1. 営農とサブカル
  2. 農業描写探偵 映画「機動戦士..
今回は農業描写探偵回!
扱うのは、2022年公開の映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」。ネタバレ全開でお送りしていきます。
ご感想、コメントは #営サブ までお寄せくださいませ。

キーワード:
アレグランサ島 / 残置諜者 / カナリア諸島 / 機動戦士ガンダムORIGIN / スコール / コロニー落とし / 気候変動 / 貿易風 / 火山性の土

サマリー

米農家のジョンは、農業描写探偵会の特集として、映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」について話しています。ジョンは、作品の見どころや農業描写、エピソードの内容などを解説しながら、ガンダムの魅力について語っています。この映画では、機動戦士ガンダムの舞台は東アフリカのカナリア諸島の無人島であり、基本的に雨が降らず乾燥していますが、季節や気候の変動によって暑い時期もあります。島での生活は時給自給では厳しいため、ドアンたちは農業や釣りなどを通じて食物を確保し、暮らしを支えています。また、ジョンは映画の農業描写について考察し、子供たちの将来についての不安を話しています。

映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の紹介
皆さん、ご無沙汰しております、この番組を配信しております、北海道在住の米農家にして、
個々のポッドキャスター、ジョンと申します。よろしくお願いいたします。
当番組では、20代から30代の、なるべく若いリスナーに向けて配信をしていきたいな、というふうに思ってはいるんですけれども、
当番組のメインリストは、35歳以上の男性となっておりますのでね、まあ、おじさんがよく聞いておりますような番組となっております。
それで、扱う題材もですね、なるべく若い子に向けた題材を選びたいなとは思うんですけれども、
配信しているのが何分おじさんなもんですから、今回もおっさんホイホイみたいなコンテンツをやらざるをえないかなと思っております。
今回は農業描写探偵会となっておりまして、扱うのは映画、機動戦士ガンダム、ククルス・ドアンの島となっております。
こちらの内容についてはですね、いつもだったらネタバレしないようにするというふうな話をしていますけれども、
今回に関してはですね、ネタバレをします。
とにかくネタバレ前提でいろいろと話をしておきますので、その辺の部分だけあらかじめご了承いただきますようお願いします。
一応、今回はですね、できれば若いリスナーの方にも分かるように話をしていきたいなというふうに思っておりますので、
ガンダムリテラシーをですね、多分、基本的にある一定以上のおじさんにとってみたらですね、
そんなことは説明されなくても一般常識だろうというふうなところをですね、解説をしなければならないかなと思っておりますので、
ちょっとその辺の部分を逐一説明をしつつ話をしていこうかなと思っておりますのでね、
ちょっと長らく説明がなっちゃいと思いますけれども、お付き合いいただきますようお願いします。
あとね、間違ったことをしゃべっている可能性というふうなのも多分にありますのでね、
その辺のことがありましたらご指導、ご弁達いただきますようお願いします。
というわけで、今回も参りましょう。
Aの音サブカル。
この番組は北海道在住の米農家にして、
個々のポッドキャスター、ジョンがお送りするオーディオSA番組です。
今回の特集は当番組のメインコンテンツ。
サブカル作品の中に現れるほんの少しの農業描写から、
作品世界の農業事情や食料事情をディテクティブしていく。
作品の見え方がちょっと変えられたらいいな、な農業描写考察プログラム農業描写探偵のお時間となっております。
今回扱いますのは、2022年公開のアニメーション映画、
機動戦士ガンダムククルスドランの島となっております。
こちらの作品は、もともと1979年に放送されておりました、
機動戦士ガンダム、俗にファーストガンダムなんて呼ばれておりますけれども、
こちらのガンダムの第15話を原案として、劇場用の映画に仕立てた作品となっております。
今現在AmazonプライムとUNEXTで無料配信されておりまして、
その他各種配信サイトで見れるようになっておりますので、
よかったらお好きなところで見ていただけるといいんじゃないでしょうか。
監督を務めておりますのは、この放送時では15話のアニメーターをしておりまして、
後に機動戦士ガンダムオリジンというですね、
ガンダムを1話から最終話まで漫画で描き起こすという狂気の処刑をやってのけた、
安彦佳さんが監督をされているような作品となっております。
