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2025-05-05 36:26

第210回(1) オープニング~異端者の家/ガンニバル season2/ベテラン 凶悪犯罪捜査班 etc…~

『めまい』の話をしました。

オープニングでは番組リニューアルから4周年のご挨拶と、メンバーの近況について話しています。

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・山口 https://creators.spotify.com/pod/show/chottoeibana ・マリオン https://x.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://x.com/pteryx_joe

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日時:2025年5月31日(土) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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サマリー

第210回のエピソードでは、「異端者の家」というA24制作のホラー映画について語られています。この映画は、モルモン教の布教活動を行っている二人の女性が、宗教観を持つ厄介なおじさんに閉じ込められるシチュエーションから展開され、宗教についての理解や現代社会における「ロンパおじさん」の存在がテーマになります。ポッドキャストでは、韓国映画「ベテラン 凶悪犯罪捜査班」とドラマ「ガンニバル」のシーズン2についても触れ、特に物語の複雑さやテーマについての考察がなされました。特に「ガンニバル」では、過不調性についての探求や愛の描写が印象的であると評価されています。「異端者の家」での事件を背景に、コナンの行動や登場人物の複雑な関係も描かれ、物語が進む中で、警視庁の動きや過去の事件が重要な要素となり、観客に多くの混乱をもたらしています。

映画の紹介と収録の背景
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第210回になります。
この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
お願いします。
はい。今、4月末のゴールデンウィークの合間に収録しているんですけれども、
映画の話したすぎるラジオになって、おおよそ4周年になりました、これで。
おお。
はい。もともとの経緯、多分最近聞き始めた方もいるかもしれないので、もともとの経緯を説明しておくと、
もともと大阪にある週刊まがりっていうバーで、映画ライターの原口さんっていう方が週刊まがりで映画バーをして、そこに原口さんの知り合いだった僕がいて、
そこから原口さんと僕と、あと偶然出会った前田さんと3人で映画の話したすぎるBARを始めて、
その時にほぼ同時に僕が1人でポッドキャストを始めたんですね。
そこから半年ぐらいしてから、マリオンさんは僕が映画ファンの集いっていうイベントであって、
お誘いしてマリオンさんにBARに参加してもらって、そこからじゃあポッドキャストやりませんかっていうことで、
僕が1人でやってたポッドキャストを4人体制でやって、そこからメンバーが移り変わって、
大石さんが参加してっていうのを経て4年が経ちました。
長い、歴史が地味に。
ちょっと説明が多くなるぐらいには時を重ねたんだなっていうのが。
そうですよね。
もうちょっと端折っちゃいましたけどね、大石さんもともとBARのお客さんから来てますからね、ここにね。
そうですね、なんならラジオのリスナーですからね、もともとね。
そうですね、リスナーからBARのお客さんになって、BARのお客さんからボロボロあって、
パーソナリティーになってもらってるっていう流れで。
そんなことも人生あるもんなんだなっていう。
いやー、くしくもなんですけど、今日のテーマトークは割と集大成と言っていいんじゃないかと僕は思ってるんですけど。
いやー、なんかちょっとどういう喋りになるか僕もちょっと分かんないんですけど、
なんとなくこれ最終回かみたいな感覚ちょっとあります。続きますけどっていう。
我々にとってもソングライターの可能性が高い。
ソングライターが何かっていうのは、前回のアンダー・ザ・シルバーレイクの回を聞いて、
アンダー・ザ・シルバーレイクを見て是非何かっていうのは知っていただきたいんですけど。
はい、まあ、そんな感じで5年目に入りますっていう感じで、今後とも引き続きよろしくお願いいたしますっていう感じですかね。
はい、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
異端者の家のストーリー展開
はい、じゃあ近況入っていこうと思うんですけども、マリオンさんいかがされてました?
