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フェイクを見抜く力が必修に!次期学習指導要領の新しい核心
2026-06-12 05:37

フェイクを見抜く力が必修に!次期学習指導要領の新しい核心

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改訂される学習指導要領で「情報活用能力」の内容が大きく変わり、メディアリテラシーとクリティカルシンキングが構成要素として正式に位置づけられることを解説した2本の記事をまとめて紹介。「全ての情報は再構成されている」という認識の重要性や、民主主義を支える力としてのメディアリテラシーの意義、そして認知バイアスへの対処を繰り返し訓練することの必要性を専門家が論じています。

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教育カフェテラスへようこそ。水野太一です。
こんにちは、高橋紗友香です。
この番組では、国内外の教育に関する最新情報や、教育現場の課題、そして課題解決に向けた取り組みなどを紹介していきます。
はい、私も未来の先生を目指して一生懸命頑張ります。
今回は、日経BPが2026年6月4日に公開した記事を基に、次期学習指導要領で情報活用能力がどう変わるかをお話しします。
2本の連載記事を合わせてお届けします。
情報活用能力というと、パソコンの操作とかプログラミングのことですか?
これまではそういったイメージが強かったと思います。でも次の学習指導要領では、その定義が抜本的に変わります。
メディアリテラシーとクリティカルシンキングが新しく加わるんです。
メディアリテラシーというのは、フェイクニュースを見抜く力のことですか?
大枠ではそうです。記事では、メディアの仕組みや特徴を理解して、情報を批判的に考える力と説明されています。
ただポイントは批判的にという言葉の意味で、否定することではなくて立ち止まって問い直す姿勢のことです。
なるほど。情報をすぐに信じるのではなく、一度立ち止まって考えるということですね。
そうです。記事の中で専門家が、全ての情報は再構成されているという表現を使っています。これが重要な視点です。
全ての情報が再構成されているというのはどういうことですか?
ニュースや記事、SNSの投稿も含めて、誰かが何を取り上げて何を省くかを選択した結果として私たちに届いています。
報道機関であっても、完全に中立な情報というものは存在しないということです。
カメラで撮影した映像でも、どこを映すかを人が決めているから、完全に客観的ではないということですね。
まさにそうです。誰が何のために発信しているか、どの視点から語られているかを問い続けることがメディアリテラシーの基本になります。
それって、学校でどうやって教えるんですか?
非児では、繰り返し訓練することも重要性が強調されています。
認知バイアス、つまり人間が無意識に陥りやすい偏った思考のパターンが関わってくるため、一度学んだだけでは身につかない。
日常の授業の中で継続的に問い返す習慣を作ることが仮だと言っています。
一朝一夕では身につかないというのは確かに納得できます。
そしてメディアリテラシーは、次期学習指導要領でどういう位置付けになるかというと、情報モラルやセキュリティ教育と並ぶ情報活用能力の正式な構成要素になります。
これまでは構成要素じゃなかったんですか?
明文化されていなかったんです。今回の改定で初めて公式に位置付けられます。
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それはかなり大きな変化ですね。
記事ではもう一つ重要なことが書かれていて、メディアリテラシーは民主主義を支える力でもある、と。
政府も社会の分断を防ぎ、確かな民主主義の担い手を育成することを期待していると書かれています。
情報リテラシーって単なるデジタルスキルじゃなくて、社会に参加するための力なんですね。
フェイクニュースや誤情報が拡散しやすい時代に、市民として正しく判断できる力を育てることが学校教育に求められているということです。
日本でも最近、SNSでの誤情報が問題になることが増えていますよね。
そうですね。今の子供たちはSNSでニュースに触れることが多い。
そのSNSで流れてくる情報がどういう仕組みで拡散されているのかを理解することもメディアリテラシーの一部です。
アルゴリズムで見たいものばかりが出てくるようになって、自分と違う意見を知る機会が減るというのも問題ですよね。
フィルターバブルという現象ですね。自分の見解を強化する情報ばかりが届くようになる。
それを意識して、意図的に異なる視点の情報を探す習慣も、クリティカルシンキングの一環です。
学校でそういったことを意識的に教えてもらっていたら、SNSとの付き合い方が変わっていたかもしれないなと思います。
これは日本だけでなく、世界共通の課題です。記事はユネスコがメディアリテラシーと情報リテラシーを統合した、メディア情報リテラシーという概念を提唱していることにも触れています。
国際的にも重視されている流れなんですね。
そうです。次期学習指導要領でこれが正式に位置づけられることは、日本がその国際的な流れに合わせていく大きな一歩といえます。
今まで情報活用能力というと、ICTの操作スキルという印象が強かったですが、考え方や判断力まで含めた広い概念になっていくんですね。
そうです。操作できることより、情報に対してどう向き合うかという姿勢が求められる時代になってきています。
先生方も授業の中でこういった観点を取り入れていかないといけないんですね。
これからも教育現場での学びと工夫の連鎖が続いていくことを願っています。それが教育の未来を作っていくんですね。
その通りですね。
今回のテーマについてお話しすることができました。最後まで聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。
次回も一緒に教育の未来を考えていきましょう。
またお会いしましょう。
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