どんなようなお話なのかというと、
一応これね、ガンダムのお話の説明からしないといけないのが厄介なんですけれども、
舞台になりますのは宇宙世紀0079、79年でございますね。
地球連邦軍は自治権を求めるジオン公国に戦争に突入し、
世界の総人口の半分が消失するほどの激戦を繰り広げておりました。
本部であるジャブローへの奇襲を軽くも乗り切り抜けた連邦軍や、
戦いに巻き込まれたアムロたちホワイトベースの年面は、
ジオンの地球侵攻本拠地であるオデッサを目指していた。
ジオンの反撃に際して万全を期すべく補給を受けるため、
ホワイトベースは停泊中のラスパルマス、
機動戦士ガンダムの物語とエピソード
ちなみにこのラスパルマスはですね、
今現在のスペイン領のカナリア諸島というふうなところにあります。
からベルファストを経由することを決めていたが、
そうした最中に突然、無人島アレグランサ島の残敵を叩けという内容の指令が
艦長のブライトに下ります。
そこからホワイトベース隊が派遣されたモビルスーツ隊が調査を始めると、
その島には謎の子供たちが暮らしており、
さらには一機のザクが潜伏したところから、
そのザクと戦闘になってガンダムが落とされてしまう、
というふうなところから話がスタートするんですね。
そうやってガンダムはですね、このガンダムに乗っていたアムロはですね、
この島の中で謎の子供たちと、
あとこのザクのパイロットでありますククルスドーンと一緒にですね、
奇妙な共同生活をちょっとだけするというふうな、
そんなようなお話となっておりますと。
でね、内容の説明とかを逐一するのがちょっとめんどくせぇんですけど、
まぁこんなようなお話だと思ってください。
で、このククルスドーンさん、どんな人なのかというと、
もともとはジオンのエースパイロットだったりはしてたんですけども、
いろいろと戦争が嫌になってしまった結果ですね、
戦争起こしと一緒にこの島の方で隠れ住んでいるというような状況になっております。
隠れ住んではいるんだけれども、
連邦軍が来たりとかジオンの兵隊が来たりとかっていうふうなところで、
どうしても戦争の影がちらついてしまうので、
ザクを手放すことができずに困っているよっていうふうなお話だったりしております。
で、テレビシリーズ版の内容と映画版の内容もですね、
ちょっと映画版の方はスケールアップしている点があったりはするんですけれども、
大筋は同じです。
最終的にはククラスドアンがモビルスーツを手放して平和に子どもたちと暮らすようなことができて、
そしてホワイトベース隊は去っていくっていうふうなところでお話が終わると思っておいてもらえると、
まあ間違いはねえかなというふうに思っております。
で、こちらの映画を見て私の思った率直な感想でございますけれども、
いろいろとスケールアップをしないといけないっていうふうな理由はわかるんですけども、
スケールアップをした結果、話に無理がねえかっていうふうなところがですね、
いっぱい散見されるような映画だったかなと思っております。
ただ、映画の中の農業描写に関して見ていればですね、
結構考えられて作られてるんじゃねえかなっていうふうな部分があります。
まあそれにしたって子ども二重には無理だなとは思っておりますけどね。
まあいろいろとなんかそんな感じで、一応現実的に即したような形でやっておりますし、
あとあのガンダムのデザインというかモビルスーツのデザインもですね、
それこそ加時はじめアナがね、モビルスーツの体の中にいっぱいあるぐらいには、
加時はじめさんのデザインも入ってるしというふうなところで、
ちょっとデザインがリファインされてかっこよくなってるような感じになっておりますね。
で、この映画の中ではですね、
アニメーションから改編されてるポイントっていうふうなのがたくさんありますので、
それの解説をちょこちょこする前に、
そもそもこの元々の話がどうだったかというふうなところからちょっと話をしておこうか。
で、この元々のね、ククルスドワンの島というふうなエピソード、
どんなエピソードだったのかっていうと、
ちょうどガンダムの前半の話の締めくくりになるようなエピソードだったりするんですよね。
で、こちらの機動戦士ガンダムというふうな作品、
その後のガンダムシリーズもそうだったりするわけなんですけども、
基本的に戦争に巻き込まれてしまった子供たちがガンダムに乗ることによって、
その戦争の中の状況を変えていくっていうふうなお話が大筋の話となっております。
で、機動戦士ガンダムにおいては、
特に1話から15話にかけては、
戦争に巻き込まれてるってこういうことだよっていうふうなエピソードがいっぱい入ってくるんですね。
だからガンダムのりとしてアムロが成長していくっていうふうなところもちょこどこ選ばれていくんですけども、
