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皆さんこんにちは。この番組を配信しております北海道在住30代米之丘をしておりますジョンと申します。よろしくお願いします。
本日は2020年12月28日となっております。気づけば年の瀬でございますね。
私は先週の方で本当は収録をする予定だったんですけれども、今現在、先週も話しましたけど、うちの妻が妊娠のため産休に入っておりまして、ずっと家にいるというふうな状況になっておりまして、
それに合わせて娘の送り迎えを妻が今までやってたんですけど、それを私がやるようになって、仕事をしている最中にちょっとこの送り迎えが発生するというふうなことが結構な負担となりまして、
それでちょっと年末年始忙しいのにも合わせて、それで全然時間が取れずというふうな状況となっておりますね。
休みの日は休みの日で30代後半に差し掛かっている私たち夫婦にはとても扱うのが大変な4歳児というふうな大暴れっぷりを土日のやつに浴びせられて、だいぶ体力を消耗したりしながら日々生きているような状況となっております。
そんなような状況下なんですけれども、ちょっとずつ以前から調べておりました映画ミッドサマーについての農業業者警察がですね、ある程度めどがついたので、ちょっとそれについてお話をする回をやろうかなというふうに思っておりまして、今回ちょっと音源を収録しているような状況となっております。
今回の話はですね、ちょっとどう頑張ってもネタバレをしないといけないというふうな状況となっております。
なので、この映画を見た方はもちろん聞いていただいて楽しんでいただければなというふうに思っておりますし、あと映画のミッドサマーはですね、一応ホラー映画、ミステリーとか語羽描写のあるホラー映画なので怖くて見れないなというふうな方もいらっしゃるかなと思います。
そういうふうな方もですね、一応内容をさらっと知ってどういうふうなものなのかというふうなのがわかるように、混雑せずに話していこうと思うので、この方もそのような感じでそのまま聞いてもらえればなというふうに思っております。
ただですね、これから見る予定があるよというような方はですね、知らない状態には戻ることはできませんので、ちょっと一旦こちらの方音源を切っていただいて、映画を見てから当番組の方を改めて聞いていただけると嬉しいかなというふうに思っております。
今回それで何が話したいのかというとですね、この映画のミッドサマー、いろいろ公開をした当初からですね、いろんなところで考察をされている方とかがいらっしゃったりするんですけれども、例えばですね、この映画で描かれている大祝祭というふうにはお祭りがあるんです。
こちらはですね、90年に一度というふうに言われているんですけれども、どうもこれ90年に一度じゃなくてもっと頻繁にやってるんじゃないっていうふうな方が、これ結構多くの方が言及されているかと思います。
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あと、主人公のダニーがですね、いろいろあって、レリゴをした上でInto the Unknownしてしまうという、これライムスター宇田丸さんのシネマハッスラーというか、ムービーウォッチ面の方で言われてたやつをそのまま引用しているんですけれども、そんな感じの作品として、ハッピーエンドにも見えるというすごく独特な終わり方をしてたりはするんですよね。
なんですけれども、その後のダニーはどうなったのかなというふうなこともですね、いろいろな考察しがいがある部分かなというふうに思っております。
今回、私はいろいろと映画を見直してて、農業部屋さんとして結構肝になる部分を見つけたかなというふうには思っております。
それについて話をする過程でですね、この先ほど言った2つの疑問についてもお答えできるような形になるかなというふうに思っておりますので、今回はミステリー仕立てというふうになっておりますので、よかったら最後まで聞いてもらえると嬉しいかなというふうに思っております。
というわけで今回も参りましょう。
Aノート サブカル
この番組は北海道の中心部札幌市のちょっと東側にある江別地在住のジョンさんが日々のAノート、日々摂取しているサブカルについてお話をしていくオーディオSA番組となっております。
今回扱いますのは、2019年公開のアメリカ製作のスリラー映画、ヘレデタリー継承でおなじみのアリアスター監督の2本目の作品ミッドサマーを扱っていきたいなというふうに思っております。
今回はですね、映画を見た方に対してのおさらいと、見てない方に関してもだいたいどんなようなことが行われている映画なのかというふうなのをですね、
映画のウィキペディア情報と同じぐらい派手にネタバレをしつつ、それの考察をしていくというふうな回となっておりますので、
だいたい1時間コースになるかなと思いますけれども、お付き合いいただけると嬉しいかなというふうに思っております。
こちらの映画のあらすじからね、さらっとお話をさせていただこうかなというふうに思っております。
不良の事故により家族を失った主人公のダニーは、大学で民族学を研究する恋人や友人たち5人でスウェーデンを訪れました。
彼らの目的は奥地の村で開催される90年に一度の祝祭への参加でありました。
太陽が沈むことがないその村は、美しい花々が咲き誇り、優しい巡人たちが陽気に歌い踊る楽園としか形容できないような幸福な場のように思えました。
これ聞いちゃうだけで笑っちゃうな。
しかし、そんな幸せな雰囲気に満ちた村に不穏な空気が漂い始め、妄想やトラウマ、不安、そして恐怖によりダニーの心は次第に掻き踏み出されていく。
というね、映画.comのあらすじ紹介的なものをそのままね、読み上げさせていただきましたけど。
だいたいこんなような感じで始まるホラー映画という風になっております。
一応なんかね、ジャンルを見るとスリラー映画とかそういう風なこと言われてたりはするんですけれども。
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なんかジャンル的にはフォークフォロワーっていう、なんか飲酒とかそういう風なものに基づいて、
えーとなんていうかな、調子こいた若者がですね、村人にどんどん斬殺されていくという、そんなような映画となっております。
当然のことながら主人公のダニーは女性なんですけれども、このダニーがファイナルガールとしてですね、一人だけ生き残っていくというか、そんなようなものとなっております。
特徴的なのが、舞台になるのがあの白夜の村なんですよね。
だからスウェーデンのホルガ村っていう風な、ヘルシングランドっていう風なところに近いホルガ村ってところで行われるんですけれども、
ちょうどあの下旬の時期になると白夜と言いまして、日が一切沈まなくて、夜の10時とかそういう風な時間になってもまだまだ明るいとかね。
そんなような明るいさ中で、陰惨なことがどんどん起こっていくという風な映画となっております。
で、なんていうかな、一応あの監督のインタビューやら何やらっていう風なものが豊富に出ておりましてね。
例えば当番組でも出演させていただいたことでおなじみのアフターシックスジャンクションで、
宇田丸さんがこのアリアスター監督にインタビューをしてたりはするんですよね。
それでその際にあのなんていうかな、ヘレデタリー継承とかで描かれてたのは家族を選べない話っていう風なのだったんですけど、
