1. エンジニアストーリー by Qiita
  2. #44 エンジニアのコミュニティ..
2024-04-12 31:18

#44 エンジニアのコミュニティ運営のコツ

前回に引き続きゲストはプログラミング言語Goのカンファレンスである

Go Conferenceを運営する一般社団法人Gophers Japan代表で

Google Developers Expert (GDE)のtenntennさん(上田 拓也さん)です


<トークテーマ>

・いつからGo Conferenceなどのコミュニティ運営をしている?

・なぜコミュニティの運営をしているのか

・コミュニティ運営をしてみてよかったこと/大変だったこと

・コミュニティ運営はやってよかった?

・一般社団法人Gophers Japanについて

・なぜ法人としてコミュニティの運営をしているのか


< tenntennさんのQiitaページ>

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#エンジニアストーリー

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サマリー

清野俊文さんはプロダクトマネージャーとして、日本最大級のエンジニアコミュニティQiitaを紹介し、エンジニアのキャリアやモチベーションについて話しています。そして、一般社団法人Go for Japan代表のてんてんさんをゲストに迎え、エンジニアのコミュニティ運営について深掘りしています。エンジニアのコミュニティ運営のコツについて語られており、コミュニティの運営が2人で行われたり、コミュニティ運営者と企業側の関係性が難しかったりするなど、様々な課題が存在することが明らかにされています。コミュニティ運営のコツは、個人に全ての責任を負わせずに、法人で資金を持っておくことや、継続を目標にする際には頑張りすぎないことなどが重要であると述べられています。

