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よしのポッドキャスト第1回、始めたいと思います。
今回このポッドキャスト、なぜ始めたかというと、
もともと私、Zoomとかを使って、オンラインで映画の話をする映画場をバーチャルでオープンしたいなーっていう夢があったんですけど、
正直夢だけあって、どうしたらいいかわからなかったんですね。
そこで、何をやるにしろ、とりあえず私自身がどんな人間か知ってもらわないと、
この人と映画の話がしたいなーって思ってもらえないかと思ったので、今回始めてみました。
本当はYouTubeとかの方がいいかもしれないんですけど、映像の撮れ高が高いものにできる気がしなくて、
音声なら編集すればある程度聞けるものもできるかなーという打算もあったりします。
まあ、とりあえず映画の話始めていきたいと思います。よろしくお願いします。
どういう話をしたいかなーっていうと、映画ファンの皆さんならある程度見聞きされてるかと思うんですけど、
今年の夏ってめちゃくちゃ日本の青春映画が熱くて、結構な数の映画がかなり話題になってたんですね。
そこで、青春映画の話をしたいなーと思ってます。
題して、2020年夏、日本の青春映画が熱かった。
のぼる小寺さん、アルプススタンドの端の方、君が世界の始まり、青くて痛くて脆い。
です。
あとですね、それと同時に、なんでこんなに青春映画をみんな見たがるんだろうって思うようになって、
そもそも僕たちは青春映画を見るとき、青春映画に何を求めてるんだろうと考え始めて、
青春映画とは何ぞや、みたいな話もできたらなと思っています。
先ほども挙げたんですが、今回話として取り上げたいなと思っているのが、
元モーニング娘。の工藤遥さんが主演で話題になったのぼる小寺さん、
映画ファンの間の話題を超えて注目された感触のあるアルプススタンドの端の方、
若さの焦燥感とか痛みにフィーチャーした君が世界の始まり、
自意識の暴走とデスコミュニケーションを描いた最も痛い映画、青くて脆くて痛い、
この辺りがこの夏の注目の青春映画だったかなと思っています。
あと他にですね、少女漫画原作の思い思われ振り振られ、
もう学園生活を描いているので、青春映画の一つではあるかなとは思うんですが、
ちょっと今日の僕の話とは趣旨が違っているなという部分があって、
今回の話では省きたいと思っています。
理由はあるんですけど、できれば後で話したいなと思います。
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あと又吉直樹さん原作の劇場ですね。
この映画、私正直見てないんですけど、これも見方によっては青春映画かと思います。
ただどちらかというと、青春というよりはモラトリアムの終わりの話かなって感触が強いなと思っていて、
青春映画って文字通りちょっと透き通る水色の感じというか、
目に刺さって痛いくらいの強い青さみたいな、そういう若さの現在進行感みたいなのが必要かと思うんですけど、
劇場はどちらかというと青がだんだん擦り切れて灰色になっちゃったみたいなタイミングを描いている映画かなと思うんですね。
ちょっと見てないんで本当に周りの情報だけで今話してて申し訳ないんですが、
ここは現在進行系の若者の青さにフィーチャーした映画を青春映画っていう私なりの切り口で話していけたらなと思っています。
あと注意なんですが、今回話す映画は私が全て前後提として好きってわけでもなくて、
正直合わないところもあったので、そこはもうここは私は合いませんでしたという前提で話したいと思っています。
これは合わない部分の話っていうのも映画トークの醍醐味かなと思っていて、
やっぱりこの人は自分に合わないがちゃんと合わないって語れる人間と思ってもらわないと映画ばーって語られてしまうんですよね。
思ってもらわないと映画ばーって形で私この映画合わなかったんですって話をしてもらえないかなと思うんですね。
やっぱりそういう自分のちょっとネガティブな部分って言ったらあれですけど、
この映画が自分とはフィットしないマッチしない部分もきっちり言葉にしていきたいかなと思ってますのでよろしくお願いします。
まずはのぼるこてらさんですね。
