1. 映画の話したすぎるラジオ
  2. 第8回 テーマ別映画ランキング..
2021-06-12 37:03

第8回 テーマ別映画ランキングベスト3 後編~嫌な奴が出る映画・音楽映画~

今回は各自がテーマを一つ挙げて、それぞれのテーマについて各自が映画ランキングのベスト3を発表し、それについて語っています。

映画の話したすぎるBAR店長メンバー
  • 山口
  • 原口
  • まえだ
  • マリオン
00:00
じゃあ、前田さんのテーマ、おっしゃっていただいていいですか?
はい、私のテーマは、めちゃくちゃ嫌な奴が出てくる映画、ベスト3でお願いします。
はい、じゃあ、マリオンさんからですかね。
正直、この題の中で一番難しかったのがこれなんですけど、
嫌な奴って誰やろうなって今考えてみたんですけど、
3位が、少年は残酷な弓を射る。
2位が、来る。
来る。はい、はいはい。
来る。
あ、来るですね。
音が飛んだように聞こえてる。
外国語かなって思います。
そうですね、カムの方。
1位が、ミスト。
あ、ミスト。
ちょっと絞り出すのが大変だったので、もうこれになったんですけど、
3位の少年は残酷な弓を射るは、主人公が母親で、
エッドと息子がいる、ごく普通の幸せな家庭なんですけど、
何故か少年の方が、母さんに全く懐かないんですよ。
父さんに対しては、普通に消してくるんだけど、
母親に対しては、あ?みたいな感じで、
なんか、生まれた時からずっと反抗期みたいな、
何考えてるか分かんないみたいな状態がずっと続いてて、
なんかその、隙見悪さというか、
何で母親にだけそんな、そんな冷たい眼差しで、
訳の分からん言動をとるのかみたいな、
その不気味さが、まあすごく嫌だなっていう。
今、選んだんですけど、
まあその少年役を、ズラミラーが演じてて、
またすごく美声というか、
衣装的な映画だったので、まあこれを選びました。
2位の来るは、
鹿島哲也の映画って基本、
通常人物みんな悪意しかないので、
その中でも悪意が一番こもっているのはどれかなって思った時に、
やっぱ来るかなと。
特に、妻吹里氏のイクメンバーですか。
あれほど外面だけの、もう外面だけ良くして、
あとほとんど偽善的で、なくそ悪いみたいなやつ。
そうそう、映画でもなかなか出てこないようなぐらいの嫌なやつだったし、
まあその一人だけでもまあ悲壮的かな。
草野の方の黒木春の方もちょっと嫌なやつでしたけど。
1位のミストは、やっぱりあのシテリーオーバーさん。
宗教オーバーさんがやっぱり、とにかく嫌でしたね。
結構見たの昔だから、詳しいとこまで言えないですけど、
とにかく本当、恐怖心だけでどんどん人をまとめ上げて、
誰かを弾圧するみたいな構図がもうすごく嫌ですよね。
本当に嫌。
最近のその、まあこの中でもやっぱりそういう陰謀論に縋って、
何かアダコーダ言う人みたいなのとも重なるし、
本当にやっぱああいう人がいると本当に大逆だなっていうか、
本当に嫌なやつだったなっていうふうに思いました。
黒はね、なんかあの、つまむき君だけが悪いやつじゃなくて、
黒木春の方にも問題があるみたいなのに着地していくのが、
なんかものすごい嫌だったんですよね。
なんか、どう見たらいいの?みたいになって。
なんかお互い様みたいに着地していくのは、
ちょっとこの話で飲み込むの嫌なんですけど、みたいになってて。
原作はそうじゃないのでね、本当に。
03:00
完全にあれは本当、絵がオリジナルなので、
完全に監督の悪意ですよね。
中島って言った監督は僕、好きな映画もあるんですけどね、
ちょっとその、なんだろう、
軽薄な悪意が先走る感じがちょっと苦手な時があって、
キラーレ松子の一生がすごい好きな映画家で、
もしかして今見たらダメってなるかもしれないですね。
当時映画館で見た時はすごいなと思ったんですけど。
はい、その感じでじゃあ次僕行きますね。
えっとまあ、嫌なやつ単に悪いやつじゃないなと思って、
なんかすごいでっかい悪事を働くとかじゃないなって、
何かなって考えたら、
まあ吐き気を申すような邪悪が、
嫌なやつっていうのにぴったりかなと思って、
そうやって考えていったんですけど、
3位が、えっと、キッズリターンで、
2位が、ハニーゲームで、
1位が、えっと、チャイナタウンです。
えっとまず3位のキッズリターンですね。
えっと、あの、まあ若者2人、
まあ有名な北田卓志の映画ですけど、
まあちょっとその学校から落ちぶれた男の子2人が、
1人がヤクザの世界で、
1人がボクシングの世界で成り上がっていくっていう話なんですけど、