今回は家族を選ぶ話という風なことでですね、主人公のダニーが色々あって家族を失うんですけども、
その後で新しい家族を選んでいく話っていう風なことを言われてたりはするんですよね。
それをなんていうかな、あの淫算な形で、本当に酷い形で描いているのがこの映画という風にはなっております。
で、今回ちょっとこの話をしていくコース設定的なものをちょっと話をしていきますとね、
まず当番組で今回扱おうと思っているこの部分はですね、
この舞台になるホルガ村という風な場所で行われている儀式と、
それとホルガ村の中の農業の様子についてちょっとお話をしていこうかなというふうに思っております。
この段階でですね、たぶんあの私が気づいて、そう、調べた限り、たぶん私しか気づいてない部分という風なのがございますのでね、
その辺についても色々と話をしていこうかなというふうに思っております。
そこで皆さんに対してこのホルガ村の状況という風なものを一旦整理していただいて、
その後で謎解き編という風な形でですね、ホルガ村の農業業者警察として、
この映画最後まで見ても明かされることがない謎というか、気になるポイントという風なのがいくつかあるんですよね。
例えばオープニングの方でもちょろっと話しました、
なんていうかな、このホルガ村に誘い入れてくれている村民のペレという風な若者がいるんですけども、
彼の両親がどうも30年、彼が生まれた後で生死してどうも儀式によって焼き殺されてるんじゃないという風なセリフがあったりしてたという風なのがあるのと、
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あと90年に一度のペースじゃなくないんじゃないかなという風な描写がちょこちょこあったりするんですよね。
それについての回答とかという風なのもできるかなという風には思っております。
この村、そんな感じでたくさん人を殺すようなことをしていて、どうして警察に捕まらないのかなという風なその疑問についてもお答えできるかなという風には思っております。
私はこの映画を最初に見た際に、この村実は結構歴史が浅い村なんじゃないかなという風にずっと思ってたんです。
なんでそう思うのかというのがずっとよく分かってなかったんですけれども、
今回見直してみて、絶対にこういう風なスウェーデンの村であるんだったら、あるべきものなんだけれど映ってないもの、出てきてないものというのがこの映画の中にあるんですよね。
それのことからですね、ちょっと芋づるしきに全部の答えに対していろいろと話をしていこうかなという風に思っておりますので、
それは後編の方でお話をしますので、ちょっとお付き合いいただけたらなという風には思っておりますね。
そんな感じでですね、ちょっとオープニングの概要説明という風なことをさらっと終わらせないと今回はちょっと長くなりますのでね、
ちょっといろいろと話を聞いてもらえればなという風に思っております。
というわけで前編の方入っていきます。
前編、ホルガ村の農業描写警察ミステリー編。
はい、では前編の方から入っていこうかなという風に思っております。
前編をお話しする過程でですね、ちょっと私、ディレクターズカット版の話についても一部言及をさせていただこうかなという風に思っております。
というのもですね、ちょっとこれのこなしをしないと辻褄が合わなくなる部分とかっていうのが若干出てきちゃったりするので、
これについても話をさせてもらえればなという風には思っておりますね。
ちなみにディレクターズカット版はDVD買わないと見れないという風な状況となっておりまして、
私当然見れてはいないんですけれども、
ただ見た方のネタバレ感想とかそういう風なのが結構インターネット上転がっておりますので、
それを踏まえた上でちょっとお話をしていきますという風なのをちょっと受け止めていただけたらなという風に思っておりますね。
ただ怖いのがですね、このディレクターズカット版に私があれがないとおかしいはずって言ってるものが写ってたらどうしようかなっていうのはちょっと思ってたりはするんですけどね。
ちょっとそんなような感じで話してるという風なだけご留意いただいた上で、これからちょっと説明を聞いていただければなという風に思っております。
まずこの舞台のホルガ村という風な場所の説明からしていきますね。
このホルガ村という風な場所はですね、スウェーデンはヘルシングランドという風な場所にあります。
架空の村となっております。
まあね、当然こんなような場所があってたまるかという風な話だったりはするんですよね。
このヘルシングランドという場所はですね、北緯60、61度ぐらいにある。
要はちょうど小麦の北源という風な場所に位置している場所でですね、ちょうどここから上の方に行くと農業とかそういう風なのがなかなかできないという風な場所になってきてて。
農業がギリギリできるかできないかっていう風な場所にあるのが、このヘルシングランドという風な場所だったりはしております。
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ここにある架空の村のホルガ村ではですね、どうも結構昔から古い生活を続けているという風なコミューンでございまして、
6月末から7月にかけて行われている月祭という風なものが行われておりまして、
それのちょうど90年に一度の月祭という風なのが実施されることになってて、
主人公たち一行はですね、ここの村の元村民というか現村民だけれども、色々あってアメリカに留学しているペレという若者がおりまして、
彼に連れられる形でですね、ダニーをはじめとした4人組がこちらの方にやってくるという風な状況となっております。
ちなみにこの月祭はですね、スウェーデンで普通に毎年行われているようなものとなっておりまして、
こんな血なまぐさいこととかはしてないんですけれども、
6月23日から行われているような状況となっておりますので、
時期的にはだいたい6月23日ぐらいから始まって、9日間行われているようなお祭りという風な形になりますね。
9日間やるのはホルガ村の月祭でございますけどね。
このホルガ村という風な場所なんですけれども、
要は宗教団体というかカルト団体みたいな人方という風に説明をするとね、
語弊はあるかもしれないんですけど、わかりやすいかなというふうに思っております。
どうもこのホルガ村の人方はですね、この村の中だけで暮らしているという風な形にはなっているんですけれども、
一応年齢ごとによって役割が決まっていたりしております。
例えば1歳から18歳までは子供として村の中で暮らして育って、
村の教えとかそういう風なものを覚えていくという風なことをやってたりしております。
18歳から36歳までは夏の季節、巡礼の年と言いまして、
例えば主人公たちを連れてくるペレとかをはじめとした若者とかはですね、
一旦そうやって外の世界を18年間見てくるという風なことをやるのが、
この村の式たりというか習わしとなっておりまして、
映画の中にもですね、外から帰ってくる人々という風なのがこの映画の中では描かれてたりするんです。
初日見るとですね、特に主人公たち一行と、
あとイギリスから来たサイモンとコニーというまた別のホルガ村の村民に連れて来られた一行がいるんですけども、
これ以外にもですね、結構な人数、外から来たっぽい服装の人方というのがいるんですよね。
その人方はおそらく夏の季節でこうやっていろんなところに巡礼していって、
