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スピーカー 1
どうも、なるみです。今日は夏目さんが都合があってお休みで、僕が一人で進行するんですけども、なんとあの豪華なゲストが来ております。
料理家の今井真実さんです。 こんにちは、料理家の今井真実です。ありがとうございます。
今井さんは、僕も大好きな料理家でして、で、何度かね、ドングリFMでも、今井さんのこのレシピを作ったんだ、みたいな話を僕はしてきて。
夏目さんも何気に試したりしてるようなので、結構お世話になってるんですけども、今日は初めて料理家の方のゲストということで、とても楽しみにしておりますので、どうぞよろしくお願いします。
よろしくお願いします。 今井さんの簡単なご紹介をしていただいてよろしいでしょうか。
スピーカー 2
はい、私は、えーと、神戸生まれで、東京に出てきてから料理研究家になって、料理教室をずっとしていました。
もともと、えーと、テレビ局でディレクターをずっとしてたんですね。
スピーカー 1
で、その時に、あの、すごい自分が食いしん坊だなっていうことに気がついて、どんだけタクシーで夜中3時とかに帰ってきても、自分の食べたいものを絶対作って、食べてから寝るっていう。
夜中3時でも。
スピーカー 2
そう、そうなんですよ。で、なんかその時、自分は結構、どうこした食いしん坊だなっていうことに気がついて、で、あの、でも作りたいんですよ。なんか作っていると、すごくリセットされる。
で、あの、そういうディレクターとか、ちょっとそういう仕事も、映像関係の仕事はすごい楽しかったんですけど、
お料理って、すごくこう、一生続けるものじゃないですか。生きていると。
で、お料理って、その時神戸だったので、すごい料理家っていう職業って、ものすごく遠いものだったので、なんかこう、仕事にしたいとまでは思わなかったんですけど、
それからちょっと、あの、東京に来た時とか、あの、周りの子に、お料理教えてって言われるようになって、で、だんだんこう、人数が増えてきて、そこからこう、料理教室化していってっていう感じですね。
スピーカー 1
すごいですね。夜中3時に帰って、なんか好きなもの買って帰って食べるとかじゃなくて、そっから料理をして作ってなんですね。
スピーカー 2
そうですね。なんか、あの、あんまり神戸で、コンビニぐらいしか空いてないですし、あと食べたいものが売っているかって言ったら、そうじゃない。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
はい。で、あの、言ったら母親も作って待ってくれてるんですよね。
スピーカー 1
あ、そうなんですね。
スピーカー 2
そう。だからなんか、よく怒られてたんですけど、もうせっかく作っておいてたのにって、これだけじゃなくて、また作ったのって言われるんですけど、やっぱり今日はこれがどうしても食べたかったとか、家にある材料はわりと把握していたので、なんかあれを作るために、もうちょっと頑張ろうとか、なんかそういう気持ちでずっと生きていましたね。
スピーカー 1
あの、じゃあ、ご褒美というものが、自分が作る料理なんですね。
スピーカー 2
うん。そうでした。
スピーカー 1
昔から。それはすごいなと思いますね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
じゃあ、もともとその料理教室とか、いや違う、料理の学校とか、そういったところに行くわけではなく、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
普通に、要はテレビマンとしてめちゃめちゃ忙しい仕事をしながら、自分のために料理を作っていて、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
そっから、なんか人に教えるようになったみたいな感じなんですね。
スピーカー 2
そうなんです。はい。東京に来てから、結構、わりとすぐ、夫とお付き合いを始めて、そのときに、夫が農家の、実家が農家なんですね。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
で、今までは、自分だけのために、少量を作っていたのが、
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あと、味がとてもお酒に合うなという気がすごいしますね。
スピーカー 2
そうですね。お酒が好きやからかなと。
スピーカー 1
そうっすよね。
思い出して。
スピーカー 2
僕が大好きでハマってるレシピもすごいたくさんあるんですけど、
スピーカー 1
たぶん一番作ってるのが塩かつおですね。
スピーカー 2
そうですよね。なんか私もなるみさんといえば塩かつおをたくさん作ってくださってるなっていう印象があります。
スピーカー 1
もうこの6月から9月ぐらいって、生のかつおがスーパーに出回るじゃないですか、旬なので。
で、かつおが大きな柵で売ってて、しかも安いじゃないですか。
スピーカー 2
うん。そうなんです。
スピーカー 1
400円とかで買えたりするので、それをもう僕はひたすら塩を塗りたくり、冷蔵庫に置いておき、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
あとは焼くだけというね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
あれはいいですよね。
スピーカー 2
ありがとうございます。結局、味付けじゃなくって、ああいう塩かつおってすごい根源的な調理法というか、
レシピを何回か使ったらもう測ってないですよね、なるみさんも。
スピーカー 1
もう測らないです。そうなんですよ。
スピーカー 2
そうですよね。
なんかこう、じゃーってこれぐらいでお塩をふって脱水して、焼けばオッケーみたいな、根源的なレシピとか調理法を見つけると、
もうなんか、やったーっていう気分になりますね。
スピーカー 1
ああ、そうなんですね。