まあそうはうまくいかないよねって話で、
このボクシングの方で出てくるダメな先輩がいて、
いやもう強いボクサーは、
ビールなんか飲んだって勝てるんだよとか言って、
試合前の時にビール飲ませてくるとか、
正しくないポリシーをインストールしてくる人が、
すっごいやべえで、
その人の才能とか若さとかがスポイルされていくって、
ものすごい嫌な話やなって思うんですよ。
僕が嫌や、あの、邪悪だなって思うことの一つ。
他人の人生をスポイルしてくる人間。
しかもいいやつを不利して。
結局本人自分が恵まれてないから、
足引っ張りますよってやってるっていうのがね、
ものすごい嫌で嫌で、しょうがない映画だったんですけど。
結局二人とも役場の世界でも、
ボクシングの世界でも対戦できなくて、
二人して自転車二人乗りで、
行ってた学校の校庭に入ってきて、
自転車二人乗りしながら、
俺たち終わっちまったのかなって、
まだ始まってねえよって言って終わるっていう、
まあ夢のラストですけど、
ちょっとこの話が本当かどうかちょっと知らないんですけど、
聞いた話で、もうちょっと歳をとった二人で、
ラストシーンを撮るっていう風なパターンがあったっていうのを聞いたことがあるんですよ。
で、それがもし本当だったとしたら、
そのまだ始まっちゃいねえよっていうのも、
全部空虚に聞こえるなと思って、
そっちの方が残酷やなと思ったんですよ。
で、そうなった時に、
人の人生をスポイルしてくる奴の残酷さがより際立つなと思って、
で、本当はあの映画の姿ってそれなんだろうなと思うんですよ。
他人の人生を取り返しもつかないことにしてくる奴がいると。
取り返しがつかなくなってもまだ始まってもいないっていうことにすがらざるを得なくなった人が世の中にはいるっていう、
ものすごい残酷なものを描いてる話なんだろうなと思ったら、
なんか背筋が消えるというか、本当怖いなと思って、
そういう悪意からどうやって逃れながら生きていくのかなとか考えた映画だったんですよね。
2位のファニーゲームが、超有名中の有名なムナクソ映画ですよね。
06:04
で、訳のわからない男2人組が旧家に来てる家族の別荘にやってきて、
よくわからないイチャモをつけて生活を崩壊させていくって話なんですけど、
まあその2人の言動がとにかくムカつくっちゃムカつくんですけど、
その2人が邪悪というより、これを取った監督が邪悪やなって思うんですよね。
全てがゴツゴツ主義で、不条理というか、もう不条理じゃないんですよね。
ルールはあるんですよね。
あの家族が不幸になるようなルールが設定されてるっていう、
単に嫌がらせだよじゃんっていう。
取ったやつの性格が悪いわっていう。
まあミハイル・ハネケですけど、ハネケの映画2本ぐらいしか見たことないですけど、
まあこっちはとにかく戦略で、
あのまあ、その映画ファンだけじゃなくても、
結構その映画とかそんな見ないタイプの友人からとかでも、
ファニーゲームって知ってるって、めっちゃムナクソ映画あんねんでとかって話されるぐらい、
やっぱその一部の一面力がある、すごいセンセーショナルな映画だなと思って、
ちょっとあげたいかなっていうのがありました。
はい、で1位のチャイナタウンが、
ロマン・ポランスキーが撮った映画で、
チャールド・マンソン事件の後に撮ったぐらいの映画らしいんですけど、
まあいわゆるノワールで、ロサンゼルスの街を舞台に、
探偵がちょっとした実験から巨大な陰謀に巻き込まれていくって話なんですけど、
もうこの映画本当に吐き気をもらす邪悪って言葉にふさわしい悪役がそうそうないなと思ってて、
もうめちゃくちゃ印象に残ってる話なんですけど、
5年ぐらい前にあったナイスガイズっていう、
ライアン・ゴッズリングとラッセル・クローがコンビやる探偵があったと思うんですけど、
多分あれの元ネタなんですよね、この映画。
で、ライアン・ゴッズリング、ラッセル・クローに片腕折られてずっと包帯つけてるんですけど、
なんか鼻怪我してずっと鼻に包帯つけたまま操作していくって話で、
で、まあそういうちょっとしたことから陰謀に巻き込まれていくと。
で、このチャイナタウンってタイトル、僕実際見たとき全然何のことかわからなかったんですけど、
後々調べてみたら、そういうチャイナタウンとかで起きる事件に対して、
警官は積極的に関わらない方がいいよっていう意味合いで付けられてる言葉らしいんですよね。
で、この探偵はその事件の捜査に関わったことで、
ものすごい邪悪なものに加担してしまうことになるんですけど、
