日本最大級のエンジニアコミュニティQiita、プロダクト開発部部長の清野俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストに迎え、キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、エンジニアの皆さんに役立つ話題を発信していきます。
ということで、今回からのゲストは、フリー株式会社 UIデザイナー・フロントエンドエンジニアで、ウェブアプリケーションアクセシビリティ協調者、ymrlさんです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。ymrlです。
最初に軽く自己紹介をお願いしてもよろしいですか。
フリー株式会社というところで、エンジニアなのかデザイナーなのか、多分今日その話をすると思うんですけれども、一応所属的にはデザイナーをしています。ymrlと言います。
ウェブアプリケーションアクセシビリティという本の協調者で、そっちだと山本玲さんなので、そっちでもしかしたらフォドキャストの案内とか書いたほうがいいのかもしれないみたいな、どっちのほうが名前が通るか分からないですけれども、書いた本のタイトル通り、アクセシビリティのことを結構やっていて、
そっちの活動で結構よく登場しているんですけれども、一応フリー株式会社では先ほど申し上げたとおりデザイナーっていう立場をやっていて、デザインシステムを作るっていうことをしていて、デザインシステムを作るっていうことはデザインをするということでもあるし、フロントエンドの結構コードをがっつり書いてたりとか、そういうことをしていますというぐらいですかね。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。本当に山原さんいろんなことをされていると思うので、今日はいろいろお話を伺ってください。山原さんとお送りする1回目のテーマは、流され続けてたどり着いた全部やるエンジニアデザイナーです。
ということで、1回目は山原さんの今までのキャリアみたいなところをぜひいろいろお伺いしたいなと思っております。
最初は自己紹介のところで、今のお仕事というところは軽く触れていただけたかなと思うので、そもそもなぜ今デザイン業務をやりつつ、アクセシビリティの方でもありつつ、エンジニアでもありつつという感じで結構いろんなことをされていると思うので、どうして今そういうところまでキャリアとして来ているのかみたいなところですね。
いろいろお伺いができたらなと思っております。
話すと長くなりますよ。
お願いします。
まず最初に聞きたいのが、プログラミングですね。
やっぱりエンジニアとしてプログラミングをもちろんされているかなと思うので、プログラミングはいつから始めたのかというところのきっかけを最初にお伺いできたらなと思っています。
そうですね、プログラミングというよりかは、多分入ったのはホームページを作りたいみたいな、ホームページを作るみたいな、要はHTMLを書く、CSSを書くみたいなのが多分この世界の入り口だったなという感じで、それがもう中学生の頃とかなので、
中学生。
2000年とか2001年、中学生の頃だと2001年とかですね。
そこからだんだんウェブというもの、HTMLというもので、当時セマンティックウェブみたいな話も盛り上がっていたので、そういうのに興味を持つうちにだんだんプログラミングができるとウェブサービスみたいなのが作れるぞっていうのは、
そこでちょっとやり始めてみたりとか、もともと最初はだから、これすごい老人会トークになっちゃうんですけど、掲示板とか、それからブログのシステムをレンタルサーバーに置いてみるみたいなところから、だんだんそれって自分で作れるじゃないかって思ってやってみるっていうのをやってみたんですけど、実はその時はあんまりできなくて、
そうなんですね。
いろんな言語とか、当時そんなに種類はなかったんですけど、言語とか開発環境とか試してみたけど、作りたいものがあんまりなかったみたいなのが中学高校生の頃かなっていう感じで、でも大学受験で数学苦手だったので、数学の点数を稼ぐのにプログラミングの情報がだいたい大門一つだけあるんですよね。
そこだけむちゃくちゃ活躍してましたね。ベーシックが。
そうなんですね。なるほど。本当に最初の頃はいわゆるウェブサイトを作りたいみたいな。
ウェブサイト、そう。
もう中学生の頃やってたってことですよね。
そうですね。
もともと中学生の時にそのウェブサイトを作りたいなって思ったきっかけは何だったんですか。
すごい黒歴史の方行きますね。
別にウェブサイトを作りたいとか、そういうすごい強いモチベーションがあったというよりかは、そういうのをやれると面白いらしいぞっていう。
当時そんなにインターネットに人いなかったっていうのがあって、いろんな人のホームページがあってそこに人が集まっていて、
いろんな交流ができたりとか、面白い文章を書いてあったりとか、それからちょっとかっこいいビジュアルが作ってあったりとか、