エンジニアコミュニティQiitaとキャリア、モチベーションの話
日本最大級のエンジニアコミュニティ Qiita プロダクトマネージャーの清野俊文です。
この番組では、日本で活躍するエンジニアをゲストに迎え、
キャリアやモチベーションの話を深掘りしながら、
エンジニアの皆さんに役立つヒントを発信していきます。
ゲストは、プログラミング言語 Go のカンファレンスである
Go カンファレンスを運営する一般社団法人 Go for Japan 代表で、
Google Developers Expert のてんてんさんです。よろしくお願いします。
てんてんこと上田です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回もてんてんさんとお送りしていきたいなと思います。
てんてんさんとお送りする今回のテーマは、コミュニティ運営アウトプットです。
今回はコミュニティ運営について、いろいろお伺いしていきたいなと思っています。
てんてんさんといえば、Go カンファレンスだったり、
さまざまなコミュニティ運営をやってらっしゃる印象が、
僕の中ではかなり強い印象があるんですが、
そこらへんについて、今日はいろいろお伺いしていきたいなと思っています。
Goカンファレンスの運営とてんてんさんの経験
最初にお伺いしたいのが、こういうカンファレンスとかコミュニティ運営みたいなのを
いつからやってらっしゃるんですか?
そうですね。コミュニティの運営はやっぱりGo が一番最初になっていて、
始めたのが2011年なので、その後になっています。
たぶん2012年頃ですかね。私その頃愛知県で大学生やってたんで、
その頃は初めてGo の勉強会を愛知県でやりました。
それこそHM さんのオフィスでやったりとかしてました。
そうなんですね。
その後かその前後かはちょっとあまり覚えてないですけど、
オンラインでの勉強会というのも、今岡山県に住んでいる方と一緒にやられたりとかしてましたね。
じゃあ本当に学生の頃からそういうのをやってらっしゃったって感じなんですね。
そうですね。私の住んでた愛知県って、あんまりその周りにウェブ系の技術を追っかけてる人がですね、
学生単位ではあんまりその頃はいなくてですね。
どうしてもGoogleの技術を広める、昔でいうGTAGっていうところがあって、
今はGDGってGoogleデベロッパーグループというのを、GDGに名古屋とかあるんですけど、
そこら辺で勉強をしたりとかしないと周りにその同じような勉強してる人がいなかった。
勉強仲間がいないみたいな。
全くいなかったですね。
そうなんですね。
じゃあそういう中でコミュニティ運営を始めていったと思うんですけど、
コミュニティ運営を始めたきっかけもそうですし、モチベーションとかそこら辺もお伺いしてもいいですか?
そうですね。先ほど言った通り、同じような技術を学ぶ仲間っていうのが、
私は情報系の大学にいて、私の大学っていうのは情報系の学科が2つある、
割と情報系が多い大学ではあったんですけど、
多分情報系の大学出身の方は経験があると思うんですけど、
割と周りの人、学生ってプログラミングやってないですよね。
意外とそうですね。
意外とやってないですよ。
Goどころかプログラミングの勉強すら、授業でやるのが精一杯って感じなので、
私の友達と遊んでるときも、結構大学の友達と遊ぶときって、
大学の時代って友達の部屋に集まって、各々漫画読んだりとかゲームしたりとかする、
そういう瞬間があるじゃないですか。
あの時に私以外の友達はみんなモンハンやってて、私だけGoでコーディングするみたいな。
かなりシュールな感じですね。
そうなんですよね。
私だけ仲間外れにされてたみたいな感じになりますけど、
そうするとやっぱ仲間は欲しいじゃないですか。
大学の友達は別の方向で友達なんで、別にGoやってほしいとあんま思わないんですけど、
だけどGoやってる人が増えてほしいなと思い始めて、Goのコミュニティを始めたっていうのがあるのかなと思います。
最初は本当Goを教えるだけのイベントでしたね。
じゃあもう本当に一緒にGoを勉強してくれる仲間が欲しくて、
そういう運営も自分で始めていったっていうような感じですね。
そうですね。自分がやらないと誰もやらなかったっていうところですね。
もともとそういうGo周りでイベントとかコミュニティ運営する前から、
そういうのはやったりしてたんですかね、他のコミュニティとかで。
大学の方で後輩とかにプログラミングを教えたりするゼミみたいなことはやってましたけど、
コミュニティっていうのを初めて感じたのはやっぱGTAG東海っていう今のGDG名古屋での勉強会かなと思います。
そうなんですね。最初そこを始めるハードルって高くなかったですか?
高かったですね。本当に高かったですよ。
そこを高くても始められたモチベーションとかってどこになんですかね。
