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2022-07-04 14:31

第70回(1)『メタモルフォーゼの縁側』オープニング

『メタモルフォーゼの縁側』について話しました。

オープニングではメンバーの近況などの話をしています。

■メンバー ・山口 ・原口 ・マリオン

■映画の話したすぎるBARのお知らせ 2022年7月31日(日) https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2022-07 大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』

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00:13
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニオル第70回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー、週刊まがりにて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています、代表の原口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、前田さんがお仕事で今回参加できなくなっております。
はい、皆さん選挙行きましょうねっていう。
大事なことですね。
大事なことですよ。
大事なことなの分かってるんですけど、行くんですけど、いきなりその話やったんでびっくりしました。
いきなり、ああ、はいって思って。
あとちょっと1点お知らせがありまして、映画の話したすぎるラジオでグッズを作ることになります。
番組サムネイルになっている猫、ヘッドホンをつけている猫をイメージキャラクターにTシャツとかを作って販売しようかなと思ってます。
猫を特に名前つけてないので、映画の話したすぎる猫と歌唱してるんですけども、
あれをちょっとデザインに落とし込んだTシャツをスズリっていうオリジナルグッズを作って販売するサイトで販売を開始しております。
そんな良かったら買ってくださいというか、単にグッズを作りたいというだけで作った感じなんですけど、
作ってみたっていう、あったらいいよねっていう。
やってみたかったっていうので作ったので、良かったら買ってくださいっていう。
売れなくても損しない、在庫持たなくていいやつなんで、全く置き金なく買わなくても大丈夫なんで。
買わなくていいですっていうの珍しいですけどね、告知しといて。
良かったら買ってくださいっていうので。
では皆さんの近況を伺っていこうかと思うんですけども、原宿さん近況いかがですか?
最近マスコミ社でミニオンズフィーバーを吹き替え版と字幕版で両方見ました。
いいなぁ、楽しみにしてます。
イルミネーションの場合って過去作でどこまで出てるかわからないんですけど、今回作にいわゆる吹き替え版ではローカライゼーションが行われてて、
あのディズニー作品とかよくあるやつ。ちょっと正直それ見て泣いて思って字幕の方でもう一回見たっていうところで。
そんなローカライゼーションが泣ける要素になってるってことですか?
いやいや、泣いてん。
03:01
あ、泣いた?びっくりした。
なんかちょっと冷めちゃうよね、そういうのが。
そうですね、そういうの冷めちゃいますよね。
まあでもやってたのかなイルミネーション。やってた気がしますけど。
なんか調べると過去作のミニオンズでやってたっぽいんだわ、どうも。
ちょいちょいあるっちゃありますけど。
まあいわゆるだからね、あの無効の映画なのに普通に日本語が出てくるっていうのがね、どうも違和感があれ好きで泣いちゃって。
そうですね、そういうのでねちょっと。
ちなみに字幕版は結構すごくて、スティーブ・カレル、ミシェル・ヨウ、ジャン・クロード・バンダム、ドルフ・ラングレンっていうアクションスターが集ってやってるのが結構豪華です。
すごくないですか?
ねえ、びっくりしたよ。
アクションスター揃ってますやん。
しかもね、ジャン・クロード・バンダムが演じた役はジャン・クロードやねん。
ジャン・クロード・バンダムとドルフ・ラングレンってエクスペンダルブズルじゃないですか?
そうそうそう。
とかユニバーサル・ソルジャーとかでしたっけ?
あ、そうか!そうだ!そうだ!そっちだ!ユニバーサル・ソルジャーでしょ!そうだ!
その辺がちょっと敵役が応援してるんでね、いろいろと声優が豪華なんで、それだけを見に行くのも大事だよなーっていう。
でもね、実際日本でも公開が字幕付きがどっちが多いかないのはあるんだけども、ちょっとその辺はわかんないけども。
字幕版で見たいですね。
