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2025-06-09 29:44

case⑦続・エンハンスドゲーム

前回のエンハンスドゲームのエピソードに続き、今回も同じ話題について話していきます。世界水泳連盟や日本水泳連盟、オーストラリアアンチ・ドーピング機関など、続々と声明を発表しています。今回はその話題についてです。#ドーピング0会#アンチ・ドーピング#エンハンスドゲーム

サマリー

エンハンスドゲームが2026年5月にラスベガスで開催されることが発表され、英国のUKADはこのイベントに対して懸念の声明を出しました。イベントはドーピングを容認する内容であり、アスリートやスポーツの倫理、健康に悪影響を及ぼす可能性があると指摘されています。スポーツにおけるドーピング問題において、競技のルールや倫理の重要性が再認識されています。特に子どもたちへの影響や、アスリートに求められる姿勢について深く考察され、競技の本質が問われています。今回のエピソードでは、エンハンスドゲームとイギリスのアンチドーピング機構の声明について詳しく話し合われ、ドーピングに対する懸念やアスリートの健康が重視されるべきだという議論が展開されています。リスナーは、エンハンスドゲームの影響や今後の動向について感じたことをシェアすることが重要だとされています。

エンハンスドゲームの開催とUKADの懸念
皆さん、こんにちは。ゼロラジのお時間がやってまいりました。
この番組は、世界で起こっているアンチドーピングに関する様々なニュースや話題を中心に取り上げ、
分かりやすく解説する番組となっております。
本日も唐瀬山先生と共にお送りしていきます。
唐瀬山先生、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いします。
ということで、早速ですが、本日のテーマはですね、
ですな、というふうに思います。
だいぶ慣れてきた証拠ですね。
いやいや、気づけてます。失礼いたします。
前回のエピソードでも取り上げました、
最近、大塚井で物議を醸しているエンハンスドゲームの2回目ということで、
今回も同じテーマを取り上げさせていただきます。
今回はUKAD、United KingdomのUKですね、
つまりイギリス・英国のアンチドーピングが、
このエンハンスドゲームに対して声明を発表したというニュースが飛び込んでまいりましたので、
今回はそのニュースを扱っていきたいと思います。
それでは唐瀬山先生、まずはいつも通りニュースを読んでいただいてもよろしいでしょうか。
承知しました。それでは読ませていただきます。
はい。
2026年5月21日から24日まで、
ラスベガスでエンハンスドゲームが開催されることが発表されたことを受けて、
UKADの最高経営責任者であるジェーン・ランブル氏は次のように述べた。
アスリート、そしてすべてのスポーツを愛する人々にとって、
このイベントが開催される可能性が高まったことは深い懸念です。
これは関係者全員を高めるどころか、むしろ弱体化させる危険な取り組みです。
この出来事が関係者全員に損害を与え、
健康・短期的及び長期的、評判、そしてすべてのスポーツの公平性を脅かすと考えています。
スポーツには注意義務があります。
世界アンチドーピング規定に基づくアンチドーピングは、
公正でクリーンなスポーツを守り、クリーンなアスリートの権利を擁護するために存在します。
多くの禁止物質はイギリスでは規制薬物に分類されており、
これらの薬物の輸入、供給、または供給を援助することは刑事犯罪です。
参加選手、サポートスタッフ、会場主催者、主催者自身、
そしてこれらの違反を援助したその他の関係者を含め、
これらの行為を行った者は刑事責任を問われる可能性があります。
ちなみに、我々が独自に行った調査によると、
イギリス国民の一般大衆はこのような茶番劇にほとんど興味がないことが分かりました。
成人の3人に2人が子供にこのイベントを見せないと回答し、
調査対象となった10代の若者の半数以上が見たくないと回答しました。
という内容になっております。
エンハンスドゲームの概要と影響
はい、ありがとうございます。
今回のエピソードから聞いていただいている方もいらっしゃると思いますので、
その方のためにエンハンスドゲームってなんだっていうことを簡単にご説明させていただきますと、
ドーピングを容認する、ドーピングありという異例のスタンスをとっている新しいイベントですね。
国際的なイベントになっております。
便宜上ここはスポーツのイベントっていうふうに説明させていただくんですけども、
本当にスポーツなのかっていうのはちょっと置いといて、
わかりやすく言うとドーピングありのスポーツイベントが行われるということが決まってしまいました。
来年、2026年ですね。
8月だったかな?
でしたよね?8月?