みんなそういう一緒の勉強の中も欲しいなみたいに思ってはいつつ、結局行動はしないで黙々とやってらっしゃる方とか多い気がしてて。
たぶん1回目の体験が良かったことに尽きるかなと思って。1回目はエイヤで行くしかなくて。
私も豊橋に住んでて、名古屋って豊橋からちょっと遠いんですよね。
そうですね。
電車で1時間かかるかからないかだけど、大学からすると完全に1時間半くらいかかるので、
名古屋に出るまで時間がかかるっていうことと大学生ながらお金がかかるっていうのを加えても、
1回ちょっと他のプログラムを勉強してる人と知り合いたいので行って、そこで行った先でGTAG東海のオーガナイザーをやってた方とかが非常に優しくてですね。
学生ということでいろいろ教えてくれたりとか、その後一緒に飲み会に行ってコミュニケーション取ったりとかするのを積極的にやってくれたおかげで、
コミュニティ楽しいなっていう、そういう印象がついたんだと思います。
コミュニティ運営の難しさと面白さ
なるほど。じゃあ本当に最初の成功体験というか、やってよかったなって思えたからこそ2回目3回目が続いてたってことですね。
そうですね。
なるほど。最初イベントやろうってなった時って具体的にどういうことをやったんですか?
まず私が一番最初にGOの勉強会をやった時は、会場を豊橋で探すんですけど、豊橋はまあ会場ないんですよ。
学生が無料で借りれるとかもう皆無だったんですよね。
名古屋に行けばATMさんのオフィスが借りれるっていうのがあったんですけど、私豊橋に住んでたんで豊橋でやりたいなと思って豊橋を探したんですけどない。
そしたら大学の施設を借りるしかなくて、大学の教授に理由とか話して、でもやっぱ休みの日なんで簡単にはOKもらえないですよね。
先生は実際来なくてもいいんですけど、先生の責任になっちゃうんで何かあったら。
そこら辺は結構頑張って交渉して貸してもらってやったって感じがしますね。会場探しが大変でしたね。
そうですよね。特にGoの勉強会みたいに言ってもそもそもGoって何?みたいなところから始まるんですよね。最初のGoで。
その時はG-TUG東海のオーガナイザーの方が宣伝とかしてくれたんで、何人か10人ぐらい来たかなと思いますね。
そうなんですね。最初からそこら辺はある程度人は来てくれて。
そうですね。最初の1回目にしては来たかなと思いますね。
そうなんですね。そこからもう2回目3回目は割り返しフットワーク軽めにやってらっしゃった?
そうですね。ただ私が就職の時期でもあったんで、その後就職しちゃったんで、それ自体はあまり長く続かなかったかなと思います。
東京に来てから今度はGoカンファレンスとかに参加するようになったんで、そっちの方の運営とかもお手伝いし始めたって感じですね。
Goカンファレンスのところのメインオーガナイザーみたいなところはどういう経緯で始めていったんですかね?
最初は普通に新卒でエンジニアになって東京に来る機会ができたんで、東京でイベントをやっているっていう話を聞いて、
そもそも豊橋でやってた頃に同じ日に東京で全く同じ日にGoのイベントをやっている人たちがいて、それが今のGoカンファレンスで前身になるイベントだったんですよ。
そうなんですね。
裏で何かやってるなって思って、何だろうこの人たちと思ったら、本格的にカンファレンスとして2013年の4月にやるよってなって、
ちょうど東京行くし、何か自分も発表してみたいなと思って、最初は登壇者で。
たぶんGoカンファレンスの第1回目の1人目の登壇者が私ですね。
そうなんですね。
で、その後に2回目以降からハンズオンのお手伝い、ワークショップみたいなことを、まだその頃Goはあんまり知られてなかったので、
カンファレンスも今のセッションスタイルというよりかは午前中はいろいろと集まってワークショップしながら、
Go自体に触れてもらって後半がセッションみたいなスタイルだったんですよね。
その前半の方を受けよったりとかしました。
なんかそこらへんのサポートとかをするみたいな。
その時は完全に講師をやってました。
もうハンズオンの講師をやってたってことですね。
やってました。
そこらへんを経てメインオーガナイザーもやることになったりとか。
そうですね。スポンサー企業を募る辺りになって、もともと主催でやられた方はGoogleの方だったので、
Googleとの関係上、やっぱりコミュニティと言えるかどうかってところの線引きが一応あると思うので、
コミュニティの中からオーガナイザーが生まれてくるのがやっぱり一番だろうということで、
誰か探してるってところで、私もやってもいいかなと思ったので、手を挙げたって感じですね。
じゃあもう本当に何て言うんですかね。
ある意味でGoっていうものをGoogleさんからはっきり話して、
一つのコミュニティとして紹介させていくタイミングで、
天天さんも一緒にやり始めたってことなんですね。
そうですね。もともとほとんどコミュニティ活動だったんですけど、
やっぱりなんか社名を捨てよって活動されてる方ではあったので、