ちょっと映画.comを見ながら話したいと思います。
ボルダリングに夢中な女子高生を描いたコーヒーさん。
原作の人気青春漫画をロボコンホームレス中学生の甲賀智之監督が、
ごめんなさい字が読めないですが、実施映画家。
軽音声の形、若音狼や小学生などのアニメ作品で知られる吉田玲子が脚本を手書き。
ルパンレンジャーvsパトレンジャーvsキューレンジャーで活躍した元モーニング娘。の工藤遥が映画初出演を務めた。
クライミング部に所属する女子高生の小寺は壁を見るとうずうずしてしまうほどボルダリングのことばかり考えていた。
卓球部に所属する近藤は隣で練習する小寺から何か目が離せずにいた。
この映画はあえて言うなら、ひたむきさに関する映画かなと思っています。
主人公の小寺さん、物語の中心にいるのが小寺さんというキャラクターなんですけど、
主人公はどちらかというと小寺さんを見て、小寺さんのひたむきさに影響されて何かを始める周囲の人間たちが主役って感じの群蔵劇ですね。
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小寺さんはどちらかというと話の中心ではあるんですけど、物語の視点としてはあまり中心にはならないような感じのキャラクターで、
イメージするところだと、ご存知の方でしたら霧島部活辞めるっていう、霧島っていうキャラクターが出てこない映画なんですね。
霧島っていうのがその青春の物語の中心の役割にいて、その周りにいる人たちの物語って感じだったんですけど、
小寺さんも同じような話かなと私としては思ってます。
かなり話題になった映画で、小寺さんのひたむきさに感動したっていう方すごく多い映画だったんですね。
自分もそういう小寺さんのひたむきさに影響されて何かを頑張りたいって気持ちになったっておっしゃる方も多かったように私としては感じてました。
正直なことを言わせてもらうと、私あんまり得意な映画ではなかったんですね。
そういう思わない人多くいるかと思うんですけど、小寺さんがあんまり人格を持ったキャラクターに見えなくてですね、ひたむきさの概念を固めた神様みたいな感じに見えたんですよ。
なんかその、譜の部分がなさすぎるというか、ちょっとその映画の中でも小寺さんの別の側面みたいなのを見せるシーンはあったんですが、
ただどちらかというと、そこよりはあくまで性の部分ですね。
正しい部分というか清い部分、まっすぐな部分だけを固めたような、人間というよりは本当に精霊とか神様みたいな感じで、
その神様の神聖なパワーに影響された人たちっていう話の感じがして、
ちょっとその小寺さんに人間味を感じられなかったっていう部分が、ちょっとうまく飲み込めなかった部分ではあったんですよ。
ここは本当に好き嫌いの部分というより、私のアンテナの問題かなとは思ってて、本当に好き嫌いでしかないと思います。
あと本当に細かい部分なんですけど、ちょっとその実写映画としてはリアリティのラインがうまく飲み込めなくてですね、
例えば小寺さんがみんなを影響していって、小寺さんのことをすごい近くで見つめてたりするんですね。
で、それちょっとリアルだと気持ち悪がれるんじゃないかなみたいな距離感のところでずっと小寺さんを見てて、
小寺さんはずっとそれに気づかないっていう、ちょっと例えばアニメとかだと違和感なかったりするのかなと思うんですけど、
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実写だとどうしても現実の距離感みたいなバランスで見ちゃうので、ちょっとその距離感おかしくないみたいなのは正直思いました。
あとはカメラが好きな女の子が小寺さんの写真を撮るんですけど、結構それ盗撮じゃねえみたいな話の本題と違う部分が気になったり、
女同士なら盗撮していいってことでもなくねえみたいな部分も思ったりしましたね。
ちょっと本当に枝端の部分でごめんなさい。ちょっとそういう細かい部分が気になっちゃう部分はありましたね。
ただやっぱりその本当に今回話として取り上げたい4本の中でも一番プラスエネルギーに満ちた映画だなと思ってます。
やりたいことがないとかっていう人がその細かいことを考えずにとりあえず前に進めばいいんだっていうのを小寺さんに影響されてやろうってなるっていう、