戦争って大変だねっていうふうなエピソードが結構あったりするんですね。
ククルスドランの島のエピソードの解説
例えば敵軍であってもいい人もいるし、
味方であっても嫌なやつもいるっていうふうなところが結構序盤の方では入ってきてたりするんですね。
実際、私はネットフリックスで今現在機動戦士ガンダムは全話見れるようになってるんですけども、
これで見ていた際に思ってた印象としては、
ジオン軍の方が結構いい人いないっていうふうな感じがするんですよね。
例えば道に迷ったり困ったりしているような難民とかを助けてるっていうふうなお話が、
ジオン軍が助けるエピソードっていうふうなのが出だしの方にもありますし、
あとは連邦の方が嫌なやつだなっていうふうなのが描かれてする話とかも結構あるんですよね。
ちょっとこの劇中の中にも、
お母さんが人に鉄砲を向けるような子になるなんてみたいなことを言うんですけども、
その鉄砲を向けてた相手が誰かというと地球連邦の兵士だったりするんですよね。
そう、難民キャンプで地球連邦の兵士が難民から略奪をするなんていうふうなお話とかっていうのが描かれてたりしておりました。
だから、本当に敵軍であっても人間として正しい行動をする人間はいるし、
味方であっても嫌なやつは嫌なやつだしっていうふうな話がですね、
この出だしの方で描かれてたりしてたかなというふうに思っております。
あと、この機動戦士ガンダムというふうな作品はですね、
テンポがすげー早い作品なんですよね。
だから、今のエンタメ並みに展開が早いので、結構勢いですごくサッと見れるような作品になるかなというふうに思っております。
私はこの作品見てて、特に出だしの7話ぐらいがすごく面白いなというふうに思われるのが、
味方も敵もガンダムというふうな本当に頑丈で強いモビルスーツに振り回されるというふうなところが面白かったりするかなと思うんですね。
それこそ、この作中、ククルズドランの島の劇中の方にも一瞬だけ赤い彗星のシャアが出てきますけれども、
赤い彗星のシャアがガンダムに本当に翻弄される姿とかっていうふうなのは、
映像とかを見ていると本当に見て伝わってくるような部分だったりしておりますのでね。
その辺の部分もあって、結構戦争ものとして見始めるとなかなか面白い作品になるんじゃないかなというふうに思いましたのでね。
ちょっとそんな感じで機動戦士ガンダムを見てもらえるといいんじゃないでしょうかというふうなところで、
ちょっとこのククルズドランの話に戻しますけれども、こんな感じでですね。
機動戦士ガンダムの作品の中では、出だしはこの戦争ってどういうことなんだろうねっていうふうなところを描いていって、
その多分集大成としてこのククルズドランの島というふうなエピソードを作られておりました。
ククルズドラン自体が戦争が嫌になっちゃって、敵軍の兵士ではあるんだけれども難民と一緒に暮らしているという。
で、その暮らしている理由というふうなのが、自分が親を殺してしまったというふうなところからですね、
その罪の意識に苛まされて、子供たちと一緒に面倒を見ながら何とか無人島で生活しているんだよというふうな話になっていたりするんですよね。
この作品の背景
で、アムロがそれを助けるっていうふうなところが感動的なエピソードになってるかなっていうふうなのをね、ちょっと思ってたりしておりました。
なんですけれどもね、この作品はですね、後に劇場版、劇場版がいっぱいあってやりたいですね。
テレビシリーズを劇場版に再編集して、機動戦士ガンダム1,2,3とあったりはするわけなんですけれども、
この劇場版に再出した際にですね、エピソードがごっそり削られるというふうなエピソードになってたりしておりました。
入れづらかったっていうふうなのもあるとは思うんですけども、
あとこの作品で有名なのがですね、作画崩壊が有名な回だったりするんですね。
例えばガンダムと人の縮尺がおかしいですとか、あとはザクガの鼻がなんか長いとかって言われてたりするのでね、
その辺の部分でいろいろとひどいねって言われる回だったりしております。
この回のアニメーターをされてたのが安彦義一さんだったりしておりますので、
そのことについてずっと気にあんでた部分があってた回なんじゃないかなっていうふうなのもあって、
今回の映画化にもつながったんじゃないかなと思っておりますね。
そんなようなところでですね、いろいろとガンダムをちょっとCGで動かしてみたりとか、
そういうふうなところで工夫が加えられてシナリオも変えられて、
で、改編やら何やらっていうのがたくさんあったりしておりますので、
その改編のポイントとかもちょっと説明をしていきますね。
こちらの作品はですね、テレビシリーズを原案にはしているんですけれども、
大きく原案にしておりますのは、
