フィードバックの重要性と課題
みなさん、こんにちは。教育カフェテラスの時間です。 進行役の水野太一です。
こんにちは。アシスタントの高橋紗友香です。 今日はどんなお話でしょう。
今日は、子どもへの声のかけ方、いわゆるフィードバックの話です。 紗友香さんは、家庭教師もされていますよね。
はい。どう伝えればいいか、いつも迷うところです。
この番組は、教育の話題を柔らかく考えていく番組ですけれど、まさに知りたいテーマです。
それなら、ぴったりの内容です。 今日の話題は、レディトピアというアメリカの教育サイトに、6月19日に出た記事を元にしています。
アメリカの記事なんですね。日本の教え方とも通じるところはありそうです。
あると思います。記事はまず、新人の先生ほど、フィードバックが途中で止まってしまいがちだと指摘しています。
途中で止まるというのは、どういうことでしょう。
例えば、「よくかけているね。」で終わってしまうことです。
褒めてはいるけれど、その子が次にどうすればもっと伸びるか、までは届いていません。
あ、それはやってしまいそうです。褒めたら、それで満足してしまいますもんね。
子どもが伸びるフィードバック4つのステップ
そこで記事は、4つのステップを提案します。順番に、気づく、名付ける、次の一歩、次のレベル、です。
4つもあるんですね。最初の気づくから教えてください。
気づくは、その子がやったことをそのまま言葉にすることです。
例えば、会話文を入れて、「登場人物の気持ちを表せているね。」と事実を伝えます。
評価する前に、まず見たことをそのまま返すんですね。
そうです。ここが土台になります。次の名付けるは、その工夫に名前を付けてあげることです。
名前を付けるというと?
例えば、「今のは具体的に説明する力だね。」とか、「根拠を示す書き方だね。」という風に学びの言葉を当てます。
なるほど。自分が無意識にやっていたことに名前が付くんですね。
そこが大事です。名前が付くと子供は、「自分は今こういう力を使ったんだ。」と気づけます。
自分の書き方を自分で振り返れるようになります。
確かに、名前がないとたまたま上手くいっただけで終わってしまいますね。
具体的な改善と更なる成長への問いかけ
おっしゃる通りです。そして3つ目が、次の一歩です。
これは、具体的ですぐできる直し方を一つ示すことです。
あれもこれも、ではなくて一つに絞るんですね。
そこがコツです。記事の例では、この証拠が自分の主張をどう支えているかを説明する文を一つ足してみようという言い方をしています。
一文足すだけなら子供も取り掛かりやすそうです。ハードルが低いですね。
そうなんです。そして最後が一番面白いところです。次のレベルです。
次のレベル。なんだかゲームみたいでワクワクします。
これは、すでによくできている子をさらに上へ押し上げるための問いかけです。記事は、できる子ほど量を増やすのではなく尊重のある挑戦が必要だと書いています。
たくさん書かせるじゃなくて、深く考えさせるということでしょうか。
まさにそこです。例えば4年生への例では、登場人物の行動を説明できたねと認めた上で、
では、それは時間とともにその子のどんな変化を表しているだろうと問いを返します。
同じ作文でももう一段深いところを考えさせるんですね。できる子が退屈しない工夫という感じです。
いい理解です。記事は普段のフィードバックに、この生徒はもっと学べそうかという問いを一つ足すだけでいいと言っています。最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
それなら明日からでも続けられそうです。
まとめと実践への呼びかけ
それでは皆さん、今回の教育カフェテラスはここまでです。最後までお聞きいただきありがとうございました。
聞いてくださってありがとうございました。
今日の4つのステップ、お子さんや生徒さんへの声かけにぜひ使ってみてください。