そのテーマ性みたいなのがすごいわかるんですよね。
また小寺さんがボルダリング部っていうのがすごい上手いなと思ってて、
単純に壁を登るっていうわかりやすい象徴性ですよね。
目標に向かって上へ登るとただひたむきに。
そのあたりが小寺さんが持っている象徴しているものと小寺さんがやっているものの映像が完全に一致しているっていうのが非常にわかりやすくていい映画だなと思いました。
合わない部分は私としてあったんですけど、総合的にすごいいい映画だなっていうふうに思いましたね。
次がアルプススタンドの端の方ですね。
昇華はいいかな。
映画のっとく思いをまずに私の記憶のレベルで話しさせてもらった方が早くまとまっていいかなと。
要はあんまり甲子園に出演した野球部の応援に乗り気じゃない演劇部の部員が2人と、
帰宅部なのかな、勉強ができる帰宅部の女の子と野球部を辞めた男の子4人が甲子園球場のアルプススタンドの端の方で
あんまりやる気ない感じで応援に参加してたのが、だんだん互いのコミュニケーションを得ながら応援に積極的になっていくっていう話ですね。
この話の良さは、他人を応援するっていうことは自分を応援するためにやってるっていうことを
だんだん自覚していくっていう部分がすごいいいなっていうふうに思いましたね。
スポーツ観戦とかもそうですけど、自分じゃない人が頑張ってるのにアクションするのって意味あるのって正直すごいわかる意見だと思うんですね。
特に自分が興味なかったらどうでもいいとは思うんですよ。
勝っても負けても自分の人生変わらないよねっていう。
その気持ちって基本的に正しいと思うんですけど、ただその頑張るっていうことそのものを否定してしまったら自分にも何も残らないよねっていうのを自覚する。
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その考え方もすごい大事だなと思って。
自分の中の頑張るっていう気持ちを見つめ直すためには他人の頑張りを見ないといけないと。
それに対して声掛けというかアクションをしていかないと自分自身の頑張ることができなくなってしまうっていう視点。
すごい尊い視点だと思うんですよね。
この感じって持ってたほうがいい感覚かなっていうのはあって。
やっぱり自分一人だと正直頑張るって無理なんですよ、僕自身の感覚ですけど。
自分自身が頑張ってて何かくじけた時に、くじけたというか頑張る理由がなくなった時に頑張る必要ないじゃんってなるんですよね一人だったら絶対に。
人と関わることで自分以外のシピュレーションを持つって言ったらいいのかな。
それを持つことで自分以上のパワーが出るってこれは絶対本当のことだと思うんですよ、僕も。
それを映画として描いてると。
それはすごい正しいことだなと思います。
苦言というか私があんまり好きじゃない部分っていうのは正直あります。
甲子園って私そんな好きじゃないっていうのはありますよね。
いわゆる感動を消費する場としてよくネットとかで批判されやすい場ですよね、高校野球って。
暑い中で頑張ってる高校球児を見て感動っていう物語だけ摂取して楽しんじゃうっていう部分もあったり。
いわゆる感動を消費する側に単に加担してるだけじゃないみたいな見え方もする映画だなと思います。
あと単純にやる気のない人を高校野球の応援に呼んで応援させるって文化自体は僕あんまり好きじゃないのでそこでも合わない部分はありました。
そこはあくまで高校野球の応援っていうのは自分を応援するために他人を応援するっていうことを描くための題材だったのであんまり細かいこと言ってもしょうがない部分かなとはあるのでちょっと気になったかなっていう程度ですね。
あとちょっと舞台が正直甲子園じゃないよねっていうのはありますよね。
県大会ぐらいの感じですよね。高校野球ってどう考えても橋まで観客埋まるからそもそも高校野球の甲子園球場に橋はないですよね。
全員本気で見に来てると。
その巻き込まれてる側も正直真ん中に巻き込まれちゃうっていうのが甲子園の応援だと思うのでそこの違和感もありました。
枝端ね。細かいこと言いすぎてちょっと嫌われそうであれなんですけどね。
次の絵が行きたいと思います。
どれだったっけ。
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君が世界の始まりですね。