安彦義一さんが後に書いていた機動戦士ガンダムオリジンの方から、
こちらの方のエピソードに入っているってもらえると間違いはないかなと思います。
っていうのも、こちらのククルスドアンのある島というふうなのがですね、
テレビ版と劇場版では大きく異なっております。
テレビ版の方ではですね、具体的な場所名っていうのは出なかったんですけれども、
一応なんかいろんな資料やら何やらを読み集めていくとですね、
日本の五島列島の辺りじゃねえかっていうふうに言われておりますね。
その前話の舞台になっておりますのが日本国内だったそうなのでね、
当時は五島列島なんじゃねえのっていうふうに言われておりました。
なんですけれども、本作においてはですね、
機動戦士ガンダムオリジンと同じようにホワイトベース帯っていうふうなのが進んでおりますので、
場所が北アフリカの近くスペイン寮のカナリア諸島に変更されております。
ホワイトベース帯の進行ルートっていうふうなのがそもそも違ってたりするんですよね。
テレビ版の方では一旦北米大陸に着陸して、その後ジャブローの方を目指す。
南米にあるジャブローという連邦軍の本拠地を目指すんですけれども、
どうもそこにジオン軍の強固な防御船っていうのがあって、
そこに直接行くことができないから地球を一周して南米を目指すっていう風なコースをテレビ版の方では通るんですよね。
そのためにコックルス・ドアンの島は後藤列島の辺りだろうって言われてるんですけどね。
なんですけれども、オリジンの方では北米大陸に着いた後、
無理矢理ジオンの猛攻を超えまして、南米のジャブローに向かうんですよね。
ジャブローに向かって補給符を受けた後、その後カナリア諸島のラスパルマスに行って、
オデッサ作戦に参加するために別の場所に向かうよっていう風な進行ルートになっております。
なので、もともとのテレビシリーズだと、本当はもっと後に出てくる予定になっていたスレッカー注意というのが出てくるんですけどね。
このスレッカー注意も劇場版というか、オリジンベースの方ではこの時点で合流していることになってたりしております。
そんな感じでですね、後藤列島からスペイン寮のアレグラン砂島になっているよっていう風なところで、
いろいろと状況が異なっておりますと。
あと子供の数が4人から20人に大きく変更されております。
もともとはですね、後藤列島にククルスとドアンが住んでた頃にはですね、
ロランという女の子と、あとはワルガキ3人組だったかな。
あれ、ロランだったかローラだったかちょっと自信がないんですけどもね。
アレグラン砂島の変更点
女の子1人と子供3人と、ドアン1人とっていう風なとこで無人島で1人暮らしになっておりましたけれども、
こっちの方はですね、大小を合わせて子供が20人いるというような状況になっております。
大きいお兄ちゃんお姉ちゃんが4人と、あとちっちゃい子たちが16人ぐらいという、
面倒見るの大変そうだなという風な感じのね、子供の構成にククルスドアンがおじさん1人という風な状況となっておりましてね、
今現在2人の子供で手一杯になっているおじさんからしてみるとですね、
ちょっと手が回んねえなという風な気になるんですよね。
まあでもあれかな、頼りになるお兄ちゃんお姉ちゃんが4人いるからここにお任せして何とかしてるのかなっていうね。
そんな感じでククルスドアンはですね、24の瞳も書くやという風な状況でですね、
子供たちをたくさん面倒見ながらこのアレングランサ島で何とか生活をしているよという風な、
そんなような状況になってたりしておりますね。
あと今回の描写の分析にはあんまり関係はないんですけども、
モビルスーツの数という風なのとか、あとは配備状況というのも結構異なってたりしておりますね。
テレビシリーズの方だとガンダムを作るV作戦という風なのがありましてね、
その結果モビルスーツやら何やらという風なのが作られるようになって、
ジムとかの量産型機が出てくるようになるのはそのずっと後という風な形になるんですけれども、
けれどもこのオリジンベースで話が進んでおりますので、
ガンダムが出てくるより前にどうもジムがあったのかなとか、
あとは配備されている状況とかそういう風なものとかも違ったりするんですよね。
例えば劇中にジムキャノンが出てきたりとかね、
ガンキャノンの仕様が異なってたりとかね、
あとガンタンクがいないとかね、
そういう風なところとかという風なところがオリジンベースとなっておりますので、
実際とは結構異なっておりますよという風になっておりますね。
あとテレビ版の設定の方ではよく出てくるんだけれども、
後年すっかり忘れされている部分という風な部分にですね、
ガンダムが合体メカだという風なところがありますね。
テレビ版を見ているとガンダムを無理くり空中でドッキングさせて合体させるシーンですとか、
