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今回のおまけ音源は映画「カラー・アウト・オブ・スペース 遭遇」に出てくるニコラス・ケイジ演じる「ネイサン」という「仕事においても、家庭においても、緊急時においてもダメなお父さん」について、共感しつつそのことに怯えるなどしている話をしています。映画のネタバレは特になしとなっておりますので、よろしかったらお聞きください。
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皆さんこんにちは。この番組を配信しております北海道在住30代米農家をしておりますジョンと申します。よろしくお願いします。
本日は12月29日となっております。
妻子、今現在実家の方に帰りましてですね。
私、今現在自宅のワックスがけを一生懸命やりながら、他の細々とした掃除やら何やらをついて、今現在ワックスの乾き時間待ちという風なことでね、少し一息ついてコーヒーなど飲みながら収録をしている風な状況となっております。
こちらの音源はですね、営農とサブカル本アカウントでのみ配信されております。
おまけ音源となっております。正直なところ、ノーコロで配信するバージョンはですね、もうなくなりますので、基本的には本編に満たないようなこととか、あとは本編で話しとびれたこととか、そういう風なことをしゃべるようになる回がおまけ音源となっておりますので、
大体30分ぐらいノーダイフォンでお送りしておりますので、ちょっとお付き合いいただけたらなというふうに思っております。
今回ちょっと話したいのがですね、他にいろいろとおまけ音源で先に扱った方がいいじゃんっていう風なものはいっぱいあるんですけれども、
昨日見た映画がほどよく面白くてですね、かといって営農とサブカルで扱うにはちょっと量が短すぎるような内容だったので、
それをサクッとまとめてちょっと話したいなというふうに思っておりますので、よかったらちょっとお付き合いいただけたら嬉しいなというふうに思っております。
今回ちょっと扱いますのがですね、映画ドットコムの情報によりますと、2019年アメリカ製作のホラー映画、カラーアウトオブスペース遭遇という風な映画を昨日ちょっと見ましてね、
こちらが面白かったので、これについての農業描写をさっくり説明をして、本題のですね、ニコラスケージのやっているお父さん役っていう風なのと、
父親の役割とか、そんなようなものについてですね、久々にオーディオエッセイ的なものをやろうかなというふうに思っておりますので、よかったらちょっと聞いてもらえるといいかなというふうに思っております。
まずこちらの映画なんですけれども、2019年製作で公開したのは今年の夏頃となっておりますね。
ちょうどアフターシックスジャンクションのクテルフ特集とかで、こちらの映画見ましたよとかっていう風な話とかで、アトログリスナーの方はですね、この映画のことを見引きしている方も多いかなというふうには思っております。
どんな映画かと言いますと、原作になっているのが、クテルフ小説でおなじみのH.P.ラブクラフトさんの宇宙からの色、異次元の色彩っていう風なタイトルがついている作品を映画化したものとなっております。
こちらね、映画化されているものとか映像化されているものっていう風なの結構あるんですけれども、このニコロスケージ主演のカラーアウトオブスペースはですね、非常に原作準拠の作りとなっていて、私は結構ラブクラフティアンとしてはですね、ちゃんとやってやがるなというふうなことで大変嬉しく思ってた次第だったりはしてたんですよね。
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この映画ですね、基本的にクテルフものとしてよくできているし、良いビジュアライゼーションだなっていうふうなのもあるんですけれども、それ以上にですね、ニコロスケージがやっている家族を守れないお父さんっていう、その役割的なものがですね、今現在の私と境遇を重ねるような部分があって、悲しくもあり、見てて腹立たしくもあり、そして辛くもあるという、そんな映画だったりはしてたんですよね。
これどんな映画かと言いますと、あらすじをさっさと話せって話ですね。ニコロスケージが演じておりますのは、ネイサン・ガードナーという、これ原作通りの名前なんですね。ネイサン・ガードナーと妻のテレサが子どもたちとともに大都会の喧騒から逃れるため、歓声な田舎に移住してきた。
しかし前提に隕石や激突して以来、一家の生活は心と体に影響を及ぼす地球外変異体との戦いに明け暮れ始め、理想としていた静かな田舎暮らしは悪夢へと変わってしまうっていうふうな内容の映画だったりするんですよね。
原作はですね、ネイサン・ガードナーはもともとそこで住んでいたただの農家だったっていうふうなのがあって、それがですね、大都会で働いていたんだけれども田舎に引っ込んできて、それが宇宙的な恐怖のやつと遭遇して大変なことになっていくっていうふうな映画だと思っていただければなというふうに思っています。