いわゆるしばしばよくある地方から抜け出せずに悩んでいる若者たちの物語って言っていいんですか。
学生同士の関係性が描かれる映画で一つが結構不良目で恋大きいってタイプの円だったかな。
円っていうキャラクターとその円といつも一緒にいる優等生の女の子がいます。
その二人が外から見たらミスマッチな二人のようにも見えるけどもいつも仲良く一緒にいると。
あともう一つが親がお父さんだけの女の子ですね。
お父さんのせいでお母さんが出て行ったのでそれを恨んでるって女の子と自分のママ母に対してちょっとママ母であること以上の
ママ母って言ったらあんまり言わない方がいい言葉なのかな。
義母、要は再婚した母親に対してそれ以上の感情を持っている男の子の恋愛感情というか、
もうちょっと棘の激しい相次の関係って感じの関係が地方の裏ぶれたもうすぐ閉まるショッピングセンターの中で
ちょっと体もくっついたりの関係性がいがかりだったりとか、
そこにちょっとお父さんが精神的に病気でその介護で結構疲れてるカーブの男の子がちょっとその子に挟まってきたりとか、
要は本当にちょっとそれぞれ悩みというよりも結構巨大で厄介な暗い感情を抱えた中で、
その地方の抜け出せない街の中で学生をしながら互いの関係性を紡いでいくっていう感じの話ですね。
これかなり良かったですね。
ちょっと初めの前半、ちょっと演出で乗れない部分あったんですけど、結構生々しい部分を踏み込んでいって、僕は結構好きなバランスでしたね。
後半、その爪掛けのショッピングセンターにさっき言ったメンバーが集まって来て、
要はちょっと今までそこまで触れ合ったことない同士とかが混じってお互いのコミュニケーションを取って、
お互いに大変だよねみたいなのをそこまで言葉にせずに理解し合っていくみたいな感じがすごい良くて。
昔の青春映画でブレックファストクラブっていう映画があって、
それも居残り事業させられているメンバーが優等生とか不良とかいわゆるゴスっぽい女の子とかが集まって、
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それぞれの要は普段これまでコミュニケーションしたことない人間同士が関係を紡いで相互理解するみたいなすげえいい映画があるんですけど、
ちょっとそれを連想させる感じでしたね、ショッピングセンターの閉じた空間の中であまり触れ合ったことのない若者同士が触れ合うみたいな。
すげえ好きなバランスでした。
ここのショッピングセンターの中でブルーハーツの歌歌ってむちゃくちゃするんですよ。
ブレックファーストクラブだと多分ドラッグを決めるみたいな感じだったんです。
そこはちょっとアメリカっぽいって言ったらあれかもしれないけど、それの近い面白さがあって、今の若者もやっぱブルーハーツ好きなんだなっていうのがすげえ面白かったですね。
僕も世代的にちょっとブルーハーツ遅れてきたけど聞いてた世代って感じだったんですよね。
それでもやっぱりすごい学生の時は好きで、ただどんな音楽も絶対古くなったら忘れられていくもんだと思うんですよ。
ただブルーハーツいけるんだなって、まだいけるんだなっていうのがやっぱ普遍的な若者のマインドを立てるんだなっていうのがすげえよくて。
若者が今の若者なりの捉え方でブルーハーツを表現してるって言ったらいいのかなと。
その感じがすごい良かったです。
ちょっと青春の嫌な弁をより強く描いてるタイプの映画なので、そんなにみたいな人も全然いてもおかしくないタイプの映画かなとは。
ちょっとその感覚的な部分を描こうとしてる映画だったりするので、万人受けって感じではないけど、すごいエモーショナルな部分もあったりとかで良かったですね。
あとそのお父さんと仲が悪い女の子、役者さんちょっとこれは取り上げとこうかな。
不良の女の子とつるんでる優等生の女の子が松本穂乃香さん。最近すっげえよく見ますよね。めちゃくちゃいい雰囲気持ってる女優さんだなと思ってすごい良かったです。
あ、その不良の女の子がコトコスね。今更何説明してんだって感じですよね。
ごめんなさい。
役者さんの名前が出ない。純かな。役名が純で役者さんが加藤優樹さん。
背が高くて手足もすごい細長くてスラッとというよりはちょっともうひょろっとって感じに近い感じの女優さんなんですけど、雰囲気がすごい良かったですね。