まあまあそこは切り離した方が良くあろうっていう話になって、
引き継いだって感じですね。
そうなんですね。
だから当時の、例えば第一回とかの時ってどんぐらいの方が参加されたりしたんですか。
何人参加したんですかね。100人参加したかな。
そうなんですね。
本当にそんぐらいから始めてここまで来てるって感じなんですね。
そうですね。
直近のGoカンファレンスとかだとどんぐらい参加されてます?
オンラインだと登録者が多分1000名超えていて、
すごい。
今までちょっとコロナ禍でずっと何年間かオンラインやってて、
来年からオフラインで復活しようと思ってますが、
さすがにオンラインほどは参加できないかなと思う。
会場のキャパ的に無理だと思うんですけど、
配信もやるかやらないかまだ分かってないところですけど、
配信入れたらもうちょっといくかなと思いますね。
最初のところからどんどんどんどん大きくしていくところまで、
かなりいろんなフェーズのコミュニティに携わってらっしゃると思うんですけど、
コミュニティ運営やってる中の面白さとかってどういうところにありますか。
そうですね。いろんなコミュニティを運営してるんですが、
やっぱりそこで学んだ人がリアルなところに行くと面接で会うとか、
一緒に働くとか、そういうことが起きるのがコミュニティ運営してて面白いことだったりとか、
私の知り合い、コミュニティの知り合いが別のコミュニティの知り合いと
コミュニティで出会って一緒に何かやってるのも面白いことだなと思うし、
その2人が一緒に働いてるとかも結構見てて面白いなと思うんですね。
つながりができたところにさらにつながりができるってことかなと思いますね。
確かに本当にコミュニティってやっぱり人が集まって、
そこで新しいものがどんどん生まれてくるっていうのがコミュニティの醍醐味かなと思うので、
やっぱり聞いた自身もコミュニティだったりするのでその面白さがすごいわかるなって感じました。
コミュニティの運営における困難
やっぱりてんてんさんも人と関わりながらいろいろやっていくみたいなのが結構好きだったりするんですかね。
そうですね。そうだと思います。
なるほど。ありがとうございます。
逆にコミュニティ運営してる中できついこととか、ここら辺しんどいなみたいなのってあったりしますか。
一つは辛かったというか大変だったところは、コミュニティの運営、Go!Conferenceの運営が先ほど言った方と2人になったことがあってですね。
2人。
ちょっと厳しかったなと思いますね。
なかなかきついですね。
その頃は200名規模だったんですけど、当然お手伝いしてくれてる方もいたんですけど、
もうメインが2人なんでめちゃくちゃ大変でしたね。
この2人がやるかって言わないと開催されないっていう期待だったんで、
分かっちゃえるけどお互いこうやってやろうかなって思いつつって感じでした。
はいはいはい。なるほど。
もう2人で本当に例えば共産のスポンサーさん募ったりとか場所探したりとか集客もやったりとかそういうの全部やるってことですよね。
当日の運営のフローを考えたりみたいな。
そうですね。だからその時から今までずっと大事にしてることがあって頑張らないっていうところがあって、
頑張りすぎると続かなくなるんで、今新しいメンバーとか来ていろんな提案してくれるんですけど、
継続することを一番最初に念頭に置いてほしいって話をしています。
そこで新しいことを始めたりとかそこで頑張りすぎちゃうと、
それを継続的に運営としてやり続けるってところが逆に難しくなっちゃうみたいなのがあるみたいな感じですかね。
そうですね。
本当に2人でやってたからこそ出てくるフィードバックって感じですね。
企業とコミュニティの関係性
大変なこともう1個あって、
1つは我々技術コミュニティと、私もその立場であるんですけど企業側との関係。
これがやっぱりお互い大変なところがあって、
それは技術コミュニティってほとんどボランティアで運営されているので、
無給の人がほとんどなんですね。
私とかはコミュニティ活動も仕事の中でやってるところはありますけど、
ほとんどの人がボランティアなんで、
ただその企業側の人間はスポンサードする際は仕事でやってるんですよね。
そうですね。
そうすると仕事でやってる人と趣味ボランティアでやってる人の摩擦みたいなのが起きて、
その摩擦がコミュニティ運営者のモチベーションを下げてコミュニティごとなくなるっていう、
そういう事態があり得る。
そこら辺結構注意しながらお互い関係性を作る時にはっきりとボランティアでやってる人が多いんで、
無理はしませんと言っていますね。
なるほど。確かにそこは本当に難しいところいろいろありそうだなって気がしてて。
やっぱりその企業さんとして参加していらっしゃる方たちは、
やっぱりそもそもボランティアでやってる方たちとは目的とかも多分違うと思いますし、
あとそれだけじゃなくて、