下司祭に合わせて実家に帰ってきてるっていう風な感じの人々だったりしております。
その後ホルガ村の人々はですね、36歳から48歳だったか56歳だったかすいません、ちょっと年齢ピンときてないんですけれども、
その辺りまで労働の季節という風なことでホルガ村の中でいろいろと肉体仕事やら何やらをやって、
そして56歳から72歳まで、この間はですね、人々を教えたいする冬の季節という風な形で、
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隠居しながらいろんなこと、指導的な立場を取っていくという風な形になっております。
映画の中で儀式を主に進めていったりするようなおばさんいるじゃないですか。
あの人方がこういう冬の季節の人々という風な形で言われてたりしておりますね。
そんな感じでですね、役割がそれぞれ決まっていて、それで昔ながらの風習という風なものをね、
はっきりと守りながら暮らしているという風なのがこのホルガ村という風には言われております。
このホルガ村、一応農業描写として確認できたものはですね、これは簡単なのでさらっとお話をしております。
基本的に恐らくやっていると思われるのは、牛と羊とニワトリのソホーラクノという風なのを主にやっているのかなというふうに思っております。
あとはですね、ごく自然栽培の小麦の栽培と果樹の栽培についてやっているかなというふうに思っておりますね。
小麦の栽培についてはですね、ちょっと話すことが長くなりますので講述させていただきます。
それと、あとおそらくこのホルガ村のメインの事業になる一つとなっているのがですね、薬草栽培という風に言われてたりしております。
実際にですね、この主人公たちを連れてくるペレという風な、何度も名前を出して恐縮なんですけども、
この人がですね、この村どうやって維持してるのという風なことを民族学を研究している学生チームの方から聞かれた際にですね、答えているのが、
この村は基本的に木材、革製品、薬草を作って収入を得ていて、水力発電も少し行っているよという風な形で説明をしてたりするわけなんですよね。
だからこの村はですね、一応自給的な農業みたいなものをしているような感じではあるんですけれども、
当然のことながら、中には車があったり、一台だけ古い型のトラックが置いてあったりとかしたりするんですけれども、
村の中までは電気が来てないという風なものになってたりするんですけれども、
そんな感じでですね、どうも外との繋がりは若干緩やかだけれどもあるという風な状況となっていて、
それで薬草やら何やらを作って収入を得ているという風な話をしておりますと。
この薬草なんですけれども、一応作中にはですね、頻繁にドラッグを吸う描写というのが出てきております。
主人公たちがですね、アメリカで吸うという風な描写もそうなんですけれども、
まずホルガ村に着いたら一服やるかいという風なことで、
例えばタイマとかマジックマッシュルームティーとか、そういう風なものを飲んだりとか、
あとは劇中の儀式でですね、メイポールでぐるぐる回る際にはですね、
セントジョンズワートという風なお花をすりつぶして、
それで色々と幻覚を見ながらぐるぐる回るという風なことをやってたり、
あとは北欧とかそういう風な場所ではですね、結構ケシが作られてたりはするんですよね。
ケシって言って皆さんわかりますよね。
ポピーとかそういう風なやつでございます。
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ちなみにこのケシとかはですね、ダニーの、一応口述しますけれども、
色々と後半の方に出てくるメイポールでメイクイーンに選ばれた人が着る衣装のお花、
あれはですね、全部ケシの花で作られてるかなという風には思っておりますね。
特にダニーの花の、この絵がね、変なところでCGを結構使われてたりするんですよね。
例えば、幻覚を見たドラッグ表現ということで背景が歪むとか、
ダニーの足から草が生えてるように見えるとか、
あとはダニーが被った花束の王冠の花がですね、パクパク動いてるっていう。
そのパクパク動いてるのがケシの花だったりはするっていう風なところを考えると、
まあそういう風な感じでですね、とても意味深な薬草っていう風なのを作ってるのが、
多分この村のメインの産業なんじゃないかなっていう風には私はちょっと思っておりますね。
その他、このホルガル村の食事にはですね、
例えばリンゴとかルバーブとかニシンとかビールとかミードとか、
いろいろとスウェーデンで食べられてるなっていう風な感じのものが食べられてたりするわけなんですよね。
ただ、ニシンはどこから持ってきてんのかなっていう風なのはね、ちょっと思ってたりはするわけなんですよ。
ヒルシングランドは結構内陸の部分にあるので、
昔からある場所なんですっていう風に言われるとニシンがあるのはちょっと変な感じもするんですけど、
そんな感じで作られておりますと。
で、そんな感じでですね、このホルガ村、一応ですね、本人たちの言ってる言葉を借りるんであれば、
昔ながら生活をしているコミューンだっていう風なことを言ってたりはするわけなんですよね。
ただ、私はちょっとそれがおかしいかなっていう風には思ってたりはしておりますね。
続きまして、ちょっとその辺で話を皆さんの方におさらいしておきていただきたいのがですね、
このホルガ村で90年に一度に行われているという風なことにされている大祝祭という風なものの儀式についていろいろと話をしていこうかなというふうに思っております。
この映画の方で描かれているのは、この9日間ある儀式というかお祭りのうちのですね、5日間だけしか描かれてはいないんですよね。
だから、本当はお祭りあと4日続くんですけど、その4日続く残りのお祭りはどんなことがやるかっていうのが私たち全然わからないという風な状況になっておりますと。
そのうち、初日はですね、とりあえず開会式典、乾杯っていう風なのをやって終わりっていう風なのがあるんですけど、
その後ですね、4つ儀式が行われております。厳密に言うと5つかな、行われてるんですけど、順番に話すと、
まず、アテストゥパンっていう風な儀式があります。これについてちょっと話をしていきますね。
このアテストゥパンはですね、平たく言ってしまうと奪捨て儀式でございます。
要はですね、このホルガ村の人々、特に老人はですね、72歳までしか生きないようにしてるっていう風なのがこの村だったりしてるんですよね。
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で、72歳を超えるとどうなるかというとですね、アテストゥパンという、特に石灰岩で覆われているような崖の方にわざわざみんなで移動しましてね、
そこから自分の意思で飛び降りて死ぬっていう風なところを描くっていうね、最初のショックシーンがこれだったりするかなというふうには思っております。
で、このアテストゥパンの儀式やら何やらっていう風なのはですね、日本の艦村とかそういう風なところでやってる。
要は目的としてはくちべらしのための儀式なんだなというふうには私は思っております。
一応ね、ホルガ村のサイクルの中に回収されるという風な微事例から用いておりますけれども、
もともとたぶん成立した過程のことを考えるとですね、単純に村の若者やら人々を養っておくだけの生産やら何やらっていうのは昔からは本当は取れなかったんだろうなというふうには思っております。
