2021-11-07 11:06

第606回 第12世代インテルCoreプロセッサとWindows 11 (2021/11/7)

Discordサーバー(チャットルーム)はこちら(WoodStreamのデジタル生活と電器屋Walker共同運用) YouTubeで動画を配信しています。 番組オリジナル「木澤君ドヤ顔ステッカー」を実費配布中です。 この […]
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マイクロソフトの製品や技術を楽しく、分かりやすくお話しするポッドキャスト番組、WoodStreamのデジタル生活です。
第606回目の配信になります。お届けしますのは木澤です。よろしくお願いします。
はい、今週もお聞きいただきありがとうございます。
この配信は、クラウドファンディング・キャンファイアのコミュニティより、皆さんのご支援をいただいて配信しております。
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今回、メッセージさん、ホワイトカラーさんはじめ、合計10名の方にご支援いただいております。ありがとうございます。
スピーカー 1
ご支援の内容に関しましては、この番組のウェブサイト、windows-podcast.comでご案内しております。
もしご協力いただけるようでしたら、よろしくお願いします。
また、リスナーの皆さんとのコミュニケーションの場として、チャットサイトDiscordにサーバー化しております。
こちらは、ポッドキャスト番組、電気アウォーカーと共同運用しております。
よかったら参加してみてください。DiscordサーバーのURLは、番組のウェブサイトにリンクがあっております。
ということで、ついに第12世代コープロセッサー、インテル第12世代コープロセッサー発売になりましたね。
非常に私、これ楽しみにして注目をしているところなので、今回これについてお話をしたいなと思っております。
スピーカー 2
第12世代コープロセッサー、オルダーレイクと呼ばれているシリーズなんですが、これがついに11月4日に発売になりました。
私が欲しいCore i7-12700KFというのが、大体お値段58,800円くらいかな。結構いい値段するなという感じなんですが。
比較的、そんなにびっくりするほど高い値段じゃなくて、高性能な最新のプロセッサーが手に入るという意味では、非常にいいことかなと思っております。
今回、第12世代コープロセッサー、オルダーレイクの特徴の話と、あとちょっとWindows11の連携の話をしたいと思っています。
まずこの第12世代コープロセッサー、オルダーレイクなんですが、今までのプロセッサーとは内部の構造がちょっと違うんですね。
プロセッサーの中にはコアという5個の処理するものが入っているわけなんですが、それが例えば今では6コアだとか8コアだとかということでコアが入っていたんですが、今では同じものが全部入っていたんですよ。
スピーカー 1
ところが今回は2つの種類のアーキテクチャのコアが入っています。
スピーカー 2
この2つの種類と言っているのが、高性能コア、パフォーマンスコア、通称Pコアと呼ばれているものと、高効率コア、エフィセントコア、通称Eコアと呼ばれている2種類のコアが入っています。
2種類のコアって、1つの処理を非常に高い性能で処理するものと、複数の処理を低消費電力で行うというものが入っていて、
これを組み合わせることによって高い性能を低消費電力で効率的に動かすということを実現するということを目的としています。
まず、この高性能コア、パフォーマンスコア、Pコアですね。これどういった処理をするものかというと、先ほど言いましたように、1つの処理、タスクを切り替えるというよりは、1つのスレッドの処理を高い性能で処理をする。
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スピーカー 2
例えばゲームだとか動画処理とかについてもなんですが、結構コアの性能が良いと処理が早いというものがあるんですね。
そういった高いパフォーマンスを要求されるものは、このPコアで処理します。このPコアというのが最大8個、1つのプロセッサーの中にあります。
そしてもう1つが高効率コア、エフィシエントコア、通称Eコアですね。これはPコアほど性能が良くないのですが、低消費電力で動くんですね。
さらに、このスレッドでマルチタスクでいろいろ切り替える処理、そういったものを最適に動かすというものになっていまして、
この低消費電力というところで、以前ありましたが、アトム系のプロセッサー、この流れの作りのコアとなっています。
特にバックグラウンド処理だとか、タスクの切り替え処理の中段というのがあるんですね。切り替えた時の。そこのところの中段の間を最低限に抑えるというところで、
OSの裏で蠢いている処理というのを、非常に高い効率でかつ低消費電力で動かすということを行っています。
これも最大8コアが1つのプロセッサーの中に入っています。
性能がPコアほど良くないと言ったんですが、それでもですね、スカイレークと言っていた第6世代のコアプロセッサー、
例えばCore i7-6700という6000番台ですね。そのプロセッサーよりも同じ消費電力で40%の向上、もしくは同じ性能であっても40%の省電力化を実現しています。
そういった高性能コア、Pコアと高効率コア、Eコアを組み合わせて動かすものなんですが、それだけじゃなくてですね、
インテルスレッドダイレクターという機能が入っていて、こういった処理を常にプロセッサーに来る処理をですね、監視分析をして、
来た処理を適切なコア、Pコア、Eコアに振り分けるという処理をします。
例えばアイドル状態で何もしてないんだけど裏でマルチタスクの処理がたくさん走っていったときは、高効率コアのEコアで動かす。
あとはゲームだとか動画編集だとかっていう、あとAIのコードの処理とかですね、というのが来た場合は、