自分が高校時代だったらちょっと恋愛漢字を覚えてたんじゃないかなっていう雰囲気がすごい好きなタイプの女優さんですね。
ちょっとこういう文芸寄りの映画って言ったらいいのかな。こういうタイプの映画でちょっとまた出てもらえないかなっていうぐらいすごく雰囲気が良かった女優さんでしたね。
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いい映画です。結構まあよくあるテーマっちゃよくあるテーマだと思うんですけど、よくあるテーマだって今の若者の視点で語らないとダメだよねっていうことをちゃんとやってる映画としてすごい良かったです。
次、作品として語る文としては4本目ですね。青くて痛くて脆い。これは最高でした。僕こういう映画大好きなんですよね本当に。若者が自意識暴走して自滅するタイプの映画大好きなんですよ。やべえやつだなって感じですけどね。
ちょっとこれはね話は読み上げないとあんま伝わらないと思うんで。君の水蔵を食べたいの隅の夜さんが原作の精神サスペンス小説を吉澤涼と杉崎花主演で映画化。
コミュニケーションが苦手で他人と距離を置いてしまう田畑楓と理想を目指すあまり空気の読めない発展を連発で周囲から浮いている秋吉琴野だったかな。一人ぼっち同士の大学生は世界を変えるという大それた目標を掲げる秘密結社サークルもあいを立ち上げるが秋吉はこの世界からいなくなってしまった。
その後もあいは当初の理想とはかけ離れた骨づくりや企業への媚び売れを目的とした意識高い系の就活サークルへ下がってしまう。そして取り残されてしまった田畑の怒りや憎しみが暴走するどんな手段を使ってでももあいを破壊し秋吉が叶えられなかった夢を取り戻すため田畑は親友や怖いと手を組んでもあいだ婚契学をくわたてる云々かんのと。
自意識が暴走して自分で自分を傷つけちゃうっていう感じの映画なんですよ。
青くて痛くてもがいというかイメージとしては青くて薄くてすっげー綺麗なガラス玉みたいなそれは中が詰まってなくって薄いから割れちゃうんですよ。
薄いからこそキラキラ光ってるんだけどそれをなんかムカつくんですよ。なんかそのガラス玉自分を受け入れてくれないから握り潰してやるって自分の手がズタズタになるんですよねそれで。
破片だらけみたいな血だらけみたいなでもそれやるしかないみたいな感情を描いてる映画なんですよこれすげーわかるなと思ってあの自意識暴走するってそういうことなんですよね理屈じゃないんですよもう誰が悪いとかじゃなくて納得できないから壊すしかみたいなのを描いてる映画そこがすげー良かったですね。
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ちょっと近い精神映画で何者っていう浅井亮さん原作の小説を映画化したやつ監督すげー有名な人なのに名前出ないや。
演技舞台で活躍された方が映画の監督をされててこれまあその何者も sns をテーマにしててかなりその自意識っていうものを描いてた話なんですよ。
何者っていうのが要は就活と sns っていう2つで自分は何者なのかみたいなのを描いてる映画なんですけど結局その自分が何者でもないっていうことを知ってしまったから他人に悪意を持っちゃうみたいなのを描いてる映画でだんだんそれが自分に引き返しがあった後に救いがその先にあるみたいな話で。
この青くて痛くてもらいもそういう映画でしたね本当にその救いなのかみたいな救いって言っていいのぐらいほとんど痛いんですけど少なくとも最後はちょっと前向きにはなれるかなっていう映画めちゃくちゃ好きです。
映画として出来がいいとかはもう僕はこれは分からないです好きすぎて自分が何者にもなれなかったみたいな思ってたりとかその自意識が前に出すぎて人に迷惑かけちゃうみたいなのめちゃくちゃわかるんでそういうタイプの人間で映画好きな人って正直そういう人って多いのかなって僕は思ってるんですよ。
やっぱりフィクションに何かを求めるっていうのは実際のリアルとの人にちょっと何かお話の絡まりがあるからこそ映画が好きみたいな人多いのかなっていうこれは完全に僕の偏見なんですけどそういう気持ちもあって映画ファンには刺さる映画だなと思います。
