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2022-02-09 13:43

今日の10分de1テーマ「格闘家・平本蓮と言葉の深さ」について

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本職は編集者のエイドリアン太郎が1日1テーマを決めて10分話すpodcastです。 ※ご意見、ご感想、質問や話のお題などありましたら eidoriantarou@gmail.com へお便りください

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はい、というわけで始まりました。
本日はですね、特に今、寝る前にお酒飲みながらぼーっとしてたんですけど、
特にですね、お題決めずに最近あったことをなんか話そうかなというふうに思いました。
昨日とついかな、あれなんですよね、今マイクをですね、
1万何千円くらいで買ったマイクをですね、ラジオ収録用にですね、
ちょっと盛り上げるために買って、結構かっこいい形を使ったんですけど、
で、それをですね、ちょっと用意するのがめんどくさくて、
まあいっかって言って、ヘッドホンでやってみようって言って、ヘッドホンで録音したらですね、
めっちゃ音小さくて、うわ、音小さってなってですね、
あの、やっぱいいマイクやったんやと思ったんですけど、
でですね、今やっぱマイクで撮ろうと思って、今マイクで撮ってるんですけど、
えー、最近なんかあったかな、最近はですね、
格闘家の平本錬選手ですね、のことをよくウォッチしてましたね。
あの、23歳かな、元K-1で総合格闘技に転身してですね、
で、めちゃくちゃこう、あの、ものすごい話題を作ってね、煽りまくって、
見た目もかっこいいんですよ、すごい、髪の毛紫色に染めて、首までタトゥー入ってて、
で、すごくかっこよくてですね、僕もうっかり去年の夏かな、
平本錬の髪型があまりにかっこよくて、紫色に染めようかなって言ってですね、
美容院でちょっと考えさせてくださいって言って、髪の毛切ってもらいながら考えて、
あー、だめだ、これ髪の毛色染めたら、会社行ってこの後行ったら、
何人に何で染めたのかって説明しなきゃいけないっていうのを考えたらめんどくさくなってですね、
染めなかったんですけど、
まあすごいですね、見た目もかっこいい、おしゃれでですね、
ただ結構なんて言うんですかね、お騒がせキャラクターというか、
あの、ものすごい煽ってですね、
これで負けたらどうするんだ、これで負けたらかっこ悪すぎるぞ、
しかも総合格闘技転身一発目大丈夫か、と思ったらまんまと大晦日で負けるっていうね、
で、その後ですね、俺は負けてないって言って、ツイッターで言って、
アメリカに修行行ってくれてアメリカに行くみたいなですね、
なんかこう、かわいいんですよね、そういうところも、かわいくてですね、
で、なんですけど、なんかそのお騒がせで、まあ見た目かっこよくてですね、
まあキックはめちゃくちゃ強くてですね、でも総合格闘技はまだまだで、
あの、負けた、一回負けたんだけど、あの、ね、
負けてないって言ってアメリカ行ったっきりみたいな感じだったんで、
まあそれぐらいしかあんまり知らなかったんですけど、
あの、すごいですね、YouTubeとかで話してる動画を見てたらめちゃくちゃ賢いんですよね、
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その、なんだろうあの賢さ、あの、言語化能力とか、
そのなんていうのかな、その人が背負ってる、今の状況のストーリー把握能力って言うんですかね、
それをうまく言語化する力とかすごくあってですね、
あ、だからこんなにこう格闘技界を盛り上げられたんだというか、
だって一回試合やって一回負けたわけですからね、
なのに日本の格闘技の最重要人物の一人みたいになってるんで、
いやすごいなみたいな、で、そこまでですね、
みんなの注目を浴び、自分に向けられるようなストーリーとかを作る力があるんですよね、やっぱり。
すごい感心したのがですね、あの、
那須川天心とですね、あの、幼馴染なんですけど、
那須川天心について語ってたんですよ。
で、えっと、つらいっすよね、今の那須川天心はみたいな、
俺、那須川天心がボクシングに転向してボクシングをやるとこ見たくないっすよとか言ってて、
でですね、その、どういう辛さなのかっていうと、
キックボクシングで最強になったのに、実質上世界でおそらく最強になったのに、
それを最強だと認めてくれるようなキックボクシング団体がないというか、
一時期の、昔のK-1だったらですね、そこで優勝すれば世界一でしょっていうのがわかったわけですけど、
今はああいうようなですね、こう、誰がどう見てもその世界を牛耳っているとかいう格闘技団体だったりとか、
例えばキックの、K-1チャンピオンになればそれはもうオクマン長者でしょ、みたいな、
そういうものが存在しなくてですね、そんな時代に世界最強になってしまった。
それを確かに世界最強だね、間違いないねっていう、
例えば昔だったらK-1チャンピオンになれば世界最強になった、よっしゃーっつって、
夢達成みたいな感じだったわけですけど、
そのよっしゃーっとタイミングがないまま、世界最強になってしまったと。
だから、自分で自分を納得させなきゃいけないと。
あの、俺はもう最強になったからキックボクションはいいよねって言って、
自分で自分を納得させて、で、ボクシングに転向すると。
よりその大きなその市場ですよね。
ボクシングの方がキックボクシングよりはるかにスポーツとして成熟してでかいんで、
そっちに行くと。
で、ただそっちに行くには、自分が手に入れた最強のスタイル、
キックボクシングのスタイルを捨てて、わざわざ腕だけを使うっていう、
手だけを使うっていうスポーツに行かなきゃいけないっていう、
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そういう悲しさがあると言っていて、