映画の展開としてはですね、ホラー小説原作で原作準拠通りに進んでいきますのでね、どんどんどんどん事態が悪い方向に進展していって、それを唯一の生き残りが報告するというふうな形の、そんなようないつものクルクルフ小説的な内容となっているものだったりはするんですね。
ちゃんとオチ的な部分もですね、嫌な後味を残すような、そんなようなものとなっておりまして、その辺がね、ちょっと原作もそうだし、今作も同じように原作準拠ですごくよくできているかなというふうに思っている部分だったりはしておりますね。
この映画版、何がすごいなというふうに思ってたかというとですね、このニコラスケイジがですね、まあなんていうかな家族の中で居場所のないお父さんというふうな感じの人だったりはするんですよね。
どんなお父さんかというとですね、基本的にこの夫婦と子供たち一緒で都会から引っ越してきたんです。
引っ越してきて、どうもここの生計やら何やらを一賃になっているのが病気で、がんの闘病中の奥さんの方だったっていうお母さんの方なんですよね。
お母さん何やってるかというと、自宅でクライアントやら何やらと電話でバシバシちょちょ箸のやり取りをする。
要はトレーダーかなんかで、多分稼いでるのはこの奥さんの方だなというふうな感じなんですね。
一方でこのニコラスケイジ演じるネイサンガードナーが何をしてるかというと、なんかわからないけどアルパカの乳業、アルパカからお父を絞ってそれを売ろうとする事業を始めようとしているというふうな状況だったりはするんですよね。
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変な話でしょ。
元々のネイサンガードナーはただの納婦だったりはしてたんですけども、何でそんな設定加えたのっていうふうに。
そしてなぜアルパカっていうふうなのがあったりはするんですよね。
一応原作の方のHPラブクラフトの方はですね、この納婦っていうふうな設定がどう生きてたかというと、この宇宙からの色というふうに原作でも映画のタイトルになってもいるような怪物がいるんですよね。
この怪物はですね、基本的にその環境を汚していく怪物だったりするんですよね。
その環境を汚す代表例が、例えば飲み水だったり庭で育ててたり畑で育てている作物だったりするわけなんです。
で、この原作の方ではですね、このネイサンガードナーの畑とかあとは果樹園とかをやってたりするんですけど、そこでなるものがですね、めちゃめちゃよくできてとっても美味しそうに育つんだけど食べてみるととてもじゃないけど食べれたもんじゃないっていう。
そんなようなものになってしまう。
で、あとは水やら何やらを飲んでるとですね、この農夫の家族やら何やらにどんどん影響が出ていくっていうふうな話あったりするんです。
その辺の部分も、今回の映画版の方もそういうふうなのが、同じようなシーンというのがちょっとあったりはするんですけども。
ただ、この主人公のね、ニコラス・ケイジで演じる方のネイサンガードナーはですね、基本的に都会から帰ってきてお父さんの農場を引き継いだというふうなのを言ってるんですけれども。
正直なところ、農業で生計を立てているようには見えなかったりするんですよね。
特にね、アルパカの乳業って、何なのそれっていうふうにちょっと思って調べてしまったんですけれども。
一応ですね、アルパカって、なんていうかな。
それこそ、中南米の方でもともと家畜として育てられていて、中南米の人方がこの辺の牧畜やら何やらをしてたっていうふうな生き物だったりはするんですけども。
私調べてたんですけどね、このリャマ、アルパカに関してはですね、非錯乳論考っていうふうな論文が人類学の方で出てくるぐらいですね。
なんでこういう錯乳をする方に行かなかったのかっていうふうな論文とかそういうふうなものが出てるぐらい、そもそも乳やら何やらを絞らないような生き物というふうには言われてたんですね。
で、なんでこれら絞らないでいるようになってたかっていうと、単純に平たく言ってしまうと、このリャマとかアルパカのお乳っていうのがですね。
牧畜をして育てたり何だりする部分は十分出てくるんだけど、人間がその余剰分を栄養素として吸うぐらいの量は全く出てこなくて、要は効率が悪いっていうふうな話だったりしてたんですよね。
で、これがですね、例えばモンゴルみたいな食べ物とかがないような場所だったら、馬からとかでも無理矢理お乳を引っ張って出してきて、それを飲んで加工してっていうふうなことをやるって言ったりはするんですけども。
中南米はそもそもそんなことをしなくても畑で食べ物は取れるし、あとはその辺で栄養素っていうのは全然取れたりするっていうふうなのもあるし。
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あとこのリャマとかアルパカっていうふうな動物はですね、どうも一箇所に留まって、その一箇所に留まってそこら辺の草を延々と食べ続けるっていうふうな動物らしいんですよね。
