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ナツメさんが急遽出張になって来れなくてですね
代わりというわけじゃないんですけど、ゲストにしはらあき子さんが来てくださいました。
しはらあき子さん こんばんは、どうぞよろしくお願いします。
ナツメさん こんばんは、ありがとうございます。
しはらあき子さん ちょっとびっくりしたんですけど、「こんばんは」とかなくて、「はい」から始まるんですね、これ。
ナツメさん そうですね。入り方がいまだにわかんないですよ。
ナツメさん 何なんですかね、正しいのは。
しはらあき子さん なんか、チャッチャーみたいな音みたいなのとかはないんです。
しはらあき子さん ないんですよ。突然入るんですよ。
ナツメさん それも入って…
しはらあき子さん 目の前にいるほうがちょっとびっくりしますよね。
ナツメさん ほんとですね。びっくりしました。
しはらあき子さん すいません。ゲストで来て頂いているのに。
ナツメさん 嬉しいです。ありがとうございます。
しはらあき子さん という、作家…
ナツメさん 私はエッセイストと名乗っていて、すみません。よろしくおねがいします。
しはらあき子さん いいでしょ?そんな。
ナツメさん 申し訳ないです。
エッセイを書いてます
エッセイを書いてるんですね
はい
エッセイを
昔なんかもともとブロガーから始まって
それこそなるみさんが見つけてくださったりして
たくさん読まれるようになって
パンを焼いてブログを書くっていうのをやっていて
あのしはらひこさんのブログといえば
あの絶対ブログの最後にパンが
焼きたてのパンが載ってるっていう
そうですね
あれが特徴ですよね
あのチキリンさんのソンジャーネみたいな感じで
なるみさんの来週の予告ですよね
一時期パンの写真載せるの流行りましたもんね
流行りました?
ネット界隈で
ほんとですか?
僕も必ずパンの写真載せるようにしましたもん
嘘でしょ?
ほんとほんと
ほんとですよ
いやでもなんかなるみさんが何かのイベントで
ぶんまつパンメソッドって名前をつけてくださったんで
ちょっと確立された感じがありました
そうですね
なんか結構ドギツイ下ネタ書いても
パンの写真置いとくと
マイルドなのというかね
そうなんですよ
なんか私が昔書いてたのは
なんかセックスレスの話とキャバクラの話が結構バズって
なんかセックスレスの話とかを書いた後に
ところでこれは今日焼いたパンって言って
クロワッサンの写真とかを載っけると
みんなが優しい気持ちになって
そうそうそうそう
あれはすごい賢いなと思ったんですよ
ほんとですか?嬉しいです
あれを見てね
パン焼くようにしたっていう人もねいましたからね
でもなんかあのなんだっけな
ちょっと不安になったらおっぱいをこねようと
おっぱいがなかったらパンをこねようみたいな記事を書いたんですけど
みんなこねたいこねたい
もうちょっとそれでこねる人は増えたかな
結構ね謎ないろんな幅の
触れ幅の広いブログやってると思ったら
そうですね
気づいたらエッセイストとして
大成功を収めていて
成功は全然してないですけど
すごいですよね
お仕事にさせてもらって
エッセイストっていうのは普段どういう働き方をするんですか?
なんか専業の人はもちろん素晴らしいですけど
専業だけだとそんなに
なんか私も子供も2人いるんで
私立の学費とかも高いんで
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それだけじゃとても食べていけないので
週に2回はどっかの違う
ちょっとしたIT企業でバイトとかもしていて
でも書評の仕事とか
テーマをもらってエッセイを書くとか
それもウェブとか紙とかいろんなところに書くっていうのをやらせてもらう
そうなんですね
僕はもともとニュース記者だったんで
ニュースがあったらそれを取材して書くとか
新しいニュースを探すとかっていう視点はあったんですけど
エッセイってなんか普段の考えてることとか
そうそうそうなんですよ
なんかもうちょっと自分から生まれるものじゃないですか
そうですね
どうやってネタとか探すんですか?