あとはガンダムのコアファイターというガンダムの中心に入っている飛行機に乗って
アムロだけが飛んでいくなという風な描写とかがいっぱいあったんですけれどもね、
それとかも全部割愛されているようになってたりするというのが、
後年に合わせて作り直されている部分なんじゃねえかなという風には、
ちょっと見ながら思ってた次第でございますね。
そんな感じでこうやっていろいろと変更点が加えておりましてね、
ククルスドワーも子ども20人を抱えて自給自足の神話を
アレグランサ島でやってたりするという風なわけなんですけれども、
今回の農業描写探偵として見ていきたい点はですね、
そもそもアレグランサ島って農業できるのという風なところから
いろいろと話をしておきまして、
アレグランサ島の気候、本作の作中の中においてはですね、
しょっちゅうスコールが降ったり、嵐が降ったり、暑そうだったりという風なのがあったんですけれども、
この辺の部分が正しいのかどうかとかという風なのと、
あとはククルスドワーがやっていた農法とか土のやり方とかが合っているのかどうかというのがね、
これびっくりすることにあってんですよね。
その辺の部分について考えると何がわかるのかという風なところを、
いろいろと話をしていこうと思います。
農業描写探偵本編
中訳で概要パートが長くなってしまいましたけれども、
ここから本編に入ります。
ここからは農業描写探偵本編の方に入っていこうと思います。
最初にですね、劇中では明かされていないけど、
小説版ではこういう設定があるよという風なのを説明からね、
入らせてもらおうかなと思っております。
映画の中に描かれていることだけが全てだという風に言いたかったりはするわけなんですけどね、
けれどもちょっとそうじゃないとよくわかんないことになっちゃう部分もありますので、
小説版の設定とかというのをちょこちょこ入れ加えて説明をさせてもらおうと思います。
本作のククルスドワーはですね、もともとは個人出身という風な設定となっております。
なんですけどね、その後大きくなってモビルスーツのパイロットになって結婚して子供もいてっていう風な、
そんなような普通のおじさんだったんですけどもね、
いろいろありまして視察モビルスーツ乗りになった後、
本作にも出てくるサザンクロス隊というモビルスーツの精鋭部隊なのになりまして、
それの隊長を一役しておりましたと。
なんですけどもククルスドワーさん、この後で第一次降下作戦という、
ジオン軍が宇宙から地球の方に降下してきて、
いろんな場所を占領していくという風な作戦に入っていきます。
その際にククルスドワーさん、おそらくアフリカ大陸の方から降下をしてきて、
そしてアフリカ大陸を占領する形でアレグラン砂島の方に移動していくという風な形をやってたりするのかなと思います。
でね、じゃあちょっと余談で挟み込んでおきますけども、
本作のアレグラン砂帯が乗っていたモビルスーツ、
ザクの頭がついているけども動きと持っている武器がヒートサーベルにほば移動しているので、
ドムじゃねえかよという風な感じもするんですけどね。
この辺は試作モビルスーツ乗りだったという風なところで、
多分ホバータイプのザクに乗っていたという風な、
ドムが開発される前のホバータイプの試作に乗っていたという風なところが、
この辺の設定が生きている部分なんじゃねえかなとは思っておりますね。
この辺の部分はね、詳しいことがよくわかりませんのでそのまま話をしていきますけれども。
ククルスドワーさん、なんでこのアレグラン砂島に来ることになったのかというと、
どこかでこうやってジオン軍が核ミサイル発射基地という風なのをアレグラン砂島に持っていて、
その噂を聞きつけたドワーさんはですね、
この戦争をするのが嫌になっちゃってた時期だったので、
ここの方に乗り込んで残地調査を自分で全滅させて、
そして全滅させた後で子供たちと一緒にこの島の方に移り住むようなことをやっていったという風なのが、
このお話の小説の方では書かれているそうです。
ちょっとインターネット上で仕入れた情報なので、
合ってるかどうかというのはわかんないですけれども、
けれどもこんなような状況だという風な前提でこれからちょっとお話をしていこうかと思いますね。
こんな感じでククルスドワーさんがやってきたこの島なんですけれども、
気候がそもそも変だよねという風なところからちょっとお話をしていきましょうか。
作中の中ではこのアレグラン砂島にやってきた際にですね、
スコールが降ったり雷雨が降ったりして、
やむなくアムロを置いて帰らなくちゃならないという風なシーンとかが描かれておりました。
これがあるのかどうかというとちょっと怪しいなという風に思っております。
島の気候と生活環境
少なくとも現実の地球では、今現在の地球ではないような舞台になっているかなと思います。