そうですね、いろいろ映画とかは見てるんですけども、今回はそうですね、なんか喋りたいなーって思ったのは、
異端者の家という映画なんですけども、A24制作のホラー映画。
で、ヒュー・グラントがなんかとっても嫌なおじさんを演じてると、みたいなぐらいの知識というか前提情報で見に行ったんですけども。
で、なんかストーリーが主人公二人の女性で、で、モルモン教のなんというか、専教師というか。
モルモン教に入りませんかーみたいなのを、いろいろ町の人にビラ配ったりとか、なんか訪問したりみたいなことをしてる人なんですけど。
で、よりにもよってヒュー・グラントを演じるとっても嫌なおじさんのところに今二人は行ってしまうというか、話になってて。
で、このおじさん何が嫌かっていうと、めっちゃ自分も宗教に詳しいという形で、宗教ってのはね、全部一緒なんだよというかね、みたいなことを論破して聞こえようとしてくるんですよね。
モルモン教の教えとかに対して、宗教そのものに対して、論破というかね、自説を展開し始めるんですけど。
でまぁ、ただ自説を唱えるだけだったら、まぁもう遠慮くさいなーぐらいでいいなと思うんですけども。
ただこのおじさん厄介なのは、閉じ込めて延々と聞かせて、自分の自説の証人になってほしいというようなことを彼女二人たちに仕掛けてくるんですよね。
それが大変なんか、聞いてると確か一瞬こう、あ、そうかもなーって惑わされそうになるんですけど。
あくまで、あくまでこのおじさんのヨタ話なんですよね。どこまで行っても。
そう、なんかね、全ての宗教には共通点があって、みたいな話をするんですけど。
ただ、これ劇中でも指摘されるんですけど、いろんな宗教のディテールみたいなのを無視してそういうことを語るの良くないですよね、みたいな話をしてきたりもして。
言い返されたりもしてるんですけど、それでもこのおじさん返そうとしないので、みたいなぐらいしつこくて。
しかもどんどんどんどん、すんごい家の地下室みたいなところにどんどんどんどん入り込まされていって、
鍵とかも、これ対魔石だから開けられないよ、とか言って、閉じ込める気満々みたいな。
嫌なおじさんだなー、みたいな感じなんですけど。
でも、めっちゃ直接的に襲ってくるとかじゃないんですけど、ただただめんどくさいっていう。
めんどくさいし嫌っていう。
この感じがすごい新しいなと思いましたね、やっぱり。
シチュエーションがだいぶトリッキーではあるんですけど、
でもやっぱり、おじさんのマウスプレーニング的な振る舞いとかも含めてすごい嫌だなという感じもしましたし、
宗教とかについてもちょっと難しいところあるかと思うんですけど、
意外と見たら全然わかりやすい映画にはなってるかなと思ったので、
僕はすごい見てて面白かったですね。
僕、てっきりちゃんと正統派ホラーだと思ってたんですよ、見る前は。
で、評判が聞こえてきてから、そういう話なんだっていうのが結構意外でどんどん興味が湧いてきてるんですけど、今。
すごいなんか面白いなと思って。
まずそのロンパおじさんが、ビランってちょっと面白いなと思って。
だって世の中、ロンパおじさんだらけじゃないですか。
そうなんですよね。
実際、ロンパおじさんってずっと言いましたけど、
インターネットのせいでロンパおじさんに日常的に出会ってしまう状況ってあるじゃないですか。
こういう人いるなぁみたいな。
もちろん実際にウィアサってまた別次元なんですけど、
なんかその、結構テーマとして今日的にも思えますし、
なんかその、モルモン教の教義とか、僕はあんま詳しくないんで、
