人格の育成
みなさんこんにちは。読書診断士さとしのリファーラルラジオのお時間です。 今回はですね、本の紹介ということで稲盛和夫さんの【生き方】という本について、少しお話ししていきたいなというふうに思っています。
私はですね、読まない読書というのを実践していて、始めから最後にというところまでをひたすら読んでいく読書ではなくて、その本のタイトルだったりとか、
帯だったりとか、目次だったりとか、そういったものとね、いろいろ触れ合いながら対話をしていくような読書というのをやってるんですけど、
この稲盛和夫さんの【生き方】という本は、表紙にはですね、人間として一番大切なこと、ということが書かれていたりですとか、
普及のロングセラー、ロングベストセラーということで、150万部突破、
世代とともに読み継がれる人生哲学の金字塔、 こんなようなことがね、書かれています。
特にですね、この人生哲学の哲学という部分について、今回はね、お話ができればなというふうに思っているんですけど、
生き方というのも非常に抽象的ですし、哲学というのもいまいち身近な存在じゃないというか、
なんか大事なことなんだろうなぁとは思いつつも、あんまり自分たちの生活や人生とは関係がなさそうだな、
そんなふうに思うケースがあるんじゃないかなというふうに思っています。
この生き方の中でですね、人間として一番大切なことということで、人格をね、いかに高めていくか、いかに磨いていくかということについて、
話をしていきたいなというふうに思うんですけど、 この稲森さんのこの本の中ではですね、
人格をどうやって育てていくのかということについて、かなり明快に書いてあります。
哲学の重要性
人格というのは先天的な性格と、後天的に身につける哲学、これによって磨かれていく、育てられていく、こんなふうに語られています。
この先天的な、要は変わらない自分の特徴としての性格と、後からどんどん学んでいく哲学、これによって人格というのが形成されているというのは、非常に分かりやすいなというふうに感じました。
ただ一方で哲学というのは、今の社会においてはごくごく一部の人がね、哲学をしていて、ほとんどの人はね、日常的にあまり関係がないものが哲学というふうに捉えているんじゃないかなと思いますし、
哲学を持っているからといってね、何か別にビジネスがうまくいくわけでもないし、会社で評価されるわけでもない、そんなふうに捉えられているところはすごくあるんじゃないかなと思っています。
私個人的にですね、この哲学というのは、ものすごく簡単に言うとですね、哲学というのは物の見方じゃないかなというふうに定義をしています。
そのように捉えていくと、哲学がすごく身近なものになるんじゃないかなというふうに思っているので、ぜひ皆さんもですね、自分の哲学って何なんだろうなというふうに思ったら、自分はどんなふうに世の中を捉えているんだろうかという物の見方をぜひですね、振り返ってみていただけるといいんじゃないかなと思います。
考え方と物の見方というのがあったときに、考え方というのは、わりと普段意識している自分の思考のことを指していると思うので、物の見方というのは、自分がどんなふうに世の中を見ているかという、わりと無意識の状態に近いんじゃないかなというふうに思っています。
そういう意味では、自分の中の考え方、信念というのを自分の物の見方にしていくというチャレンジがあるのかなというふうに思っているんですけど、私の場合はそれが、これから先の人生を学ぶ喜びと与える喜びの中に身を置きたいというのが、自分の無意識でも常にそのように捉えていく物の見方を身に付けたいというふうに思っています。
その学ぶということの象徴が読書であり、与えるということの象徴がリファーラルマーケティングということで、そういう生き方をしていきたいということで、この読書診断師里氏のリファーラルラジオというのもやっているというところですね。
なので、今日はですね、稲森和夫さんの生き方という本の中から人格をどう育てていくのかということについて、先天的な性格、そしてそこに後天的な自分の哲学、これを築いていくことによって自分の人格が磨かれていくということでした。
皆さんは今どんな物の見方をされていますか。そしてこれからどんな物の見方を身に付けていきますか。そんなこととぜひ向き合っていただければなと思っています。