ちょっとその後半の展開のトリックというか引っ掛けのために多少強引さのある話かなって気はしないでもないです。
もはやそこもどうでもいいぐらい好きこういう手が血だらけになる映画大好きって感じですね。
そんな感じで今年の夏に上映された青春映画今もされてますよねを話させていただきました。
全体的にすっげーレベル高かったです。
味の好き嫌いだけみたいなレベルが根本的に高いみたいな感じでこの4本ありましたね。
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その中で少女漫画原作の思い思われ振り振られこれ青春映画のとこに取り僕としてはあんまり投げ上げないかなっていうふうに思っててちょっとそれの理由は後の流れの中で話そうかな。
青春映画全般の話しようかな。
正直青春映画って僕好きなんですよ刺さるから。
ただ青春映画好きなのってあんまり良くない部分があるのかなって思ってたこともあって何でかっていうと私はそれなりに良い年なんで青春映画って過去なんですよね。
過去って言っても青春映画みたいな青春ってなかったわけですよ普通は。
普通はそうやと思うんですけど要はその自分がもう取り戻せないありえなかったキラキラみたいなものを今更追い求めたいっていう感じで青春映画見てるのかなって自分で思ってたことあってこれってあれですよね。
昔が良かったから昔に戻りたいみたいな狂衝に浸ってるだけみたいなダメな大人なんじゃないかなって自分のことを思ってた時もあったんですよ。
ただ今回改めて青春映画いいのすげーあるなって思ってる中でそれだけじゃないなって思った部分があって結論から言うと青春映画って現代の文和だなって思ってます。
特に日本の青春映画は日本人にとっての文和現代の文和かなっていうふうに思っててその切り口で話させてください。
文和っていうと下差なんですけど若さとか学校生活とかの日本人ならかなりの人が日本映画で描かれる青春像学園生活像っていうものに共感できると思うんですよ。
やっぱり文和ってみんながわかるものを使わないと描けないと思うんですよね。
例えばイソップドアとかで動物使ってみんながわかりやすい話を誰にでも響くようなメッセージを込めて描くみたいなことかと思うんですけど
例えばこれをめちゃくちゃ儲かってる会社の社長の話とかだったら多分ほとんどの人は自分じゃない話って思っちゃうと思うんですよね。
その儲かってる社長の話が誰にでも響く普遍性みたいなメッセージを持ってたとしても多分入り口の時点で結構振り落としちゃうと思うんですよね。
それはどの職業でもそうだと思います。自分の職業じゃないからあんまりわからないっていう要素ってどうしても出てきちゃうと思うし。
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例えば私職業じゃないにしても逆に無職仕事してないみたいな人の話で普遍性を描こうとしたら仕事してると響かないみたいなことがあっちゃうかもなって思うんですね。
そんな中で学園生活って多分ほとんどの人は通ってると思うんですよ。日本の学校の生活って。
この日本の学校生活って日本で生きることの様々な要素がぎゅって濃縮された形で詰まってるっていうふうに僕は思ってるんですね。
具体的に言うともう抑圧と嫌な奴の存在この2つですよ。
学校生活ってやれないことばっかじゃないですか。これはやれ、これはやるなとかばっかり言われてて自由な考えみたいなのって基本的にない場ですよね。
あと嫌な奴もこれも基本スクールカーストとかヒエラルキーとかそんな感じですよね。
体育会系が威張っててオタクはちょっと攻められる側みたいなのがあって結局抑圧と嫌な奴の存在って学校じゃなくてもどこに行ってもあるわけですよ。
あらゆる物語を描く上でこれって必要なものですよね。
そこで例えば抑圧やりたいようにやれないだからこそやりたいようにやるんだとか逆に最後まで結局やれませんでしたっていう物語が描けたりするし、
嫌な奴がいるからこそ気の合う友達を大事にしたいんだとか嫌な奴に復讐してやるんだっていうこともその2つがあるからこそ描けるんだと思うんですね。
それは例えば犯罪のアーキじゃないですけどやり返してやるみたいな思いってサラリーマンでも描けるけどそこまで普遍性にはならないと思うんですね。
