日本最大級のエンジニアコミュニティQiita プロダクト開発部部長の木場俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストへ迎え、
キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、エンジニアの皆さんに役立つ話題を発信していきます。
前回に引き続き、ゲストは弥生株式会社でエンジニアリングマネージャーを務められていて、
発信する楽しさや魅力を多くの方に伝え続けられている小島優介さんです。
よろしくお願いします。
ということで、今回は最後の回ということで、毎回恒例のアウトプットについてお話をしていきたいなと思っています。
ここまででも小島さん、本当にアウトプットについてもいろいろ触れていただいたかなと思うので、
もうちょっとそこら辺も踏まえて深掘りしながらお伺いできたらなと思っています。
小島さんとお送りする3回目のテーマは、弱みを見せてチームを動かす黒歴史を語るマネジメントです。
これも改めてにはなっちゃうかもしれないんですが、まず外部へのアウトプットを始めたきっかけみたいなところをお伺いしてもよろしいでしょうか。
外部へのアウトプットを始めたきっかけは、自分の個人開発をやっているときに詰まってしまったので、
その詰まったところを探していたら、Kiitaさんの記事に身があって、それで解決できて、
当時スマホアプリを作ってリリースしたくて、スマホアプリのゲームを作ってリリースするのにすごく役立って感謝というものがありまして、
だから、記事を書くっていうところに少し興味を持てるようになって、
Kiitaの記事ですごい良い思い出があったので、
だからKiitaの記事を自分でも書いてみようかなというので書き始めたっていうのが最初のきっかけになります。
ありがとうございます。そこのアウトプット本当にKiitaを選んでいただいてありがたいなと思っているんですが、
なかなかそのアウトプット、インプットはしているけどアウトプットはなかなかできていないんですよねっていう方も結構いらっしゃるなと思っていて、
特に小島さんはKiitaをもともとは知らなくて、そこから初めて知っているインプットも初めてってお話だったかなと思うので、
アウトプットのところも若干ハードルはあったんじゃないかなっていうふうに思うんですけど、そこら辺でどうでした?
そうですね、アウトプットはハードルがありました。
でもアウトプットをしていこうって思えたのは、初めてアウトプットするその何年か前にですね、市場価値を上げる必要があるなみたいなことがあったからなんですね。
これはちょっと1本目の時にも少し話しましたけど、すごい大変な仕事の状況で、仕事がすごく大変で、
たまたまその時会社がホワイトだったから大変なところを少し緩和させてもらうとかはできたんですけども、
でもそれはたまたまその時の会社がすごいホワイトな良い状況だったからであって、一生そうとは限らないと。
だから自分の家庭に対して幸せを維持していくためには、どういう状況になっても自分でその幸せな状況を維持できるように市場価値を高めておく必要があるっていうふうには感じました。
それでアウトプットをしていくことで自分の市場価値が上がるんじゃないかなと思ってちょっと続けていこうと、そういう感じでした。
そうなんですね。じゃあ自分のキャリアアップとか市場価値を上げていくところの目的もアウトプットを始めたってことなんですね。
はい。
なるほど。何て言うんですかね。そういう目的で始めた方の今までお伺いした話で言うと、実際やってみたけどあんまり反応がなくて、
価値があるかどうか分からなくてやめちゃいましたみたいな方もたまにいらっしゃったりする気がするんですけど、そこは継続できたんですかね。
そうですね。継続できた理由は思った以上に成長できたというところですね。
例えば頭の中に書く内容はもう決まっていますと。だからこれをもうあとは書くだけだと思って書こうとしても、いざ書こうとするとよく分かってなかったことに気づくんですね。
それでもう一回内容を学び直してやっと分かった。やっと人に説明できる程度に分かったみたいなことが何回かあったので、結局記事に書かないと本質分かってないということに気づいて、
そうやって結局人に説明できるほど分かってないと本当にその技術が使えるレベルになってないっていうふうに感じたので、自分の成長につながってるなっていうのはひしひしと感じましたし、
あとは一回バズったことがあったんですね、記事が。たまたま運良くバズったときにいい言葉、いいポジティブなフィードバックをたくさんの方々からいただいたので、それですごい嬉しかったなというので続けることができました。
そうなんですね。ポジティブなフィードバックをいただけたってお話あったかと思うんですけど、逆にネガティブなやる気をそがれるような反応とかはなかったですか?