勉強してから見た方が面白そうかなって思ってたんですけど、
飛び込んでも良さそうだなって気がしてます。
そうですね、僕も全然モルモン教のこと詳しくなかったんですけど、
劇中なんか、モルモン教ってこうなんだろう?みたいなことをおじさんが二人に問いかけたりとかもするので、
そういうので、こういう教義もあるんだなぁみたいな。
どんな宗教でもなんかちょっと不思議な教義ってあるじゃないですか。
それ今の倫理観で言って大丈夫?みたいな。
そういうの何かしらあると思うんですけど、そういうのとかが出てきたりとかして、
そういうもんなんだなっていうのとかもすごいわかりやすいと思いますね。
劇中見てるだけで。
なんかその、どんなもんでも突っ込もうと思ったら突っ込めるとは思うんですよね。
だからそれを外からやるって、客観視してるとも言えるのかもしれないけど、
重箱の隅をつつきたいだけみたいなことも世の中によくありますし、
あとはその、自分が大切にしてないものはふわっとわかった気になりたい欲望って誰しもあると思うんで、
結構その、そのおじさん嫌だなじゃなくて、
あ、自分にあるなっていうのも、なんか見て気づいちゃうんじゃないかみたいなのも、
ちょっとそこの期待もあるんですよね。
そうですね。
そして話を聞いて欲しいからって言って閉じ込めるっていう。
そうなんですよ。
欲求そこなんだっていう。
そうそう。聞いて欲しいっていうかね、みたいなね、とこがね。
まあこのその、ヒューグラウンドにおじさんの背景っていうか、全然あの劇中で描かれることないんですけど、
まあ何かしらこう、大学教授だったのかもしれないですし、
なんかね、そういう感じのことにちょっと似合いたつなーって感じちょっとありましたけどね。
あと、そのなんというか、宗教のそのなんか共通点みたいな話すときに、
テーマと現代社会への示唆
なんかいろいろこう例え話をするんですよ。
モノポリーとか、あのゲームあるじゃないですか、ボードゲーム。
モノポリーとか出してきたりとか、あと、
曲?音楽とかでもなんかこう、似たようなフレーズが繰り返されてるよねみたいな話をするんですけど、
何年に出た曲が、さらにこう数年後また似たようなメロディーの曲があってみたいな、
オリジナルがどんどん薄まっていくみたいな話をするときに、
レディオヘッドのクリープを出すんですけど、
ただまあおじさん的にはこれ最近の曲だろって感じで話してるんですけど、
若い主人公二人にとってはクリープってだいぶ古い曲だよなみたいな。
っていうのとかも思うと、なんかでもあるあるだなっていうか、
ジェネレーションギャップを感じるみたいな瞬間というか、
普段喋ってる時とかにも、
この最近の手で話してるけど、これ結構前の映画だよねとか音楽だよねみたいなのって結構あるなって思って、
まさにそういう状況が目の前で繰り広げられてて、
すごいちょっとあたたたたっていう気持ちになりますよね。
それこそ舞台としてというか設定として出れない家ってなってますけど、
僕らある瞬間会話の中でそういう出れなくなる瞬間あるじゃないですか。
どうかわしても出させてくんないこの人っていう。
もうそういうことを描いた映画というか。
そうなんですよね。
あるあるだなーみたいなこういう嫌な状況みたいなとこから全然入ってもらっていい映画だかなと思って。
最後の宗教というかね、信仰って何さみたいなところとかも、
僕のすごい、いやそうだなって僕は思いましたけどね。
その人にとっての信仰って何さみたいな。
いやそれこそそうじゃんって僕はすごい思いましたけどね。
