会社説明の内容にめちゃくちゃ交換できたっていうのがありまして、
一応その背景としては当時大学3年生ぐらいの頃ですかね、地域の病院と連携しながら、
地域医療についてITの力でどうにか考えられないかみたいなことをやるプロジェクトみたいなものを、
地元の病院と一緒に連携しながらやっていて、それで医療ってやっぱりITの力でよくできるところって非常に多いなみたいなことを感じていたんですね。
そういう仕事ができるとやっぱり人のためにもなるんだろうなみたいなことを思っている中で、
それでも一歩引けば医療だけじゃなくて人の生活全般が当時iPhoneとかもなかったので、
それこそまさに大学の授業中にいろんな人の生活を良くするアイディアを色々試行していく中で、
iPhoneみたいな端末があればこういうのも解決できる、こういうのも解決できるっていうアイディアが結構学生の中でも出てたんですけど、
そんなことを思っている中で、iPhoneの解説命会を受けた時に、
事業内容とか売上規模とかは全くわからなかったんですけど、会社としてやっていきたい世界観がすごく共感できた。
経営理念ですよね。
常に革新することでより多くの人々が心から安心と喜べられる社会の仕組みを作るっていうような経営理念なんですけど、
そこにそのメッセージで我々は世の中を良くしていきたいなみたいな話しか頭に残らなかった。
それくらいインパクトの強い説明で、なんかちょっと合うかもって思ったのがきっかけですね。
そうなんですね。でもそこでライフルさんに魅力を感じて、もう実際入社されたってことなんですね。
そうですね。やっぱり面接を進めていく中でも、やっぱり人としてすごく面白い人が多く、
やっぱりそのビジョンへの共感みたいなことをみんな言ってましたし、途中まではデザイナーでなんか受けてた。
そうなんですね。
なんかデザイナーもエンジニアもなんかどっちにでもみたいな感じで受けていたんですけど、この面接を進む中で、
当時今のうちの人事の執行役員が、人事本部長をやっている執行役員がいるんですけども、
当時その人はまた人事のグループ長で、その人と面談している中で、エンジニアそうそうじゃないって言われて、
あっわかりました、じゃあエンジニアで。そんな感じで決まっていったって感じです。
そこのキャリアの選択によってCTOまで続いているってことですね。
なるほどありがとうございます。
そこで実際ライフルさん入られて、エンジニアとしてキャリアをスタートしたってことですね。
そうです。
当時いわゆる新入社員としてやっていたことはどういうことだったんですか。
当時一番最初に配属されたいのが、不動産流通っていうあまり行われるような中高不動産を売買したりするような領域で、
不中高不動産を探すようなサイトですね。やってたんですけど、当時ユーザーが買うっていうことをやってたんですけど、ユーザーが売却するっていうサービス、
売買だから買うと売るじゃないですか。なんで売却するっていうサービスは当時まだなかったんですよ。
買う側しかなくって。ユーザーが買う物件を探す側しかなかったので、売却のサービスも作ろうって言ってたタイミングで入社して、
新入社員からの挑戦
その売却を作るっていうサービスの最初に開発するタイミングで一部を担当させてもらうとか、そういうような入り方でしたね。
そうなんです。そして最初の頃からいわゆる新規事業じゃないですけど、新しいものを立ち上げるというか作っていくところからやられてたってことなんですね。
そうですね。なので結構既存のものに対して追加開発ももちろんあるんですけど、というよりは新規で何かをやるみたいなタイミングで入らせていただくことの方が多かった感じですね。
そうなんですね。いわゆる新規の開発ってどうしても見えない、不確実性が多いものだと思うんで、結構カオスになったりするじゃないですか、プロジェクトを進めていく中で。
そういうのを新入社員としてきついなとか思ったりしなかったですか。
あんまりそこのきつさはなかったです。
そうなんですね。
大学の時も結構未来とか言ってる方もみんなそうだと思うんですけど、課題がめちゃくちゃきつくて、基本的に立ち上げとかしないと終わんないみたいな感じなんですよね。
はい。
なんか大学締め切り前にはみんな止まるみたいな。そのまま週間になったりする。
なので結構いろいろやっていく中で、頑張る体制自体はもともとあって、それも全然きつくなかったのと、あと自分の中でエンジニアリングを始めたのが遅かったので、