という風なのも今回の舞台になっておりますのは、
東アフリカのカナリア諸島の無人島となっております。
要はカナリア諸島の北側にあるアレグラン砂島が舞台になっておりますので、
基本的にね、このカナリア諸島という風な場所はですね、
ほとんど雨が降らないような場所となっております。
一応カナリア諸島についての事情という風なのをですね、
外務省が出しておりますのでそちらの方をね、しろ参考したところによりますと、
1年通してほとんど雨が降らずですね、
その結果観光地とかそういう風なところで非常に住み心地やすいような、
そんなような場所になっているそうです。
なんですけども雨が全く降らないかという風なことではなくてですね、
一応冬季において11月から3月にかけてはですね、
防疫風の影響を受けて激しい雨や風が吹くことがあるそうなんですね。
なんですけれども1日2日吹いて終わりだったりとか、
数時間吹いて終わりっていう風なことがあるそうなんです。
なんですけどね、そういう風なことを考えると、
まあまああり得ることなのかなとは思います。
なんですけれども、なんかすごく作業しているところとか、
あとアムロがガンダムを探していろいろと島のあたりを散歩しているシーンとかで、
暑そうだなという風な感じになってたりするので、
季節がどうもおかしいような感じがしてたりするんですね。
でね、これは作中の設定の時期という風なのがはっきりしておりません。
一応テレビ版の方だとおそらく9月から10月ってところだと思うんですけども、
映画の状況を考えるともしかしたら11月ぐらいなのかなと思います。
ギリ浮きに入っている本当は冬の時期なんじゃないかなと思いますね。
なんですけれども気候の影響とかその辺の部分で、
暑いような状態になっているんじゃないかなと考えられます。
ドアンたちの生活
これはですね、機動戦士ガンダムのそもそもの設定という風なところが聞いてくる部分かなと思っておりますね。
っていう風なのもこの機動戦士ガンダムの世界にはですね、
コロニー落としといってもともと人がたくさん住んでいるような大質量のコロニーをですね、
地球に2回もぶつけるという風なことをこの作品の中では描かれております。
それこそテレビシリーズの方ではですね、
オープニングのためにスペースコロニーが落ちてシドニーが大爆発するところっていう風なのが描かれてたりしておりますので、
そういう風なのも影響を受けましてね。
そうそう、例えば映画作品でドントルックアップなんていう風なのがありますけれども、
多分ドントルックアップで降ってきた隕石よりも大きな質量が地球に落ちてるんですけどね、
どっこい人類生きてるよっていう風な状況になっております。
なんですけれども、時点の好転速度がちょっと早まっちゃうぐらいには影響を受けておりますので、
それの結果気候変動とかそういう風なものが起きて、
冬場においてもかなり気温が高い時期っていうのがあるような状況になってんじゃないかなって私自身はちょっと思っておりますね。
なので、このスコールが降るっていう風なの、現実の地球だとおかしいなっていう風な描写ではあるんですけども、
宇宙世紀のあれぐらいの砂糖だったらまああり得るような部分なんじゃねえかなっていう風には思っております。
なんですけれどもね、それにしてもちょっと時給自足風って風なのは無理がねえかなとは思っております。
ちゅうのもですね、食わせる人数が多いっていう風なのがありますね。
そう、子供が20人いて大人1人いてっていう風な形になっておりますので、
すくんともあの場所で時給自足してあそこだけで食っていくってことは不可能なんじゃねえかなという風に思っております。
実際に小説版の設定ではですね、ククルスドワンさん、週に1回はですね、
あれぐらい砂糖ではなくて他の島の方に買い出しに行ってるそうなんですね。
その現金収入はどこから得ているのかっていう風なところとかでは特に描かれてなかったみたいなのでよくわかんないんですけども、
けれどもあそこだけで時給自足してるっていう風なわけではないようです。
少なくとも一応畑を使って食品を達成したりとか釣りをして食品を達成したりとかっていう風なことは人数で頑張ってやってはいるんですけどね。
それにしてもあの島の中でパンはどうしたって作りようがなかったりするので、
その辺は島の方に買い出しをして買っていったりしてるんじゃないかなと思っております。
あとヤギがいるんですよね。
この作品の中ではお父を出すブランカという風に呼ばれているヤギが出てきます。
小ヤギはどこに行ったのかなっていう風な気にはなるんですけども、
けれどもこのヤギについてもおそらくククルスドワンが島から養育てたものなんじゃないかなと思っております。
ヤギについてはですね、私は過去にそれこそターミネーターの回だったと思うんですけれども、