じゃあ、その根源的、ある意味原始的なレシピであればあるほど、達成感みたいなものは実はあると。
スピーカー 2
そうです。
スピーカー 1
割と細かいものを施すよりも。
スピーカー 2
そうです。調理法を発明したいっていうのがありますね。
焼豚も何も味付けをせずに、もうオーブンにその素のまま放り込んで、タレをつけるっていうのは、今までたぶんない調理法やったと思うんですよ。
で、タレをつけて仕上げに香ばしく炙るっていうのは、やっぱり根源的な調理法なので、そういうことをうまく見つけられると、すごく自分も嬉しいし、
あと、皆さんにも結局、いちいちレシピ見て、これは大さじ何で、小さじ何でっていうのって、美味しく出来上がっても、ずっと作り続けるっていうわけにはいかないと思うんですよね。
だから、これさえしておけば、あとは上手に出来るわっていうレシピを作っていきたいですし。
なるほど。
そうか。そういうふうに思ってるから、僕らもわりとどんどんどんどん何度も何度も繰り返せるんですね。
スピーカー 2
そうなんです。一番最初に作り方見て、こうなんだな、こうなんだなって見ていただいて、マスターしてからやっていただくと一番いいと思うんですけど、やっぱり忙しいから、皆さんも。
そんな細かく見てられないじゃないですか。
スピーカー 1
本当そうです。だから、ゆまゆさんのレシピ、僕もはや見てないんですよね。
かつおに塩を塗りたくって、一晩おいて、オリーブオイルで全面焼く、昼で終わってるので、2回目以降そんなに見なくて済んでるっていうのが、とても心強いというか、だから毎週毎週かつおを買いに行ってしまいますし、あともう一つ、ゆで豚も大好きで、
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
お湯沸かして、自らも豚を入れて、そういうのもできてしまいますもんね。あれもすごいおいしいなと思って。
スピーカー 2
そうなんです。私自身もそんなに毎回自分のレシピを作るんですけど、やっぱり見返すことってそんなに忙しいとできないし、あと口頭で結構説明したいんですよね。
っていうのは、夫に頼みたいとか、娘に頼みたいとか、そういうときにレシピの何ページ開けてっていうより、お鍋に水はって豚肉放り込んでおいたらいいからっていう言い方の方が、言われた方もハードルが下がるし、その程度のレシピが一番役に立つのではないかなと、常日頃思ってますね。
スピーカー 1
そもそもそこを目指してらっしゃるんですね、やっぱり。
スピーカー 2
そうです。でも難しいんですよ。
スピーカー 1
そうですよね、だって、明らかに手順が少ない分工夫が必要ですよね。
スピーカー 2
そうなんです。もう本当にレシピを作るっていうより、発明に近い感じなので、逆に言うと雑誌でこういうものを作ってくださいっていうときには生まれにくいんですよね。
日々の生活からじゃないと、なかなか生まれにくいなとは思っています。
スピーカー 1
結構僕も、この中で今井さんのレシピを拝見して、徐々に料理にハマりつつあって、いろんなレシピ本を買ったりとか、あるいは図書館でパラパラ見たりして、結構レシピ本もいろいろあるなと思って。
スピーカー 2
ありますよね。
スピーカー 1
例えば、作ろうと思って作りだしたら、いざ作り置きのトマトソースをここでみたいな出てきて、なんだそれはって見てみると別のページでトマトソースを作り置きにおきましょうみたいな出てくるとか、もうレシピ本っていろいろなんですよね。
スピーカー 2
そうなんです。だから、結構本になると、編集者さんの意図がすごい反映されてくるので、料理家プラス編集者さんの個性が出てくるんですよね。
そうなると、なんでしょう、思ってもないところでこれが登場するとか、ちょっとこう、でもわかる人だったらわかるんじゃないみたいな考え方もあるし、いや、これ結構この流れだと戸惑うんじゃないかとか、
なかなか一筋縄でいかないですよね、レシピ本って。
スピーカー 1
いかないですね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
もう大さじと小さじを10回ぐらい洗いながら作るみたいになると、やっぱ疲れてしまうので、
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
うん。やっぱ根源的なレシピの在り方見というのは、いや本当にめちゃめちゃ作る側として感じますね。
スピーカー 2
そうなんです。あと、数字もきれいだといいなっていつも思ってます。
だから、小さじだけだったらできることなら小さじで揃えたいとか、
スピーカー 1
はいはい、確かに。
スピーカー 2
あと、1か1.5で揃えていきたいとか、そういうことも思っていて、で、1か1.5で揃えるためにはお肉の重量をちょっと上げようとか、
スピーカー 1
なるほど、はいはい。
スピーカー 2
小さじ1っていうのは、お塩5グラムなんですね。
スピーカー 1
うん。
スピーカー 2
で、お塩5グラムに相当するお肉の重量って500グラムなんです。
スピーカー 1
あ、1パーセントということなんですね、お塩は。
スピーカー 2
そうなんですよ。だから料理っていうのはすごいそういうのがあって、クリエイティビティもすごく刺激されるし、なんか達成感もあるし、で、姿形には残らないので、もう一度作ることができるっていうのは、すごくいいホビーにもなると思っているんです。
スピーカー 1
その通りですね。僕もほんと常々、模型とかプラモデルに近いなと思ってね。
スピーカー 2
うん。そうですよね。
スピーカー 1
ちゃんと指示に従っていくと、絶対出来上がるっていう心強さ。
スピーカー 2
うん。そうそう。
スピーカー 1
かつ子供の頃はもうプラモデルが並んじゃって、これ以上は買いませんよってお母さんに言われたけど、料理はもうね、消えてくれるっていうのがもう、写真だけ撮ってね、すぐに食べてしまえるっていうのがもう、最高ですよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。そう。だから、そういう意味合いでも、すごくこう、作る楽しみっていう心が刺激されるようなレシピ集になっていると思うんですけど、それが今までだと、やっぱりこう、大きいブロック肉を買ってきて、さてタレに漬け込みましょうっていうのが、割とタレに漬け込んで、もう一回焼いてっていうのが、ハードルが高いって言われることが多かったんですね。