でも本当にいろんな方が大きくなればなるほど来るのがコミュニティだと思うので、
聞いたでも日々そういうのを痛感してるんですけど、
やっぱりそこら辺が特にコミュニティ運営の中では大変なんだろうなっていうのが感じますね。
そうですね。
結構トラブルとかいっぱい起こりますよね多分。
そうですね。最近よく問題になってる、
タラでご飯を食べに来る目的外の参加者さんとかは大変ですね。
その対応も大変だし、防衛も大変だし、
あとは外からこうしたらいいんじゃないかっていうことを言われて、
中の人がモチベーション下げるっていうのが一番怖いなと思ってて。
善意でやってることに対して結構そうじゃない方がいいんじゃないかとか言われると、
やっぱ自分が善意でやってることが悪いことを引き起こしてるような感じになって、
モチベーション下がるかなと思って。
ここら辺注意が必要だなと思ってますね。
そうですよね。
やっぱりコミュニティって普段あんまり参加する側は自覚してないこと多い気がするんですけど、
やっぱり本当に勇士で本当にボランティア精神というか、
そういう繋がりとかを盛り上げていきたいとか、
そういう気持ちでやってらっしゃる方が多いと思うので、
そこに対して来るフィードバックに対してどう思うかみたいなのもやっぱりいろいろあるんだろうなっていうのは思いますね。
一応聞いたはやっぱり会社としてビジネスとしてコミュニティ運営をしてるみたいなのがあったりするので、
またちょっと違かったりすると思うんですけど、
特にそういう本当に勇士でやってるコミュニティとかは、
そこら辺のこうしんどさとかもあるんだろうなっていうのはすごい思ったりしますね。
だからそういうやっぱり大変さとか面白さとかいろいろあると思うんですけど、
ぶっちゃけコミュニティ運営やってきてよかったなと思いますか。
そうですね。
うん。よかったと思います。
なるほど。ありがとうございます。
なんかどういうところがよかったですか。
そうですね。技術コミュニティって人と出会うってさっき話したかなと思うんですけど、
技術と出会うところなんで、知らなかったこと、これまで出会ったことない人と会えるところもありますし、
あとなんか忘れちゃいけないのが我々エンジニアっていうのは、
誰かがアウトプットした知識の上に立っている存在ではあるので、
そういった意味ではそのOSS活動とかコミュニティ活動っていうのは、
一種の文化みたいなのを継続するための一種の義務であるのかなって私は思っています。
はいはいはい。
それがどんな形であれ、自分の得意な形でアウトプットしてもらえると嬉しいんですけど、
その一つが技術コミュニティがあるのかなと思うので、
このソフトウェア業界が健全に回っていくためには、
次の世代を生むためにもやっぱり技術コミュニティってのは大事かなと思います。
ありがとうございます。
やっぱりそうやって考えていただけるのがすごいありがたいなと思っています。
僕もどっちかというとまだ享受している側だと思っているので、
そういうコミュニティとか知見みたいなところを、
やっぱり今までのゲストの方も結構同じようなモチベーションでアウトプットを続けてらっしゃる方とか、
いろいろな活動をしていらっしゃる方が多かったので、
本当にそういう方たちによって今のエンジニアコミュニティ全体が支えられているんだろうなってすごい本当に感じますね。
ちょっと話題を変えさせていただくんですけど、
一般社団法人としてのコミュニティ運営
てんてんさんは合計のコミュニティ運営みたいなところを、
Go for Japanという一般社団法人としてやっていらっしゃると思います。
結構世の中のコミュニティって、
そういう社団法人とかではなくて、
本当に有志で集まってやっているところも多いかなと思っているんですけど、
あえて一般社団法人という形でやっていらっしゃる理由みたいなところをお伺いしてもいいですか。
法人の形をとっているというのは、
法律に則って資金を運営するため、税金を払ったりする母体として作っているところがあります。
あとは個人の持ち物みたいになりにくい形になっているかなと思うんで、
私はただ代表というやりくわりを持っているだけなので、
変わることが可能なんですよね。
運営をてんてんがやっているわけじゃなくて、
一般社団法人Go for Japanがやっているので、
そこらへんは世代交代しやすくするためもあります。
なるほど。
法人という形で作ることによって、
中の人の入れ替わりがあっても法人自体は残り続けるからこそ、
コミュニティというところもスムーズに運営し続けることができるというイメージですか。
そうですね。
なるほど。確かにそうですね。
そこらへん個人でやっていると、その人が辞めちゃうと、
もう開催されなくなっちゃうみたいなのは結構コミュニティあるあるな気がするので、
あのイベント、あのコミュニティもう全然活動しないんだみたいな。
最後の開催が4年前みたいな。
そうですね。
結構あったりする気がするので、確かになって思いました。