あとですね、これちょっと前に前田さんが言ったツイートをしてたんですけど、
今京都国立近代美術館でモンド映画ポスターアート最前線っていうのが出てる。
やってますね。
そうね。モンドって向こうの芸術家集団かな。
映画のオリジナルポスターとは別に、映画の内容に即して自分らでオリジナルデザインのポスターを作って販売してるっていうところが結構掲示されてて。
わりかしね、日本の作品も結構あったので、向こうのデザイナーさんが日本語をちゃんと入れてデザインしてて、ちゃんと素晴らしい出来上がりっていうのがいいですね。
特に個人的に良かったのが、日本のアニメの方のゴースト・インターチェルの攻殻機動隊のポスターがメタリックがかったデザインで、これは見るだけのおすすめです。
攻殻機動隊のポスターもあるんですね。
そう、ちょっとそれを見てテンション上がった。
なるほど。
これが京都のいろんな美術館とか多くある岡崎公園内の京都国立近代美術館で、7月18日の月曜祝日までやってますので、気になる方はどうぞ行ってください。
大人430円で見れるので、お気軽に。
以上です。
マリオさんいかがされてましたか?
僕はそうですね、いろいろ見てたんですけど、特にはそうですね、ベイビーブローカー、小枝さんの新作のベイビーブローカー見てきたんですけど、結構なんていうか不思議な、今までの小枝映画っぽくない感じだけど、でもなんかすごく小枝さんぽい映画だなみたいな風に思うような変わったテイストの映画で個人的には結構面白かったですね。
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なんて言うんでしょうね、結構なんか韓国で撮ってるだけあってか、一本なんかリッチな感じがあるというか、日本で撮ってたらこんな感じには撮らんやろうなーぐらいな贅沢なカメラワークとか撮影とか結構してるなっていう印象はあったんですけど、ただ物語の感じっていうのはいつものちょっと淡い感じっていうのが貫かれてて、登場人物のキャラクターの背景とかもあんまり細かくは描き込んでない感じ。
設定とかは多分ちゃんと作ってるんだと思うんですけど、あんまり劇中代ではこの昔程度しかやっぱ使われてないなって感じの、そこは結構淡い感じで描いていたりとかして、面白い映画でしたね。
テーマも個人的にはすごくいいテーマというか、赤ちゃんポストっていう題材を使って今のその自己責任とかっていうテーマに対してどう向き合っていったらいいのかっていうようなテーマをこの映画で優しくない世界でどう優しくあるかみたいな、そういうふうなテーマが込められて、僕は結構いい話だというふうに思いながら見てました。
結構評判入り混じってますよね、なんか見てる限りだと。
そうですね、独特ではあると思うんですけど、ここもっと描いてほしいのにちょっと描き足りないかもみたいなところもあったりはするし、なかなか痒いとこに手が届かないような映画ではあるんですけど、まあでもやっぱ孫岩穂とかの魅力たっぷりな感じとかもすごくいいと思いましたし、
あと刑事コンビが女性2人組ってあんまり見ないなと思って、いわゆる張り込みをするような刑事コンビみたいなのが出てくるわけですけど、女性2人ってあんまないかな、あんまぱっと思い出せる作品がないなって思ったので、ペルーナとかも出てるだけあってかすごく人間味のある刑事コンビだったなというふうには思いましたね。
確かペルーナがネットフリックスのドラマで刑事で加えてたんじゃなかったっけ?
あ、あったかも。
ペルーナでネットフリックスでドラマってセンスエイトとかしか覚えかまないんですけど、あれですか?センスエイトってやつですか?
うん、なんか確か最近のやつがやってたはず。
あ、最近のやつ?
なんか俺もみんなか知らないと見ててんけど、一応韓国映画という程度あるけど、フレーダ監督作品の初期にあった優しさがあるなっていう感じだから見てて。
うーん、そうなんだな。
でね、カメラマンがポンジュノで仲良かったり、それこそルノの月も撮ってるあのカメラマンの方なので。
とかですしね、あと劇番もパラサイトの人だったりするんですけど。
あ、そうかパラサイトの方か。なんか非常にね劇番が優しい音でいいなって。
あ、そうそう。劇番もなんかあんまフレーダ作品の劇番ってあんま繰り返し聞く感じでは僕は個人的にはないんですけど、結構今回のはすごく耳に残るタイプの結構いい劇番だったなっていう風に思いましたね。
なるほど。
はい、まあ僕はそんな感じでした。
はい、えーと、僕はですね、今日のお題の作品以外だと、さらば我が愛、はおうべきを見てきたんですね。
確か日本での興行権が切れるからってことで上映してたと思うんですけど、チェン・カイコー監督のカンヌ撮ってるやつですよね。
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で、見てなんですけど、これはすごいですよ。本当にすごい映画です。