まあすごい、本当にそうかどうかはわからないけどみたいなニュアンスも込みでありますけど。
なるほど。じゃあある意味その劇場で2時間めんどくさいおじさんの話を聞きに行きながら、
どこに行き着くんだろうっていうのを楽しむ映画っていうことですね。
そうですね。そういう感じですね。
ヒューグラントの演技が最高というかね。
嫌なおじさんやってますんでそういう意味でも必見って感じですね。
ラブアクチャリーの頃はまだ可愛い首相とかやってたはずなんですけどね。
なんかねチャーミングそうな感じでめちゃくちゃあこいつダメな人だ。
あこいつ話なんか聞いてねえなとか通じねえなみたいな。
だんだんわかってくるあたりがね大変良いなと思いましたね。
いやーよくよく考えるとヒューグラントってずっとギリギリだなっていう感じが。
ずっと可愛いおじさんだなって思いながら見てたけど、
同時にでもこの人ギリギリだなっていうのを。
多分そのギリギリを超えれなくなった側のヒューグラントなんだろうなっていう。
なるほど。
いやーいいですね。ちょっと楽しみだな。
ぜひまた見たらお二人の感想も聞いてみたいなっていう映画でしたね。
あとちょっとだけ触れたいんですけど、
アドレセンスを見始めました。
今日見始めたんですけど、帰りの電車とかで見てたんですけど、
もう3話ぐらいまで見てしまって。
ラスト1話なんですけど、まだ途中なんであれなんですけど、
めちゃくちゃすげーっすねこのドラマ。やべーと思いました。
あれですよね、僕もつい最近知った、まだ見れてないんですけど、
ボイリングポイント沸騰の監督の作品なんですよね。
そうですね。主演のスティーブグラハムもお父さん役で出たりとかっていう、
その子のボイリングポイントの夫人という感じですよね、多分ね。
僕ボイリングポイント大好きな映画なんで。
そうなんですね。
すさまじい、仕事地獄感というか、あれもワンカットの映画なんですけど、
人生が詰め込まれてる90分間だなと思ってるんで、あの映画。
ボイリングポイントの方は僕見たことがないんで、ちょっと見てみたくなりましたね。
ぜひぜひおすすめですし。
テーマがまたね、すごいじゃないですか、アドレセンス。
ほんとテーマがすごくて、すごくて、もう胃が痛いです。
キリキリしますみたいな。
特にちょっと3話目が、もうなんかすごい、わーってなります。
もう言葉でできないですけど。
すごい嫌なもの見せられてるけど、自分の中にも全然それあるような気がするんだけどみたいなところが、
なんか全くゼロじゃないよなって思えて、なんかすごい嫌な気持ちになるみたいなとこがありましたね。
まだちょっと、最終話まで見てどうなるのかわからないんですけど、
まだ途中ですけどこれはすごいなっていうふうに思いました。
1話どれくらいですか?
1話だいたい50分ぐらいですね。
1話は1時間とかもありますけど、でもそれぐらいです。
その1話ごとにほんとに1本撮りなんですもんね。
そうなんですよね。そこがまずすげーなってのもありますけどね。
こう疑似的につなげてるとかじゃなくて、マジで1本撮り撮ってるっていう。
そうなんですよ。
だからね、カメラを止めるの30分どころの騒ぎじゃないというか、
すごいんですね。それをマジでシームレスにやるのでびっくりしちゃいましたね、ほんとに。
へー、興味深いですね。
なかなか重たいので、なんかこう気軽に進められるやつじゃないんですけど、
でもこれも本当に必見っていうタイプの作品だなぁと思いました。
今週はこんな感じです。
はい。大井さん、いかがされてました?