で、その伝統的な手法としてこういう風な奪捨てがあったりするのと、あと若者が外に巡礼に行くっていう風なのはこのためにあるような儀式なのかなというふうには思っております。
そんなような感じでですね、このくちべらし儀式の一環としてアテストゥパンという風なのが最初に行われてね、
本当にいきなりこういう風なものを見せられて最初のショックシーンで具合が悪くなるんだっていう風なところから始まったりはするんですけども、
こういう風なことをやられております。
で、ここから先はちょっとディレクターズカット版で言われてたそうなんですけれども、
このアテストゥパンの儀式はですね、72歳になった村民が出たら毎年行われているそうなんですよね。
当然のことながらね、村民の年齢やら何やらっていうのは当然そんなにコントロールできるもんじゃございませんので、
それでたまたまこの年に72歳の人が2人いましたので、
飛び降りさせるんだよっていう風なことをディレクターズカット版の方で話をされてたそうなんです。
ということはですね、ホルガ村、とりあえず72歳の人が出るたびにということは頻繁にこの儀式がやられてるんだなっていう風なことでですね、
嫌な儀式ですねっていう風にはちょっと思ってたりしてたわけなんですよ。
続きまして同じくディレクターズカット版にのみ出てくる儀式、もう一つの儀式でございます。
こちらは川の儀式という風に言われておりまして、のもホルガ村川があるそうなんですよね。
劇中はあまり映ってはいなかったとは思うんですけれども、
こちらの川にですね、送り物を備えて子供を投げ入れようとしてやめるっていう風な儀式があるんです。
この際に主人公のダニーはこれを止めたことから、後に村民として認められてくるようになったことになってるっていう、
結構重要な儀式だったらしいんですよね。
で、これを止めなかったばっかりに、もう一方の旅行者グループであるコニーとサイモンのうち、
コニーっていう風な女性がいるんですけど、この女性がですね、どうもこの川に投げ込まれて、
溺死させられていて、最後生贄として捧げられたんだなっていう風なのが、
後半の方で分かってきたりするくだりっていうのがこの川の儀式だったりしております。
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で、この川に人を捧げ入れるという風な儀式という風なのはですね、世界各国であちこちで見られるような儀式でございます。
何のためにやるかというと、単純なことはですね、川が氾濫しないでねとか、あとは橋落ちないでねとかね、
そんな感じでロンドンブリッジフォーリングダウンとかそういう風な歌でも歌われているようにですね、
要は何か自然災害やら何やらが起こるたびに人身悟空を支えて、そういう風なことが起きないようにしましょうねという風な再例だったりするわけなんですよね。
一応このホルガ村のお祭りとか儀式とかっていう風なのを見ていくとですね、
ある程度農業とか生活に根差してたその欲求から生まれたものなんじゃないかなっていう風な説明がつくような部分だったりしてたわけなんです。
ただそういう風なもので説明がつかないものとかっていう風なのもあるので、それについてもちょっと説明を加えていくとですね。
例えば主人公のダニーがですね、メイポールという風な、これねメイポールはですね、スウェーデンのお祭りでも実際に使われるものだそうですね。
メイポール自体はですね、検索するとミッドサマーで見たのと同じ形のものがですね、普通にスウェーデンの観光サイトで出てくるという風な、ギョッとするようなものだったりはするんですけども、
このメイポールの周りでぐるぐる回るカエルのダンスっていう風なのを実際のスウェーデンでも行われているらしいんですよね。
ただホルガ村ではですね、若い女性がこのメイポールの周りをぐるぐるぐるぐる回っていって、それでこのダンスで踊り続けて最後まで踊りを続けてた人がメイクイーンという風な役割に就いて、そのお祭りの中で一番の役割の人ですよっていう風なことを選ばれるという風なのをやってたりしております。
このメイポールのダンスで選ばれた、メイクイーンに選ばれた女性がですね、どうもその後の儀式と太陽の儀式の際で、生贄を選ぶ滝の祭典を任されているという風なことになっておりまして、結構ここで選ばれる人もですね、何て言うかな、村に呼び込まれるような役割になるのか、それともあのなんか儀礼的な意味ですごく役割を負わされるようなものとなっておりますと。
一応このメイポールやら何やらっていう風な儀式をした際にですね、ダニーがここで選ばれてたりするんですけども、これはですね、ちょっとこの後話をする予定でございます。
太陽に捧げる儀式、それについて重要な役割を果たすために、それを外部の人から選ぶための仕組みなんじゃないかなっていう風には私はちょっと考えておりますね。
そういうふうなことでですね、一応メイポールという風な儀式でこうやってぐるぐるぐるぐる回って、それをやった結果ダニーがメイクインに選ばれて、そしてホルガ村の自然に感謝を捧げる祈りを捧げたり、あとは食べ物の際に女王様としても担ぎ上げられていい気分になって、なんとなく村の中に入ってもいいかなという風に思わせられるのがこのメイポールの儀式だったりしております。
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中古とはですね、この村、新しい地的な部分はですね、基本的には種馬か女性化しか入れないんだなっていう風なのはね、ちょっと映画を見てて思ってたりしてた次第でございますね。
そして最後、この映画の中で描かれる、ホルガ村の中で描かれる最後の儀式となっているのが太陽の儀式という風にはなっております。
こちらはですね、ホルガ村の中にある黄色い建物がね、映画の冒頭から出ておりまして、最終的にこの建物の中にですね、今まで生贄になった人の遺体と、それと新たに人数が足りないものをですね、ホルガ村の村民と、
あとは新しく来た人の中から選んで、そこに生贄を捧げるという風な儀式となっておりましてね。
ちょうどこの90年の大祝祭という風なタイミングになっておりますので、9人生贄を捧げましょうねという風なことで、今まで犠牲になっていた人プラス、ついでに犠牲にする人を選んでいこうという風になりまして、
ここに火をつけるのがこの映画のクライマックスという風になっております。
で、こちらの太陽の儀式なんですけれども、多分なんですけれども、私はこの儀式、焼き旗をするための儀式なんじゃないかなという風には考えております。
焼き旗をするための儀式というかですね、焼き旗を儀礼化した儀式っていう風なのが正しいかなという風には思っておりますね。
で、こちらどういう風なことからこういう風な儀式をしてるんじゃないかという風な話をしますとね、
まずこの太陽の儀式をして最後に燃やす神殿なんですけど、この神殿の周りにはですね、麦の刈り跡という風なのがあったりするんですよね。
で、どんどんミッドサマーの日付が進行していくにつれてですね、その周りに青いブルーシート的なものの下に色笑やら何やらという風なのが渦高く積んでありまして、
それをこの神殿の周りに広げていくという風なことをやってたりはするわけなんですよね。
で、この敷いていったものやら何やらから、この太陽の神殿に火をつけるという風なことをやって、その火をつけた後、神殿が燃え盛っていくと、それが色笑の方に広げていって、