ちょっとね、これは本当に見てもらいたいんであんま言わないんですけど、
ちょっと概要だけ言うと、性的搾取の話になるんですよ。
で、ものすごい街を動き維持っていうような権力者がやってくる性的な搾取っていうのが、
本当に気持ち悪くて大人しくて、本当にエグいんですよ。
こんな希釈の悪い悪がこの世に存在していいのかって思ってしまうような邪悪な存在で、
ものすごい、ラストの方とかもすごい有名な展開があったりとか、
是非見ていただきたい映画ですね。
はい、ちょっと言葉に詰まっちゃうぐらい嫌な映画です。
ってな感じで、僕の思う嫌なやつを3本挙げさせてもらいました。
以上ですね。
じゃあ原口さんお願いします。
はい、じゃあ原口からはですね。
それも結構悩んでるけども、結果的に日本映画3つなんですけど、
09:03
3位は、
群青の夜の羽毛布。
で、2位が、
で、2位が、リリース数のすべて。
で、1位が、
告白、中島哲也ですね。
2作ノミニアトですね。
でね、群青の夜の羽毛布、
山本文夫さんの原作小説の映画なんですけど、
中に1個意味わかんないシーンがあって、
内容としては、玉城博史と本庄学の恋愛のものなんですけど、
本庄学が、お母さんが原因でちょっと鬱になってて、
この男女の付き合いがなかなか上手いこといかないんだけれども、
上手くいかなくて、お母さんが色をちょっかくかけるんだけども、
意味わかんないシーンが1個あって、
2人の関係が上手くいかなくて、玉城博史が悩んでるところに、
本庄学のお母さんの役が情事をかけるっていう。
なんで彼女とお母さんと絡み出すのっていう、
全く理解できないシーンがあるっていう。
嫌な映画です。
で、それを置いといて、次はリリース数のすべて。
岩井修二の監督の。
嫌なシーンもあるんだけど見事あって好きなんですけど、
リリース数のすべてで、初めて映画でGコイを見てしまったっていう感じが。
映画でもGコイを初めて見てしまって、
でもそれのシーンがあるから結構好みが分かると思うんですけど、
結構いじめの極みのところを描いてるなーって最後まで見ると見事あって好きな映画ではあります。
で、中嶋哲也監督の告白。
これのいじめの具合もエッグになるんできついんですけど、
いじめのある映画って嫌な気分になるけども、
嫌な気分になる分、最後まで見ると見事あって好きではあるっていう。
っていうところで、こういう謎な3本をあげてみました。
マリオさん、告白はどうですか?
告白もあげようかなって思ったぐらいここにあったんですけど、
結構原口さんのベストを持ったのは、
いじめのシーンがある映画は確かに嫌なやつが出てくる映画。
交互に結構僕も上がってて、
こういう形とかもあげようかなって思ったんですよね。
しかも、あれが嫌なやつかっていうのは結構人によって分かれるし、
そういう意味でも面白いなと思ってて。
こういう形はね、漫画の出た時からもう賛否を呼んでたからね。
でもどっちかというと青春映画ね。
結局主人公の成長あるから青春映画かなと思うんだけど。
結構嫌なやつの捉え方が分かりますよね。
そう、なんか最初嫌な登場人物の話になるんかなと思って、
結局作品なんやなと思って。
でも登場人物をあげるのは結構難しいかなって思って、
僕は作品名で答えると思って。
名前で覚えてないんですよね。あいつなんすよ。
そうそうそうそう。
あいつが嫌っていう感じだから、
作品で言わないとちょっと難しいかなと思って。
あいつであって登場人物の名前もないやつとかあるよな。
12:01
はい、じゃあそんな感じで。
ではテーマランキングが4本目、ラスト。
マリオさん。
前田さん。
前田さんの嫌なやつランキング。
あ、そうか。ごめんなさい。
はい。
自分で出しといて結構悩んだんですけど、
嫌なやつが出てくる映画で、3位はルームメイト。
これなんかルームメイト日本の映画もあるんですけど、
アメリカの、アメリカ映画のルームメイト。
はい、聞いたことありますね。
はい、2位がミッドサマー。
1位が聖なる鹿殺しにしました。
3位のルームメイトは、
主人公がある日、恋人と同性戦って喧嘩したんで、
恋人を追い出して、空いた部屋にルームメイトを募集するんですよ。
そこに来た女の人が、最初は仲良くなっていくんですけど、
どんどんどんどん自分の真似をし始めて、
自分そっくりになっていくんですよね。
で、自分のすべてを奪ってくるっていう、
本当に絶妙に嫌な感じなんですけど、
めっちゃ面白そう。
めっちゃ面白そう。
2人が、女優さん2人が、
ブリジット・フォンダとジェニファー・ジェイソン・リーなんですけど、
むちゃくちゃ似てるんですよ。