だから基本的に放牧をさせようと思っても移動速度が遅くて面倒くさいっていうふうな状況になるらしいんですね。
それで一応お乳やら何やらは出てるよっていうふうな話でですね、今現在ちょっと見ているのがですね、南米ラクダカ動物の出入量調査っていうふうな論文があるんですけど、これによるとですね、一応このリャマ1頭の出入量っていうのが1日ですよ。
16から413ミリリットルっていうふうな形になるんですよね。全然出なかったりはするんですよね。
なんですけれども、栄養価がそんなに悪いわけではないし、あとは飲んでみてまずいわけでもないっていうふうなのがあるんですけども、そもそもですね、この中南米の人方はモンゴロイドの皆さんでですね、乳糖不耐性と言いまして、大人になった後にこれを飲むとですね、下痢になってしまって、そもそもわざわざ飲みたいものでもないっていうふうなことから自分の方に入っていかなかったっていう。
だから、ニコラスケージを始めている高カソイドルの皆さんとかはですね、基本的には乳糖耐性はあったりするので、それのことを考えると、ちょっとあの何ていうかな、受入量やら何やらを品種改良を加えて、それで一発当ててやろうっていうふうな感じでやってるんじゃないかなっていうふうに。そんなように思えたりする描写なのかなとは見てて思ったりはしてたんです。
で、このお父さんですね。要はこういうふうな感じで、田舎にとりあえず奥さん、投票させたりなんだりするっていうふうなこともあるから、田舎に引っ込んでそこで暮らしていきましょうよっていうふうなことを多分言い出したのは、この旦那さんの方だと思うんですね。なんですけれども、戻ってきたはいいけれど、結局のところ、この何ていうかな、事業を始めようとしても、正直なところお金になるようなところにそもそも行ってないっていうふうなところになってて、ちょっとどうかなっていうふうなのもあるし。
あと、劇中ですね、このニコラス刑事。いろんな自宅のことをやったりとか、料理を作って振る舞ったりとかっていうふうなこともやるんですけども、それがのきなみ下手くそなんですよね。料理を作っては子供たちにブーブー文句を言われ、掃除やら何やらしようと思って失敗し、あとは何ていうかな、この宇宙人やら何やらが襲ってくるようになってからの、このお父さんの不甲斐なさぶりみたいなものがですね、すごく出てきたりするような感じになって、見てて辛いような状況となってたりはするんですよね。
まあ正直なところも、稼いでるのが奥さんっていうふうなのがあって、そのひけ目を感じて一発当ててやろうで思いついているのがアルパカの授乳っていうふうなのも、何かなっていうふうなところで、そのお父さんの情けなさぶりを出すようなガジェットの一つなのかなというふうに思ってたりしてたんですよね。
で、それでこの劇中進んでいくとですね、当然ホラー映画のどんどんどんどん悪い方に行ってったりするわけなんです。その際にですね、このネイソンガード、ニコラスケージ演じるネイソンガードナーのプロフィールみたいなものはちょっとずつわかってくるんですけど、どうも元は画家になりたくて都会に出て、奥さんを見つけて何かの仕事をしてたみたいなんだけども、それもうまくいかなかったみたいで田舎に引っ込んで、そして思いついたのがアルパカの
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入業っていうふうなので、そしてそれもまだ事業家に至っていないというふうな状況なんだけれども、家の中ではそのお父さんとして振る舞わないといけないというふうな牙を張ってるのがですね、子供たちにいろいろ指示を出したり、特に長男はですね、基本的に頭良さそうな子なんですよね、宇宙大好きで宇宙のこと調べたりなんだしてるんだけど、それに無理くりこのアルパカの楽能を手伝わせようとしてたりするとかっていうふうなのがあったりとか、
あとは、明らかに年頃の娘、息子に舐められてたりはするんですけれども、それも上から何かやってたりしようとしてる。なんだけれども、多分家族思いなんだろうなっていうふうなところははっきりとはわかるんですよね。なんだけれども、それがですね、なんか結局のところどれもこれもうまくいってないっていうふうなのが延々と描かれ続けてきたりするんですよね。
で、それが極みつきになってくるのが、この宇宙人というか宇宙からの色というふうに言われている化け物が、自宅に隕石が落ち散るようになってからですね、どんどん家族がおかしくなっていったりはするわけなんですよね。
例えば、奥さんが影響を受けてぼーっとするようになるようになって、指を切り落としてしまってパニックになってしまうとか、そういうふうなことになってしまったりとか、あとは、あんまりネタバレになるようなことは言いたくないんですけど、とりあえず、介護が必要になるような奥さんとか息子とかが出てくるような状況になって、そういうふうな状況になると、
自分でとにかく何かをしようと思うのではなくて、基本的に娘にそれを全部丸投げして、自分は何をするかというと、おもむろにブランデーをグラスに注いでぼーっとテレビを見るとかっていう、そんなようなことをしちゃったりはするんですよね。