5月です。
あ、5月か。ごめんなさい。5月か。
5月に開催されるっていうことが決定されてまして、
このあたり、ドーピングありっていうところが、もちろん今までの大会と違うところです。
かつ、賞金がすごく高額、1億円とか突破するような額が出るということで、
そういったところが違います。今までの大会とはね。
本当に今回の記事ではイギリスのアンチドーピング機構の声明について取り上げたんですけど、
同じようなタイミングで、もちろんWADAだったり、
そしてオーストラリアのインテグリティ機関、SIAというところもほぼ同様の声明を出してまして、
世界的にもいろいろ話題になってるなっていうのは前回から引き続いて、
結構ニュースのアラートでもまた入ってきたりしたので。
やっぱりIOCもそうですよね。IOCも反対の姿勢を出してますし、
スポーツ倫理とアスリートの健康
WADAもそうか。
そういう大会に出たら、記録っていうか、全部永久追放かっていうことで出てたりしましたよね、ニュースも。
そうですね。
なのでそれぐらいしないと、本当に今まで守ってきたものが崩れるっていう不安感をみんな持ってるのかなっていうふうに思いますね。危機感というか。
不安じゃないな危機感だなっていうところは、私自身もすごい感じるところがあるので、
これはある意味で一致団結していかないといけない。国を越えてっていうところなので、
なので世界的な機関、IOCとかWADAとか、そういった人たちが先に声を上げる必要があるとは思うので、
順番的にはもう叱るべきタイミングで出していただいてるなっていうふうには思います。
そうですね。このエンハンスドゲームっていうのが何でダメなのかっていうのは、やっぱり前回もお話ししたんですけども、
スポーツの価値自体を脅かすっていうところがあります。スポーツの価値、そして倫理的な面ですよね。
その人だけが良ければそれでいいのかっていう観点であったりとか、
そして私たちはもちろん医療者なので、アスリートの健康に対して、やっぱり不可逆、元に戻らないっていうような影響があるようなものっていうものを、
それをやるっていうこと自体はやっぱり止めないといけないので、私たちはですね。
なので、ドーピングっていうものがアスリートの健康に対して与える危険性であったりとか、公正公明な競争の原則っていうのを破壊してしまうっていうことであったり、
そして当たり前ですけども、スポーツっていうのは自分たちだけで成立しないですよね。
自分たちがパフォーマンスを、まあアスリートはパフォーマンスをする。
そしてそのパフォーマンスを見てもらう人がいて、成り立つのがスポーツだと私は考えてまして、
ということは、そのお客さんっていうのはもちろんその競技をする人に対して当たり前ですけど疑ってかからないわけですよね。
その人たちは一生懸命練習をしてきただろう。
この大会に向けて私たちは仕事をしたりとか、それぞれ自分たちやることをやりますけど、その人たちは競技に向かってずっとやってきたっていう、
すべてをかけてそこに臨んできているっていう、当たり前ですけどそこに信頼感はありますよね。
そこを疑ってたらもう何も入らないですよね、本当に。
なので、その信頼、誰との信頼かというと競技者とそれを見てくれている人たちのこの信頼関係っていうものを壊してしまう。
っていうところが私はあるなあっていうふうに思いますね。
もちろん禁止物質っていうのは本来治療目的で使われるようなものであったりとか、
やっぱり体に対して影響があるから薬なわけで、薬っていうのはもちろん量を間違えると毒になりますし、
必要とする部位に、以外のところに作用してしまうとそれはもちろんマイナスにしかならない、毒にしかならないので、
だから医師であったり薬剤師であったりっていう専門職が管理しないといけない、
っていうことですよね。
なのでそれをある意味で知識がない人がそれを自分たちで管理できると思ってコントロールできると思って使うということ自体がやっぱりリスクしかないですね。
もちろん医師とか薬剤師が入ってても、
そういったマイナスに働いてしまうことってもちろんありますんで、
そういったところでもすごくリスクがあることだなって私は考えています。
実際にこの前面白かったのがボディビルの研究、ボディビルダーの研究の結果があって、
それを見たときにアナボリックステロイドという筋肥大の薬を使っている選手たちが多い地域っていうのは突然死のリスクが高い。
心臓の心筋が肥大してて、そういうところが明らかに顕著にあるみたいなですね、
そういったデータとかもあったので、こういったことが起こってくるということで、
心臓とか肝臓腎臓ですね、この辺りにやっぱり影響があるので、
重篤な健康被害っていうのは引き起こされる可能性は高いっていうふうに言い切っていいと思います。
実際にそれが命を落とすっていうところにもつながってしまっているっていうことは知っておかないといけないなと改めて思います。