スピーカー 1
で、なんでしょう、私だけかもしれないんですけど、たくさん材料を買ってきて、まず冷蔵庫にしまっていくっていう作業が、割とめんどくさいっていうところがあって、あと入りきらないとか。
ありますよね、そういうときね。
そうなんです。で、そしたらブロック肉は、もう表に出しておきましょう。で、室温に戻して、時間ができたときに、もう何にも味付けせずに、とりあえずオーブンに放り込みましょうっていう考え方なんです。で、いっとき、低温調理っていう調理法が出てきて。
スピーカー 2
そうなんです。で、保存袋に入れて湯煎調理をする。で、専用の機械を使うとずっと低温に保ってくれるっていう調理器具があって、低温調理もすごく流行っているんですけど、今もみなさん、たぶんお好きな方はされていると思うんですけど、みんないいにオーブンないって思って。
スピーカー 1
なんか電子レンジについてきちゃいますよね、最近はね。
スピーカー 2
そうなんです。だけど、電子レンジは使うけど、オーブンって全然使ったことがないっていう方も結構いらっしゃって、なおかつオーブンを使うと、すごい庫内の掃除が大変じゃないって、あの、みなさんに言われるんですよ。
だけど、オーブンで、なおかつ低温調理、100度ぐらいの設定で長時間焼くと、わざわざ機械を買わなくても低温調理ができるし、低温だからバチバチ跳ねることもないし、庫内も汚れない。
で、とりあえずなんも考えずに放り込んで、そこからタレに漬け込むっていうことで、なんかこう、日が通ってる安心感っていうのがあるんです。日が通ってる安心感で、あの、たとえば生肉をタレに漬け込んでおくと、あ、あれ焼かなあかんのに、今日なんか残業になってしまったとか、あれ、あの生肉大丈夫かなとか、っていう不安感がかつて自分の中にあったんですね。
昔はブロック肉買って、けっこうタレに漬け込んだり塩漬けしたりしてたんですけど、ちょっとうっかりこう痛ませてしまった経験があって、もうその時の悲しみ、食材を無駄にしてしまった悲しさっていうのがすごいこう、いつも記憶にあるので、とりあえず日を通しておくと安全。で、そこからタレに漬け込んでも意外と染み込む。
で、仕上げに、塩がつおと考え方一緒で、仕上げに炙れば表面香ばしい、中はいい感じのレアなまま、っていう調理法で本を一冊作ったんです。
スピーカー 1
じゃあ忙しい時でも、その、なんだろう、低温調理で置いとくみたいに火を通せるようにオーブンを使うってことなんですね。
スピーカー 2
そうなんです。で、これ、やっぱりすごいいいなって撮影中から思ったのが、撮影時間をすごい巻いたんですね。
で、3日間準備してくださったんですけど、撮影期間を。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
ほぼ2日で全部済ますことができて、っていうのが、火が通ったお肉を使うので、めちゃめちゃ作るん早いんですよ。
スピーカー 1
うんうんうん。
スピーカー 2
例えば、なんだろう、ソーセージとかベーコンでそんなに火を一生懸命通そうって思うことないじゃないですか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
そういう意味合いで、例えばローストビーフを使って、チンジャオロースを作るとか、そうするとめちゃくちゃ早く出来上がるんですよ。
スピーカー 1
そっか、もうさっと炒めれば出来てしまうから早いんですね。
スピーカー 2
そうなんです。そうすると、野菜に余分な火が入りすぎず、シャキッと仕上がるとか、そういう、あのね。
スピーカー 1
へー。楽しみすぎますね、その本。
スピーカー 2
すごいお役に立てればいいなって思ってます。
でもすごい、なんていうんでしょう、すごいかっこよすぎる本に仕上がってるので、難しく思われたらどうしようって、ちょっと思っちゃいますね。
スピーカー 1
絵表紙とかかっこよすぎるんですか、なんか。
スピーカー 2
かっこよすぎるんです。今ちょっとじゃあ、なるみさんだけに見えるかな。こんな感じです。
スピーカー 1
おー、美しい。
スピーカー 2
ラジオで急に写真を見せ始めるっていう。
スピーカー 1
めちゃくちゃ楽しみですね。
スピーカー 2
はい、ぜひ、楽しみにしててください。
スピーカー 1
なんかそういうおっきなお肉を扱うと、もういっそストレス解消になりますよね、なんか。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
不思議な感じですよね。
スピーカー 2
あの、ブロック肉を使ったことがないとか、料理をしたことがないっていう方は結構いらっしゃるので、
あの、そういう意味合いでも、今まで使ったことのないものを使うっていうのは、一種の楽しみなんですよ。こう興奮するというか。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
で、あの、お魚だと旬っていうものがあるので、結構、あ、この季節はこのお魚が並ぶんやなとか、毎回売り場のラインナップが変わっていくんですけど、
お肉って言ったら、季節的にはそんなに変わらないじゃないですか。
で、そのお料理の楽しみを見つけていくっていうには、買ったことのない部位を使うとか。
スピーカー 1
はい。
スピーカー 2
料理をしたことのない部位を買ってやってみるっていうのは、ちょっと小さなチャレンジとしては、あの、楽しいと思います。
スピーカー 1
なんか最近ちょっと仕事がうまくいかないとか、へこんでるって人は、大きなお肉を料理すると、パッと気が晴れる気がしますよね、なんかね。
スピーカー 2
そうです。いいと思います。あと骨つき肉かじるとかね。
スピーカー 1
あ、骨つき肉ですね。
うん。
スピーカー 2
あの。
スピーカー 1