で、その後でですね、事態を何とか動かそうかっていうふうに思いついて動き始めるのはいいんですけども、そうする行動っていうふうなのも、基本的には銃を取り出して極端なことをしていくっていうふうな感じで。結局のところ、そこの家から離れていったり逃げたりすればいいだけの話なのに、それもしないでそこにたどまり続けていて、子供たちの方がどっちかというとこの状況を察して、何とか逃げようとか、そういうふうな努力をし始めるっていうふうなのにあってて。
その本当にこのニコラスケージ、基本的にやってることって、この父親としては本当に全然役に立ってないし、何かあったらトラブルに対してオロオロするばっかりで役に立たず、思いついて何かやったとしても、その思いつきでやった行動っていうふうなのが、どんどん悪い方向に起こるような極端な方向しか取れないっていうふうな感じになるんですね。
で、この姿を見ててですね、私はここ最近の自分の状況と似てる部分もあるんじゃないかと思って、ちょっとゾワッとしながら結構昨日見てたりしてたんですよね。
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というのも、私、今現在、なるべくイクメンでいようかなとかね、家事やら何やらをしようかなと思って努力はしてるんですけれども、でもやっぱりここ最近、本当にちっちゃい子供を相手にするようになってわかったんですけれども、私は多分、何ていうかな、24時間子供の相手をするほどには子供が好きじゃないんだなっていうふうなことを思ってしまうぐらいですね。
ちょっと子供にだいぶやられているような状況となってたりはしております。子供の、当然のことながら娘のことは好きだし、娘のためになるようなことも努力してやってはいるつもりなんですけど、でも四六時中いてそれを相手し続けるっていうふうなことになると、それはそれでなかなか大変なものだなっていうふうなこと、今現在すごく思い知らされているような状況だったりはするんですよね。
本当に緊急事態宣言当時、自宅にこういうふうな子供が居つつ仕事をしなくちゃいけなかったような家庭の人々、本当にお疲れ様でしたっていうふうなことをね、ここ最近になってようやっと思うようになってたような状況だったりするんですね。そんなような状況で、私はなるべく妻、妊娠もしておりまして、動きもあれだから難しそうだから手伝ってあげたりなんだりしないといけないなっていうふうなことで、いろいろやるんですけども、
でも基本的に私いろいろと掃除とか家事とかそういうふうなものを一生懸命やってはいるんですけれども、単純に妻ほどよくそういうふうなものが見えていなかったり気づかなかったり忘れていたり抜けていたりっていうふうなことがあるんですよね。
これはどうだろう、妻は努力してないんじゃないとか、努力が足りてないんじゃないとかっていうふうなことを言ったりすることとかもあったりはするんですけど、最近は半ば諦めて言うようになってたりはするんですけれども、
単純に私は多分普通にやってたとしても、そもそもこの辺の能力が足りてないんだなっていうふうなのはしょっちゅう思ってたりする部分だったりはするんですよね。
仕事場に関してそれをうまく回すためにやってる手段っていうふうなのが基本的に断捨離っていうふうなことを考えるとですね、たくさんいろんなものがあって、それのことについて細々としたことを覚えるっていうふうなことがそもそもできなかったりはするんです。
なんですけれども、そういうふうなものが基本的に今必要とされていて求められてはいるんだけれども、それを役に立てることがないなっていうふうなことがここ最近だったりはするんですよね。
そんなような状況で、今現在妻に妊娠して、これから実家の方に帰って、おそらく赤ちゃんが生まれたら妻もしばらく実家の方にいて、本当だったら娘は私と一緒にいて、私の家から送り迎えとかそういうふうなこととかをするようなことにしようかなっていうふうな話もしてたんですけども、
娘も基本的にはお母さんと一緒、もしくはおばあちゃんと一緒がいいっていうふうなことを言われてましてね、家事育児に関しては完璧に戦力外通告を受けているような状況となっておりまして、自宅に一人でいる分に関しては全然私は平気だったりはするんですけども、これについてのことが結構答えてるなっていうふうなのがここ最近だったりはするんですよね。
そんなような状況の最中ですね。このニコラスケージ演じるネイサンガードナーを見てるとですね、なんとなくそうやっちゃってそうなっちゃうのもわかるよっていうふうになってきたりはするんですよね。
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で、基本的にそのいろいろとやれることがあって、やれることを思いついたりもするんだけれども、でもそれについて自分がやると悪いことになるっていうふうなことを思ってると、あの、なんていうかな、不適されたくなるような気持ちもあったりするんですよね。