だからそういう一般社団法人として、
そういうコミュニティ運営をやっていくことの、なんだろうな、
個人でやるときとの勝手の違いとかってあったりしますか。
まあ、法律周りはね、もう何もわからないので、
そこはデイリーさんと相談しながらやったりとかするのと、
あとはなんか、それなりにその、
法人なので、
日本全体のGOコミュニティの発展に寄与するみたいな目的もあります。
なので、そのGOカンファレンスだけをやってたときは、
あのGOカンファレンスを開催して、
そのときに地方の人たちが集まってきて、
そこで楽しいっていうのがあったんですけど、
今はどちらかというと、
各地域のコミュニティとどう関わっていくのかだったりとか、
どう応援できるのかみたいなところを考えて、
活動しているところはあるかなと思います。
じゃあそもそもの役割とかやること自体も、
結構やっぱり個人で一個のコミュニティをやっているときよりかは、
変わってくるってことですね。
そうですね。一定の責任と、
あと資金自体は、
GOカンファレンスのスポンサーの企業の皆様からもいただいたお金でやっているので、
社会的に意義のあることをやっぱりやらないと、
コミュニティに意義あることをやらないといけないなと思っています。
それが東京だけで享受されるものであっては良くないと思いますし、
支援がないとなくなってしまうコミュニティも当然あるので、
協力できることはしていきたいなと思っています。
なるほど。
良くも悪くもやることとかの規模が大きくなるみたいな感じですかね。
そうですね。
やることの規模と責任が大きくなるみたいな感じですかね。
そうですね。でもやれることも増えるって感じですね。
やっぱ資金があるっていうのは全然違いますね。
会場が有料で借りれたりとか、
物品が買えたりとかあるので、
そこはやっぱり大きいかなと思いますね。
なるほど。ありがとうございます。
そうですね。今も個人でそういうコミュニティ運営をやっている方とかも
結構いらっしゃったりすると思うんですけど、
そういう方たちに対してアドバイスとか、
例えば法人にするタイミング、こういう時が良いんじゃないかなとかってあったりしますか。
法人にするタイミング、我々はスポンサー様を集める際に
お金をずっと集めてなかったんですよね。
大工の昔みたいにブツブツ交換ではないですけど、
コーヒーを持ってきてくれとか、
ノベルティーを持ってきてくれみたいな形でやってたんですよね。
そこでお金を受け取るようになると、
やっぱりそれに税金がかかったりとか、
プールできなかったりとかするわけじゃないですか。
そういうのが発生し始めると、やっぱり専門家に相談した方がいいので、
法人にして税理士さんに相談するっていうことをやった方がいいかなと思います。
良かれと思っているコミュニティ活動で、
誰かが捕まったりとかそういうのは良くないと思うので、
そこら辺は適切にやるのがいいかなと思いますね。
専門家に聞くのがいいと思います。
ある意味で、地域の本当に自己人での半分市民に近いような形から、
もう一歩進んだ規模になってきたタイミングは、
やっぱりそういうちゃんとしたステップを進んで、
5分で行った方がいいという感じですかね。
そうですね。
カンファレンスの規模でお金を集めたりとか、
コミュニティ運営の資金と目標
そういうこと、特にコロナ禍であったと思うんですけど、
キャンセルする場合とかは、個人で負担するとかが、
もし出てきたときってかなり大変だと思うので、
個人に全ての責任を負わせるっていうような状況にならないようにするためにも、
やっぱり法人である程度の資金持っておくっていうのが大事だと思います。
なるほど。
ある意味でスポンサーさん募ったりとか、
そこでお金のやり取りが発生するタイミングは、
ちゃんとしたプロセスに則れるようにという感じですかね。
そうですね。
逆に今からコミュニティ運営とか始めていこうみたいに、
思っている方たちに対してのアドバイスとかありますか。
こういうことから始めていくといいよみたいな。
そうですね。
一つは何を目標にするかだと思うんですけど、
もし継続を目標にするんだったら、やっぱり頑張りすぎないことですね。
最初は気持ちが高まってて、いろんなことをやりたくなると思うんですけど、
それが本当に継続するかと、それを他の人に無理やりやらせてないか、
みたいなところを考えるのが重要かなと思います。
やりたいことはたくさんあると思うんですけど、
一つずつやっていくのがいいのかなと思いますね。
ある意味で小さく始めるっていうのが結構大事みたいな感じですか。
そうですね。
とりあえず小さく始めていって、やれることを一つ一つ増やしていくっていう。
なるほど。ありがとうございます。
今のお話の中で一つずつ小さいところから始めていくみたいなお話だったと思うんですけど、
まず一歩目、具体的にどういうことから始めていくといいか。