そういうのがあったので、自分もそういうちょっとかっこいいなって思ってやってみるみたいな。
ちょっとこの話、話題振られると思って考えてたのが、バイクに乗り始めた人みたいな。
要はバイクに乗り始めて好きな人ってバイクのカスタマイズとかメンテナンスとかしてるじゃないですか。
そういう感覚だったんですよね、多分。
なので自分で作るっていうことがうまくできなかったっていう。
でもホームページを作るぐらいのことはできて、それを綺麗にするみたいなのが楽しかったみたいな、そういう感じでしたね。
そこからより深みのプログラミングに行こうとしたけど、そのタイミングではちょっと挫折しちゃったんですか。
そのタイミングでは、やっぱり入門コンテンツに、当時って入門コンテンツも今ほどないんですよね。
別に本気でエンジニアになりたいとかそういうわけでもなく、ただ中学生、高校生でちょっと放課後に暇な時間に2,3時間でできる範囲のことをやるっていうと、
そこでできることとすごいプログラミングしてアプリをリリースしてる人、ウェブサービスやってる人とのギャップがすごいんですよね。
なのであんまり面白くないなってなっちゃったのかなっていう。
なるほど、ありがとうございます。そこで一旦プログラミング自体はやめちゃった感じなんですかね。
そうですね。大学受験っていうどの方向に進むかみたいな、どの進路に進むかみたいなところで、得意科目で言ったら、実はすごい生物っていう科目が得意だったんですよ。
そこで生物が得意で数学が苦手っていう、たぶん高校の先生からするとむちゃくちゃ扱いづらい成績の状態で、当時バイオプログラミングみたいな、バイオサイエンスで情報系っぽいことをやるみたいな、
そういうのをやってる研究とかを見て、それはそれでウェブの世界とすごい近いなと思って、ふらふらと自分の行きたいところがどこなのかわからないまんま、たまたま情報方面に強いとある大学に入ってっていうところで、
一旦挫折したというよりかはよくわかんないなってなってたものが、ちょっと自分の進む方向として方向づけられたみたいな、きっかけになったみたいなのが大学に入ったっていうところっていう感じですね。
なるほど。じゃあふんわり触ったり触らなかったりしたところから、大学の中でもそっちの方面に先行と進んでいったってタイミングだったんですね。
そうですね。だから大学が全員パソコン持ってくるような、学内に無線LANが、これ2007年の話なので、当時としてはすごい珍しい環境だったんですよね。
全員がインターネットにつながった端末を持っているっていう。そこでプログラミングの授業とかもあるし、いろんなことを自由に学んでいいみたいな中で、やっぱり面白そうなことを選んでいくと情報系の方になっていって、そこで授業とかでもう1回プログラミングっていうものをやってみたら、お題があるとできるんですよね。
こういうものを使って、レギュレーションみたいなのがあって、これを使って何か作品作ってくださいみたいな、そういうのがあると、これを使ったらこういうふうにしたら、当時やったものだと、結構カメラの入力を使って何か画像処理して何かしてくださいとか、
カメラの映像の中で手で動かしたものがちゃんと動くみたいなものを作るとか、そういうところで、作れるな、できるなってなっていったっていうのがプログラミングができるなっていった経緯みたいなのの、最初のきっかけはそこかなって。
そうなんですね。じゃあ改めて先行として、大学で学び始めて、そこのいわゆる授業というか、その仮定の中でまたプログラミングのことをいろいろ勉強してやれるようになって。
プログラミング関係の授業、情報、いわゆる情報技術とか、計算機科学に近いようなものとかを授業でやってたっていうのと、あと当時、もともとインターネットで知り合った人たちっていうのはずっといて、結構やっぱりプログラマーコミュニティみたいな近い人たちみたいなのがいて、
その人たちがやってることっていうのは、仕事でやってる人たちであったり、趣味でもすごいアプリ作ってる人だったりなんですけど、なんかちょっと自分がそういう人たちのところに少し近づけた感覚みたいなのがあって、
だんだん崖に見えてたものが階段になってきたみたいな、そういうところがあって、だんだんいろんなことができるようになってきたっていう感じですね。
なるほど、ありがとうございます。そこから実際、次は大学から社会人になっていくと思うんですけど、そのタイミングでやっぱり大学の中でプログラミングとかもやってたからこそ、必然的にというか自然とエンジニアの方面に行こうかなみたいな思ってた感じだったんですか?
そこもエンジニアっていうものがよく分かってなかったかなっていうのが、当時の感じですね。なんか当時、Human Computer Interaction、どちらかというとデザイン寄りみたいなところもある研究室にいて、そこですごくプログラミングができる人みたいな、
一番できたとは言わないんですけど、一番できた人、某社CTOとかいるので、そういうところにいて、プログラミングができる人ではあったけど、エンジニアってなんだろうって思っていたまんま、