カンヌ撮ってる映画ってたまーに何本か見てるぐらいの感じなんですけど、僕一番すげーなと思いました。
1920年代ぐらいから狂撃の劇団に入ることになった子供と、先に狂撃の劇団に入ってた子供が大人になってっていう、そこから年老いていくまでの話っていう大河ドラマなんですけど、
本当にね、この時代の中国っていうのが激動に次ぐ激動の時代で、1920年代の国民党政権下から日本軍が勢力を伸ばしてきて、日本軍支配下になったと思ったら、再び国民党の管理下になったと思ったら、今度は共産党が台頭してきてみたいな。
最後、文化大革命が起きてみたいな。狂撃っていうエンターテイメントかつ芸術的に生じてる人間の栄光精髄っていう話なんですけど、本当にね、すごいんですよ。すごいとしか言いようがない。
この濃厚な人間ドラマってそうそうないんじゃないかなっていうぐらいすごかったんですけど、結構ね、支配層が移り変わっていくんですよね。わずか数十年の間で何度も。その中で意外とどれも悪者に描いてないというか、全部悪者としても見えるような描き方というか。
かつ、その登場人物たち全員を良いことっていうものをできない。その激闘の時代の中で正しくあることなどできない。全員が必死に生きる中で酷いこともされるし酷いこともするっていう。その生きることのもがきみたいな。時代の中で生きるということっていうのがね、本当にうごうめいてて。
かつ、登場人物を寄り添い切らず、かつ、突き放し切らない。登場人物たち、かつその時代そのものをあまり裁かない描き方なんですよね。すげえなって思って。またその狂劇ってすっげえ派手な劇じゃないですか。共産党が台頭してきてからどんどん衰退していくんですよね。だってあんな派手な劇やっちゃダメなわけですよ。
製品を良しとしなければならないので、ああいう派手な劇はやらないし、あと昔の劇って英雄を描くので、お前たちは英雄を描くのか、市民を描かないとダメなんじゃないかみたいになるんですよね。共産党なんで。
時代が始まった直後は、まだその慎重の趣も残ってるんですよ。1920年代で。地元の有力者とかは、今何年だっていう話になったら、慎重の年代で答えろみたいなことを言ったりするような。それはそれですでに終わった時代だけども、その終わった時代の中で生きてきた匂いみたいなのも残りつつ、そっからさらに支配している存在は移り変わり、狂劇の立ち位置も変わり、主人公たちの立ち位置も変わり、
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売れっ子になったと思ったらそうじゃなくなったり、お互い愛し合ったと思ったら憎み合ったりみたいなね。もう、This is タイガドラマです。これは、これはいいですよ、本当に。
なんか今聞きながらイヌ王で描かれている要素が近いかなってちょっと思ってるけど。
ちょっと違うと思います。やっぱりイヌ王は反体制じゃないですか、音楽制は。でも狂劇は基本的にはめちゃくちゃ体制に赴れるんですよ。
日本軍が支配したら、日本の皆様って感じで劇場内に日の丸掲げまくりながらやるんですよ。
そうやってそういう変遷を辿っていくんですね。やっぱりその時の権力に合わせて。
その支配している団体を持ち上げた文言を掲げた劇場にあるんですよね、その度。私たちはあなたたちを尊敬しておりますみたいな感じで。
基本的に、まあ何だろう、権力の奴隷なんですよね。ただ最終的に共産党が対等すると、そもそも狂劇はダメってなっちゃうっていうのね。
俺たちただひたすら権力者、そして民衆が楽しめるように、狂劇っていうエンターテイメントをやってきただけなんですよ。
私たちはそれで生きてきただけなんです。それでも生きていてはダメというのですかってなるんですよね。
本当に時代のうねりに飲み込まれていく話なんですけど、また狂劇の衣装も素晴らしいし、音楽も素晴らしいんですよね。
その狂劇風の音楽がこの映画全体を彩ってて、むちゃくちゃ盛り上がるんですよ。
あと結構ね、セリフで言わない。顔で語ります。この狂劇の派手なメイクをしたレスリーちゃんとかがね、
僕は君のことを愛しているのにどうして愛してくれないんだみたいなのを、100万文字ぐらいを目だけで語るんですよ。
目だけで語ってくるのか。
もうね、その目線が放つ感情がね、ネチョネチョなんです、本当に。感情がネチョネチョ。
ネチョネチョ。
いやー、むちゃくちゃいいです、本当に。
このポッドキャストを配信しているタイミングだと、日本での講義は終わっちゃってるんですけど、
まあ、なんか手段があるんだったら一回見てもらってもいいかなと思います。本当にこれは素晴らしいです。そして面白いです。
てな感じでした。
はい、では今日のテーマトーク入っていこうかなと思います。
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