すごく私が結構ウェブで書くエッセイで大事なのは
やっぱちょっと自己啓発っぽい差はちょっといるんですよね
なんかそれはいいか悪いかは抜きにして
なんかみんなに共通するような教訓とか
完全に自分ごとで終わらなくて
最後にみんながこうすればちょっとよりよく生きられるなっていう学びが必要なんだけど
そこにたどり着くまでの体験が
そこにセットになってると結構説得力がある話になる
そのちょっとした学びがないと日記みたいになっちゃうんですかね
なんかそのはいはいみたいな
あなたの友達以外には興味ないみたいな話になっちゃうから
なんかそのすごい奇抜な体験があった時には
そこから一つ教訓を何か無理やり紐づけるか
教訓が先に思い浮かんだら体験を起こして
この体験で裏付けられるなみたいな
なんかどっちかの書き方で書くようにしてるんですけど
でそれでなんか本を一冊作ったんですけど
それで本にして読んでみると
やっぱ毎校最後に強い教訓があると
ちょっときついんですよねそれがなんか
そうっすよね
そうなんですよ
それが結構難しいところだなと思って
だからなんかその
しかもなんて言うんですかね
それなんか最近のウェブの潮流でもあると思うんですけど
みんなやっぱ強い答えを求めすぎじゃないですか
なんかわかりますそれね
そいつなんかシャブみたいな感じで
もっと強いのくれってなって
もう依存するじゃないですか
本当にだから
どんどんどんどんなんか強いことを言わないとダメとか
PV依存と多分比例すると思うんですけど
そうなんて言った時に書き手も読み手も絶対幸せにならないなと思って
なんかその中間点みたいな
何かより良い形はないかなっていうのが今のテーマです
そっか
あの筆者はより強い教訓を出してって
読者はもっと強いシャブをくれみたいになってきて
そうですよね
それがたどり着く先は結構地獄になっちゃうと
いやそうなんですよ
結構そのより強い教訓って逆張りだった
単純な逆張りとかになるじゃないですか
そうですね
なんかその物事をシンプルに言うって確かに大事だけど
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シンプルにすると周りにある本当は複雑な事象って全部切り捨てられて
なんかその
何でもシンプルにできるってすごいこう間違いじゃないですか
大きな
なんかそれが結構良くない
あんま単純化してもね
そうなんですよ
意味ざるは良いけれど
そうなんですよ
キャッチーなんだけど
なんか
確かにね
あのまだ仮想通貨持ってないのとかね
まだ消耗してる
まだ消耗せんのとかね
めちゃめちゃキャッチーで
本当ですよ
良いコピーですけど
本当に良いのこれ
その2つから良いのかっていうのもありますからね
戦略としてやられてるのは超賢いと思うし
しかもまあその生き早さについてはもうずっとやっぱり一貫してるじゃないですか
そうですよね
私なんかすごいなと思って
すごいですよ
しかもなんかその大事なものが揺るがないっていうか家族は揺るがないし
生き方ちょっと変わっても家族とこういう風に楽しく暮らすのが希望になる
あの煽るスタイルは一貫してるっていうのはね
スタイルも変わんない
素晴らしいですね
で服装ですしね
ですね
あとめっちゃ声が良いんですよ
そうなの?
一回お会いしたような気がする
そうですか
確かそうな気がしました
そうですね
僕も結構声が良いって言われるんですけど
めっちゃ良いですよね
僕より声が良い人っつったら池田駿さんしかいないですね
そういう風に自分でも思って
ネット界にはもういないですよ
でも佐々木敏郎さんって言われても
めっちゃ良いですね
良いですね
めっちゃ良いですね
佐々木敏郎さんか池田駿さんですね
ここでちょっと3人でなんかやったらかなと
呼びたいですね
羊がよく聞いて
深くてもう分からないです
声が低すぎて
霧の中みたいな
ノルウェーの森みたいな
すごいですね
このくぐもった声は誰のだっていう
キャラで判断するしかない
ちょっと丁寧な暮らしについて言うから
推し直かなみたいな感じで
内容だけで判断されるっていう
本当ですねそうですね
聞いてみたいですけど
エッセイって難しくないですか書くの
なんか難しいし
あと結構エッセイを書くのを
すごい極端に嫌っている子もいるな
というのが最近の実感というか
なんかその
エッセイイコール切り売りだと思っている人がいて
確かにそうなんですけど
自分の体験を書くわけだから
自分からちょっと何かが剥がれ落ちるとか
ちょっと失われる感じは確かにあるんですけど
それで実際女性エッセイストって結構病むじゃないですか
そうなんですか
なんか女性の
自分の内面を出しすぎて
なんかこう
あとそうですねネタを探さないといけないとかなって
すごいなんかこう
体をそのために例えば使うとか
整形とかショッピングとか
自分体験するものをどんどんどんどん高めていこうとして
そうなんですよ
ネタコンテンツ性の高い体験を求めるとか
舌が疲れちゃいますよね
疲れちゃいますよね
確かに切り売りだから
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そういうことをしない方がいいって思って
すごい極端にやらないライターの子もいて
すごい賢いなと思うんですけど
なんかそのと同時に
なんて言うんですかね
そもそもライター志望の人と
エッセイスト志望の人みたいなのが
最初にすごい同一線上にありすぎるっていうか
なんかみんな漠然と書く仕事がしたいんだけど
どっちをやりたいかあんま明確に持たないですよね
最初って
そうですね
でも全然違いますよね