高性能コア、Pコアに処理を振り分けるということを行っています。
さらにそういった処理をします、来たよっていうことをですね、OSに対して教えてくれるんですね。
そのOSはそれを受けて最適にこの処理はこういった処理にした方がいい、この処理はこういうふうに振り分けた方がいいというふうにスケジューリングをしてくれるんですね。
それの支援をしてくれるというのがこのIntel Threads Directorという機能です。
もちろんこれについてはOS側が対応していないといけないです。
そこで出てくるのが新登場したWindows 11になっています。
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スピーカー 2
このWindows 11はIntel Threads Directorに対応していて、
インテルの第12世代プロセッサーから来た情報に基づいて適切に処理のスケジューリングをするということで、
IntelのプロセッサーとマイクロソフトのOSが協調して高い性能を低消費電力で行うということを実現しています。
これ実現していますといってもね、どのぐらいの効果があるっていうのはちょっとこれから見ていきたいなと思っていますが、
例えばこのIntel Threads Directorという一例をこれIntelの説明からちょっと持ってきますと、
例えば最初にシングルスレッドのパフォーマンスの高い要求が来ましたということで、来たらまずプロセッサー側はPコアの方に処理を振るんですね。
例えば今度はマルチスレッドでバックグラウンドを行うような処理というのが来ましたというと、
今度はプロセッサーの方ですね、Eコアの方に処理を振るんです。
そういったことを振るんですが、例えばPコアでたくさんもプログラム動いている状態で、
さらにPコアに処理をさせたいより優先順位の高い処理をOSが起こしてきたとします。
そうすると第12世代コープロセッサーの中では、これちょっと切り替えた方がいいなということで、
OSの方にスケジューリングにちょっと切り替えた方がいいかもしれませんよということを教えてあげるんですね。
今までPコアで処理させたところをEコアのマルチスレッドの方の処理にちょっと一時的に移行させるというスケジューリングを行います。
それでまず高い性能を発揮させるということを実現しています。
これ非常に、実際やると非常に複雑なことをやっているんですが、簡単に言ってしまうとこういったことを行っています。
さらにそのコアの内部の話だけじゃなくて、アシマリですね、プラットフォームの方も強化されていまして、
今回はPCI Expressの最大二重レーンということで、PCI Express 5.0、これが使えるようになります。
このPCI Express 5.0が16レーン、PCI Express 4.0が4レーンということになっておりまして、
さらにメモリもですね、DDR5のメモリも使えるようになりました。
これ最大4800MT、これデータの転送回数の単位ですね、パー秒ということで、それだけの性能のメモリも扱えるということになります。
そういったところで、プロセッサーの効率を上げました、性能を上げました、低周波電力で動かしましたというだけじゃなくて、
アシマリも底上げをして、システム全体の性能を上げていく。
さらにそれをWindows11と一緒に使うことで、より効率的に動かす、より高性能、より効率的に動かすということを行います。
例えばその第12世代コアプロセッサーの一番の特徴じゃないかと思います。
ラインナップとしましては、Core i9、Core i7、Core i5という3つのラインナップがあって、
スピーカー 1
最上位のCore i9はですね、このプロセッサーの数なんですが、Pコアが8個、Eコアが8個の16コア構成、
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スピーカー 2
Core i7がPコアが8個、Eコアが4個の12コア構成、
スピーカー 1
Core i5がPコアが6個、Eコアが4個の10コア構成ということになっています。
このように中部の構成も変えて、アシマリも強化されたというところで、
これすごいここ最近にない大きなバージョンアップじゃないかなと思っています。
私今は第9世代コアプロセッサー、Core i5のコアプロセッサー9400Fを使っていますが、
このタイミングで第12世代コアプロセッサーに変えてみたいなと思っています。
スピーカー 2
ちょうど今日、YouTubeの動画編集をしていたんですけれども、
マルチトラックで編集を始めるとものすごい深くかかるんですよね。
今までシングルトラックでなんとなく切ったりやったりしているだけだったので、
まあまあなんとかなるかなと思っていたんですけれども、
第9世代で撮ったビデオを編集したらものすごい負荷がかかっていまして、
これはやっぱりCPUを変えちゃおうかなという、一生懸命理由を探しているという状況でして、
今すぐとはいかないんですけれども、どこかで切り替えたいなと思って、
いろいろパーツとか物色して値段とか調べてみたいなと思っています。
スピーカー 1
そういうことで今回は第12世代コアプロセッサーとWindows11の話をさせていただきました。
スピーカー 2
第606回は第12世代コアプロセッサーの話をさせていただきました。
雑誌の編集部には物が届いても実際に発売もされるということで、
結構ドスパラとか見てもガリレーの新シリーズが第12世代コアプロセッサーで出てきますので、
これちょっと楽しみっていうか、値段がこなれてから買うことになると思うんですけどね。
実際にメインのデスクトップパソコンをバージョンアップするいいタイミングじゃないかなと思っています。
スピーカー 1
はい、そういうことでまたいろいろなネタを集めてお話したいと思います。またよろしくお願いします。
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