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教育カフェテラスへようこそ。この番組の進行役、水野太一です。
アシスタントの高橋紗友香です。今日のテーマは聞く前からちょっとドキッとしました。
この番組では、教育にまつわる新しい話題を身近な目線で一緒に考えていきます。
今日は、情報を見分ける力、ICTリテラシーの話です。
ICTリテラシーという言葉は聞いたことがありますが、正直ふわっとしかわかっていません。
大丈夫です。今日の記事を通して少しずつ解いていきましょう。
参考にするのは、教育家庭新聞の7月18日の記事です。総務省が行った大きな実態調査を伝えています。
総務省、ということは国の調査です。どれくらいの規模なのでしょう?
全国の15歳以上の男女、5640人が対象です。
今年の5月にインターネットで答えてもらう形で調べています。
5640人、かなりの人数です。何を調べたのでしょうか?
大きく二つです。一つは、情報を正しく扱う力がどれくらいあるか。
そして、偽の情報や間違った情報をどれくらい広めてしまっているか、です。
偽の情報を広めるというのは、嘘のニュースをシェアしてしまう、みたいなことでしょうか?
まさにそのイメージです。調査では、5つの問題でリテラシーを測るテストをしています。
ここで、少し驚く結果が出ました。
どんな結果ですか?
5問全て正解できた人は、5.6%だけでした。一方で、1問も正解できなかった人が、39.5%もいたのです。
4割近くが全部間違いですか?思っていたより多いです。
そうなんです。さらに気になるのは、偽の情報を広めた経験がある人に絞ると、全部間違いの割合が48.9%まで上がります。
反対に、広めた経験がない人では、24.7%でした。
広めてしまう人の方が倍近く間違えている、ということです。
そこがこの調査の確信です。情報を見分ける力が低いことと、偽の情報を広めてしまうことの間に、はっきりした繋がりがある、と読み取れます。
でも先生、みんな自分では間違えているつもりはない気もします。
まさにそこなんです。自分のリテラシーを平均ぐらい、または平均より高い、と考えている人が83.0%もいました。
8割以上が自分はできている方だと思っている。さっきのテストの結果とずいぶん食い違います。
その食い違いこそ一番の問題です。さらに、象徴的な数字があります。
ディープフェイクを見破れる、と答えた人の中で、テストが全部間違いだった人が61.5%いました。
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見破れると言っている人ほど、実は怪しい、ということですか?
断言はできませんが、自信と実力がかみ合っていない様子が、はっきり出ています。
正直な感想です。ただ、調査では、情報を広める前に立ち止まって考える、と答えた人も79.2%いました。意識としては多くの人が持っているのです。
その通りです。だからこの記事は、知識を覚えるだけでは足りない、と言っています。大事なのは、自分も間違えるかもしれない、という前提に立つことだ、というのです。
自分は大丈夫、と思った瞬間が、一番危ないのかもしれません。
学校で子供たちに教えるとしたら、どう伝えるといいのでしょう?
テクニックより、その姿勢の方が効きます。
上手い言い方です。国としても、官民が手を組んで、こうした気づきを広める取り組みを進めています。
どの辺りが残りましたか?
これからは、シェアする前に一呼吸をおきます。
聞いてくださった皆さん、ありがとうございました。今日の話を、ぜひ誰かと話してみてください。きっと、いい気づきになります。また次回も、教育カセテラスでお待ちしています。