全然違いますね
だからアヒコさんとしては
エッセイストを名乗りをしてるんですか
そうなんですよ
それはもうライターの方へのリスペクトもあって
なんか私も対談行政とかやらせてもらうときもあるし
なんかライター記事を書くときもあるけど
そういう専門の訓練を受けたわけじゃないし
ライターの人って専門性がすごいいるじゃないですか
あとなんか視点
私なるみさんのスクーのあれも見ました
スクーの
めちゃめちゃ昔の
3回にわたってのやつ
本質的じゃないレッスンですね
本質的にすごい勉強になりました
あれ見てたんですか
それ以来もネット上のって書けないですもん
ネットのって書かないといけないですもんね
僕が紹介したモヤモヤする表現ですね
あれ覚えてくれてるんですか
Cネット時代の
そうですね 上司から言われた言葉ですね
なんかそういうのとかをちゃんとしっかりやるのが
プロのライターさんなんだろうと思うし
もちろんSSとはそこは甘くやるっていいってわけじゃないと思うんですけど
なんかそのライターの人は事実を伝える使命をきっと追ってるから
でもそこは感性の入り込む余地の問題だと思うんですけど
本当は大きく違うんだけど
そっか 最初はよくわかんないですよね
わかんないですね
こっちゃですよね
確かに
なんかでも例えばサッカーになりたいとか
なんかエッセイを書きたいとか
私もその目指すものの一人としてですが
そういうのだったらやっぱ自分の中にあるものを出して
お金に買える仕事であることは少なからずそうだと思うので
そういうのを出し惜しみしてたら
あかんのやない?って
そっか
エッセイが難しいなと思うのは
これがエッセイだっていうのはよくわかってないですよね 僕も
最初にエッセイって言葉を教わったのは
たぶん古文とかで健康奉仕か何かの奉仕を聞いた
随筆ですね
ああいうのがエッセイだっていうのはなんだろうなと
あと桜桃子とか
そうですね 確かに
たぶん自分の身の前の方を書いて
すごい日記っぽいんだけど
読語感がめちゃめちゃ違うっていうね
あとなんか哲学者 学者の人が
すごい古い時代だと学者の人が書くものでも
エッセイとか言います
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そうなんですか
私その何が違うんだろうと思うんですけど
たぶん根拠をすごいしっかり
論文と違うものってことなのかなと思うんです
定義って何なんですかね
どうなんですかね
私もしかもコラムとエッセイの違いも
あまりよくわかんないんですけど
よくわかんないですよね
なんとなくコラムニストが硬そうだから
エッセイって言って
そっか
僕もたまにコラムを書いてくださいっていう
依頼が来るんですけど
一番わかんないですよ
コラムわかんないですよね
コラムとは何だっていう
なんかコラムってたぶん新聞のコラムから
来てるんですよね たぶんその言葉で
私も最初新聞の仕事とかやってなかったし
とんでもないとか思って
でもなんかエッセイかなみたいな
あとなんか女性しかなんか今の時代だと
エッセイを書いていいような雰囲気がないんですよね
男性のエッセイというと何ですかね
でも男性だとあんま思いつかないですね
そうなんですよね
坂口安吾とか
昔の人ですねまたね
あとファーさんとかも多分エッセイじゃないですか
そっか
っぽいですね
ですよね
なんかそれは男性
結構なんか社会的役割のせいだと思うんですけど
男性がなんかつれづれになるままに書いてはいけない
例えばケンスーさんとかが
ノートにつれづれと書いてるものは
あれはエッセイなんですかね
面白いですよね
ちょっと役に立つよね気もするし
確かに役に立つと
受け付けられるような気もするし
そうですね面白いの中間みたいな
ビジネス系だけじゃないですね
そうですねああいうのはブログと言うべきなのか
エッセイと言うべきなのかね
でもブログは私なんか
ブログとエッセイは極端に分けなくていいと思ってて
そこは似てるんですね
なんかみんなやっぱ自分のことを書いてたら
それはエッセイって言っていいんじゃないかと思って
ブロガーって言われるのも別に嫌じゃないですし
そこに上下とか違いはないみたいな感じはすると思う
そっかそっか
みんなもっとエッセイを書こうってことですね
うんなんか
すごい書くって
いいと思うんですよね
カウンセリング自己自由みたいな
自分が今何に悩んでいて
何にどこに行きたいのかみたいな
書き出してみると
そうですね
自分に他人の自分が寄り添って
船を泳がせるみたいな
船を泳がせる
こんな綺麗な話をしようと思ってるんじゃなくて
そうですよね
そっかでも悩んだこととか
ちょっとよくわかんないなことって
なんか書き出してみるといいですよね
いいと思うんですね
それで一個すごいルールをちゃんと決めてて
例えば始まり入り口よりも
一歩先に出口を作っとくっていうルールを
絶対に決めといた方がいいと思ってて
同じところから出たら多分書くのは
意味がないとは言わないけど
整理ぐらいにしかならないけど
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書き出しよりも終わりはちょっと進んでる方が
一歩か二歩でも
違うところに出口があるようにすると
自分をもうちょっとだけでも癒せるのかなみたいな
はい
こんな話をしようとしてたんじゃ
いいことを語ってもらいましたけど
じゃあ次回からね
そうですね
次回から
はい次回から
もっとしょうもないこと語ってもらうという感じで
わかりました
じゃあよろしくお願いします
また次回もよろしくお願いします