もともとこの麦畑やら何やらがあった部分が全部広がっていって燃えていくという風なことをやってたりはするわけなんですよね。
で、なんでこんなことをするかというと、おそらくは焼き畑をしていくことになるんじゃないかなというふうには私は考えております。
ていうのもですね、この北欧のこういう風な農業をしているような場所の描写やら何やらという風なのもですね、私は今回色々と調べまして、
名前が何だったかな。オラウスマグネスの北欧民族誌という風な本をですね、一応当たっている論文を探しまして、これによるとですね、基本的に北欧で行われている農業というのは、
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冬麦、ライ麦、小麦とかっていう風なものを中心とした栽培と、あとはインゲン豆とかそういう風なすごく野菜類とか一切ないような状況だったりするんですよね。
その際に重要な農業の手法として言われてたのが焼き畑だったりはしております。この焼き畑という風なのはどうやってやるかというとですね、本来であれば木やら何やらを切り倒して新しく開墾したところに燃焼剤を置いて、それを燃やしていくという風なことをやって、
それで地面に残っている雑草の種やら何やらを殺してしまい、そしてあとは窒素分やら何やらを熱で固定したり、あと草木灰やら何やらでアルカリ分を供給したりとか、そんなようなことをやって、地力を回復させて新たに柵付けするものを増やしていくという風なためで行われているものだったりするわけなんですよね。
で、儀礼化してるって風に言ってたのはですね、正直なところ焼き畑をやるにはですね、今回私初めて焼き畑についての論文を調べたりしてたんですけどね、どうも焼き畑とかをやるとですね、とりあえず1時間ぐらい何かを燃焼させて初めて地上から2センチ程度の雑草の種を焼き殺すことができるっていう、結構そこまで種やら何やらを減らすってことが難しいものだったりするらしいんですよね。
特に4、5センチとかの方まで熱を伝わそうと思うとですね、もっと燃やしてなきゃいけないという風なことになりますので、それは樹木を伐採してそれに火をつけてやらないと焼き畑って風なことにならないよねっていう風なものになっております。
そんな感じになっておりますのでね、正直なところ、たかなか稲藁を野焼きした程度では焼き畑ってことにはならないかなとは思うんですよね。せいぜい草木場やら何やらの供給という風なことはできるのかと思うんですけどね。厳密に言うとそういう風なことは行われることじゃないかなというふうには思っております。
で、この焼き畑のやり方という風なものも、このさっき話した北欧の民族誌という風なものにも載っておりましたね。やり方というのはいくつかあるんですけど、例えば新しく森を開墾した畑を作って焼き畑を作るという風なやり方と、あとは15年おきぐらいに畑を作って、地力がなくなった畑に植林をして、植林をしたあと15年ぐらいにたって大きくなったら、
それを伐採して新たに焼き畑をして畑を作るという風な日本式農業という風なものを紹介されてたりしてたわけなんです。で、そういう風な感じでペースで考えていくとですね、大体15年から30周年周期という風なことを書いておりますと、90年周期と同じような感じになるんじゃないという風な感じになっておりますね。
ここで私最初の方に話しておりましたペレの両親がですね、どうも焼き殺されているという風な話をさっき冒頭の方でしておりましたけれども、ペレの両親が亡くなったのはどうもこの儀式でおそらく生贄として捧げられたんだなという風なことがセリフの中から分かってたりするわけなんですけれども、この太陽の儀式自体はですね、もしこの焼き畑を儀礼化したものであるのであれば、
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そういう15周、15年、30年周期ぐらいで行われているものなんじゃないかなという風に私は考えられるかなというふうに思っております。まあね、野焼き程度でやってるんだったらもっと頻繁に行われている可能性はあるんだけれども、そういう風な感じで行われてるんじゃないかなというふうに思っておりますね。
そんな感じでですね、このホルガ村の90周年に一度のお祭りっていう風なのは、要は下死の祭りの度にいろんなお祭りっていう風なのをこの村の中では行われてたりはするんですけれども、それがたまたま1回に重なってやることがたくさんあるね、大変だねっていうのがこの90年に一度のお祭りなんじゃないかなというふうには思っております。
具体的にどれが90年に一度なのかというのは私は、はっきりとしたことは映画の中から読み取れなかったんですけれども、まあでも多分こうやってやることがいっぱいあるのがこの90年に一度の大祝祭っていう風に言われているものなんじゃないかなというふうに思っております。
そのためですね、ペレの両親やら何やらがっていうのが90年前に亡くなったとはとても思えないよねっていうふうに言われてるやつとかっていうふうなのは多分これでいいとこ説明がつくんじゃないかなとは思いますね。
で、あとそんな感じで考えるとですね、この村アテストパンでは72年に一度人が頻繁に死ぬようになりますし、あとこの太陽の儀式は儀式でお祭りで毎回毎回人が死ぬような状況にもなります。
この人数が何人なのかっていうふうなのは90年に一度なのから9人死んだけれども、30年に一度の場合は3人では抑えておきましょうかっていうふうなことになるかもしれませんしね。
で、あと川の儀式は何年に一度行われているかっていうふうなのはちょっとわかんなかったりしますけれども、これもおそらく周期性があるんだと思いますね。
多分90年に一度にピッタリ来るってことになるってことはやっぱり3の倍数とかそういうふうなものになると思うので。
ってことになるとですね、大祝祭の他に中祝祭とかそういうふうなものがいっぱいあるんだなとは思っておりますね。
で、あとメイポールの儀式もですね、おそらくメイクインを決めるというふうな下祭のお祭り自体はですね、毎年毎年行っていると思うんですよね。
っていうのも、白黒写真から何から合わせて今まで歴代のメイクインの写真というのが30枚ぐらいホルガ村の方には飾られていたりはするんですよね。
写真しか飾られてないというふうなところがですね、この村新しそうだなというふうな感じをする部分だったりはするんですけれども。
単純にそうやって写真をたくさん撮って飾っているというふうなことがあるぐらいはですね、多分メイクインを決めるお祭り自体というのは毎年毎年行われているものだったりしております。
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あとペレーとかをはじめとしたですね、巡礼の季節の人々が外部の人を中に呼び込むというふうなこともですね、おそらく毎年のように行われていることだったりするんですよね。
そしてあとお話をしなかったあの儀式がもう一つありましてね、その儀式がですね、要は子作りをするための儀式でございます。
ホルガ村外部の人から人を呼び込んでですね、それに村の女の子に種付けをさせてですね、そして子供になんていうかな近親相関にならないように新しい血筋を入れていくというふうなことを頻繁にやってたりはするんですよね。
そういうふうなことをやる儀式とかを行うためにもですね、外から人を呼び込んだりするというふうなことは当然必要になってきたりするかなとは思いますので、そうやってこの村ではですね、毎年毎年何かしら人賃が出るような、そんなようなことをしてるんじゃないかなというふうに思っております。