今週ですね、ちょっと劇場まだ行けてなくてですね。
ガンニバルのテーマ
配信で一応、以前ちょっと話題に出したんですけど、ガンニバルが最終回を迎えたので、
そちらを見てました。
で、最終回の1個前の7話がね、まあすごかったです、とにかく。
まあ確か、監督、片山晋三監督の回なんですけど、7話って。
片山監督作品って、なんかいつも両方というか、
善悪、なんだろうな、二面性を両方帯びた展開をラストに持ってくるっていう印象が僕はあるんですね。
例えば三崎の兄弟とか、あるいは探すもそうだと思うんですけど、
その愛と罪とか、あるいはその罪と、でも向こう側が感じている自立感とか、
その二人の主人公同士がちょっと思い違いがすれ違っているというか、
お互い思い合ってるがゆえにすれ違っているような状況みたいなものを、
片山監督といっても最後に描いてくるなっていう印象があったんですけど、
7話がちょっとガンリバルでこういうことになるとは思ってなかったっていうラストを迎えるんですね。
僕結構この7話が一番好きって言ってもいいんですけど、
ネタバレっていうのはすごい難しいんですけど、
ある種、完全な悪というか、ある意味僕らの制御できない存在だと思っていた存在があるわけですけど、
その存在に愛があったんじゃないかっていうラストを迎えるんですよ。
その7話っていうものが。
過不調性と愛の探求
で、シーズン2って僕テーマは過不調性だと思っていて、
これまでシーズン1からシーズン2にもかけて、
ある種村の飲酒というかっていうところをある種テーマにしてきたし、
その保守性とそこからの外れるためにどういう風にしていけばいいのかっていう葛藤の話、
みたいなものが描かれてきた中で、
過不調性の呪いみたいなものをシーズン2ってすごく丹念に描いてるなって思うんですよ。
家であったりとか、あるいは男性と女性っていうその対比がすごい顕著に描かれるんですね。
ただ、過不調性の呪いをそこまで描きながら、
7話の最後って不性というものの愛っていうのをちょっと描いてくるんですよ。
不性というものには愛があるんじゃないか、
それはそこまで過不調性を否定することで否定していいのかっていう、
ちょっとすごい展開になるんですね。
だから過不調性の暴力もものすごく描くし、
ほぼ物語の主体はそっちに行くんだけど、
7話の最後だけは過不調性の愛を描くんですよ。
てか、父の愛を描く。
その両面があって過不調性とか家なんじゃないかっていう風に描いてみせる。
それがもうまさしく片山監督節だなって僕は思って、
ちょっと泣いちゃったんですよね。
そんなことあると全然思ってなかったんですけど。
すごいドラマだと思います、本当に。
日本のドラマの中で、もちろん民放だけだと多分できない希望感だし、
できないスタッフ陣でやってるっていうのもすごくあるから、
それだけでも見応えあるんですけど、
ちょっと現代の日本映画、邦画っていうところで過不調性を描くっていう意味では、
ちょっと他作品よりも抜きに出てるところあるなって思っていて。
だからそこの良気性をどうこれから保って生きていくかっていう問いかけにもなっているし、
保つというか、どう良くしていくかっていうところですよね。
それをすごく考えさせられる話だったんで、
ちょっとガンニバル思ったよりも、
さすがにあのスタッフ陣揃えてそうだろうなとは思ってたんですけど、
思ったよりもすごいドラマだったなっていう感じがしています。
うーん、なるほどな。
ガンニバル、シーズン1の時から話題にはなってはいたと思うんですけど、
ちょっと少し抵抗感みたいなのもあって、
なんか飲酒村って言い言葉、ちょっと手軽に持て遊びすぎだなっていう、
軽い流行り方をしてるよなっていうのがあって、
正直僕もそういう映画楽しんでいるところはあるんですけど、
ちょっと危険だなっていう気持ちはちょっとあって、
だって田舎って飲酒があって、そこって現代社会の価値観から見たら、
ひどいこと行われてるんでしょ?みたいなのを、
それを面白がることの危険性みたいなのは感じてたんですよね。
それって良くないことなんじゃね?