髪型一緒にすると。
でも最初は全然似てないのに、途中から急に似出して、
もうどっちがどっちかわからなくなるぐらい似出して、
もうこのキャスティングした人すごいなっていう。
やばい、めっちゃ面白そう。
これは結構、キャスティングによって成り立った映画でもあるのかなと思ってます。
それが3位。
2位のミッドサマーは、
私、主人公のダニーが嫌いすぎて、
なるほど。
そっちなんですね。その視点なんですね。
その視点で、ダニーの悪口だけ2時間ぐらい喋れるんですけど、
ミッドサマーの映画自体はすごい好きなんですけど、
主人公がメンヘラすぎるというか、
確かに。
私、この作品を機にメンヘラの定義について考えたんですよ。
自分はどうしてこういう人が嫌なんだろう。
その結論が、自分の持っている負の感情を他人に持たせても、
他人が持ってくれるのが当たり前と思っている人間だなと思っていて。
確かに、主人公は家族が亡くなっちゃったりして、
初っ端に落ち込むのはわかるんですけど、
絶対にそれを抜きにしても、あいつは絶対にややこしいんです。最初から。
あの映画の中で結構、彼氏の方が悪者みたいに描かれてたんですけど、
だいたいその4年間も付き合ってて、信頼関係が築けてないとしたら、
それって片方のせいじゃないんです。絶対に。
それなのに、全部が彼女のせいみたいに見えちゃっているところが、すでにもうあの女の…
なるほどね。自分が悪くないっていうふうに立ち振る舞ってるんですね。
そうなんですよ。
なるほど。
あの彼氏はちょっとアホなだけで、
あんな、あんなとか言ってますけど、
あの主人公と4年も付き合ってるという時点で、優しい奴なんです。絶対に。
ちょっと止まらなくなっちゃうので、ここまでにしとくんですけど、
水戸様の主人公はすごい嫌だなっていう。
15:00
1位の「聖なる鹿殺し」は、さっき出てた、ヨルゴス・ランキモツ監督の作品なんですけど、
これなんかもう、なんていうんですか、ストーリーがどんな、どんな映画やねんって思っちゃったんですけど、
なんかその、とあるこう、医者の恵まれた、裕福な仲もいい、医者の家族がいて、
そのなんか、お父さんが気にかけてる男の子がいるんですよね。
その男の子が、なんか家に出入りするようになってから、もう自動に何かがおかしくなっていくっていう感なんですけど、
何かおかしくなっていく具合がなんか尋常だないというか、
なんかその単なる心理戦とかでもなく、なんか物理的にもおかしくなっていって、
なんか子供が歩けなくなってくるとかっていう、なんかその邪悪な少年の話なんですけど、
この少年が、あの、登場してくるシーン、全部嫌な気持ちになるんですけど、
なんかパスタを食べるシーンあるんですよ。
そのパスタの食べ方がもうめちゃくちゃ嫌なんですよね。
あんなに嫌なパスタの食べ方するシーンないんじゃないかっていう、
そのシーンのある鹿殺しが1位です。
はい。
なんか、ホラー見てる人の視点から、すごい切れ味鋭いチョイスが出たって感じで、いいっすね、なんかすごいな。
いや、なんか思ったんですけど、
なんかこう、悪く言う時だけめっちゃ喋れるみたいな。
ははははは。
まぁ、あるある。
こいつの、こいつのここ嫌やなっていうことに対して、
めちゃくちゃ意見出てくるなって思いましたね、自分で。
好きに理屈はないけど、嫌いはね、なんか理屈づけできちゃうんですよね。
そういうのも監督に、
監督の狙い通りなんだなと思うと、悔しいとこもありますけど。
てめえも悪人なんだぜって言われてるような、
風の感情を出したくなるだろうって、なんか押し付けられてるような。
まんまと乗っかってます。
はい、いいっすね。はい、ありがとうございます。
じゃあ、ラストテーマ、マリオンさんいいですか?
僕からのゲームは、これもまたベタなんですけど、
音楽映画でお願いしたいと思います。
はい、じゃあちょっとあげたいと思います。
えっと、僕からいきますね。
えっと、ちょっと正直、音楽映画って割とすごい鉄板ジャンルだと思うんですけど、
あんま見たことないなと思って、
スクールオブロックとかもみんな好きみたいな映画あるじゃないですか。
いや、見てないわと思って、
結構、なんか掘り起こして探したみたいな感じだったんですけど、
ちょっとまあ、僕なりの割で言いたいなと思います。
えっと、3位が音楽、アニメの、日本のアニメの音楽です。
で、2位がストレートアウターコンプトン。
で、1位がシングストリートです。
はい、で、まず3位から、
音楽は人間の動きをなぞって作るアニメーション、何でしたっけ?
