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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください。

[Prod. P.J INLAND] [beats by P.J INLAND]

00:04
最近、自分の奥さんと子供と話したことが面白かったので、その話をしようかなと思いました。
最近は基本的には在宅で仕事をしています。
私の長男は中学生ですが、私立なので学校休みが多いです。
テスト期間が終わるとすぐ学校休みになったりして、ずっと家にいるんですよ。
コロナのこともあって、あまり外に出たりもしないし、もともとデブ症だし。
家でテスト期間で宿題や勉強をしています。
家で仕事をしていると、言い合いではないですが、
奥さんの長男が勉強をサボっているというか、
途中でトイレに入って出てこなくてずっと漫画を読んでいることに対して、
いつまでトイレに入っているの?みたいな感じで言って、
完全にそれを言われている方の長男の方が、本当にうるせえなみたいな感じで、
もうやってるから大丈夫、ほっといて、みたいな感じで、
でもちょこちょこちょっかい出しちゃう。また休んでない?みたいな感じでちょっかい出しちゃう。
仕事をしながら、ちょっかいちょこちょこ出しているな、長男うざがっているな、みたいな風に思っていたんですけど、
それに対して長男の方はイライラしているんですよね。
確かにこんなにちょこちょこちょっかい出されたら嫌だろうな、みたいな感じですね。
そんな風に長男の方が嫌がっているのはわかったので、
でもうちの奥さんの方はどういう風に思っているんだろうと思っていたらですね。
そしたら夜に子供が寝た後に相談をされたんですよね。
勉強はやっているんだけど、確かに今少しはだらけていると。
でもこれくらいのだらけは前もあったし、それは別に気にしていなかったと思う。
なんだけど、最近自分はすごくそれが気になるようになった。
なんでだと思う?って聞かれたんですよね。
03:04
自分の身に置き換えて思い当たったことっていうのが、
僕がこの間話しましたけど、
自分が仕事上ですごくイライラすることは何かっていうと、
事務作業担当している人の事務作業内容が、
事務作業担当じゃない僕より雑で迷惑をかけられるっていうのがすごく嫌だっていうような話をしてたんですけど、
長男はもう中学受験終わって手が離れているわけですよね。
だから自分一人で計画体で勉強してやっていると。
一方、次男の方は中学受験真っ最中で、
しかも結構発達系の特徴があるというか、
勉強してたらいきなり立ち上がったりとか、
テスト中に雨が降っているとか、
雨降っているなーってずっと見て、
ボケーッとそのままテスト時間終わるとか、
そういう自分の実力と関係ないところの特徴で、
すごく勉強が大変なんですよね。
多分、地頭はいいと思うんですけど、
その力を発揮することが難しいって言うんですかね。
本当は雨降ってたらテストを白紙で書いてくるとかそんなレベルなんで。
そんな子に勉強を教えているわけですよね。
勉強に付き合っていると。
中学受験って本当に半端じゃないんで。
四六時中付き合っていて、
僕も隣で見ていても息が詰まるような日々を送っているわけですけど。
なので、子ども二人とも家にいて、
長男は一人一人勉強している。
次男も勉強をつきっきりすごく見ているというような状況があると。
その中で長男がだらけていると、
すごく口挟んじゃうという話だったんで。
自分のこととちょっと置き換えてですね。
それはもしかしたら、
自分は次男に全ての全精力を注いでいて、
長男、お前ももう大丈夫だよね。
私がいちいち言わなくても。
と思っていたら、
そうじゃない姿が見えて、
それに対して気になって、
なんでお前は大丈夫だと思ったのに、
お前が迷惑かけるんかい。
お前が労力かけさせるんかい。
みたいな感じで気になっちゃうんじゃないの。
それは俺がですね、
企画とかアイディアのことを出せなくても全然怒らないんだけど、
それは僕が集中してやっていることだし、
別に自分と同じくらい他人にやれるようになれとは思わない。
それを僕が担当していて、
それに集中している中、
そうじゃない事務作業をやってくれる人が、
06:01
僕より事務作業が雑ってどういうことやねん。
みたいな怒りの湧き方がある。
のに近いんじゃないのって話をしたら、
あっ!ってなって、
自分が長男にすごくガミガミ言い始めたのは、
子供、次男がですね、6年生になって、
中学受験の勉強が本格化してからだ、
っていうことに気が付いたんですよね。
あっ!そうだ!そうだわ!ってなって、
そこからだった!みたいな感じで、
すごい腑に落ちた!ってなったんですよね。
で、まあ、
それで、
だからまあ、
もう何とか、
自分一人でやってるんだし、
勉強をたらけてて、
成績落ちたら別に、
自分のことだから、
長男のことだから、
ほっといたらいいんじゃないの?
みたいな話をしてたんですけど、
そしたらですね、
それは切り分けなきゃいけないっていうのは分かってると、
それは長男の問題であって、
自分の問題ではないっていうのは、
分かってるんだけど、
でも、
例えば、
疲れだらける、
成績が落ちる、
受験に失敗する、
浪人する、
なんだったら、
なんかでもっと悪いことになったり、
引きこもりになって、
つながりうるんだとしたら、
それって、
長男の問題だけじゃなくて、
自分の問題であって、
長男の問題だけじゃなくて、
私の問題にもなるんじゃない?
みたいな気持ちが少しあるんだが、
みたいなことをですね、
言ってですね、
言ってたんですよね。
それを聞いてですね、
まず思ったのは、
疲れとるなと、
なんていうんですかね、
思考のですね、
ドミノ倒しみたいなのがですね、
トントントンといっちゃってるというか、
不安のドミノ倒しっていうのが、
先に進んじゃう状態、