なんでしょう、根源的なものなんですかね。大きなお肉を料理したいっていうのは、人間の。
スピーカー 2
多分こう、野生ですよね。
スピーカー 1
野生味が出ちゃうんですかね。
スピーカー 2
本能だと思います。
スピーカー 1
うん。固まり肉セラピーいいですよね、なんかね。
スピーカー 2
そうなんですよ。あの、まさにそうで、その90分焼いているときも、なんかこうオーブンをじーっと見てると、なんか癒されてくるというか、こう焚き火にちょっと近い感じ。
スピーカー 1
確かに。やっぱ火を見ることで、野生味がまた思い出されて。
スピーカー 2
うん。いいと思います。はい。
スピーカー 1
確かにね。オーブンがなっているときのじーって音は、僕は大好きで。
スピーカー 2
わかります。なんかこう。
スピーカー 1
心が安らぎますね。
スピーカー 2
これから冬になるし、こうホワホワホワとこう、ね、お台所があったまる感じとかもいいですよね。
スピーカー 1
ありがとうございます。楽しみですね。
はい。
どんぐりフェム。
これちょっと、いまいさんのこと、僕らどんぐりで紹介したときに、とあるお便りがきまして、それちょっとご紹介したいんですけど、ラジオネームトマトママさんという方で、海外からのお便りなんですよね。
なるみさん、なつめぐさん、こんにちは。いつも放送楽しく聞いています。ありがとうございます。さて本日はお礼のためお便りしました。
以前ご紹介いただいた、料理家いまいまみさんのレシピについてです。二児の母でありながら、料理が大の苦手な私。
これまでどんなレシピなどを見ても、料理が全く楽しくなく、義務感で調理していました。
あるとき、どんぐりで紹介されていたことを思い出し、ノートでいまいさんのレシピを見てみました。
とりあえず、子供も喜びそうなヒレカツを作ってみました。
びっくりするくらい美味しい。そして簡単。調理がとても楽しく感じました。
これまでこのような経験がなかったので驚きました。魔法みたいです。
どんぐりでご紹介いただいたおかげで、いまいさんのレシピ本にたどり着きました。本当にありがとうございますという、たもとままさんからのお便りなんですけども。
スピーカー 2
嬉しい。今鳥肌が立ちました。すごい。なんかありがとうございます。なんかどんぐりさんのおかげで、そんなに輪を広げていただいて。
スピーカー 1
でも料理が楽しくなかったところから。
スピーカー 2
海外でね、お子さん育てながら。本当に大変だと思います。
海外ってやっぱりスライス肉が手に入らないんですよね。
スピーカー 1
基本塊なのですか?
スピーカー 2
そうなんですよ。基本塊で、だから日本で作っていたようなレパートリーがなかなか通用しないっていうお話をよく聞いていて。
だからたぶんヘレカツも1本手に入ったんやと思います。
スピーカー 1
そっか、だからレシピが作りやすいか。
スピーカー 2
そうです。
はい。
スピーカー 1
そっかそっか。
わーすごい。でも嬉しいです。なんかうまくこう。
なんかね、料理が楽しく感じられるっていうのは、今後の人生にてすごい素晴らしいことだと思うので。
スピーカー 2
そうなんですよ。本当にね、毎日3食あるし、やっぱりスキップできないじゃないですか。
やっぱり食べるっていう行為はスキップできないので、なんかどうせ同じものを作るなら楽しく作ったほうが、その楽しさって毎日のことなので積み重なっていって、やっぱり人生がすごく豊かになったりとか、幸せ度が増すと思うんですよね。
スピーカー 1
確かにね、もう数万回っていう回数、僕らはご飯を食べて、そのうち何回か調理するわけですから、そこに楽しみを見いらせると人生変わってきますよね。
スピーカー 2
そうなんです。本当に変わると思います。なんか自分にご褒美をあげるっていう感覚もありますし、ご家族がいる方だったら、やっぱり喜んでもらえたり、美味しいって言ってもらえると、すごく良かったなっていう気持ちになると思いますし。
スピーカー 1
料理家としては、こういったご意見って、やっぱり一番嬉しいものですか?
スピーカー 2
いや、一番嬉しいですね。本当に、やっぱり私、他の料理家の方々もそうだと思うんですけど、レシピを出して、最終的に作ってもらうのって、私たちじゃないじゃないですか。
スピーカー 1
そうです。僕らは読者側の人ですよね。
スピーカー 2
そうなんです。だからこう、行動に移していただいて、なおかつ作っていただいて、美味しいと思っていただくってすごく嬉しいし、
あと半分は皆さんの力なんですよって思ってます。半分は私たちが提案しているけど、もうそこにたどり着くまで、皆さん買い物に行ってレシピを確認して、材料を切って調理するっていうのはもう、ほぼほぼ皆さんの力で出来上がっているので、皆さんの腕がすごいんですよって思っています。
スピーカー 1
僕もメディアの仕事をしていて、いろんな記事を書いて、その結果、読者の方が何らかのアクションを起こしてくれると、とても嬉しいと思うんですけど、その中でも料理って、めちゃめちゃアクションの数が多いじゃないですか。
そのレシピに触れて、買い物に行き、いろいろ作ったりして、その結果出来るものなので、なんか、より読者の方との共同作業という感じがしますよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。本当に。
スピーカー 1
決して一方通行ではないですよね。
スピーカー 2
だから、もちろんありがとうございますってすごく言われることもあるんですけど、本当に皆さんの力で、皆さんが作ってくれないとレシピも生きていかないので、皆さんが作ってくれたからこそ、自分は生きていけるなって思っています。
スピーカー 1
僕はまだちょっとよく分かってないんですけど、その料理家としての仕事って、どんな仕事なのかっていうのが、実はよく分かってないんですよ。
それはレシピの本を作るとかいうのが1個だと思うんですけど、それってたぶん一面だと思うんですよね。
今井さんの料理家としての活動はどんなことで構成されてるんでしょうか。
スピーカー 2
すごく、これを話し始めるとすごく長くなるんですけど、いいですか?