要するに誰でも理解できるもので誰にでも響きうるテーマを描くって意味で学校生活っていうのはすげーマッチしてるんだなっていうふうに僕は思ってます。
そこで逆に抑圧とか嫌な奴描かない映画あるじゃんっていう意見もあるかと思うんですよ。
例えばリンダリンダリンダっていう映画、これも青春映画なんですけどあんまり頑張らずに学園祭でバンドやるみたいな映画でちょっとかなり前に見たのであんまり覚えてないんですけど
あんまり抑圧とか嫌な奴とかない映画だったっていうふうに記憶してるんですね。
本人たちあんまり努力もしないんですよね。あんまり頑張らない。割とダラダラしてる。
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あの慶応みたいな感じですよね、アニメの。っていう感じでやってて正直その抑圧とか嫌な奴描かれないんですけど、でも見てる僕たちからしたら学園生活って嫌な奴とか抑圧とかあること前提でそれを描かれてないんだなっていう気持ちで見ると思うんですね。
だから見てる側の心の内にはあるけど、描かれないことで逆にあるみたいな。ないことでないことに価値があるんです。
言い方難しいんですけどゼロなんじゃなくてないっていうことがあるっていうことに価値があるっていう描き方をしてる映画だなと思う。
結局それって僕たちは抑圧とか嫌な奴っていうのを経験してるからこそ、それが描かれない物語の中に共感というか感動したりとか、そうだったらよかったのにみたいな思いをそこに預けるわけだと思うんですね。
それはやっぱり青春っていうのは基本的に抑圧とか嫌な奴があるものだからこそ生きてくるんだなというふうに僕は思ってます。
要するに結論としては青春映画は現代の日本人ならみんなが共感できるツールですね。テーマやメッセージを受け取ってもらうためのツールとして存在してるんじゃないかなというふうに思ってます。
そこから得られるものってすごい多彩だと思うんです。
抑圧を乗り越えろって見た人を拷問することもできるし、いやいやもう抑圧は仕方ないから耐えろっていうこともできますよね。
もう嫌な奴に対してそんなの気にするより好きなことに邁進しようぜっていうこともできるし、もう嫌な奴なんてぶっ殺せみたいなことも言うことができると。
これはもうその青春映画の持っている多彩性だと思うんです。
今回取り上げた映画でいうと、ノボルコテラさんならひたむきさの肯定とか、アルプススタンドの端の方なら人を応援するときには自分を応援しているっていうメッセージとか、
君が世界の始まりをうつした中で前向きに行こうとする理由は何かっていうものを探すテーマであるとか、青くて痛くて脆いなら自意識の暴走とかその痛みっていう、
結局学生時代じゃなくても今でも全然自分にさせる感情とか感情を摂取することで、それで今の自分が生きていくことができると。
そのためのテーマが欲しいからこそ青春映画を見ているのかなというふうに思っています。
言いたいことがしっちゃかめっちゃかすぎて多分前後関係ぐちゃぐちゃだったかもしれないですね。ごめんなさいね本当に。
フィーリングで言いたいことを無理やり言語化したいので、多分伝わりにくかったらすみません。共感していただけてたら本当に嬉しいです。
以上ですね、本当に今年青春映画いい年だったなと思います。
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思いを前振り振りあれなんで青春映画じゃないのかなって僕は思っているかってことなんですけど、
アンパンマンはすんげえまた難しいんですよね関係性が。
同じマンションに住んでる、もともと男の子が恋愛してた相手の女の子がお父さんとお母さんが再婚して兄弟になっちゃったと。
それと同じ階にその男の子に恋してる女の子が住んでて、もともとそのマンションに住んでた男の子にその兄弟の女の子が恋しちゃったりとかっていう恋愛感情の一等通行みたいなのがすごい映画なんですよ。
正直めちゃくちゃ好きな映画で、少女漫画を映画化する理想系なんじゃないかなと思って。
少女漫画的なハッタリの効いた関係性とか展開、告白って最強の見せ場じゃないですか少女漫画で。
それの見せ方がめちゃくちゃすごくて、そのちょっとリアルを超えたところにある恋愛関係のワクワク感と、それを実写で撮るにあたっていかにうまく落とし込むかっていうバランスがすんげー上手い映画だなと思ってて。