一回目をやっぱり成功させて、次に繋げていくっていうのがすごい大事だと思うんですけど、
そこら辺を一歩目としてどういうところを意識してやっていくといいみたいなってあったりしますか。
そうですね。一歩目の着地をやっぱりしっかり決めて、
何を求めてこれをやったのかっていうところをみんなでちゃんと話すっていうところですね。
本当に一番大事にしたいことは何なのかっていうのを、
誰か一人が勝手に決めるんじゃなくて、コミュニティなんで話すことですね。
話すことによって最終的に誰か一人の意見が採用されようとも、その話したことは無駄にはならないし、
みんなの意識が揃うので、そこはやったほうがいいかなと思います。
あとテクニックとしては一回目の開催終わるまでに二回目の開催を決めておくことですね。
はいはいはい。なるほど。もう次に繋げる前提でいろいろ準備はしていくってことですね。
そうですね。
はいはいはい。なるほど。なんか僕とか本当に第一回目のコミュニティに行くみたいなのは今まであまり経験ないんですけど、
やっぱりその第一回目って全員知らない人じゃないですか。参加者もそうだし、運営側も初タイミングみたいな感じだと思うんですけど、
初回イベントの成功要素
そういうタイミングでイベントを成功させていく上で大事なこととかってありますか?
一つは、完全に誰も指令がいないってのは珍しいんですね。今の時代だと。
特に運営メンバーは。その時に運営だけで固まったりとかしないことは一つあるかなと思うし、
いろんな人が参加しているってことをちゃんと理解すること。話したい人もいれば話したくない人もいる。
話すことを強要したりとかそういうのも難しいかなと思います。
ただでも参加している人も実は話したいってこともあるんですよね。でも話しづらいだけで、そこをいかに引き出すかっていうところをやらなきゃいけなくて、
それが結構難しいと思うんですけど、アイスブレイクちゃんとやるとか、あらかじめやることをちゃんと明示しておくとか、
そういったところになるかなと思いますね。
じゃあ1回目はある意味で段取りというか、ある意味で参加する側も運営としても、
こういう感じで進んでいくなみたいなところがあれで想像しやすいような状態にしていくのが結構大事そうって感じですかね。
そうですね。参加しやすいですね。そっちのほうが。
なるほど。すごい参考になります。
てんてんさん、参加員お二人本当にありがとうございました。すごい参考になるお話いっぱいあったなと思ってます。
最後に何かお知らせがありましたらお願いします。
私のほうからのお知らせですが、一般社団法人GoFuzzJapanは来年の6月の頭のほうにゴーカンファレンスを開催しますので、
もし興味がある方がいたら6月の8日の土曜日の日程を挙げておいてもらえると嬉しいです。
あと私、今このPodcastですね。会社の支援で参加してもいますので、会社のほうのちょっと宣伝させてもらうと、
会社でイネーブルメントというミッションをテーマにした会社に所属していて、
コミュニティ運営と同じようにエンジニアにいかにイネーブルメントするかというところをチームとしてやってるんですけど、
その一つとしてエンクラフトというイベントをやっていて、ナレッジバックの社員とまた他の会社さんのエンジニアさんを呼んで、
一緒に技術を扱うイベントというのをやってます。結構月末にやることが多くてですね、来年も1月の多分月末にまた開催するんじゃないかなと思いますので、
次は一応Goについて扱おうかなと思ってますので、参加してみてください。
はい、今回ありがとうございました。またですね、お待ちしております。
はい、ありがとうございました。
はい、ありがとうございました。
今回はですね、コミュニティ運営についていろいろてんてんさんにお伺いしてきました。
本当にですね、Kiitaもコミュニティ運営いろいろやってたりするので、すごい参考になるお話、すごい多かったので、
今日お話し伺ったところ参考にですね、またKiitaでもいろいろやっていきたいなと思ってます。
さて、この番組では感想や質問、リクエストなどお待ちしております。
番組詳細欄にあるリンクよりお気軽にご投稿ください。
Xではハッシュタグエンジニアストーリーをつけてポストしてください。
そしてApple PodcastやSpotifyのPodcastではレビューもできますので、そちらにも感想を書いてもらえると嬉しいです。
Kiita株式会社はエンジニアを最高に幸せにするというミッションのもと、
エンジニアに関する知識を記録、共有するためのサービスKiita、
エンジニアと企業のマッチングサービスKiitaJobs、社内向け情報共有サービスKiitaチームを運営しています。
ぜひカタカナでKiitaと検索してチェックしてみてください。
お相手はKiitaプロダクトマネージャーの清野としみでした。
31:18

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