で、残っている疑問としてはですね、そんなような感じで血なまがさないことを毎年のようにやってるとしたら、なんでこの村警察に捕まらないのっていうふうなお話と、あとこの後ダニーはどうなったのっていうふうなお話と、それとこの村の中でメインの修行になっているのはおそらく薬草栽培なんじゃないのっていうふうな話、私最初はしてたと思いますけれども、
それについての理由についてもお話をさせていただきたいなというふうに思っております。そしてあと冒頭の方でお話をしました。私がこの村すごく新しいんじゃないかというふうに思っている、この村に絶対あって叱るべきはずなのに、一度も映ってこないし出てこなかったあるものとは何でしょうか。それについて後編の方で詳しく話をしていきたいと思います。というわけでもうちょっとお付き合いのほどよろしくお願いします。
後編、ホルガ村の農業病者警察解明編。
はい、ではもうここまでで40分近く喋っているので、皆さんお付き合いいただきましてありがとうございます。
後編はですね、今回ここまでの流れを踏まえて、私はこういうふうな形でホルガ村というふうなものは運営されているんじゃないかというふうなお話をいろいろとしていこうかなというふうに思っております。
最初にですね、私がこの映画ミッドサマーを見直して、農業病者警察として一番違和感を覚えた部分は何でしょうか。
皆さんここまで聞いていてなんとなくピンときている方はいらっしゃいましょうかね。
最初にお話をしておきます。
私がこの映画を見直してて一番おかしいなと思ってたのは、この村には生育中の小麦が一度も映ってはいないんですよね。
ディレクターズカット版に映ってたらどうしようかなとは思ってはいるんですけれども、
スカンクトもディレクターズカット版じゃないやつはですね、確認はしたんですけれども、刈り取った跡と刈草、あと麦自体が出てくることは確認しております。
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なんですけれども、一度も生育中の小麦というふうなのが映ってたりはしないわけなんですね。
なんでこれがおかしいのかと言いますと、月祭を行われているのは6月の末から7月の上旬というふうに言われております。
スウェーデンの小麦の北原というふうなヘルシングランドでもですね、当然のことながら麦を育てていたりするわけなんですけれども、
この時期のスウェーデンで育てている小麦というふうなのはですね、基本的に小麦の発種時期というふうなのはスウェーデンでも8月から9月ぐらいにかけて、
要は冬麦みたいな形で植え付けを行ってたりするんですよね。
そこいう時期で植え付けを行うと、刈り取りをする時期というふうなのは7月の終わりから8月の初めぐらいというふうな感じでですね、
要は刈り取りの時期が迫っているけれども暇な時期というふうなのがこの月祭の時期だったりするわけなんです。
ということは当然のことながらホルガ村の方にはですね、タワワに実った麦がどこかで写っていないといけなかったりするわけなんですよね。
当然のことながらね、映画としてこれを撮っているわけなので、当然のことながら撮影場の底やら何やらで用意できませんでしたっていうふうなのがあったりするわけなんです。
特にこうやって北欧の農村というふうなものを描くというふうなことを考えるとですね、麦は外せない部分だろうなというふうには思ってたりはするわけなんですよ。
で、正直なところ私、最初にこの映画を見直そうと思ってた時はですね、当然のことながら北欧で麦っていうとですね、
有名どころで言えば雷麦病に発生している抜角菌というふうなものが起こす抜角病というふうなのがあるんですよね。
これはですね、あの幻覚作用を引き起こす病気だったりするというふうなこともありまして、
その後ですね、抜角菌の研究の結果、LSDというふうに言われている幻覚剤が作られたりするというふうなことを考えると、
まあね、この映画の中でよく頻繁に幻覚とかそういうふうなものが出てくるってことを考えると、きっと抜角菌を使った何かが出てくるんじゃないかななんて思ってたりはしてたんです。
思ってたりはしてたんですけれども、一向に生育中の麦が出てくることがなかったりはしてたわけなんですよね。
で、正直なところ、こういうふうな麦やら何やらというふうなのが取れなかったんだら、一切出さなければよかったんじゃないかなというふうにすら私は思ってたりしております。
例えば、ヘルシングランド、麦の北原だったりするというふうなことを考えると、そもそも麦を無理して出さなくてもいいような場所だったりはするわけなんですよね。
奥地の村なんで、ちょっと実りやら何やらの表現ができないので出しませんでしたというふうな形にしてもいいわけなんです。
いいわけなんですけれども、わざわざ映しているというふうなことはですね、これは多分何らかの意図があって制作側がこの中に含めてたんじゃないかなというふうに私は思うんですよね。
というふうなことを考えると、このホルガ村の中に生育中の麦が映らないというふうなことはですね、
このホルガ村の人々はですね、わざわざホルガ村の自然に感謝を捧げなくてもホルガ村の恩恵をわざわざ受けていないことになるんですよね。
42:10
こうやって麦やら何やらの生育中の麦が映らないというふうなことはですね、ホルガ村の人々、この年の冬の麦はいつもどうしてるのというふうな話になるんです。
ニホ式の農業をやっていて、今は休耕中の畑しかないんですというふうに言われるのもおかしな話なんですよね。
もし休耕中だというふうなのがあるんだったら、片方を休耕してもう片方を植え付けをしている麦がないと、その年食べていく麦がないはずなんですよね。
正直なところ、神殿の周りにあった麦畑、とてもじゃないけど30何人食えていくような麦の量が取れているとは思えないんです。
一応、この村の維持の方法で木材やら何やらを作って外部とやり取りをして収入やら何やら得てるんだよというふうな話もしておりました。
おりましたから、そこから得てるんだよというふうな話をしてるんだったら、だったら自給的な農業をわざわざやらなくてもよくなくないというふうに思ってたりするわけなんですよね。
そしてそういうふうになる前に、生け乳の儀式をやめたらいいのにというふうに思ったりするわけなんですよ。
なんですけれども、それをわざわざ続けていて、そして特にメインで恩恵を受けているわけでもないのに、
この村がこうやって生け乳を送り返したりなんだりするというふうな儀式を続けなければいけない理由は何かというと、
それは薬草というふうに言われている麻薬を販売しているようなことが原因になっているからなんじゃないかなというふうに思っております。
要はこの村麻薬村なんですよね。
麻薬で食っているから、基本的に外部に秘密を漏らしたりなんだりすることがないように強固な結びつきを相互に作るために、生け乳を相互に差し出し合って、
要は我々みんな共犯者の関係にいるんだから、この村から逃げないようにしましょうねという、そういうふうな形をせざるを得ないために、
こういうふうな生け乳の儀式を常に繰り返しやっていかなければいけないような村になっているんじゃないかなというふうに私は思っております。
で、そうやって中でこうやってね、村民同士を殺したり殺し合ったりするようなことというふうなことは当然行われてたりするんですけど、