少しでもやっぱりいろんなことをやってキャッチアップしていかなきゃなみたいなところはあったので、逆に知識がない分何でも受け入れられたというか、そんな形なのであんまり辛さというよりも面白さの方がありましたね。
新しいことに出会うたびに、これこういう感じなんだ、こういう感じなんだ。
はい。本当に結構そういう一つ一つが面白くて、きつさよりもその楽しさが上回ってたっていうのは状態だったんですよね。
そうですね。
そうなんですね。
キャリアの分岐点
新入社員としてやることは、たぶん新しいプロジェクトでも基本的には特定の部分を作っていくっていうことで、なんかそのより複雑な部分ってもっとたぶんプロジェクトマネージャーとかがやってるじゃないですか。
なのでそういうところがあんまり見えなかったとかいうのもあるともちろん思いますけど、働きすぎて怒られましたね。1年分。
そうなんですね。ありがとうございます。
会社の上司とちょっと喧嘩したというか。
働きすぎて。
いろいろと長い時間話しました、それについて。
そうなんですね。
すごいな。
ありがとうございます。
新入社員としてのキャリアのスタートとしては、本当にエンジニアとして入ってガリガリ開発をしていくっていう感じだったかなと思うんですけど、そこから今のCDOっていうところに行くまでに何個かキャリアとしての分岐点とかがあったんじゃないかなと思ってまして、いわゆるスペシャリストに進むかマネージメントに進むかみたいな、そういうキャリアの分岐点みたいなのあったりしましたか。
ありましたね。やっぱり悩む時期というか、どっちがいいんだろうなみたいな時期は、後ろ向きに悩んだというよりもはどっちでもいいよなみたいなことはやっぱり思っていて。
そうなんですね。
やっぱりエンジニアも長く続けていくとすごく楽しいじゃないですか。
はい。
真面目に仕事はしてるんですけど、プログラミングということをやったりシステム設計してること自体がパズルみたいでとか、やっぱりそもそも楽しい、遊んでるみたいな感覚ですし。
はい。
もちろん家でもとかプライベートな時間でもプログラミングとかもしますし、そういうので普通に楽しいなって思っていて。
どんどんこういうところを突き詰めたいな、もっといいプロダクト作りたいなっていう思いが、基本はやっぱり先行していて。
はい。
なんですが、やっぱりずっとそれをやってるともっといいプロダクトを作るためには、例えばプログラミングをただただ1箇所のプログラミングをしてるときにもっといいプログラミングとかいいシステムにするにはどうなんだろう。
じゃあもうちょっとクラス設計とか全体設計のところから考えていかなきゃいけないみたいなことを考えていくと、そのだんだんこうじゃあそれはクラス設計とかじゃなくてシステムインフラ全体の設計なんじゃないかとか、それを設計する組織なんじゃないかとか組織化の問題なんじゃないかみたいなことでだんだんこう見えてくる範囲が広がって、
もしかしたら組織の課題を感じるんであれば、そっち側を自分でやった方がいいのかもしれないって思い始めていた感じでしたね。
へーなるほどありがとうございます。でも今のところは僕もすごい共感するなと思っていて、僕実は新卒2年目からどっちかっていうとマネジメント寄りのことをやっていて、キャリアとしては圧倒的に手を動かす寄りマネジメントをやってる期間が長いっていう感じなんですけど、
僕も結構やっぱりいいものを作るためにやっぱりいい組織だったりとか、その組織の選択肢というものをよりベタなものを選んでいくっていうのが必要だよなと思って、そこをやってたりはするんですけど、これ僕も当時悩んでたことでもあるんですけど、ここで聞きたいのが、開発だと地図付きで結構いろいろインプットとか判断ができるなと思っていて、経験に基づいてとか、
今まで学んだとか、前やったプロジェクトだったらこうだったから、今回もアーキテクチャーこうしようとか、そういう選択肢ができるかなと思うんですけど、そこからいわゆるマネジメント的なところに飛ぶと一気にその知識が地図付きじゃなくなるみたいな感覚が最初マネジメントをやる人って、マネジメントもそうですしチームをリードする人って結構あるんじゃないかなって気がしていて、なんかそこら辺で実際長澤さんも初めてチームをリードするとかマネジメントするみたいなのやった時って難しさみたいなの感じましたか?