大丈夫です。
私は料理教室を12年ぐらいしていたんですけど、その時も一応肩書きとしては、料理教室主催、料理家として名乗っていました。
それは表には出てこないんですけど、企業のレシピとか、ちょっと広告のレシピとか、そういうものを担当していたんですね。
それは結構、友達経由とか、知り合いの人から頼まれてっていうのが多かったですね。
私自身は、そういう名前が出ない仕事っていうのも全然楽しいし、ずっとたぶん一生こういうふうに生きていけたらいいなっていうふうに思っていて、
で、料理教室で実際に生徒さんと話しながら料理をするっていうのもすごく楽しいことで、だからこそ、自分の名前で仕事をするっていうのは、あんまり良くないと思っていたというか、
あ、そうなんですね。
教室で教えたレシピとか、みなさん直にお金を直接払ってくださっているのに、インターネットにレシピを載せるっていうのは、あんまり良くないことやなって。
スピーカー 1
そっかそっか。料理でてはいいものかどうかと。
スピーカー 2
で、12年間、そういうふうに、だから自分はネットとかにはレシピはあんまり出すこともこの先ないなって思いながら、名前のないレシピだったら、名前の出ないレシピやったら、いくらでもって受けていたんですけど、
本当にコロナになったときに、教室も開けなくなって、先も見えないし、いつ復活できるかもわからない、生徒さんにも会えないっていうときに、みなさんがすごくご飯に困っているっていうのは、やっぱり目にする。
スピーカー 2
で、SNSとかでも、本当に3食作るのがつらいとか、お昼食べたらすぐ夜やったとか、買い物もままならない、やっぱりコロナウイルスへの漠然とした不安感とか恐怖感もすごいあるっていうときに、私自身はもう唯一の楽しみがご飯やったんですね。
で、ちょっとこれは特殊やと思うんですけど、私、阪神大震災ですごい被災してるんですよ。
で、すごい被災してて、日常生活がままならないっていう状況もすごく経験しているので、逆に言うと、でも食べるものあるし、ガスも通ってるし、お水も出るし、みたいな、あのときに比べたら好きなものが食べれるよねっていう。
スピーカー 1
食いしん坊してるんですか?
スピーカー 2
感覚はあったので、なんか料理が好きやったら、今楽しく、もうちょっとみなさんが明るく楽しく、毎日の料理がスムーズにいける手助けをできるのは、今なんじゃないか。
なんか、私にこれ、今の状況の中で私ができることって、もうちょっと簡単にお料理できるよとか、もうちょっとこんな風に手抜けるよとか、そんなに大したものを食べなくても大丈夫だよとか、そういうものを発信したくて日記を書き始めたんですね。
で、あとは、教室の生徒さんに聞いたときに、ネットにレシピを載せたいと思ってるんだけど、どうですかねって聞いたときに、自分たちも困ってるから、ぜひ発信してくださいっていうふうに言われて、それやったら今まで教室で教えられなかったレシピを教えようと思って、それでカルボナーラとベーコンをノートに書いたんですね。
で、ベーコンもやっぱりすごく時間がかかるので、教室では教えられないレシピで、カルボナーラはスピード感が大切すぎるので、やっぱり教室では教えられない。
で、それをまず一番最初に出したら、生徒さんも含め、すごい喜んでいただけたのと、すごく反響がいきなりあって、
あ、みなさんやっぱり、このレシピでこれをすると楽しいとか、美味しいっていうのがすごく楽しみにつながるっていうのが、私もすごく実感として感じられたので、どんどんレシピを出していったんです。
で、そしたらすぐに、わりとこう、メディアとか、そういうところからお仕事依頼をいただいたので、逆に言うと、あ、こうやってメディアから仕事ってもらうんやなとか、そこで初めて実感しました。
見ず知らずの人から仕事をもらうんやなっていう感じですね。
スピーカー 1
最初に出したレシピというのが、30年間作り続けて、やっとたどり着いた最後のカルボナーラレシピというやつで、
スピーカー 2
そうですね。
スピーカー 1
これがもうね、約4,000いいねついてますからね。
スピーカー 2
そうなんです。
スピーカー 1
すごいですよね。
スピーカー 2
そうなんです。はい、ありがたい。
スピーカー 1
カルボナーラ、みんなどこでも食べてきたと思うんですけど、カルボナーラレシピ4,000いいねっていうのは、本当にすごいし。
スピーカー 2
ね、カルボナーラみんな好きなんやなって思いますね。
スピーカー 1
これも、レシピを見てまずびっくりするのが、材料の少なさですよね。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
これだけでできてるんだ、カルボナーラっていう。
スピーカー 2
そうなんですよね。
スピーカー 1
おどろきもあったりして。
スピーカー 2
だから、お料理って因数分解で、やっぱり材料からどう成り立って、どういう調理法でできあがっているかっていうのを、一つ一つ分解してみていくと、すごく面白いですよね。
スピーカー 1
なるほど。
じゃあ、そうやってこうやってノートでレシピを発表していくと、だんだんといろんなところから新しい仕事が出てきて、で、今に至ると。
スピーカー 2
そうです。はい。だから、私は料理家になりたいっていう人は、わりとノートをやればいいんじゃないかって、本当にいろんな人に勧めていて、編集者さんはわりとノートをチェックされているので、逆に言うと、インスタとかだと、居すぎて、レシピ投稿をしている人が多すぎて、見つかりにくいと思うんですよね。
で、今ショート動画が結構主になってきているので、そうなると、雑誌媒体とか、書籍もですよね。ちょっと動画とまた、なんていうんだろう。
スピーカー 1
まあ、そうっすね。違いますよね。
スピーカー 2
違うので、編集者さんが本になったときの姿をイメージしやすいのは、ノートとかのほうじゃないかなと、思います。
スピーカー 1
ああ、そんな気を使ってノートあげていただいて、ありがとうございます。
スピーカー 2
いや、本当に私、ノート書いてなかったら、たぶん、今に至っていないので、特にエッセイとかは、ノートを書いてたからこそ、ご依頼をいただくって、本当にノートを拝見して、ご依頼しましたっていうのばっかりなので、気を使ってとかじゃないです。
スピーカー 1
今井さん、僕は本当にレシピも大好きですけど、エッセイも本当にお上手というか、読ませるエッセイだなというふうに思いますね。
スピーカー 2
いやー、嬉しいです。なんか、あの、ノートのおかげです。
スピーカー 1
なんか、文春科なんかから、主力のエッセイ集、主力の追出集みたいな感じで、そうそうたるめんめんと一緒にエッセイ入れてますよね。
スピーカー 2
そうなんですよ。
スピーカー 1
あれすごくないですか?他のメンバーとかの顔ぶれ。
スピーカー 2
私自身のエッセイは、特には、何にも言えないんですけど、他の顔ぶれがすごすぎて、人生に残るいい思い出になりました。
スピーカー 1
他どんな方いらっしゃるんですか?あれって。
スピーカー 2
いや、すっごい、もう、なんかね、すごいんですよ。
スピーカー 1
これ見たんですけど、めちゃめちゃやばいメンバーだったんですよ。
スピーカー 2
そう、そうなんですよ。
えっと、あらまたひろしさん、あさだじろうさん、
スピーカー 1
やばいですね。
スピーカー 2
やばい、あがわさわこさん、すごいんですよね、うちざわしゅんこさん、かくたみつよさん、きりのなつこさん。
スピーカー 1
そこにいまいまみと載ってるわけですよね。
スピーカー 2
なんか、今、恥ずかしめられてますか?