悩んだら地方差別みたいなのも入ってるじゃないか、みたいなのもあったんで。
ただその、なんというか、大井さんがおっしゃられてたように、
その中での過不調整みたいなものの中に、
ある種の良き面っていうとちょっと違うのかもしれないんですけど、
ただ純粋に悪としてだけ存在しているわけじゃないよっていうことを言うって、
結構大事なことだよなって思ってて、
その飲酒ってものを外から見て、
ちょっと笑いながら批判しているその立場の正しさって、
誰が保証してるんですか?みたいなのを、
なんか感じちゃうとこあったんで、
やっぱそこをこう、視点をいくつか持つっていうのは、
なんかリーチが長いなっていう。
本当にそうなんですよ。
シーズン1って、さっき山口さんがおっしゃった通りで、
どちらかというとやっぱり円溜めに振るっていう感じ。
設定としての飲酒村っていう感じがより強くあったし、
その背景みたいなものっていうのはあくまでぼかされてたんですよね。
ある意味フックとしてだと思うんですけど。
やっぱりそこでシーズン2っていうのはそこにかなり踏み込んで、
もちろん最終完結させるっていう目的があるからってこともあるんですけど、
そうなると、やっぱりよりテーマみたいなものがはっきり見えてくるし、
円溜め性みたいなものはもちろんマシマシにはなっているところはあるんですけど、
とはいえ、なんか一本筋がしっかりできている感じがあって、
そりゃこの大江さん、脚本の大江さんとか片山さんたちが関わるだけのものではあるなっていう感覚がすごいするというか。
なるほどこのスタッフ陣ならしっかりやってくれると思ってたけど、
やっぱりそうだよね、信頼してよかったよみたいな気持ちになるというか。
なんか本当にヤフシャ人の演技ももちろん素晴らしいというのは前回言ったんですけど、
ストーリーの面でもちょっとすごいところまで行ってくれたんで、
僕としてはすごい鑑賞してきて満足感があるなっていう感じです。
いや、思ってたよりすごいかもしれない。
なのでもしぜひ機会があれば。
これもちょっと見なきゃな。
ぜひぜひ。なので僕は次アドレス戦争見に行きます。
はい、今週はこんな感じです。
韓国映画の魅力と暴力
僕はですね、まずベテラン凶悪犯罪捜査班っていう韓国映画を見てきました。
あんまり知らなかったんですけど2作目みたいですね。
もろ続編として作られてて、前回からの流れみたいな前作10年ぐらい前の映画みたいで、
最近日本でもリバイバルみたいなの上映してましたけど、
結構間空いてるのに割と明確に続きになってるような感じの話でだったんですけど、
結構面白かったですね。
韓国映画面白いなと思うのが、
メインの登場人物たち結構コミカルなやり取りしたりするんですけど、
行われてる暴力めちゃめちゃエグいなっていう、このギャップがすごいなっていう。
この空気でこの暴力が行われてるの?みたいなのが結構すごいなっていう。
あの独特の距離感みたいなのは、
あんまり日本だと実写ではあんまりないような気がしているバランスかなっていうふうに思ってるのと、
あとめちゃめちゃえげつない暴力を描く中で、
暴力を振る側におそらくアイドル的な立ち位置であろう、
すごいイケメンの俳優さんとかがいたりするんですけど、
なんかねそういう人たちをもう好感を持って見れないぐらい、
ちょっとグロテスクな存在として描くとこがあって、
もうなんかキャーみたいに言えないんですよね。
ちょっと端微な暴力として楽しめなくなるぐらいには、
内面がグロテスクなものとして描くなっていう印象が僕にはあるんですよね。
この人、こんなにこんな嫌な役やらされるんだみたいなのが、
もうちょっと後を引くというか、もうその悪役として魅力を感じれないぐらいにひどいキャラクターとして描くなっていうのがあって、
なんか韓国のそういうバイオレンス映画っていうか、そういうところが個人的には興味深いなとは思ってはいるんですけど、
ただちょっと好きじゃない部分もあって、犯人像、いわゆるちょっとそのサイコ的な人物、
フィクションで出てくるサイコ的なキャラクター的なやつが悪役として出てくるんですけど、
ちょっとその挑戦としたものに扱ってるとこがあって、あんま得意じゃないんですよね、そういうのって。
僕そういうものってしょうがないものとして描いてほしさがあるんで、
いやそんな大層なもんじゃないと思いますけどね、みたいなのが僕の中にはあるんですよね、そういうものに対して。
近大地少年の事件簿ってお二人ってある程度ご存知ですか?