ありがとうございます。私が最初にマネジメントをやったのが、おそらく入社して7年目とかだったんですよね。結構その直近、まさにそのAWS1校とかをやっているタイミングで、なのでそれも2年間くらい同じチームでやってたんですよ。
同じチームになっていた時に、その上司が、当時の上司が一個上の階層に上がるということで、私が次にそこのグループ長みたいなものをやるようになったんですけど、なので結構そのメンバーとのコミュニケーションみたいなところはまあ大丈夫でしたし、実際に開発的にもリーダー的なこともやっていたので、そのタスクの仕事の進め方は大丈夫だったんですが、
長期的な成果の意識
一個これは大きく違うなと思ったのが、判断する人として周りの人に見られるっていうことですよね。だから結構やっぱり今までなんか仲良く言っていただくかもしれないけど、今まで結構お互いに話し合ってたじゃんみたいなところも、やっぱりその判断をする人として決断を仰がれたりだとか、
ちょっとした一個の意見が結構やっぱり重みを増してしまうみたいなところは、すごく当時こういうことなのかとか、これはなんか全然見られ方が違うから意識気をつけて振る舞わなきゃなとか思ったところですね。
ありがとうございます。一個だけ聞きたいなと思ってたのが、転職をされてないわけじゃないですか、今まで。転職しようと思ったタイミングがなかったですか?
でもこれ嘘だろって思われるかもしれないですけど、あんまりなかったっていうかなかったんですよね。
そうなんですね。
本気ではもう一回もなく、それでいくと転職活動したことがないみたいな感じ。
へえ。
で、なぜかっていうところを振り返ってみたんですけど、定期的にやることが変わってるんですよ。
最初の2年間ぐらいはWebアプリケーション開発していて、最初Web、PC、で次スマホとかなくて、当時まだガラ系ですよね。
はい。
ガラ系の対応とかもして、その後3年目ぐらいのときにiPhoneアプリが出てきて、そこのiPhoneアプリを作ろうっていうプロジェクトにも、これは自分から志願してですけど手を挙げて、
iOSアプリをその後1年から2年ぐらいやったんですかね。
やった後にAPI基盤の刷新するぞみたいなことになったというより、それは流れでだんだんそうなって、なぜか一人でやるっていうことになったんですけど。
それまでWebアプリケーションとスマホアプリの開発しかしたことないのに、割と基盤から全部設計するみたいなことがあり、そういうプロジェクトをやって、それも1、2年ぐらい。
それが終わったらAWS以降というかクラウド以降、完全にインフラとかネットワーク寄りの作業をそこも数年して、その後マネジメント。
マネジメントもだんだん階層上がっていって、2017年からCTOをやって、そこでまた海外拠点どうだとか写真記事場どうだとか、割と結構やることをガラリと変えてきてるんですよね。
だからやっぱチャレンジは常に自分の中でできている感覚もあり、っていうのがまず1個面白いなっていうか変えれてきてるのが1個の要因。
2つ目としてはマネジメントをやるようになったからより思うんですけど、開発業務って短期で成果が出るじゃないですか。
分かりやすいですし、振り返りやすいですよね。でもマネジメントって、じゃあ組織をガラッと変えました。
1年じゃ分かりません。2年じゃ分かりません。3年ぐらい経って、あ、もしかしてやっぱり良かったかも。
あ、良かったんだとか思えるみたいな。成果が分かるまでスパンが長いもの、変化をちゃんと終えるものに対して取り組んでいるから、そこに対してもしっかり見ていかなきゃダメ。
マネジメントになってからよりそういう長いスパンでの成果みたいなところをより意識するようにはなったっていうところ。
3つ目はやっぱり会社の方向が自分のやりたいこととずれていないので、そこは何よりもあるところですかね。
ありがとうございます。もう本当にCTOになるべくして、今すごい感じましたね。
ザ・ライフルさんのエンジニアとしての王道を走っているというか、こういう人に任せたいと、ライフルの中の肩を持っているからこそ今CTOやられてるんじゃないかなって、
すごいどこから目線かわかんないですけど、すごい感じました。ありがとうございます。
以前、コニファーさんにも似たようなお話聞いていて、やっぱり肩書きとかがつくと一番変わるのは見られ方みたいな。
まさに僕も、僕実はこの4月から部長になりまして、このポッドキャストでも何回か紹介させてもらってるんですけど、
4月にちょっと役割が変わって、僕も前まではマネージャーみたいな、プロダクトマネージャーっていう肩書きだったんですが、
そこから部長っていう肩書きになって、またいろいろ判断とかそういうものも、より責任が伴う場面も増えてきたというか、そういうのを感じてたりするので、
僕も確かにこれがやっぱり役職が変わる、自分が判断をする側になるってことかっていうのは、僕もすごい今痛感してますね。
そうですよね。なので、軽い感じで相談したのが、指示だと受け取られてしまうみたいなのも多分過去にもあって、ちょっと失敗したなとか、そういうのはやっぱりありますよね。
その中でメンバーとコミュニケーションを取る時に気をつけていることとかってあったりしますか?