スピーカー 1
すごいとこに出てるなと思って。
そうなんですよ。
スピーカー 2
なんだろう、こんなことが人生で起こるんだなって思いました。
スピーカー 1
本当、ノートで見てると、レシピ集ももちろんそうなんですけど、
それにまつわるエッセイというか、日々の記録というのもすごい読みごたえがあって、
面白いので、ぜひみなさん読んでほしいですね。
スピーカー 2
なるみさん、料理と毎日すごく愛読してくださって、すごく嬉しいです。
めちゃめちゃ読んでますよ。
ありがとうございます。
スピーカー 1
あれは大好きで、料理と毎日12ヶ月のキッチンメモという本ですよね。
スピーカー 2
はい、そうです。
スピーカー 1
日々の今井まみさんの月ごとに区切って、1月の日記、2月の日記っていって、
季節ごとにちゃんと、僕、今9月なので、9月の今井さんの日記を熟読して、
9月はこういうものを作るんだ、こういうものを食べるのがいいんだみたいな、
季節感というものを学ぶ手助けになっているので、
1年通して書かれている本って、とてもいいなって思いましたね。
スピーカー 2
そうなんです。私、日記本にすごく憧れがあって、
いつか日記本と、こんだてを一緒になった本を出すのが、すごく有名だったんですね。
で、そういうのも、練習になればって思って、本当にノートに日記をずっと書いているんですけど、
なんかこう、ああいうものって、これを作ろうっていうのももちろんあるんですけど、
何かヒントになりますよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
こんだての迷ったときとか、こういうふうに、この食べ物をこういうふうに作ってるのやなとか、
そういう、なんかちょっとでもヒントになると楽しいし、なんかいいですよね、日記本ってね。
スピーカー 1
そう。まったくまるまる同じように作らなくても、
こういうものを決め合わせて、僕は今日これにしようかなとか、
発想のヒントになる、アイデアになるっていうふうな使い方になりますね。
スピーカー 2
そうなんですとか、あらゆる方法で、
みなさんと楽しい食生活を共有していきたいっていう気持ちがありますね。
いろんなアプローチでできればいいなって思ってます。
スピーカー 1
今井さんのレシピを、僕楽しみにしてるわけなんですけど、いろんなところで出るじゃないですか。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
今週はリーで出たなとか、味の素のノートで出たなとか、どこで出るかも分からないので、
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
まあ、ツイッターをめちゃめちゃチェックしてるんですけど、ここを見といてっていうのは、やっぱツイッターですかね、今後も。
スピーカー 2
そうですね。ツイッターとの、でもノートは、
週に1回、日曜日に必ず更新していて、そこに掲載情報が載っているんですね。
スピーカー 1
あ、そっかそっか、必ずね、こういうとこにこれ出ましたよって、出ますもんね、日記の中で。
スピーカー 2
はい。今週はこの媒体に載っていますっていうのは、ノートの週1の日記にすべて掲載しています。
で、ツイッターは割と、普段の料理のひらめきとか、ちょっとそういうのも載せているので、コアな方は見ていただけるかな。
スピーカー 1
僕はコアなファンなので、ツイッターを完全に追いかけていて、
お、新作来たなと思ったら、あ、2年前のRTのやつか、これは。
スピーカー 2
そうなんです。結構新しくファンになってくださった方もいらっしゃるので、
この季節、これおすすめですよっていうのを、もう一度結構リコメントしたりしてますね。
スピーカー 1
はい。助かっております。それはそれで。
スピーカー 2
よかったです。あ、なんか桃ディルも、桃ディルの季節が来たよっていうので。
スピーカー 1
うーん、桃ディル最高ですよね、あれね。
スピーカー 2
ありがとうございます。
スピーカー 1
むちゃくちゃ作りましたよ、桃ディル。
えー、うれしい。
もう6月ぐらいになると、もう桃が安くなるのを日に日に待ってますからね。
まだ1個800円するかってなったら、500円ぐらいになったら、もう一気にもう買い占め。
全部桃ディルですよね。
スピーカー 2
えー、うれしい。でも、あれもやっぱり根源的ですよね。
スピーカー 1
超根源的、あれ。
スピーカー 2
レシピなくてもね、できちゃいます。
スピーカー 1
あれもはや見てないですね、レシピね。
スピーカー 2
ほぼ、やっぱりリピートできるやつって、レシピ見なくてもできるやつですよね。
スピーカー 1
うんうん、ほんとそうですね。
桃ディルのすごいとこは、もう死ぬほど食べて、まあ桃ディルはこういう味だよねって思いながら、
やれやれ今日も作るから作ってみると、想像以上においしいんですよ、必ず。
一口食べた瞬間の脳に来るあのおいしさはやっぱ、毎回毎回何回食べてもね、上回ってくるんですよね。
スピーカー 2
あれなんでしょうね。あれいいですよね、ほんとに。
スピーカー 1