いや本当にそうですね、スポーツと呼ぶからにはその本当に価値をまずは守って、
それに加えてアスリートの健康と安全が担保されているっていうところもかなり優先度が高いかなと思うので、
そこのドーピングホンと容認するという時点で、先ほど吉田さんもおっしゃってましたけど、
スポーツとそもそも呼んでいいのかっていうところもあるので、そういう原則に反するっていうのは、
そもそもちょっと良くないかなというのはやっぱり思いますね。
いやいやもうすごい今いいことをおっしゃってもらったなって言ってもらったなと思ってるんですけど、
決められたルールっていうのを守るっていうのは当たり前なんですけど、それがスポーツなんで。
だから守られた、担保されている、健康が担保されているってのは当たり前だし、
それを脅かすようなものってルールにもちろん入ってるわけなんかないし、
その中で決められた中でやるからスポーツなんだよっていう。
っていうのは僕は本当にパワーリフティングをやっている選手の方と喋っている時に、
ドーピングと競技のルール
いやなんでダメかっていやルールじゃんみたいな。決まってんじゃんみたいな。
その中でやるから競技であってスポーツなんじゃないのっていう話をしてもらった時にすごく納得感があったので、
ちょっと話逸れて申し訳なかったんですけど、
やっぱ決められた中でやるっていうことと健康を脅かすんだっていうところは、
やっぱりそこがすげー消防車持ってるけどごめんなさい。
ドーピングっていうのはそれに反してしまうっていうことですね。
本当にだからスポーツと呼んでいいのか。
それはありますね。
そうですね。なので競技のルールを守るって当然だと思うんですけど、
例えば100mとかで1人だけ10m前から走るとか絶対ないじゃないですか。
だからドーピングってある意味そういうことじゃないですか。
だからそういう競技自体のルールって誰も破ること疑わないですけど、
それと同じことかなと思うので。
わかりやすいな今の。
それがないならじゃあ僕は10m前からスタートするんで、
他の人はちょっとわかんないですけど勝ちに行きますみたいなこと言ってるようなイメージなんですよ、僕の中では。
でもそれすごいわかりやすいわ。それはすごいわかりやすい。
なんでそれをじゃあ10m前からやらないでしょっていう。
当たり前じゃんっていう。
当たり前じゃんっていう感覚を僕はパワーリフティングの選手から教えてもらって、
そりゃそうよなと。そこの決められた枠組みの中でやるから競技が競技としてなりスポーツがスポーツとして成り立つんだったら、
アンチドッピングもそういう根幹に関わることなんだよっていうルールなんだよっていうことの、
なんか今すごい音声で聞いててもすごいわかりやすかった。
子どもたちへの影響
それは認めないのになんでじゃあこっちはやってもいいんだってことですよね。
いやそうはならないでしょってことですよね。
うんまさにそうで。
いやめっちゃわかりやすかった今の。
いやいやだから本当にそういうことに気づいてもらいたいなーっていうのは思いますし。
あーいいわ。今のいいわ。
特にこのニュースなんかイギリスだと刑事責任問われるみたいなことまで書いてあるから、
本当にかなり強いメッセージだなっていうのはちょっと思ったっていうのもありますけどね。
日本だったらね、法律にこれ抵触するものでは実はないんですよ。
国によって刑事責任問われる、つまり罪に問われるっていうのが各国によってルール違ったりするので、
ルールっていうか法律に抵触するかどうかみたいなところって実はあるんですよね。
なのでイギリスの場合はこの刑事責任問われる可能性っていうのが実はあるっていうことなんで、
いろんなところに影響を及ぼすからこそ罪に問わないといけないっていう国の判断っていうところもあるので、
このあたりはやっぱり影響をその行為が与える社会への影響、責任、個人の責任みたいなところが問われているんだなっていうふうに思います。
本当になので、そういう国によって問題になるところもちょっと違うかもしれないですけど、
根幹のスポーツというところは世界共通なんだなってこれだけいろんなことが発表してるっていうところは感じるところではありますし、
意外だったのはイギリスの調査だと、約6割から7割ぐらいの大人は子どもにこの大会を見せたくないと、
10代の若者の半数以上が見たくないと回答したっていうところは、
ちょっとこれだけ盛り上がってるんで気になる人多いのかなと思ってた一方で、ちょっと意外な結果だったなと思うんですけど、
石原さんとしてはこの子どもたちへの影響というか、そのあたりはどのような考えをお持ちとかはございますか。
そうですね。私は子どもたちに与える影響としてはものすごく大きいって考えてます。
前回も申し上げたかちょっと忘れてしまったんですけど、
