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この番組は、言語大好きで英語嫌いな私、ソウイチが、英語への悪口を垂れ流しながら、
言語についていろいろなことを考えていくポッドキャストプログラムになっています。
番組内で登場する英語への悪口は、全て私の個人的な見解ですので、どうぞご了承ください。
はい、どうも。エイゴサーチでございます。
いま土曜日の夜なんですけど、お友達と飲んで帰ってきたところで、家でちょっともう一杯ということで飲んでるところです。
フランスのシャルトリューズっていう、ちょっと強めの薬草系のリキュールを最後に飲んで寝ようかなと思っているところです。
さて、今日は何を話そうかというと、みんなはTOEICって受けたことありますかね?
まず、僕自身のTOEIC体験についてちょっと話をさせてください。
僕はですね、これまで何回かTOEICの試験を受けてきたんですね。最高点は800点台後半ぐらいだったんですよ。
900点にはあと一歩届かないみたいな、それぐらいの点数だったんですね。
次は900点取るかと思って受けたTOEICの試験で、実は200点スコアを下げまして、今だから最新のスコアは600何本とかいうところです。
恥ずかしいですね。
点数がどうのっていうよりは、200点下がったっていうことがすごい、非常に恥ずかしいもので、ちょっともう本当にすみませんって感じなんですけど。
なんで下がったかっていうと、僕は試験中に寝ちゃったんですよね。それで時間が足りなくなっちゃったんですよ。
いや本当にごめんなさい。本当にごめんなさい。
本当にこんなことで点数下げちゃったのが、もう本当にお金の無駄だったなって思うし、いっそ受けなければよかったと思ってますね。
試験中に寝るとか、そういう舐めた態度を取ってるから点数が下がるんですよね。
本当に申し訳なかった。ごめんなさい。
試験中に寝てしまった理由っていうのはもうわかってて、なんでかっていうと問題文がつまらないんですよ。
というわけで今日はTOEICの悪口を言っていこうと思います。
TOEICを受けたことある人だったらわかると思うんですけど、あれ本当に問題文が面白くないんですよね。
知らんおばさんが知らん会社にクレームつけてるメールの文面なんかはっきりと読む気がしないんですよ。
見たことも聞いたこともない変な名前の会社の営業時間に関する文章とか、読んでられませんよね。
とにかくリーディングの問題が面白くないんですよね。
リスニングも面白くないんですけど。
例えば英検とかTOEFLの問題って結構面白いんですよね。
面白いっていうのはどういうことかっていうと、文章問題の課題として出てくるその文章そのものがちゃんとした文章なんですよ。
ちょっとしたエッセイだったり、何かしらの説明文とか論文とかの一部だったり。
その文章を読むだけでも、たとえ点数が取れなかったとしても、その文章を読むことによって何か得るものがある。
みたいな文章はいい文章だと思うんですけど。
TOEICの文章ってそのためだけに作られた文章なんですよね。
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TOEICのために作られた、なんか知らんけど架空の店の宣伝だったり。
とにかく中身がないんですよね。
読んで楽しい文章だと、自分自身も文章に対してもっと前のみになって読むことができるし、
それによって問題を解くモチベーションも上がろうというものなんですけど。
TOEICの文章って本当に無味なんですよね。
中身がないので、読みながらずっとね、知らねーよ誰だよこいつって思いながら読んでしまうんですよ。
そういう感じで問題文の教材としての悪さみたいなのがすごい顕著だなって感じますね。
TOEICに関しては他にも不満なことがいろいろあって、
例えばメモが禁止っていうところもすごく不満なんですよね。
なんで禁止なんだろうなと思って調べてみたら、
問題の漏洩防止、それからカンニング防止、
それから本当の英語力を測るためっていう理由が挙げられていました。
ただ、既に行われた試験の内容が外に漏れることって一般的には漏洩って言わないと思うんですよ。
TOEICに関して言うと、同じ問題を使い回しているので、問題を持ち替えられると対策されちゃうので、だから嫌なんですって。
でもそれってTOEIC側の問題であってこっちには関係ないことなんだから、持ち替えらせてほしいですよね。
それよりも問題なのは、本当の英語力を測るためっていうのが理由が意味不明すぎませんかね。
メモすることによって純粋な英語力が測れなくなるっていうのはどういう理屈なんですかね。
他のどんな試験でも問題用紙の書き込みって普通に行われてるじゃないですか。
禁止されたことなんかTOEIC以外では一度もないんですよ。
じゃあ他の試験は本当の英語力じゃないんですかっていう話になってきませんか。
必要に応じてメモを取ったり線を引いたりとかするのは、それだって英語力の一部だと僕は思うんですよ。