桃とギリシャヨーグルトと塩と蜂蜜とね、オリーブオイルの組み合わせがもう、とんでもない味ですね、あれね。
スピーカー 2
そう。ねー、いいんですよ。だから。
スピーカー 1
やーれすごい。もう桃とのお別れの季節が来てね、すごい寂しいんですよね。
スピーカー 2
そうですね、あれね、でもやっぱり柿で作ってもやっぱりちょっと桃と違うし、なんかでも、そういう素材によって味が変わるっていう一期一会感もね、ありますよね。
スピーカー 1
そうですね、この後はね、柿とモッツァレラのレシピとかいろいろ出てきますもんね。
スピーカー 2
そうなんです、まさに昨日撮影をして、ご提案するのが、柿モッツァレラで、オリーブ、グリーンオリーブをみじん切りにのせて、海苔で巻いて食べるっていう。
スピーカー 1
へー、海苔で巻く。
スピーカー 2
最後海苔で巻くんです。
スピーカー 1
いいじゃないですか。
スピーカー 2
ちょっとね、なんていうんでしょう、家にみなさん結構ある材料やと思うので、ちょっとお試し気分でやってみていただければ面白いかなと、ちょっとこうやってみたくなるレシピっていうのができると、やっぱり良かったなって思いますね。
スピーカー 1
しかも今の発言だけで作れちゃいますもんね。
スピーカー 2
そう。
スピーカー 1
やってみようと思えてね。
スピーカー 2
そうなんです、はい。
スピーカー 1
それはいいですね、またね。
柿モッツァレラ春菊ですね。
スピーカー 2
あ、そうなんです。
スピーカー 1
いい日だったとね、めでるように。
スピーカー 2
そうなんです、はい。
スピーカー 1
出てるやつですね。
はい。
これもすごい作ってますね。
スピーカー 2
ありがとうございます。
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すいません、ちょっと時間多すぎていろんな話を聞いてしまいましたけども。
スピーカー 2
いえいえ、とんでもないですごい楽しいです。
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僕もね、聞きたいことを全部聞き尽くしてしまった感じなんですけど。
あと、そうだ、1個ね、僕すごい知りたいことがあって。
スピーカー 1
これもノートにあるんですけど、ありそうでなかった綿がコクうまのごちそう、イカ鍋ができましたという記事に紹介されてるんですけど、
このスルメイカを丸ごといっぱい使う鍋で、イカの綿で鍋の味付けをしている。こってりとしながらもコクがありながらも野菜をたくさん食べれて、イカも食べれて、そんなにしつこくなくて、これもね日本酒に合うんですねこれね。
とにかくお酒に合うので、お酒好きな人にめちゃくちゃおすすめの鍋がこの綿がコクうまのイカ鍋ですね。リンク貼ってあるんで試してみてください。
あともう一つ、冬絶対に僕これは作っているのが風たいじ鍋。記事で言うと、まるで食べるサウナ、鍋嫌いの私がとりついた風たいじ鍋という記事があって、そこに載っているレシピなんですけど、これがねめちゃめちゃいいんですよ。
僕結構体弱いというか、もともとね、鼻炎持ちなんですよね。年中鼻がグズグズしているタイプなので、冬とかになるとちょっとしたきっかけで鼻の粘膜はやられて、喉もやられて、風邪を引きがちなんですよ。
で、朝起きたらなんか部屋が乾燥してて、どうも鼻の奥、喉の奥がイガイガして、あ、これ完全に風邪の引き始めだなという時が来るんですよ。
そういう時は、もう何でしょう、早めの対処として僕は風たいじ鍋を作って食べるんですよね。
で、この風たいじ鍋入っているものは何かというと、豚バラ肉、白菜、ニラ、白ネギ、ニンニク、生姜、日本酒、大根おろし、卵黄なんですけど、
大根おろしをひたすら絞り、その絞り汁とニンニク、生姜、日本酒でまず鍋の出汁を作るわけですね。
で、そこに豚バラとか白菜を入れて食べていくという感じなんですけど、もうこの大根おろしのおろし汁とニンニクと生姜で鼻とか喉の雑菌みたいなものがちょっとスーッと洗い流される感じもするし、
あと豚肉っていうのはね、風邪の時に必要なビタミンも結構含んでいて、この鍋トータルでかなり弱りつつある体に効くようにできてるなと思うんですよ。
なのでこの風たいじ鍋食べた後って、本当体がポカポカしてきて、額には汗がじんわりは出てきて、で、そのまま寝ると翌朝に治っているということが僕結構何度もあったので、
本当冬の期間の数回来る、年に数回来る風邪の引き始めに、この風たいじ鍋っていうのは必ず食べてますね。
その他にもね、もう僕が紹介したい今井さんベストレシピといろいろあるんですけど、もう1個気に入ってるのがね、癖になる濃厚な風味、クミンがお刺身を新しくする味クミンカルパッチョというレシピですね。
これSBさんのノートで今井さんが書いてる記事なんですけど、カルパッチョってそのお刺身を並べてオリーブオイルと塩でチャチャッと味付けしたら完成みたいな感じのものだと思うんですけど、
この味クミンカルパッチョはですね、もうこれ名前の通りクミンを使うんですよ。ホールのクミン、クミンシードですね。
簡単で、味のお刺身に塩を振って、ちょっと水分取ったらそれを並べて、その上にクミンシードを小さじ1分の1ぐらいパパッとかけて、オリーブオイルかけて、レモンを添えて出すだけというかなり簡単な料理なんですよね。