どんなような場所でもとりあえず育てることができて、
そしてお父を出してもらえるよっていう風なすごく万能な貧者の牛という風に呼ばれている生き物だよっていう風な話はさせてもらってたと思うんですけれども、
そんなような感じでですね、
おそらくあの島において飼うことができるギリギリの家畜としてヤギが描かれてたんじゃないかなと思っております。
実際にヤギのお父を出して動物酸性タンパクを取って、
それ以外はハムとか魚とかを食べて何とかやり過ごすよという風な感じになってましたけれども、
けれども冷蔵庫も止まっているような場所ですから、
なかなか時給自足は結構厳しいような状況だったりはしてたんですけどね、
何とかやっていったんじゃないかなと思っております。
この20人を食わすという風なところが本作において一番無理がある部分だなという風に思っております。
それこそテレビシリーズの方はドアンを含めて5人なのでね、
そして大きいお姉ちゃんと子供3人という風な形になりますから、
まあまだ何とかなる範囲だったんじゃないかなとは思いますね。
それにしてもちょっときついかなとは思いますけどね、
何とかドアンは一生懸命やって何とかしてたんじゃないかなと思っております。
そんな感じで多分メインではないけれども、
それなりに何とか食費の足しになるように釣りとか農業とかという風なことを
ドアンたちはやってたりするわけなんですけども、
ドアンの農法
このドアンがやっている農法という風なのは案外正しそうななという風な印象を私は思っております。
どうしてなのかという風な部分をちょっと話をしていきますと、
このドアンがやっている農法という風なのはですね、
作中ではドアンは畑の周りに石垣を作って、
そしてその真ん中の土を掘り返して黒い土を出して、
その黒い土に畑作物やら何やらを植え付けて育てるという風なことをやっておりました。
このやり方という風なのはですね、
アレグランサ島のお隣にありますランサローテ島という風に呼ばれている
島で行われている農業とほとんど同じとなっております。
ランサ島、ランサローテ島ではですね、
主にブドウの栽培とかというのを中心にやってたりはするそうなんですけれども、
肥沃な火山性の黒い土という風なのを掘り起こして、
それを農業に利用するという風なことをやっております。
実際にこの黒い土がない場合にはですね、
掘り起こしてその掘り起こした土を脚土するという風なことを実際に行うそうなんですね。
だからドアンたちがああやって土を掘り返して黒い土を出してそこに植え付けたりするし、
あと猫車に黒い土を乗せて運ぼうとするという風な描写もありましたけれども、
あの辺の部分はですね、ちゃんと調べてやったんだなという風な感じがして、
その辺の部分ですごく意味があるというか、
好感が持てるような描写だったかなという風に思っております。
で、あと畑の周りに石垣を囲うという風なやり方についてもですね、
これはですね、現地の言葉でそこと呼ばれている石垣だそうです。
これはこのね、さっきも話した貿易風と呼ばれている強い風が定期的に吹くそうなんですけれども、
あと砂漠の方から来る冷たい強い風という風なのがどっちにありまして、
あの島ではですね、結構風が強くてその風の影響を農作物とか植物が受けるそうなんですね。
なのでそれらの風から植物を守るために、
ああやって石垣を組むことという風なのがどうもあるそうなんですね。
で、これらの2つの農法という風なのは、
おそらくドアンがこのランサテ島とかに住んでいる農家から教えてもらったものなんじゃないかなという風に私自身は考えております。
で、なんでそんな風に考えるかというと、
ちょっと他のあり得る選択肢を削っていたらそれしかないかなという風になるんですね。
で、まずこのドアンに農業を教える可能性というか、
教わる可能性があるものという風なところのものを削っていくと、
この世界においてはですね、我々の世界と同じようにインターネットという風なのはこの世界ではないような状況になっているかなと思います。
これね、作中の設定を考えると明らかだと思うんですけれども、
ミノフスキー粒子と呼ばれている、
要は電波とかそういう風なものを遮断してレーダーとかそういう風なものとか通信を遮断する粒子という風なのが発見されておりまして、
これの影響で融資海戦闘なんていう風なものをしなくちゃいけなくてモビルスーツが発展するという風なことになるんですけれども、
けれどもこれのことを考えるとドアンの世界においてはああやってインターネットでググって調べるという風なことはできなかったかなと思います。
で、そう考えると今度は現地にその場所にもともと住んでいた残地庁舎、
これはドアンが全滅させていることになるんですけれども、