なるべく怒られつつもやったほうがいいかなっていうふうなことでやってはいるんですけれども、でもそれにしてもどうなんだっていうふうに思うことの方が結構ありましてね。
そんなような状況で見ますとですね、このなんていうかな、こういうような家族の危機とか、本来だったら父親の役割として求められているような、そういうふうなのを発揮させるタイミングとかっていうふうなものであったりするにもかかわらず、そういうような状況になっても役に立たないんだ。
俺っていう。そんなようなことを気分にさせられるですね。その辺で見ると、とても怖い映画だなっていうふうなことをね、この映画見てて思ったりしてたんですよね。映画から学ぶことっていうふうなのも変な話なんですけれども。
あのそう、こういうような状況になって、家族のことを考えて動くっていうふうなことになったら、最初にやるべき行動っていうふうなのは逃げたりするとか、そういうふうなことだったりはするんですけれども。
でもそれをやれなかったりするのが、あのなんていうかな、この相反する部分だったりするんですけど、家族を守りたいっていうふうな部分と、あとなんていうかな、このここにいることのプライドみたいなものっていう、なんていうかな、その私が、私たちが、あの私たち男性がっていうふうにね、主語を大きくしていっていいものかどうかわからないんですけど。
なんとなく性別的にもともとある性別的な役割っていうふうなのから、なかなか逃げようがなかったりはするんですよね。単純なところ、逃げたところでどうせ文句言うでしょ、あんたらっていうふうなのをね、不信感的なものでずっと思ってたりするっていうのもあるし。
あとは、結局そこの部分からは、頭の中が地獄から抜け出せないんだなっていうふうなことがありましてね。そういうような感じで、なかなかこの辺の映画を見ていくと、その辺の部分でも役に立てないっていう、そしてその役に立てないからこそ家庭に入っていろいろ役に立とうとするんだけど、そっちの方も旗から見ると全然役に立ってないっていう。
それが、はっきりとわかる映画っていうふうなので、目線で見ると、この映画を見るとですね、イクメンの悪夢みたいな、そんなような映画かなっていうふうな感じになっておりますね。ただ、こんなような感想に至ってる人、なかなかいないかなとは思いますね。
ただですね、いろいろと家事、育児やら大人やらやってるけれども、基本的には奥さんのお始めとしてですね、あいつは全然何もやってないというふうに思われてるというふうに思っているに違いないというね、なかなか男性原理の方にも染まっていけない、そんなような内気な映画好きのお父さんいらっしゃいましたら、ぜひ見てみていただけるとね、同じくこのニコラス・ケイジン共感するやら震えるやら恐ろしいやらっていうふうな気分になれるかなというふうに思っております。
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あと、ラブクラフト好きの方はですね、なかなか原作準拠のものになってていいかなというふうに思っておりますね。私、ラブクラフトものとかの本案ものというか、グラフィカライゼーションもので言えばですね、同じ題材を扱っているものではですね、私、田辺剛さんという日本の漫画家さんが描かれている異次元からの色彩というふうな漫画がございます。
これはラブクラフトの小説をまんまグラフィカライズした漫画なんですけれども、一番異次元からの色彩のグラフィカライズとしてはよくできているかなというふうに思っています。正直なところ、これに匹敵するような色使いっていうふうなのをこの映画してたりするんですよね。
その部分に関してだけでもですね、なかなか見てて面白い部分かなというふうに思っておりますね。そうそう、色絵がショッキングピンポクっていうふうなのがまたいいかなという、子供向けアニメでこういう色彩の世界結構見るなというふうな感じの悪ぶっぷりがあってね、その辺が面白かったりするので、よかったらちょっとそういうふうな面でも見てても面白いんですけれども。
私がこの映画を見て主に怖かったのがですね、この家庭に入っても役に立たない、男性原理社会の部分でも役に立たない、本当に役に立たないお父さんとしてのニコラスケージの姿に共感するやら震えるやら、そんなような映画となっておりますので、気になる方、よかったら見ていただけるといいかなというふうに思っておりますね。
今回は何か取り留め枠になってしまうのは、私がこういう風な気分になってで、ちょっと、言葉を選びに選んでこうなってしまったっていうふうに思っていただけるといいかなというふうに思っていますね。
長々とお聞き下さいましてありがとうございました。では次回があるかどうかわかんないですけれども、また楽しみにしていただければなというふうに思っております。なので今回も長々とお聞きくださいましてありがとうございました。
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