で、さらになんて言ったかな、
ただそういう悲しさが出てきて、今かっこよくなってますよねって言ってたんですよね。
その辺もですね、すごい…なんて言うのかな…
なんか…やっぱストーリーを読み解く力がすごいですね。
で、確かにですね、那須川天心ってものすごく強くて、
でもキャラクターとしてはですね、子供っぽくてカラッとしてるみたいな感じなんですよね。
だから、みんな天才だ強いよねって言うけど、
光みたいなのは強いんですけど、
引きつけられるような影はないんですよね。全然ないキャラクターなんですけど、
それが出てきてるって言ってて、だからいい感じですよね。逆にみたいなこと言ってて、
なんだみたいな、この人はなんか演出とかプロモーターとかそういうことできちゃう系なのを頭してるなって思ったんですけど、
だからですね、もう本当にそういう人だから自分の存在とかも盛り上げられるんだなというふうに思いましたね。
そしてもうちょっとずっと…
井上とれんの話しちゃってましたけど、あと何かあったかな…
えーと、あ、そうだな、あと…
今ですね、いろんな同僚の話をですね、ゆっくり聞くっていうのでですね、
まあ、あの、すごい実績ある同僚とかですね、の話を聞いて回ってるんですけど、
一つ言えることはですね、やっぱり、まあ、なんていうかね、
一発じゃなくて連続でですね、ヒット出すような、まあそういうですね、優れた編集っていうのは非常に優れたですね、
問いと言葉を持ってるなっていう割と普通のことがありますね。
それはですね、ものすごいメガヒット作を何本もやっているっていう人と、
まあヒット作をちょっとやりましたみたいな人ではですね、
正直その実績と大体応じるぐらいのですね、言葉の強さがあるなと。
だから、すごいヒット作をしている人の、なんか問いの深さとかグッて深いところに触ってくる感じはすごいなと思ったんですけど、
まあまあヒット出しましたみたいな人は、
うんうんうんうん、なんていうかね、僕のあんまり言うと自分のプールの深さの7割目ぐらいのところの話をしてるなみたいな感じでですね、
まあすごい人はですね、僕の使ってるプールのですね、ちょっと1.5倍、2倍ぐらいのところの話をしてるなみたいなふうに思いましたね。
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なんかこう、んーやっぱ問いが深いって感じですね、その問いの深さっていうのが、
んーなんでしょうね、もうすごいあの、哲学的なとこ行ってるんですよね。
もう、なんていうかな、突き詰めて言うと、
なんか、物語とかね、すべての物語の命題っていうのをですね、たった一つに絞れと。
もういっぱいあるだろうけど、たった一つに絞れって言われたら、私は誰なのか、であるっていうようなことをですね、なんか誰かが言ってたような気がするんですけど、
まさにですね、そんな感じで、あの、なんていうんですかね、
なんか、なぜこの仕事をするのかとか、一体この仕事は私たちにとっては何なのかとか、この作品とは私たちにとっては何なのかみたいなことのですね、掘り下げ方がすごくて、
もうですね、私は何者なのかとか、あなたは何者なのかみたいな、そういう問いに達してるんですよね。
で、このですね、なんかこう本質的なところまでグイグイグイって掘り進めていける人と、
ちょっとそうじゃない人がいて、じゃあそうじゃない人っていうのはじゃあどうなってるかっていうと、
あの、なんですかね、
一つのことを語るっていうか、まぁなんですかね、世界を語る、世界とか自分を語るっていう時に、
いろんな切り口、いろんな面、いろんなフィルターを通して語りうるんですよね。
例えばですけど、お金の流れに注目したら経済っていう語り方になるし、
契約関係にですね、注目して語ったら法律とかですね、っていうような語り方になると。
そうですね、なんかそういう感じで、あんまりにですね、ものすごい情報量とね、
あと漠然としている世界っていうのをですね、なんか一つの切り口で語ろうとしたらですね、
そういうふうに何か切り、切断面みたいなのが出て、その切断面がお金で語っているときは経済と呼ばれるとか、
その契約関係とか法で語っているときは法律とかでと呼ばれるみたいな感じだと思うんですけど、
えーと、深く行けない人って、そこの切断面って止まっちゃうんですよね。
その切断面の話をしていると思っているんですよ。
でも、その切断面の話をしているんじゃなくて、その切断面は世界とか自分を理解するための、
一つのそのためにですね、ナイフで切り入れられた、本当にまさに切断面なわけで、
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そこのですね、その切断面の面にですね、ぷかぷか浮いているだけだと、
そういうぷかぷか浮いてそこだけの話をしている、僕は今経済の話をしていますってなっていると、
そこ止まりなんですよね。
結局、その奥の何かを語ろうとするときに、経済というナイフを使って作った切断面があり、
それはより奥のことを語るためなのだっていうことが自然に行ける人、
そこの面っていうのが重要視しない、そこに惑わされない人っていうのはいて、
そういう人はですね、やっぱりすごく深い話をしますね。
やっぱりそれぐらいの深度で物を語れたりとか見れている人って、
自然ですね、なんていうんですかね、言っちゃうと網の目が細かい網みたいなもんなんで、
それでですね、一定時間ですね、海の中を潜らせていたら、
それは確率論的に魚も釣れるわみたいな話でですね、
やっぱりそこのところの網目が濃くないと、いくら潜らせていてもですね、
同じようには魚角高がないっていうか、っていうような感じなんだなと思いましたね。
やっぱり優秀な人は優秀な言葉と深い問いの態度を持っているなと思いました。
というわけで、本日は最近の緊急報告みたいな話なんですけど、
以上です。ありがとうございました。
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