これがすごい美味しい。味のお刺身そのまま食べてももちろん美味しいんですけど、僕結構この食べ方が好きで、クミンシードとオリーブオイル、塩で食べるっていうのはね、こうするとね、結構ワインにも合う感じになりますね。味のお刺身が。
僕もこれ結構作ってますね。味をね、丸ごと1匹買ってさばいてこれにしてもいいですし、パックで売ってる味のお刺身で作ってもいいんじゃないかなと思いますね。
あとはですね、スパイスとハーブがたっぷり、私の秘密のサルシッチャという。これもノートに載ってるものなんですけど、サルシッチャって何かというと、要はあれですね、ソーセージ?サルシッチャってソーセージみたいなものですかね。
ちょっとハンバーグっぽいソーセージというか、ソーセージとハンバーグの間ぐらいな感じなのかな。イタリア語でチョーズメということなので、ソーセージですかね、種類としては。
これ豚肉と厚揚げで作るサルシッチャなので、食べた時にもちろんお肉のジューシーさも感じるんですけど、豆腐が厚揚げ豆腐が入ってる分、さっぱり感もあって、ボリューム感もあって、あんまりお腹にもたれない美味しいサルシッチャなんですよね。
これも作っておくと冷凍できますので、朝冷凍庫から取り出して、例えば卵と一緒に焼いてパンで食べたりもいいですし、夜もハンバーグのような代わりのメインとして焼いて食べてもいいですし、とにかく使い勝手がいいので、これも結構簡単にできるのでオススメですね。
こんな感じでね、僕イマイマミさんのレシピを見ながら日々生きてるんじゃないかってぐらい、かなり胃袋の中の影響度が高いんですよ、イマイさんの。なので今回ゲストを呼びして、これまでのバックグラウンドですとか、あとどういう考えでレシピを作っているのか、そういうところが知れて、すごい嬉しかったなと思いますね。
本当イマイさん言ってましたけど、料理とプラモデル似てるなーっていうのは本当常々思っていて、僕昔からね、ガンダムのプラモデルとか大好きで、子供の頃、箱を開けるとたくさんのちっちゃなパーツがたくさん入ってるんですよね、プラモデルって。で、同時にペラって1枚とか冊子になってる組み立ての説明書が出てるんですよ。
で、それを見ながらこれとこれをくっつけて、あとちょっと色を塗ったりとかしながらね、プラモデル完成させていって、2,3時間かけてやっと1個出来上がって、で飾っていってっていうのがね、まあ子供の頃大好きでしたし、まあ今もね、そういうのすごいやってる人はいると思うんですけど、料理とそれはかなり似てるんですよ。
レシピを見るとややこしいように見えても、一つ一つの手順を踏んで、これを測って入れて、で、炒めるなり茹でるなり何でもいいんですけど、指示に従ってやっていくと、ちゃんと最後は見本にできるものが出来ますしね、それを食べてしまえばね、また新しいものにチャレンジできるっていう、なんか男性が料理にハマる、ハマらないってやっぱハマる人って多いと思うんですけど、そういう人ってプラモデルっぽさにちょっと惹かれてるんじゃないかなって気もするんですよね。
で、そう今井さんのね、根源的なレシピっていうのはまさにプラモデル感もあってね、完成した時の爽快感っていうのもかなりあるので、よりハマりやすいのかなっていう気もしましたね。
いやー、11月にね、オーブンを使ったレシピ本っていうのが出るそうで、これはもう本当に楽しみ。
結構今時のね、レンジレンジってオーブンなり気についてて、で、よくね、レシピとかあれも220度にね、下オーブンで90分とかね、出てくるけど、あれ結構見た瞬間、うーっと思ってやらない人いると思うんですけど、ある簡単ですよあれね。
220度って言って余熱ってやると、10分15分くらいでピピーってなって、220度になるので、あとはそこに入れるだけなんでね、結構僕オーブン便利に使ってるタイプなので、それに特化したレシピモデルっていうのはめちゃめちゃ楽しみだなぁ。
本のタイトル、名前がなんか長くて、ちょっともはや覚えてないんですけど、まあまあ11月出るそうなので、そろそろ予約買いされるのかな。
はい、非常に楽しみですね。ぜひね、料理が好きな方も、なんかそんなに好きでもないけど食べるのは好きだよって方も、これからチャレンジしたいという方も、ぜひ今井さんのTwitterとかノート見ておくといいんじゃないかなと思います。
はい、今日はどうもありがとうございました。
スピーカー 2
今日も明日も慌ただしいから空いた時間にゆっくり一息疲れからチェックSNS 慣れた手つきで耳に差し込むイヤホン流れてくるトングリFM そういえば最近話題のニュースや新しい何かに出会えてないな 元気に学びちょうどいい夜さ 帰り道で見つけた気になる未来
スピーカー 1
一度気なつめくのいい香り 気軽に頼り 気さくな返事 まったりとした時間が過ぎ終わり 近づくたびに少し寂しい ここじゃいらない作り笑い さてそろそろ日常に戻りますか なんかこの瞬間が愛おしい
スピーカー 2
話したり聞いたりやりたいことがたくさんあるから戻ってきてしまうんだこの場所に 話したい聞きたいやりたいことは山積みだからまたおどんぐりの木の下で