でも本当に意味がわかんないですよね。そのメモを取ってはいけないっていうのは。
実際メモを取るとどうなんですかね。原点とかされるんでしょうかね。ちょっとよくわかんないです。
TOEICのリーディングって75分で100問解くことになってるんですよ。
特に後ろの方に行くほど読む分量が増えるので、僕は基本的に後ろの問題から解くことにしてます。
前の方の問題は頑張れば急いでも解けるので、後ろの方の問題を先に解くことにしてます。
これね全部読んでると本当時間が足りないんですよね。
なので戦略としてはできるだけ効率よく、願わくば全部読まないで必要なところだけピピって拾い読みができるような技術が必要になってきます。
もちろんそれも英語を読むための非常に重要な技術だとは思います。
でもこれってさっきの書き込み禁止のくだりで言ってた純粋な英語力に入るかちょっと微妙だと思いませんかね。
ていうか何なのそもそも純粋な英語力って。
帰国手順だったりとか、本当に英語の読み書きに全然苦がなくて日本語を読むようなぐらいのスピードですごい早く英語を読める人を除けば
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TOEICって基本的にはできるだけ多くの文章を全部読むことなく必要な情報を拾い取っていって答えていくっていうことが主眼になっている。
もはやスポーツみたいな感じなんですよね。
もうね発想がアスリートなんですよ。
すごく英語ができる人にとってはもう満点を取るための作業みたいな感じになってくるんですよね。
英語力っていう感じじゃなくなってくるんですよ。
だし普通にねこう問題の形式にだんだん慣れてくると自然に点数って上がってくるので
さっき言ってた本当の英語力っていうのを大げさに言ってる割には
そういうところちょっと甘いんじゃないかなって思うんですよね。
あとTOEIC800点台後半、僕の最高得点なんですけど
企業によっては海外駐在が検討されるようなレベルらしいんですね。
僕は今んとこ海外駐在を検討されるような会社に勤めたことはないですし
実際検討されたことも一度もないんですよね。
ただ自分の実感としてさすがにそれって買いかぶりすぎなんじゃないのって思うんですよ。
今よる会社でねたまに英語がメインの言語になっている会議に出ることがあるんですけど
いやもう本当についていくのが大変で
何回も私聞き返してますね。
え、なんて?みたいな。どうにかこうにかって感じなんですけど
ただなんかよくね、そいちさん英語もフランス語もそんなにできて将来安泰ですねみたいなこと言われるんですけど
本当にそんなことないんですよ。
よく言われることですけど
英語とかフランス語とか点数が良くたって実際に使えなきゃしょうがないので
ね、割とこうどっちかっていうとペーパーの試験で強いタイプだったりするので
やっぱこうオーラルのコミュニケーションって
もうそもそもコミュ力がすごく著しく低い人間にとっては非常に厳しいものがあるんですよね
教育の点数が高い人は英語がよくできる傾向にあるぐらいの
それぐらいの参考にしかならないんじゃないかなって思うんですよ
なんで、まあね、教育の点数が高いっていうだけで評価してくれる会社がもしあるんだったら
ぜひともね、私を採用していただきたいですね
まあ今600点なんで誰も相手にしてくれないでしょうけど
ただ今のところね、これこれの点数を持ってるってことで
損した経験も得した経験もないんですよ
なので今一つ頑張っていい点数を取りたいみたいなモチベーションがちょっと湧かないんですよね
それでも例えば900点とかね、990点とかさ
それぐらい軽く取れないと
もしかしたら誰からも評価してもらえないっていうことなのか
世の中の人がTOEICのスコアっていうものについてどういうふうに思ってるのかちょっとよくわかんないんですけど
結局TOEICが言ってる本当の英語力って何なんですかね
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っていう思ってしまいます
だって今日はね、僕が思ってるTOEICへの不満について
お酒を飲みながらぶちまけてみたんですけど
正直ね、TOEIC受けるんだったら
TOEFLだったりIELTSだったり
アカデミック系の試験を受けた方が英語力の向上にはよっぽど役に立つんじゃないかなって思います
ただTOEFLとかIELTSは受験料がめちゃめちゃ高い
TOEFLは今120ドルでしたっけ
今ドルも高いですからね
IELTSはもう2万円ぐらいするんですよ
せいぜい受験料が無駄にならないように一生懸命勉強しようかなということで
今年1回ぐらいIELTS受けてみようかな
別にイギリスに留学する予定はないけれども
みたいなことを思っています
皆さんはTOEICについてどう思いますでしょうか
もしね、よろしかったら何か思うところがありましたら
ぜひお便りフォームなんてのを作っておりますので
そちらの方にあなたの思っていることを書いていただけるととっても嬉しいです
ではまた