ロースコープです。
あ、ロースコープですね。
で、撮った音楽をやるっていう、
本当に音楽をやるでしかない話のアニメなんですけど、
原作は漫画で、
ゾッキーとかの原作の大橋さんっていう漫画家の方の原作で、
不良3人が、なんかやろうぜって言って音楽やると。
で、音楽を、本当にバンド始めるって、
そんなような話なんですけど、
何がいいかなってなった時に、
18:00
音を鳴らすっていう、
その原始的な快楽のことしか書いてなくって、
例えば音楽をすることで何者かになろうとかっていうのを全く描かないんですよね。
原始的な衝動、初期衝動だけを描いてる。
音を鳴らすの気持ちいいよねっていうことだけを描いてると。
で、それをロースコープで描いてることで、
その何か嘘がないというか、
実際に動いてそれをやったっていうことが、
すごい音楽的だなって思うんですよ。
うまく言えないんですけど。
で、新子不良たちのグループが、
コブ術って言うんですけど、
それを指導してくれる別のバンドとして、
コビ術っていう人たちが出てくるんですけど、
この人たちは音楽が救いになってる人たちで、
音楽で何者かになりたいと思っている人たちなんですよね。
そこが大抵的に描かれてきてて、
そのめっちゃ真面目に音楽をしようとしているコビ術と、
めちゃめちゃサボるし、
何だったら舞台に上がらないみたいなことを平気でやっちゃうコブ術なんですけど、
ただその、でも音楽って何かになりたいとか、
音楽が救いになるとか、
そういうことじゃないんじゃないのっていうことを言ってくれてるっていう。
ただ、大人って気持ちよくねみたいなことをやってるっていうのが、
すごいいいなと思って、
どうしても意味を求めがちやなと思うんですよね。
これはこういうことだとか、
こういう歌詞で、ここにメッセージがあるから、
そのメッセージに同調して、私は好きだとかってなっちゃうと思うんですけど、
それがないんですよね。
主人公たちが音楽に対してそんなに誠実打てもないから、
だからこそ描かれてる音楽のエッセンスみたいなのがあるなと思って、
そこがね、なんかすごい良かったんですよ。
まあ、最終的に歌う人とか鳴らす人もちゃんと、
スタジオミュージシャンとか歌手の人が声出したりするから、
気持ちいい音は鳴ってるんですよ。
だから本当は練習してない奴が気持ちいい音なんか出せないと思うんですけど、
その、客観じゃないんですよ。
あくまで本人たちが気持ちいいってだけだから、いいんですよ。
そこに、その歌がプロが鳴らしてようが、プロが歌ってようが、
聴いてるこっちも勝手に気持ちいいと思ってるだけだから、
別にそこが、出自は関係ないんですよね。
ただ気持ちよければいいんですよ。
そこに意味を求めなくても。
なんか、それがすごい良いなと思った作品でした。
で、2位のストレートアウターコンポトンが、
実在したNWAっていうヒップホップグループの、
まあ、いわゆるギャングスタラッパーって言われてるような、
本当にゴリッゴリの悪いエリアから出てきて、
実際に犯罪とかやってた人たちの話で、
ヒップホップとか全くわかんないけど、
この町で生まれて、
コンポトンってめちゃめちゃ荒れた町で生まれて、
犯罪者になるか、音楽やるしかねえみたいな中で、
音楽を選んだ、実際には犯罪も選んでるんですけど、
その音楽でこの世界と戦うっていう覚悟を決めたやつらの話って、
実際メンバーは今も活躍してる人もいれば、
早々に亡くなっちゃった人もいるんですけど、
活動期間も短いし、
ただ、そこに傷だらけの青春としての音楽映画ってあると思うんですけど、
それが本当に傷だらけというか、
本当に病とかが巻かれてるような道路が血だらけで歩いてるような、
21:02
暴力的な衝動、
暴力的にこうやってやるしかないっていうパワーにあふれた音楽映画だなと思って、
同じようなテーマの映画がいくつかありますけど、
これを選びたいかなと思いました。
1位のシングストリートですね。
もう青春映画の切り口でもランキングに上げてもよかったかなっていうぐらい、
本当にすごい映画だなと思ってて、
その3位の音楽で上げたものと対照的に、
人生に意味を与えるための音楽っていうものがもうたっぷり描かれてて、
この閉塞しきった街で自分は何者になれないかもしれないけど、
とりあえず音楽をやろうと。
で、そうしたら音楽をやってる瞬間だけは、
この世界が何か光の方向に傾いた気がするみたいな、
そのかすかな瞬間を追いかけてるのがすごい刺さるんですよ。
で、人生で唯一じゃないかな、
2回ぐらい、映画館でガッツポーズしちゃったんですよ。
ラストの体育館で演奏するシーンで。
本当にライブというか、音が鳴ってることに対して、
自分がそこに何かを重ねたりって思って思わず、
拳を出しちゃったなっていう、
本当に本当に好きな映画だなと思います。
ラストもアイルランドからロンドンに向けて、
本当に行けるかも分からないイギリスに向かって船を出して、
水平線の向こうは見えてないし、
なんかめっちゃ波悪くてびっしょびしょになってるけど、
前には行けるよねと。
それで実際何かになれるか分からないし、
もしかしたらもうあっという間にアイルランドに帰っちゃうかもしれないんですけど、
でもそれでもあの時、海に向けて船を出したじゃないかと。
それでいいじゃないかって思うんですよね。
なんかそれを音楽に重ねて描いてるのが本当に尊いなと思って大好きな映画でした。
はい、以上ですね。
私なんかあの、結構全部入れてないんですけど、
結構入れようと思った作品ばっかりだったんでびっくりしました。
本当ですか?