このドアンが全滅させているような残地庁舎が持っていた可能性も低いかなという風に思っております。
でね、この残地庁舎の皆さんについてはですね、
基本的に海からでしか入れないような場所に基地があるという風なことを考えると、
もともとあの中でずっと住んでいるっていう風なことを前提にしておりましたので、
地表に出ることはなかったんじゃないかなとは思います。
っていう風なことを考えると、表で農業をするなんていう風なことのマニュアルがあるわけないよなって私は思いますので、
そのことを考えると残地庁舎のマニュアル、
まあ多分ね、核兵器が動向するとかそういう風なことについてはあったと思うんですけども、
畑仕事をするなんていう風な地元住民に溶け込むような工作っていう風なのは多分なかったんじゃねえかなという風に思っております。
で、あと子どもたちが教えてくれたっていう風なのもちょっと考えづらいかなと思います。
っていう風なのもドアンの進行ルートを考えると、
せいぜいあそこにいたのは北アフリカに住んでいた子どもたちだと思います。
北アフリカ人の農業をやっている方法と、
ランサローテ島に住んでいる独自農法を知っているわけがないよなっていう風なことを考えると、
やっぱりドアンはその近隣に住んでいる農家から、
ドアン自身が教えてもらったんじゃないかなって考えるのが自然かなと私は思います。
そんなことを考えると、
やっぱりあの島での暮らしを支えている、
映画「機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島」の農業描写について
あの映画の中にも出てこないし小説にも出てこない農家っていう風なのが、
まあ存在としてはちらつくんですけどね。
この農家がどんなようなことを考えて彼らに協力してたっていう風なのが、
全然わかんない部分だなというふうに思っておりますね。
もしかしたら、同じように戦災故事というか、
戦争の被害に受けて家族を失って、
そういうふうにやっているドアンについて共感をした人なのかもしれないし、
はたまたドアンのやっていることに出資をしようと思ってた地球連邦だったりするのかもしれないし、
そうなると地球連邦の作戦指示だるすぎねえかというふうに思うんですけどね。
けれども、なんかそんなようなことも考えるような部分があるなとは思いますけどね。
けれども、ドアン自体があの辺の農業のやり方とか、
あとヤギを尻入れてどうこうするとかっていうふうなやり方とかについてはですね、
多分ドアンが現地住民になんとなく溶け込んで、
そういうふうなことを教えてもらって身につけていったことなんじゃねえかなっていうふうなのをね、
ちょっと映画を見ながら思ってた次第ですね。
その辺の部分がないおかげでですね、
その辺の部分が描かれてないおかげでですね、
この子供たちちゃんと暮らしていけるのかなとかね、
大人になったらどうするんだろうなというふうな不安はあるんですけども、
多分このような繋がりがあるというふうなことを考えるとですね、
多分子供たちが育っていった際にはですね、
ランサローテ島とかそっちの方で農業従事者として働くことになるんじゃねえかなというふうに私は思ってます。
子供たちの将来についての不安
ってところで今回のお話は締めさせていただきたいなと思っております。
今回も長々とお聞きくださいまして誠にありがとうございました。
当番組ではコメントを募集しております。
ツイッターのハッシュタグAの農園にサブからのサブ、Aサブとつけてコメントをいただくか、
当番組の概要ページの方に載せておりますURLからGoogleフォームの方に飛べますので、
そちらの方からコメントやら何やら寄せていただけると励みになりますので、
ぜひともよろしくお願いいたします。
あとお知らせとかは特にございません。
もしかしたらおまけコーナーの方でお知らせとかやってるかもしれないんですけどね、
そちらの方でご参照の上いろいろとちょっと募集やら何やらしてもらえると嬉しいかなと思っておりますね。
あと今回に関するコメントとか気になる疑問点とかそういう風なものがありましたら
Spotifyの方でも書けますし、ツイッターやら何やらでできれば1週間以内に送ってもらえるとありがたいです。
たぶんこれが放送された後でおまけ配信とかも多分撮ることになるかなと思いますのでね、
そういう風な時にお便りとかもご紹介させてあげますので、
あとは何か私が間違ってたことを言ってたらね、その辺のご指導ご面達もそれまでにいただけるとありがたいなというふうに思っております。
というわけで今回も長々とお聞き下さいまして誠にありがとうございました。
ではまた2週間後にお会いしましょう。
お相手は絵の人のサブカルノジョンでした。
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