進んじゃってる状態だなっていうので、
まず疲れとるなと思ったんですよね。
そんなに次男の勉強を見るのは大変なんだな、
やっぱりと思ったんですけど、
でですね、
それに対して、
それは別に疲れてるかどうかっていう話は
集落しなかったんですけど、
疲れとるなと思ってですね、
それに対して、
自分の問題にもなりうるんじゃないの?
っていう話をされて、
自分の問題にもなりうるんじゃないの?
っていう話をされてですね、
自分が答えたのが、
僕のですね、
親戚に、
かなり長年ですね、
引きこもりになっている子がいると。
それはですね、
僕のいとこにあたる、
母親なんですけど、
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その母親がですね、
昔からめちゃくちゃ
気が強いのは知ってたんですが、
その気の強さのままですね、
かなりですね、
自分の息子に、
お前もこうしろ、
ああしろみたいな感じでですね、
ものすごい強さでですね、
ものすごい強さでですね、
進路を決めたりとか、
そういうことをしてたんですよね。
でですね、
高校に上がるときかな、
高校に上がるときかな、
その息子は、
希望の高校があったんですよね、
友達がみんな行く。
なんだけど、
あんたの成績だったら、
もっとここ行けるだろう、
ここに行きなさい、
みたいな感じで、
別の高校に無理やり受験させたと。
でですね、
その結果、
その高校には向かったんですけど、
すぐに1ヶ月くらいかな、
不登校になっちゃって、
それでですね、
ずっと家に引きこもって、
5、6歳くらいから、
20歳くらいまでですかね、
引きこもりになってたんですよね。
引きこもりになってたんですよね。
最近少しずつ出始めたみたいなんですけど、
でですね、
っていうような話をしたんですよね。
その話は以前にチラッとしたので、
そういう子いたじゃない?
って話をして、
その子はまさに、
今、
気にしている、
つまり、
自分の問題にもなりうるんじゃないの?
という、ある種のルートを通っている、
言い方悪いですけど、
ルートを通ってしまっている子であると。
で、
じゃあなんで
そういうことになってしまったのかと言ったら、
だらけているところを
指摘しなかったからではなく、
その子が
自分で決めるべきこと、
自分でやるべきことっていうのを
親が奪ったから
そういうことになったんだと
俺は隣に
話を聞いていて思っている。
って話をしたんですよね。
で、
つまり、
でですね、
じゃあなんでそうなったら
親がですね、
そういう選択とか、
自由を奪ったらそういうことになるのか
っていうのを考えたと。
で、それはですね、
僕の考えなんですけど、
そういうですね、
選択の自由とかを奪うと、
自分の人生が
自分のものじゃなくなっちゃうと。
自分の人生、
それは親が
それをね、全部決めたりとかして、
言うこと聞きなさいって決めるんだとしたら、
それは、
自分の人生が親のものになってしまうと。
でですね、
じゃあ、
親に奪われた自分の人生っていうのは、
12:00
自分のものじゃないんですよね。
で、
自分のものじゃないから、
どうなってもいい。
どうせ俺のものじゃないし。
という気持ちになると、
なるんじゃないかと。
で、かつ、
えー、
そんな、
自分がですね、
むちゃくちゃな状態になるほど、
その自分の人生の
持ち主である親は苦しむと。
だから、
自分の人生を奪った
親を
苦しめたいから、
自分の人生を自分で
むちゃくちゃにすると。
そうすることで、
親を苦しめて、
復讐というか生成する部分も
あるんじゃないかと。
で、でもそれは一方で、
自分で自分の人生を
むちゃくちゃにしていることでもある。
ので、
お前のせいで、つまり、
お前のせいで俺はこういうことを
してしまっているんだ、そうさせているんだのは
お前のせいだからなっていう、
親への憎悪がたまると。
だから、
そういうですね、
そういうようなスパイラルに入ったら、
なかなか難しいですよね。
えー、憎悪があるから
自分の人生をむちゃくちゃにすることで
復讐をする。
自分の人生をむちゃくちゃに
自分でしてしまっているのは親のせいだから
親への憎悪がたまるから
また自分の人生をむちゃくちゃにするみたいな感じで
すごい
スパイラル、不のスパイラルが
起こるわけですよね。そうなるとですね、なかなか
復讐するのってすごく難しい
と思うんですけど、
何か、何でしょうね、
時間が何か必要だと思うんですけど、
えー、
であると、
その、
復讐しているということを
いちいち指摘をしている
ということが、
指摘をしていない
ということが問題の原因
ではなくて、
指摘をし続けることで
えー、つまり
責任を持って自分でやっているわけですよね。
その過程で自分のペースで
休んだりしているわけですよね。
それを
咎めるということは、
その責任だったり
を奪っていることになりますよね。
そうやって
責任を奪ったりとか、
自由に自分のペースでやっている
という部分を奪ったりすること
というのは、子供の人生を
親が奪っていることになる。
その
その結果は、むしろ
その妻が
えー、こういうことになったら
どうするの?ということに繋がっている
じゃないの?って話をしたんですよね。
それはそれでやっぱり
納得していてですね。
その話をしたら納得して
その取れたなって
ちゃんと切り分けなきゃダメだなって
15:01
今日は謝ってましたけどね。
というような感じでですね。
その話がちょっと
なんか思いましたね。
そういう
本当にいろんな身近なことだったりとか
に照らし合わせてですね。
受けた相談なんかを答えていたら
それがなんかどうも
ちょっとまとえていたみたいで
納得いってですね。
というか謝ってたんでね。
本日は以上です。ありがとうございました。
15:48

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