いやー、全然通ってないんですよね。
これっすね、さっきマリアさんの話に出てきた、たとえ話が二世代古いっていう。
クリープ問題ですね、クリープ。
いやーちょっと最近僕ね、90年代のジャンプとかマガジンとかをたとえ話に出すの増えてきてて、よくないなと思ってたんですよ。
近大地少年にね、そういうタカトーっていう、そのサイコ的なちょっと挑戦とした犯罪者が出てきて、
シリーズ通した悪役みたいな感じになっていくキャラクターがいるんですけど、なんかそのそういうの好きじゃないんですよ、あんまり。
特に近大地少年の事件簿のリアリティーラインの中であんまやってほしくないものというか、
元が近大地公式系のドロドロミステリーなわけじゃないですか。
その中からなんかちょっと浮きを離れした悪魔的な悪みたいなものに出られても、みたいな気持ちがあって、
そういう悪魔的な悪じゃないものが人を殺すからこその興味深さだと思うので、
なんかそういうのが得意じゃないなっていうのがあるんですよね。
なんかそういうものにはジョーカーぐらいまで振ったものであったほしいなって。
まあそこまで振らないと飲み込めないんですよ。
なるほどなるほど。
漫画のキャラですって言ってくれないとあんまりキャッチできないんですよね、そういうものっていうのがあって、
そこはそんなに得意ではなかったですけど、総合的には面白い映画でしたっていうのがありました。
あと子供と名探偵コナン、赤眼のフラッシュバックを見てきまして、
去年から続いてコナンの映画を劇場で見るの、人生2回目っていう形だったんですけど、
個人的には去年よりは楽しめました。
去年があんまり得意な話じゃなかったんですけど、
基本的におじさんが出てきて、おじさんが頑張るっていう話なんで。
なるほど、コナンにしては渋い。
渋いんですよ。
僕も見に行ったんで。
見ました。
コナンの行動とストーリーの複雑さ
これ、話し終わっちゃいますけど、
コナンが出てなくて、コゴローのおっちゃんと永野健家だけの話だったら、
どんなに渋くて面白い刑事ドラマになっただろうってことを想像しちゃいましたけどね。
実際に、あんまりコナンが主体的に動かないようなストーリーテリングになってて、
コゴローのおっちゃんとかがやってることをコナンはずっと盗聴し続けてるんですよね。
そう。
その裏側からひっかき回してというか、
公安とかが裏で動いてるのを、
コナン自分も盗聴されてるから、
それを口に出して、遠隔で公安側を動かすみたいなことをしてて。
黒幕?
すごいんですよ、本当に。
コナンの立ち回りやばくて、
自分が盗聴されてるって盗聴期に気づいた次の瞬間に、
自分が盗聴してるんですよ、次のシーンで。
すごいなと思って、こいつ。
基本的に、そういう大人たちの話としては描いてるんですけど、
ただ、これ元々がテレビシリーズで出てきた登場人物を引っ張って、
劇場の話として話を広げてるんですけど、
テレビシリーズの方の話との絡みが結構わかりにくくて、
今回起きた事件とは別に、
ヤマトカンスケっていう、
赤眼で足が悪くて杖をついてるっていう、
今回のメインになる登場人物がいるんですけど、
その人がその状態になったエピソードって、
今回の映画とはまた別で、8年前の事件としてあって、
あんまりそこは触れないんですよね。
8年前の事件が、みたいなのをふわっと言って、
え?8年前に事件があったのって、
その時ってコナンって生まれてないってじゃなかったっけ?