外から人を呼び込んでくる目的は何かと言いますと、
要はこの村ではですね、基本的に麻薬を作って売って、その売り先を外に広げていくために、外の血やら何やらというふうなのを入れる必要があったりするわけなんですね。
生け乳の儀式の際にですね、特に太陽の儀式で司祭を務めている支部というふうなおばさんがいるんですけれども、
彼女はこの九人の生け乳を捧げる際にこう言います。
掘るがは奪い、掘るがは与えるというふうに言うんですね。
最初に奪って与える。
何を奪っているかというと、新しい血というふうに言われている外から入れてくる人々です。
45:01
外から入れている人々を生け乳に捧げて、何を与えてもらっているかというと、自然からの恩恵とかそういうふうなものではなくてですね、
彼らの戸籍とパスポートだったりするかなというふうに私は考えております。
そういうふうなことを考えると、掘るが村の子どもたち、基本的に彼らってカルトの教団とかがおおよそそうであるようにですね、
おそらく戸籍登録というふうなのを全うにされていないと思うんですよね。
で、掘るが村の中に入ってくる人数と掘るが村の中から出ていく人数が一致してさえいれば、
この村の中から特にあのなんていうかな、被害者やら何やらというのが出ていなかったりするんじゃないかなというふうに思うんですよね。
で、この辺はね、ちょっと強よくなる解釈だというふうなのはね、私も重々承知はしているんですけれども、
おそらく掘るが村はね、ワーストウィン・パワーズを見るよというふうにね、
一応電気入っていて、そういうふうに何かできる電子的な機器やら何があるというふうには当然あるかなというふうに思っております。
で、あと、もともと外側にあった掘るが村の警察組織ネットワークみたいなものも多分当然あるんだろうなというふうに思っております。
その辺のこととうまいこと協力してですね、外から呼び込んだパスポートやら何やらというふうなのを書き換えて、
そこから始めて新しい地から奪った戸籍とかそういうふうなものの情報を元にですね、掘るが村の村民というふうなのは外に巡礼のために出ていくんじゃないかなというふうに思っております。
そしてダニーをはじめとしてメイクイーンはですね、彼らを案内していく役割を負って、
一旦掘るが村の村民として認められて掘るが村の村民にはなるんだけれども、
メインの仕事としては彼らを引き連れて外に出ていくため、そして彼らをサポートしていくための役割を負って外に出ていくんじゃないかなというふうには思っておりますね。
特にメイクイーンになるのは主に女性ってことを考えると、やっぱり掘るが村で子供を産むっていうふうなのも役割の一つとしてあるんじゃないかなというふうには思っております。
特にその葉の向こう候補としてね、たびたびに名前が出てくるペレがいるんですけども、彼と結婚して、そしてその村で生まれた子供はですね、掘るが村の中で洗脳教育を受けて18年間育てられて、
そして子供をそこの場で縛り付けられているような状況というふうなことになっておりますとね、なかなか裏切ることもできず、
そしてそうやって外で麻薬やら何やらを販売したりするっていうふうなことが実は主な仕事なんじゃないかなって私は考えてたりするわけなんですよね。
こういうふうに考えると、それは資本主義に読された熊の毛皮を被ったようなやつと同じような発想なんじゃないというふうにね、
思われるような掘るが村シンパの皆さんに対しては思われるかなとは思うんですけれども、
でもこの人が生きていくったりなんだりするのって結局のところすごい下品な部分で動いているようなというふうなことは私はちょっと思ってたりはするわけなんです。
48:03
そうでないことも多いにしてあるんですけれども、大体の人がちょっとそういうふうなすごくごく初歩的な肉体やら何やらというふうなところで動かされていることは多いだろうなというふうには思っております。
この映画の制作側の方の発言として特に取り上げておきたいなというふうに思っておりますのが、
アリアスター監督のインタビューというふうなのをアトロクの方でやってた特集会というふうなのが今現在ラジオクラウドの方でも聞けるようになっているので、
皆さんよかったらちょっとこっちも聞いてもらいたいなとは思うんですけれども、この中でアリアスター監督がすごい怖いことを言うんですよね。
肉体はいつか精神を裏切るっていう。
違う、肉体は精神をいつか必ず裏切るっていう。
だから、この映画って言ってみれば、肉体が負けたことによって精神がどんどんおかしな方向に行っていくというふうなわけだったりするわけなんですよ。
要は、麻薬を使って騙されていろんなものに転向させられていったりとか、
あとはもうショックを与え続けられてておかしくなってしまうっていう。
そして今までの価値観が転換させられてしまって、最後はもう笑えてくるよねっていうふうな。
そんなようなことにさせられてしまうっていうふうのが恐ろしいよねっていうふうな映画でもあったりするかなとは思います。
正直なところ、こういうような状況、別段ホルガ村じゃなくても世の中広く見渡せばあったりするわけだなというふうに思っておりますね。
例えば現実の事件で言えば、北九州の監禁して一家丸ごと殺し合いをさせるような事件とか、
あれに関しても肉体が精神を裏切ったいい例だなというふうには私は思っておりますし、
あとはね、例えばいろんなところでひどい就労をさせられている人々っていうふうなのが日本国内もおりますし、
あとは世界中にも当然おったりしております。
それらもひどい状況にいるんだけれども、いろんな理由をつけて自分の考えを変えさせられていて、
そこがおかしいっていうふうなことに気づけないような状況っていうふうなのが往々にしてあると思うんですよね。
今回こういうふうな話をしてて思うんですけども、このホルガ村、誰がこんなような方向にしてったんだろうかっていうふうなのは、
映画を何回見直しても多分わからない部分になってたりはするんですよね。
そういうふうな集団とか組織とかっていうふうなのも当然のことながら存在していて、
それの成立過程っていうふうなのは、状況を聞けばなんとなく納得はするかなとは思うんですけども、
結局誰がこういうふうにしたっていうふうなのが、はっきりわからないことの方が多いんじゃないかなって私は思うんです。
確かに北九州の事件とか例に出しちゃってあれなんですけれども、そういうふうなのは明らかな個人がっていうふうなのはあったりすると思うんです。
ただ明らかな個人が生み出したものが、その後も是正されることなく日本国内に残っている例って結構ありませんかっていうふうなのはちょっと思ってたりするんですよね。
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例えば、やらざるを得ないからやっているコロナ禍が広まっているにもかかわらず、年末年始の定例会だけはどうしてもやらないといけないというふうなことになってね、
呼ばれたりなんだりするというふうな、そういうふうなおかしな状況とか、そういうふうなものっていうのは日本国内とかそういうふうな場所でもいろんなところ世界見ましてもあるかなとは思うんですよね。
で、そういうふうなものっていうふうなのが怖いよねっていうふうに思うのと、
あとこの映画を見てダニー良かったね、そしてこういうふうになれるような場所があったらすごくいいんじゃないかなっていうふうに私は思うんですっていうふうに感想を述べる方がいっぱいいるっていうふうなのも怖い話ですね。