僕はストレートアートコンプトンが山口さんが出てくると思わなくて。
僕も似合ってないなって思ってあえて言いました。
そう、なんかちょっとびっくりします。ニヤリ。
はい、じゃあ次原田口さんお願いします。
はい、じゃあちょっとかぶってるんですけど、
音楽映画3位が王様になれ。
2位がシングストリート。
1位が海の上のピアニスト。
なるほど。
3位の王様になれなんですけども、
これはザッピローズというバンドの30周年記念映画というものでして、
私自身がザッピローズっていうのがもうファンから25年のファンなんですけれども、
というバンドの30周年記念映画で、そのバンドを体現したような劇映画で、
内容としては、主人公がまだ何者にも慣れてないカメラマンのアシスタント。
で、その子がラーメン屋でバイトしてて、出会って一枚ぼろした女の子が着てたTシャツがピローズのTシャツと。
で、そっからライブに行って、そこで彼女と再会して、
最終的にはそのピローズのライブを撮る、ライブカメラマンになるまでの話を描いているという話で、
24:04
基本的にそのバンドのピローズの世界観を見事にシェラーホラーと体験した映画で、
個人的に好きでしかない映画ということですと。
私の人生よりの一筋絵ってことで。
自分にですね、音楽が流れてる映画が最高っていう。
そうそう。
一番原初的でいいと思います。
で、2位がシングストリートで、僕は結構ラスト2曲が好きで、
ラスト1個前のブラウンシューズ、校長先生に中指立てる曲が好きで、
その後ね、旅立つ曲。
だから旅立つ曲も結局根拠のない自信だけで旅立っていく。
どうにかなるぜっていうのが好きで、俺もあそこは拳をあげたくなるっていうところで好きですね。
で、身の上のピアニスト。
音楽映画というか、俺の人生ベストではあるんだけども。
はぁ、すごい。
高校の時見たのかな。
タイトルの通り、海の上で生まれ育てられてた子児がピアニストになっていく話で、
本当に海の上から、船の上から地上に乗りたことはないピアニストの話、生涯と。
生涯っていうことは結局そういうことなんだけども、
最終的になぜ地上に乗りなかったっていうのを語えるんだけども、
なんかね、それが…
これは言っていいのかな、ネタバレを。
いいっすよ。
僕はいいですけど。
いわゆるピアノの鍵盤の数っていうのは、
数が言っても限られてるから、
黒何弦、白何弦、
その中から選べばいいと。
でも地上に降り立つと、無限の鍵盤がありすぎて、
僕はどこを選べばいいか分かんないっていう話で。
広がって自分の人生を選択して選ぶときは、
選んでおいての選び方の指針となった作品です。
っていう意味の人生の指針、人生ベストの映画になっております。
以上です。
いきますか、前田さん。
好きな音楽にまつわる映画が入ってきますよねっていう。
どうしようもないですよ。
じゃあ前田さんお願いします。
はい。
私も音楽映画ってそんなに普段見ないんで結構悩んだんですけど、
3位が、ちょっとアホ丸出しなんですけど、
東京トライブ。
いいじゃないですか。
いいですか。
ヒップホップ好きって言ってましたもんね、前田さん。
そうなんですよ。
2位が、スウィングキッズ。
はい。
おー。
1位が、ブルーアースにしました。
はい。
東京トライブは、
原作ファンの人からは結構非難豪豪な感じだったと思うんですけど、
私結構原作も好きだったんですけど、
これはこれで良かったなと思っていて、
ソノシオン監督の映画で、
このソノシオンイズム、少なめのやつの方が私結構好きなんですよね。
これぐらいでやってくれた方がおもろいやんって思っちゃうんですけど、
ちょっとこれ監督本人も言ってたんですけど、
27:02
この映画って、他の監督さんとかだったら役者さん、俳優さんを使って、
実際の渋谷とか、実際の街で撮っちゃうと思うんですけど、
それを出てる人は、俳優さんも出てるんですけど、
本当のラッパーの人たちを起用して、
架空の東京とか、架空の街で撮ってるっていうのが、
逆にしてるっていうのはすごい良かった子だよなと思っています。