そういうエンハンスドゲームに出たいっていうことを表明してる選手とか、出るような選手たちに問いたいというか、
伝えたいのは子どもたちに誇れることでないんであればするなっていうのが私の考えになります。
やっぱりあなたのその姿っていうのが子どもたちに見せられますかっていうことですよね。
その背中見せられますかっていうのは僕は問いたいなと考えてまして、
僕自身、僕の考えなんで、間違ってるかもしれないんで、個人の意見解ということで聞いてほしいんですけど、
僕はその人間っていうのは群れて生きてきた生き物。
社会性を持って、それで集合地っていうことで生き残ってきた種だと思ってるんです。
で、社会性を持ってるってことなので、つまりは群れて生きるから一人で生きようと思っても一人で生きられないんですよね結局。
ってことは他人にやっぱり自分っていうものがいる以上誰かに影響を与えて、
その他人からまた影響をもらって、自分は一人で生きてるって思ってるかもしれないけども、
それは自分っていうものがいることによって、その存在が他に絶対に影響を与える生き物だって僕は思ってるんですよ。
ってことはですよ、その自分がいることによって影響を与えるんだっていう前提でもし考えるのであれば、
例えばお金を稼ぐとかね、大会にエンハンスドで優勝して、大会優勝賞金1億何千万みたいなものを、
取りたい。手にしたい。とか、それを優勝することとか出ることによって知名度が上がる。有名になりたい。
人気者になりたいってやつですね。
っていうような、いわば自分さえ良ければいいっていうその考え方っていうものが、
自分さえ良ければいいって思ってるか、その人は自分しか考えてないかもしれないんだけど、
その姿勢こそが誰かに絶対に影響を与えるって僕は考えてるんです。
っていうことはですよ、たくさんの人に影響を与えるっていうことで言うと、僕はそれはスポーツじゃないと思うんですよ。
僕がこの前ね、どっかのNHKの番組で、お名前がわからなかったんですけど、
ちょっと動画が流れてきまして、それすっごい共感したやつがあるんで紹介させていただきたいんですけど、
誰のためにスポーツをしますかっていう話を通っておられたんです。元アスリートだと思うんですけど、
その人がインタビュアーに対して、誰だと思います?誰のためにやってると思います?って質問をしてて、
それが子供だったんです。その人の言葉を借りるのであれば、
アスリートは子供の見本でないといけないっていう話をされてて、
僕はこれはやっぱり、さっきの子供にその姿を見せられますかっていうところを別の切り口でおっしゃってた言葉だったんで、
すごい腑に落ちたんですよ。
あーそっかーって。その競技を通じて、誰に競技性であったりその高潔さっていうものを伝えてるんだろうって思うと、
やっぱりそれって一番理解度が低い。子供たちに対して届けてるんだっていう感覚を持てるかどうかっていうのが、
僕はこれも見本じゃなきゃいかんっていう話を言ってはったんですけど、めちゃくちゃ刺さって、
誰のためにやってるんだ。いやそれは子供たちのためにやってるんだよっていうことに立ち返ってほしいなって思ってます。
アスリートとスポーツの価値
僕は決してエンハンスドゲームに出る人がもともとからそういう考え方だったかっていうと、そうではないって僕は信じたいんですよね。ある意味で。
だからこそ、誰のためにそれをやるんだろうっていうスポーツの原点っていうところに立ち返ってもらいたいなって僕は考えてて。
それがちょっとあまりに強烈すぎて。もう絶対言いたかったんですよねここで。
すいません長くなっちゃった。
いやいやありがとうございます。本当にその通りだなと思いますし。
あとは今回の声明を受けて、私たちドーピングゼロ会として、どのようにこの問題と見つけ合っていったらいいのかなっていうのは、
改めてちょっと考えたいなと思ったんですけど、そのあたりはいかがですか。
はいありがとうございます。さっきのからさま先生の話じゃないんですけど、やっぱルール、決まっているもの、原則、前提みたいな。
当たり前のことなんだよっていう。守って当たり前のことなんだよっていうことを、もっともっと私たちとして発信していかないといけないなって。
それが原則なんだよ。揺るがないものなんだよっていうことを、やっぱり伝えて守っていくっていうことが大事だと考えてます。
スポーツの価値って子供たちが、あの人みたいになりたいって思う。あんなプレーがしてみたいとか。
なんかあの競技面白そうとかっていう純粋な憧れであったりとか。
私たち大人であっても、そこに全てをかけてプレーをする人たちを見て感動するわけですよね。涙するわけですよね。
そういう価値っていうものは、やっぱりそのルール、厳格な原則あって、そこの前提の上で競争しているから、私たちはそこに今お伝えしたことを思ったり感じたりするわけですね。
体が動いたり、心が動いたりするわけなので、エンハンスドゲームっていうのはやっぱりそこの根底を本当に全部ひっくり返してしまうっていうことなんですよね。