ありましたけど、でもポジティブなフィードバックの方が多いので、そこは気にしないようにしてましたね。
そうなんですね。ありがとうございます。アウトプット、もともとはモチベーションはあってやってたけど、アウトプットって強制はされないじゃないですか、人から。
強制はされないからこそ、自分でペースを作らないといけない。ただそのペースを一回崩しちゃうとアウトプットできなくなっちゃうみたいなのって全然あるなと思っていて、忙しくて仕事集中してたら気がついたら1年経ってたみたいな。
だからそこら辺ってどうでしたかね、アウトプットは継続してやり続けられているのか、結構そこいろいろムラがあったりするのかというとどうですかね。
そうですね。難しいとこですけど、最初のうちはアウトプットを始めた頃に関しては一定のリズムを維持するようにしてました。
その月に1件記事を書いていくっていうリズムですね。リズムを維持した方が打性でも続けられるというところがあると思うので、気が向いた時に書くとかだと気が向かなかったら書けないので、だからリズムでいくようにしてましたね。
そうなんですね。自分でそういうルールというか決めてやられたってことですね。
はい、そうです。
なるほど。ありがとうございます。実際そういう形で継続してアウトプットというところを続けてきて、もともとのところは恩返し的な波速面と、あとは自分の市場価値を高めていくみたいなそういうところもあったかなと思うんですけど、何かしら跳ね返ってくるものはありましたか。
そうですね、跳ね返ってくるものは自分の成長と社内と社外からのポジティブフィードバックっていうところが一番跳ね返ってよかったかなと思うのと、最初の頃はそうでしたけど、聞いたで記事を書く以外のアウトプットっていう意味で言うと、カンファレンスの発表ですね。
それはさらに返ってくるものが多かったです。そもそもカンファレンスの発表なんていうのは難しいんですけど、発表させてもらおうと思うと。プロポーザルっていうこういう発表内容をしたいですみたいな文章を書いてそのカンファレンスに提出するんですけど、それも市場価値を上げたりするのにいいかなと思って何回も何回も出してたんです。
落選しても落選しても落選してもまだ当時は数回しか社外で発表したことないですし、大した記事もそんなにまだ出してないですし、目に見える実績もそこまでない状態だったので、多分採択率すごい低かったと思うんですけど、それでも出し続けて失敗したらさらに練り直してまた次違うのに出すっていうのを採択するまで永遠に続ければ必ず最後には採択されるじゃんと。
失敗しても失敗しても成功するまで続ければそれ失敗じゃなくて成功の途中だっただけだっていうそういう考え方で、極端な数パーセントしか確率なくても数パーセントでも何回も試行すれば絶対最後に当たるでしょうと思ってやり続けたらたまたまデブサミンでちょっと採択してもらえて、そこで発表させてもらってたまたますごいいい評価もらえてベストスピーカー賞っていうのもらえたまたまいただけたので、
みんないろんなそれもコミュニティの方々の支援のおかげでいっぱい助言もらったのでコミュニティの人にコミュニティの方々の支援のおかげで賞ももらえてそれでいっぱい跳ね返ってきましたね。
そうなんですね。
すごい参考になりましたっていう活用させてもらいますっていうプラクティスに関していいポジティブなフィードバックいっぱいもらえましたし、そういう賞をもらってからカジュアル面談のお誘いとかもちょっと増えたんですよ。
そうなんですね。実際に。そういうのが関連しているかどうかわからないですけど、キャリアチェンジとかにもある程度つながっていたりするみたいな感じですね。
そうですね。そうやってカンファレンスで発表したりとか、いっぱいバツって記事を出したりしていることによって多分ですけど、多分市場価値が若干ちょっとずつ上がっていったのはあるんじゃなかろうかなという感じはしますね。
なるほど。ありがとうございます。
なるほどありがとうございます。またちょっとこれも話題変わっちゃうかもしれないんですけど、これ最近のゲストの方によく言っててAIが出てきてるじゃないですか今。