これ映画館2回観に行って、DVDも買ってるぐらい好きなんですけど。
だいぶ好きですね。
ちょっと言うのは恥ずかしいんであんまり言わないんですけど。
2位のスイングキッズは、
これ韓国の映画で、朝鮮戦争の時の捕虜の収容所の中で、
その捕虜たちを集めて、イメージアップのためにタップダンスのチームを組ませるんですよね。
っていう話なんですけど、
そういうあらすじとか、その当時のポスターとかを見たら、
いかにもハッピーで明るくて、タップダンスを通じて、
みんなが理解をしていくみたいな映画だと思って観に行ったんですよ。
私、映画館で引くぐらい号泣してしまったんですけど。
もちろん前半というか、そういうテンションで始まって、
結構明るいテンションで始まっていくんですけど、
結局最終的に、そんなにハッピーにはならないんですよね。
現実的なんですね、結構。
それがもう悔しくて、
パッキン・イデオロギーっていうセリフが出てくるんですけど、
もうイデオロギーとか主義とか、
そういうものを知らなければ、そんな概念がなかったら、
こんな思いをすることはなかったんじゃないかっていうようなセリフが出てくるんですけど、
本当にもうその通りの気持ちにさせられる映画です。
1位のブルワースなんですけど、
これが結構ヒップホップというか、ラップを使った映画なんですけど、
大統領選に立候補する議員の名前がブルワースって言うんですよ。
このブルワースが、ただなんか実際には当て馬というか、正直うまくいってなくて、
それちょっとノイローゼ気味になっちゃって、
自分に多額の保険金をかけて殺し屋に命を狙わせるんですよ。
そうすることで自分の保険金は家族にも行くしってことで、
自分にはもう何の未練もこの世の中にないっていうことで、
逆にもう開き直って、ラップを使って業界のタブーというか、
今まで誰も言えなかったようなことに切り込んでいくんですよね。
その中でハルベリーが演じる黒人の女性と出会ったりして、
すっごいベターな感じの話なんですけど、
この映画が、ちょっとこれはラスト言わないでできたら見てほしいんですけど、
最後がすごく良くて、結構コメディーで思った通りに進んでいくのに、
最後結構グッとくる終わり方を個人的には知っている映画です。
ちょっと唯一もったいないのが、ラップしてるんですけど、
どうしても日本語字幕とかだと韻がちゃんと踏めてなかったりして、
ちょっとラップの良さが分からないっていうか、
英語でちゃんと聞けないと分からない部分はあるんですけど、
30:01
個人的に大好きな映画であげました。これが1位です。
これは聞いたことなかったですね。
初めて聞いた。
すごいの出てきた感じがしますね。
貸しますんで。
現実いっぱい出てくるのがすごいですよね。
何か思い出せなくて、何を見たかなっていうのを、
どうしても家にあるやつとかからタイトル見ながら探しちゃったんですけど。
はい、じゃあマリオさん、いいでしょうか。
僕のベスト3は、3位が素晴らしき映画音楽たち。
2位がツバチと遠来。
1位がセッション。
そっちで来たんですね。なるほど。
3位の素晴らしき映画音楽たちは、
ドキュメンタリーなんでちょっと反則かなと思ったんですけど、
僕映画音楽が大好きで、オリジナルスコア、劇版が大好きなので、
やっぱり自分らしいベストを作る時には、やっぱりこれちょっと入れたいなって思って。
ドラとか集めるの大好きだし、
あとやっぱり今、スポティファイとか見にすぎてそっちで聞いちゃうことが最近多いですけど、
やっぱりそういうの、映画サントラが大好きな人にとって、
やっぱあの映画すごく幸せなひとときというか、
知ってる作曲家さんがいっぱい出てくるだけでも、
僕本当に幸せな時間だったので、これを3位に選びました。
ハンス・ジマーがあんな表品のおじさんと思ってなかったっすわ。
もっとゴリゴリのなんか厳格な人だと思ってたから。
名前がちょっとカッコいいというか、
ジマーって名前がちょっとなんか、どういうふうに見えますか?