みたいなので、ずっと混乱してしまって。
ヤマトカンスケ 確かに。
ヤマトカンスケ だから、たぶん8年前の事件を解決して、
さらにまた別の事件が、その数ヶ月後に起こったっていう流れっぽいんですけど、
言葉だけ聞くと、8年前って、
あれ?コナンいないはずだな、みたいな。
名探偵コナンっていうシリーズの中では、
8年前ってそんな昔じゃないしな、みたいな、
めっちゃ効果がなかったって見てて。
実際、前のお客さんも、
どういうことだった?みたいな混乱してた様子が、
劇場の帰り道で喋ってたのが聞こえてきてたんで、
ちょっとややこしくなったかなっていう。
今ってどの辺の話してたんだっけ?みたいなのが、
結構ややこしいっていうのがあって、
あともうね、個人的にこれが一番しんどい部分だったんですけど、
子供が後半よくわからなくなって、
もう集中力がなくなってたんですよ。
もうポップコーンがなくなった状態で、
ずっと入れ物、そこをゴソゴソゴソゴソと触り続けてて、
もう僕は、分かりにくくても、
渋いおじさんの話として楽しんでたけど、
子供は、去年は怪盗キッド出てくれてたのに、
今年はおじさんしか出てこないっていうのでも、
飽きてて。
前回と比べたら華やかさはだいぶ違いますよ、多分。
ちょっとね、今年はね、
子供を連れて行くのにあんまり向いてなかったなって思いました。
ちょっと話入り組んでるし、
登場人物は渋いしで、
その後、あんまり楽しめなかったからなのか、
たべっ子動物見に行きたいっていう風に言われました。
それがベストですよ、多分。
分かんないですけど、たべっ子動物見てないんであれですけど。
ちょっとね、子連れで行くには難しさがある映画だったかなっていうのはありましたね。
楽しかったですけどね、やっぱりコナンがスケボーに乗るところと、
キックするところは基本的にめっちゃかっこいいっていう。
そうですね、やっぱコナンがアクションというかね、してるところは、
なんかやっぱり見どころというか、
クライマックスの追いかけっことか、
何をやってるんだろうって思いましたけど、
ただめちゃくちゃ盛り上がるんですよ。
何をやってるんだみたいな感じなんですけど。
いや、ほんまにそうだと思います。
ちょうど新幹線大爆破が配信されたとこじゃないですか。
新幹線大爆破みたいなことをやってるんで。
なるほど。
あとちょっと僕最近もよくわからなくなってきてるんですけど、
コナンが子供っていう体ってどこまで共有されてるのかなっていうのも、
僕ちょっとよくわからなくて。
そうですよね。警視庁コーパスの子供ですからね。
僕もちょっとね、正直僕も、
コナンの映画を劇場で見に行くの19年ぶりとかだったんですよ、今回。
なので知らないキャラクターばっかりなんですよ、正直。
アムロさんとかも、なんか人気なんすよねっていうぐらいしか知らなくて。
しかも僕、ほんと初めて知ったんですけど、
あ、お前、モーリー・ココロの事務所の下の喫茶店で働いてるんや、みたいな。
レベルで知らなかったりしてたので。
ほんとに、法案のその人とは通過の中というかね、
招待してる感じじゃないですか、みたいな。
どこまでが何なのか分かんないですよね。
ちょっとね、最近のコナン、関係性の文脈が濃すぎて、
ちょっと文外観が入りにくさはあるんですよね、やっぱり。
まあ、そうですね。
まあまあでも、面白かったかなとは思いました。
過去の事件と観客の反応
あと、お二人がシリーズ物の話するから、僕もシリーズ物の話したいんですけど、
ジークアックステレビシリーズ、むちゃくちゃ面白いですよ。
まだね、見てないんですけど、なんかでもあれですよね、ようやくこう、
ビギニングのその先の話がやり始めたみたいな感じですよね。
4話でようやく劇場版でなかった部分に入っていたんですけど、
もうめちゃめちゃ面白くなってきてます。
ぜひぜひ良かったら入ってくださいという感じです。
では、そんな感じでテーマトーク入っていきたいと思います。
36:26

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