やっぱりそのAIの登場によってもはや書くという体験も読むという体験も人の営みがだいぶ変わってきてるなっていうのを僕自身もすごい感じているんですけど、その中でのエンジニアとしてのアウトプットする意味とか価値ってまだあるのかどうかみたいなところを含めて、
弥生さんがどう思ってるかちょっとご意見伺いたいなと思ってたんですけど、どうお考えですか。
私は自分の物語それをアウトプットするっていうことに対してすごくいいんじゃないかなと思ってます。
なるほど。
AIで書けることっていうのは教科書的なこと、知識、こういうふうにした方がいいよ、一般的にはこうした方がいいよだとか、そういうことはAIを活用すればすぐに調べられますけど、実際に自分が体験して失敗したり成功したり、実際に人がその時にどういう感情になったりとかっていう、それは本当に体験しないとわからないことですし、
その体験したからこそ得られた知見っていうのはAIには書けないことなので、そういう自分が体験した物語をアウトプットするっていうのはすごく価値があると思ってまして、さらに言うと人は教科書的な解説よりも物語の方が興味を持って読んだり聞いたりできると思ってるんですね。
だから、みんなが興味を持ってくれるものかつ、そこから得た生の学びっていうものをアウトプットするっていうのはこれからも有効なんじゃないかなと思ってまして、だから私はそういう自分の失敗談っていうのをよく記事に書いたりしてるんですけども、やっていこうかなと思ってます。
この話でちょっと面白い話が1個あるんですけど、私会社の中でですね、黒歴史物語っていうラノベ形式の自分の黒歴史を語った物語を連載してるんですよ。これ結構好評でして、例えばですね、私が過去にレビューで新人に対してレビューで詰めてしまった話。
これはどうして前に言った通りにやってないんですかとか、そういうのでレビューで詰めてしまって、自分で自己嫌悪に陥っていて、そこからどう挽回するかみたいなそういう物語とかを連載してて、解説するんだったら新人に対してはこういうやり方してくださいね、オンボーディングでペアプロで最初はやった方がいいですよとか、そういう解説するのは簡単ですけど、でもそれだと読んでもらえないと思うんですね。
それよりは実話ベースで自分の物語としてこういうことをやってしまったと、それでメンバーの自信を喪失させるようなことをしてしまったと、それですごい後悔がありましたと、だからそれに対してこういう対策を講じることでちょっとは良くなっていきましたよみたいな、そういう物語にすることで興味を持って学びながら読んでもらえるんじゃないかなと思ってそういう連載をやってます。
なるほど、そういう物語みたいなものはまだまだ人しか出せないところって色々ありそうだなって思ったんですけど、そのネタってどうやって築くのかなっていうのがちょっと気になってて、何て言うんですかね、みんなそんなに自分の行いにアウエアじゃない気がしてて、これ何か記事として出したら面白そうみたいな、
そのセンサーってどういう風に立ててるのかなっていうところがちょっと気になりました。
でも基本的には自分がもう忘れたい過去の恥ずかしい話として掘り起こすと出てくるっていう感じです。
だってレビューで詰めた話とか絶対人に言いたくない話ですけど、そういうのを掘り起こすっていう。
なるほど、話したくないものを出せるってすごいですね。
はい、そうですね。
なるほど。
はい、だから過去にそんなことやってたんですかって思われてしまう点はありますけど、基本的にはですね、私のスタンスとしては過去の自分はどんなに落としてもいいだろうという風に思ってます。
もう過去ですし、現在進行形で同じことやってたらダメですけど、今そうじゃないんだったらもう過去の自分は切り離してその落としても、その方がむしろ過去の自分を落とした方が共感してもらいやすいっていうのはあると思うので、
いろいろトレードオフを考えたときに過去の自分を落として、それで共感してもらって面白く読んでもらって、それをきっかけに学びになってもらった方がトータルでプラスになるんじゃないかなと、そういう考え方でやってますね。
なるほど、ありがとうございます。