2位の三橋と遠来は、何ですかね。
ただシンプルに自分だけの音楽、自分にしか出せない音楽っていうのを、
お互い切磋琢磨し合いながらというか、切磋琢磨というか、
弾き合いながら高め合っていくっていう構図がめちゃくちゃ大好きで、
こういうピアノコンクールの話なんですけど、
大体コンクール出場する人たち同士でなんかギスギスしたりとか、
喧嘩するみたいなシーンって結構あると思うんですけど、
本作はそれがないんですよね。
お互いそれぞれ軸のある音楽があって、夢とか希望とかがあって、
お互いそれしか向いてなくて、それを他の奴らが見て、
それで相乗効果的に自分の音楽も高め合っていくみたいな、
なんかすごく音楽にとっての幸福な関係性みたいなのが描かれてる映画だなと思っていて、
またしかも日本映画とは思えないぐらいめちゃくちゃ絵もきっと決まってるような映画だったので、
ちょっとこれはどうしても入れたいなっていうぐらい大好きな映画ですね。
で、1位のセッションなんですけど、
ちょっと僕、高校時代水素学部に入ってまして、
ちょうど打楽器だったんですね。
セッションで描かれるようなスパルタというわけではないですけど、
一時期ちょっとそれぐらい手にまめができるぐらいの練習をしたことが自分の中にあったもんだので、
やっぱそういうのと重ねても見てしまうんですよね、どうしても。
本当にやっぱその時期は辛くて、
その結果コンクールとかでもいいとこまでいけたんですけど、
やっぱあの時のその辛かった時のこととかがめちゃくちゃ思い出される映画だったので、
33:05
あとなんて言うんですかね、
素晴らしき作品とか表現のために命をかけるとか、
悪魔に魂を売っていいみたいな、
こういうある種の過剰な努力みたいなの。
まあちょっと偽装化されすぎてる話ではあると思うんですけど、
やっぱりちょっと見るものとしてもちょっとそういうロマンというか憧れっていうのがありますよね。
そういうのにやっぱデイミアンチャザルってやっぱりそういう程に偽装化されたその表現っていうのになんかすごい脅迫観念があるので、
そういう意味でもやっぱこれのセッションっていうのは大好きな映画ですね。
デイミアンチャザルの作品の中ではくったくなく好きと言える数少ない作品で、
自我の強さがすっごい苦手なんですよ、デイミアンチャザルの作品。
ただそのセッションに関してはすごい好きなんですけど、
結局その自我がそれ間違ってないですかっていう視点がちゃんと入っている映画だから見やすいんですよね。
ランラランドとかって自己批判があんまないなっていうのがすごい苦手なんですよ。
完全に言い切ってる人たちの話だなと思って。
でもセッションって何かに全てをかけて、でもそれ明らかに間違ってますよねっていうのがあるからすごい飲み込みやすいんですよ。
僕が前ちょっと巨人の星につきって話したんですけど、
巨人の話みたいなと思って結局音楽を道か何かやと思ってるんですよなと思って。
それは別に人を楽しませるとかじゃなくて、
自分が何かどこかの領域に到達するための手段みたいに捉えてるような感じというか、
音楽映画というよりもその修行映画というか生き様映画やなって思うんですよ。
極端さに自分の人生を賭けた人間が極端なことをして、どう考えても間違ってるけどそれに全部費やしていくっていう、
そういう生き様映画として見てて、やっぱりそういう見方としてはすごい好きな映画なんですよね。
なんか三ツ鉢と遠来とかそっちの方が上に来るんやと思ったら、セッションが上に来てちょっと逆にびっくりしました。
でもかなりすごいパーソナルな事情が出してて、それはもう一時にあげざるを得ないなって感じがありましたね。
そうですね、はい。
いやー、なんか濃いっすね、ランキングってやって。
あのー、ちょっと時間が既にヤバそうなので切りたいんですけど、
では、このランキングなんですけれども、かなりのボリュームになりそうなので、一回全編として切りたいなと思います。
後編、各自のワースト映画、ワースト3ですね、は後編にてアップしたいなと思いますので、
はい、一旦これにて終わりたいなと思います。
はい、ではお知らせになります。
これまでも開催してました、大阪の南森町にあるイベント形式のカフェバー、週刊曲がりにて、今回も映画の話しさせる場を開催させていただきます。
今回はちょっと6月の開催を飛ばして、4月3日土曜日の開催させていただく予定です。
36:04
なんでかっていうと、7月2日にゴジラVSコングが公開されるからなんですね。
我々店長メンバー4人、ゴジラVSコングを見てからお店の方に入る予定ですので、もしゴジラVSコングを見てから来られる方がいたら、ぜひその話しましょう。
もちろん他の映画の話ししていただいてもOKです。
時間等に関してはちょっとまだ見ていないところがありますので、週刊曲がりのSNSをフォローしていただいたら、最終確定した際にお知らせさせていただきますので、よろしかったらフォローお願いします。
はい、それでは映画の話しさせれば、ポッドキャストをして終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
37:03

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