私たちは本当にアスリートの健康と安全、そしてアスリートと見ている人、応援してくださる方でもいいと思います。
この二者の信頼関係っていう、これらを守るために、やっぱりドーピングっていうことに対して断固として、私たちは反対をするっていう姿勢はずっと貫き続けないといけない。
っていうのは僕の考えです。
その中で大切にしたいと思っているのは、現実ですよね。
おそらくその肯定派っていう人たちが出てくると思います。いろんなところで。
エンハンスドゲームの議論
なので、じゃあその人たちが出てきたっていうことに対して、どういう考えに基づいてそういうことを言ってるんだろうとか、その人の背景はどうなんだろうとか、
そういったところをやっぱりわかって、もちろん反対はするんだけども、なぜそういう考えに行き着くんだろうとか、
その人の考えを理解しようとするとか、ある意味で冷静にその人のことを調べて、
分かろうとして、そして議論を冷静にするっていうことをやっていきたいですし、
そこでぶらしてはいけないのは、私たち医療者なので、やっぱり健康っていうものをまずはやっぱり大事にしていきたい。
っていうのは私たちドーピングゼロ界の特色の一つかなと思っているので、その上でやっぱり倫理であったり公正であったりという当たり前のことですけども、
そういったところもやっていきたいなと思いますが、まずはやっぱり健康にならないようなことを私たちと反対していかないといけない。
若い世代のアスリートに対してもしっかりと伝えていく。専門家として伝えていくっていうのが私たちの責任だと思います。
ありがとうございます。本当にこの話題が出てきて、いろんな根底からいろいろ考えるきっかけにはなったんで、
勉強になるし、いろいろ考えさせられるなと、このニュースを見るたびに思って、いろいろ今の吉田さんのこと、お話も聞かせていただいて、
本当に学びに意味がいろいろあるなと思いました。ありがとうございます。
これね、なんか今私なんか偉そうに言ってますけど、本当個人の意見なので、これが正解っていうわけでは全然ないと思ってます。
なので大事なこととしては、私はこう思うっていう意見とかを聞かせてほしいなっていうのはすごい率直に思います。
なんでドーピングでダメなんだろうとか、スポーツの価値で何なんだろうとか、そういったことを一人一人が考えるっていうのはすごい大事だと思ってて、
でもある意味で今回エンハンスドゲームが出てきたことによって、なんでこれがもやもやするんだろうとか、なんで嫌なんだろうとかっていう感情が出てくると思うので、
なんかそのもやもやをぜひぶつけてほしいですね、私に。その議論こそがすごく意味があることなんじゃないかなっていう。
答えがないからこそ、答えがないからこそ議論をしてこうなんじゃないかって、これが真なものなんじゃないかっていう、
アンチドーピングに関する見解
ぼんやりしたものを少しずつ輪郭を定めていくみたいなことがすごく必要なんじゃないかなって感じます。
はい、ということで本日もまたまた重い話になっちゃったんだけど。
でもこの話はおそらくこれだけでは終わらないです。
またこれが5月に入るまでに具体的になってきて、大会がね、ルールとかが公表されるようになって、誰が出るかってまた話題になってきて、
絶対ずっとこの話って来年の5月、そしてその実際に終わった後とか続いていくと思うんですね。
なので私たちとしても継続して、このエンハンスドゲームっていうものがどういうものになっていくのかっていうのは、
逐一報告というか、このゼロラジも取り上げていきたいなと考えております。
はい、ということで本日はですね、エンハンスドゲームとイギリスのですね、アンチドーピング機構ですね、UK EDYですね、の声明についてお送りいたしました。
アンケート調査ですね、子供たちに見せたくないとかっていうところも、私が今日お伝えしたところのある意味で一つの回答になってるんじゃないかなって、
なんで嫌なんだろうっていうことまでは掘り下げられてないけど、でも嫌ですよねっていう、その嫌っていうところの私なりの見解みたいなのをお伝えさせていただきました。
はい、これからもですね、ゼロラジでは世界のアンチドーピングに関わるニュースであったり、ドーピングのニュースであったりっていうものを取り上げて、
分かりやすく解説したり、私であったり、金沢先生、そしてまたゲストですね、ゲストの方にお越しいただいて、その意見を伺ったり解説をしていきますので、
分かりやすくですね、ぜひまた聞いていただきたいなと考えております。
はい、ということで本日はこちらで終了したいと思います。皆さんありがとうございました。
ありがとうございました。
また聞いてください。登録も待ってます。
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