LIFULLでのキャリア
カジュアルなコミュニケーションっていうものと、いわゆる業務命令としてのコミュニケーションみたいなところをどううまく伝えるかみたいなところって工夫してることってありますか?
ありがとうございます。カジュアルなコミュニケーション、基本1on1とかしていく中では、カジュアルなコミュニケーションのほうが多めだと思いますし、
普段仕事していく中でもカジュアルなコミュニケーションのほうがやっぱり多いと思っています。で、その時はやっぱり個人を見てちゃんと対応していくっていうのは基本だと思うんですけど、
一個意識しているのは、指示というか、ちゃんと言わなきゃいけないことは言わなきゃいけないと思うので、やってほしいことは明確にやってほしいって伝えるっていう、ちゃんと指示を出すみたいなことは結構大事にしていて、
これ会社とか人にもよるのかもしれないんですけど、やっぱりみんな人によっては指示を出すことを負荷に感じちゃう人もいると思っていて、
こういうのなんかやってほしいんだけどなみたいな若干曖昧になっちゃうこともあるじゃないですか。で、相手からじゃあやりますみたいな感じで弾を取ってもらうのを待つ状態みたいな。
そういうのってあんまり良くないなと思っていて、ある意味その組織長だったりマネジメントが自分の心理的負荷を負わないがためになんとなくボールを投げて取られるのを待っている状態だと思うんですよね。
そうやってある意味マネジメントの一個の責任をなんかちょっとメンバーに持って回ってる感じみたいになってるなっていう気がするので、
しっかり曖昧じゃなく、やってほしいこととかやるべきこととか指示を出すところはちゃんと明確に出す。
最初はやっぱり心理的負荷もあるんですけど、そういうものから逃げずにちゃんとやる。そこに対して立ち向かうみたいなことは意識してやってるところでしたね。
ありがとうございます。今のお話は僕のメンバーにも伝えたいなっていう話聞いてて感じて、僕が部長になったと同時にチームのリードを他のメンバーにも任せてたりしてて、結構似たような相談というか、
メンバーが思ったように動いてくれないみたいな相談をされたりすることもあったので、もしかしたらそういうところにもしかしたら課題があるのかもなっていうのをお話聞いてて感じました。ありがとうございます。
長澤さん、今日はありがとうございました。まだまだお話ししたりないので、次回も長澤さんとお送りします。
ということで、今回は長澤さんにいろいろキャリアのところのお話をお伺いしました。途中、僕が普通に相談したくてお伺いしたこともいろいろあったんですが、
印象としてはやっぱり、タイミングタイミングで大変なこととか、それこそカオスな状況に身を置くみたいなこともいっぱいあったんじゃないかなと思うんですが、
それをすごい楽しんでいらっしゃる。楽しんでいらっしゃるからこそ、今もずっとライフルさんにいらっしゃるし、ライフルさんの皆さんも長澤さんを頼っているというような、
そういうキャリアの築き方をされているんだろうなというのはすごい感じました。
コミュニケーションとマネジメント
僕も本当にお話の中でもしましたが、ずっとマネジメントというかマネジメントのほうをキャリアの中ではやっていたりしているので、
その中で僕もより自分で、こうやってやってよかったなみたいな選択肢のところを一個一個、これから答え合わせをしていくフェーズになってくるかもなと思っているので、
そこら辺もいろいろ見ていきたいなと思いました。ありがとうございます。
さて、この番組では関西次回ゲストへの質問、リクエストなどをお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンク類をお気軽にご投稿ください。
Xではハッシュタグ、聞いたFMをつけてポストしてください。
表記は番組名と一緒でQFMが大文字、残りは小文字です。
そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできますので、こちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
聞いた株式会社はエンジニアを最高に幸せにするというミッションのもと、
エンジニアに関する知識を記録、共有するためのサービス、聞いた、社内向け情報共有サービス、聞いたチームを運営しています。
ぜひカタカナで聞いたと検索してチェックしてみてください。
来週も火曜日の朝6時に最新話が更新されます。
番組のフォローをして最新話もお聞きください。
お相手は聞いたプロダクト開発部部長の清野俊文と、株式会社ライフルの長澤翼でした。