正直ちょっと少女漫画原作っていうことで僕が持ってたイメージを超えてる映画でしたね。
もうちょっと高い次元に届いてる。少女漫画原作映画バカにすんなよって言われそうですね。
ほとんどあんま見ないジャンルなんで、本当に僕が勝手に持ってた偏見が裏切られたっていう意味で言ってるっていう風に考えてもらえたらなと思います。
すごい好きな映画です。ただちょっと共感しづらいぐらい特殊なシチュエーションなので、あくまで漫画だなと思うんです。
学生生活でも共感できるシチュエーションと共感できないシチュエーションってあるかなと思って、共感できないシチュエーションはなんか青春映画ってあんまりそういう感じしたいなって僕は思ったんですよね。
普遍性を描くものじゃなくなってると、めちゃめちゃ特殊な恋愛シチュエーションを楽しむ映画だなと思ったので、
僕がさっき語ってた普遍性を描くための現代の神話っていう意味では、神話じゃない、具話っていう意味ではやっぱちょっと違うのかなと思いました。
ただめっちゃいい映画です。ちょっと今年見た映画の中でもかなり印象強い方の映画ですね。大好きでした。
そんな感じです。ちょっと尻滅裂な部分があったかと思うんですけど、ちょっとこの僕の熱量みたいな部分だけキャッチしてもらえたら嬉しいかなっていうわがままを言っちゃいます。
こんな感じで映画の話のポッドキャストを実はTwitchでライブ配信しながら喋ってたんですね。
しかもメッセージ入ってるかどうかも全然気にしてなくて、本当に勝手に喋ってるような話だって感じなんですけど、
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こんな感じで毎週木曜日にポッドキャストの収録をTwitchで流しながら編集してポッドキャストをアップして聞いていただけるようにするって感じでしばらくやってみようかなと思います。
それで僕のことをもし知ってもらえて、将来バーチャル映画バーにつながったらいいなって思いでやってます。
言いたいことほんとまともになってなくていい加減にしろって感じですよね。
あと私大阪在住なんですけれども、月一ぐらいで曲がりできるカフェバーみたいなのがあって、週間曲がりっていう日替わり店長がやってるテーマカフェバーみたいなところがあって、
そこを月一で映画トークをするためのバーとして、僕が店長として入って、そのメインの店長と一緒に僕が映画の話をできるようなバーとして開こうかなと思ってます。
関西在住の方もしよかったら来ていただけるなと嬉しいなと思ってます。
ちょっと細かい部分決まってないので、僕のTwitterをフォローしていただけると、お店の日程決まったらお知らせできると思うので、
アカウント名がVirtualUnderbar映画バー。
一日一回映画紹介っていうアカウント名でTwitterやってるので、こちらフォローしていただけると、もしお店のオープン決まったってなったらご案内できると思うので、
本当にこんなやつと喋りたいって思っていただけるようになって来ていただけるとめちゃくちゃ嬉しいです。
今まで週刊マガネを使って2回くらい映画バーやったことあるんですけど、もともとの知り合いに多く来てもらったので、
もしこのポンプキャストとかTwitterとか新しいつながりで来ていただけるようなテンション上がりまくって、めっちゃ映画の話したいと思うので、ぜひ来ていただきたいです。
今一方的に喋ってますけど、割と人の話聞くのうまい方なんじゃないかなって思ってうのぼれてるので、聞くときはちゃんと聞くのでしますので、ぜひ来てください。
好きな映画の話、嫌いな映画の話、いろいろしていただけると嬉しいです。
今日はここまでにしたいなと思います。
だいたい50分かな、1時間くらい喋るかなと思ってたんで、計算通りくらいかもしれないですね。
こんな感じで毎週木曜日、ポンプキャストの収録とTwitter配信していきたいと思いますので、よろしければ注目いただければ嬉しいです。
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今日はありがとうございました。それではまたお会いしましょう。さよなら。