って私は思ったりするわけなんですよね。
ただ私のようにですね、こういうふうに邪水をするような形でホルガムラを貶めるような発言をするよりかはですね、
そうやって認められるところがあっていいよねっていうふうに思って、そういうふうなところで共感したりなんだりするっていうふうに順応していく方がですね、
こういうような世の中を生き抜いていくには生きやすい生き方なんだなっていうふうなのをちょっと思ってたりしておりますね。
正直なところ、1984で愛情症の手を借りずに体制に巻き込まれていくのがいいなっていうふうに思われる方々の方がいろいろと生きやすいなとは思ってたりしておりますね。
お前はどうなんだっていうふうに思いますと、基本的に私はどちらの立場にもつけず、ただただ生きづらいなというふうに日々過ごしているというふうなところで、今回の話は締めさせていただけたらなというふうに思っております。
というわけで、今回も長々とお付き合いいただきまして誠にありがとうございました。では次回もお楽しみに。
はい、今回も長々とお聞き下さいまして誠にありがとうございます。
当番組への感想コメントは、Twitterハッシュタグ、Aの前にサブからのサブ、ASUBとつけてコメントをつけていただくか、
Twitterアカウントのプロフィールページとか、あとはPodcastのプロフィールページの方に載せておりますお便りフォームというふうなこともございますので、
こちらの方からコメントやら何やらお寄せいただけると嬉しいかなというふうに思っております。
というわけで、いただいたコメントを紹介をさせていただきますね。
そうだな、基本的に前回の転生のさくな姫回についてのコメントがいっぱい来ておりますので、そちらの方を読み始めさせていただきます。
まず、Twitterのアカウントネーム足卵さんよりコメントいただいております。
北海道雲下が出ないのか、羨ましい。それが北海道の強みなんだな。
関東や長野や四方高の高いところに香りの良い品種を売り出している産地が結構多くある理由がわかった。
ゲームの解説がお米の品種の再開設になっているの面白いって感じにコメントいただいておりました。
ありがとうございます。そうなんですよね、北海道雲下が出ないんです。
その代わりね、例外が結構頻発したりするので、イマチ病とかその辺でね結構大変だったりするのとね、
54:00
あとカメムシ害がね、なんか場所によって多かったりなんだりするっていうので、
その辺で結構いろいろ被害やら何やらの出方が違うかなっていう風なのはね、ちょっと思っておりますね。
本当にコメントいただきましてありがとうございました。
続きまして、TwitterのアカウントネームQさんよりコメントいただいております。
Aノートサブからの最新回を視聴しました。今回は待ちに待ってました。
天水のさくな姫回。実際、米農家をされている方による稲作パートの解説、すごく興味深かったです。
本当によくできてるんだなぁと、ゲームを通じていろいろなものが学べる作品が今後増えてくれると良いなと思いました。
コメントいただきましてありがとうございます。
なんかね、すいません、前回ですね、当番組マイナーなものばかり扱ってすいませんみたいな感じでコメントさせてもらったら、
その後にちょっと補足的な感じでいろいろとコメントもいただいておりましたので、なんか気をつかせてすいませんでした。
こんな感じでコメントいただきまして本当にありがとうございます。
一応この天水のさくな姫の製作者の方、農水省に何か呼ばれてたらしいですね。
なんか農水省に呼ばれてお礼状か何か言われてたりするのかな。もしくはYouTubeの方で何か出たりするのかなというのはちょっと思っておりますね。
なんかこういうふうなフットワークの軽さ、農水省最近すごいなとは思うんですけどね。
なんかこの辺のこと本当は全農とかがやった方がいいんじゃないかなってちょっと思ったりはするんですけどね。
でも公的なところとかが扱っていいかなというふうには思っておりますね。
ちなみによく農林水産省のホームページが攻略引きっていうふうに言われてるんですけど、
どっちかっていうと調べた方がいいのは普及書とあと久保田の資料の方がいいんじゃねとはね、ちょっと思ったりはしておりましたね。
そんな感じでいただいたコメント紹介させていただきました。ありがとうございます。
あとお便りホームの方にコメント来ておりました。
ラジオネームETOさんって読めばいいかなコメントいただきましてありがとうございます。
えとうさんかなコメントいただきありがとうございます。
昨年は仕事中にポッドキャストを聞いていただいてたのですが、
今年はポッドキャストを聞かない方が仕事が図ることが分かってしまったのでほとんど聞きませんでした。
なので今追いついていきますって感じでコメントいただいておりました。
報告!ありがとうございます。こういう報告でも全然構いません。
そうなんですよね。仕事中のポッドキャスト、集中力を削がれることっていうのは若干あったりするんですよね。
特に繊細な作業が必要な運転とかその辺とか逆に聞かない方がいいんじゃないかなって私も最近ちょっと思ってたりしております。
ただずっと聞いてたりはするんですけどね、今度は逆にそのポッドキャストの方の中身が全く聞こえてないというふうなことが起こったりしますので、
その辺ちょっと気をつけた方がいいかなというふうな部分だったりするので、
お暇の時に、お時間のある時に好きなように聞いていただけたらなというふうに思っておりますね。
特に当番組、聞き逃しがあると何話してたっけって思うようなね、そんなような番組となっておりますので、
聞けるタイミングで聞いてもらえるとありがたいかなというふうに思っております。
いただいたコメントはですね、こんな感じで粗雑にコメントしたりしなかったりしますので、
57:04
よかったらこれからも何かありましたらコメントの方お寄せいただけると嬉しいかなというふうに思っております。
で、あとお知らせとかは特にございません。
あ、あった。
えーとですね、すいません。
私、来週1月の2週目くらいまで結構忙しいかなというふうな状況が続くかなとは思っております。
そしてね、本当はおまけ音源取りたかったりしてたりして準備もしてたりするんですけど、
全然配信もできずに本当に申し訳ないかなというふうには思っておりますね。
まあ、それもこれも妻の子供がね、無事に生まれてくれたりなんだしたら、いろいろと準備がで…
子供が生まれたらちょっとどうなるかっていうのはちょっと分かんないかなというふうには思っておりますね。
で、あと来年はそんな感じでですね、
次何撮ろうかっていうふうな発想が全然湧いてないような状況となっております。
あー、まあ時間あるからゴーストおぶつ島でもやるかな。
またちょっとゲーム会になるかなとは思いますけれども、
あのー、またちょっと気長に来年も聞いていただけたら嬉しいかなというふうに思っておりますね。
というわけで今年本当に1年間いろいろありましたね。
アトロク出させてもらったりとか、見に来てくれる人が増えたりとか、
本当に1年間ありがとうございました。
まあ来年も地味地味配信はしていくかなというふうには思っておりますけれども、
これからもよろしくお願いします。
というわけで、1年間当番組をお聞き下さいまして誠にありがとうございます。
ではまた来年もよろしくお願いいたします。
良いお年を。ではさようなら。