1. 「独立後のリアル」
  2. #203 どこにも属さず生きるこ..
2024-03-08 1:00:31

#203 どこにも属さず生きること ゲスト:ギタリスト関根彰良さん

spotify

プロのギタリストとして活躍する関根彰良さんをお迎えして、本当の意味でのギグワーカーとして自分のやりたいことを続けることや、どこにも属せない人として生きることの面白さを語っていただきます。


学園祭での出会い?/ミュージシャンとして生きる/自分を見失わない/自然体最強/野球少年時代/¥2500と賄い/アルタ前ストリートライブ/世の中へのインパクト知る/売りづらい人/マージナルマン/自分を奏でる/ライブ情報


ゲストで出ていただいた関根さんの情報です


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YouTube:AkiraSEKINEguitar


<最新アルバム>

梶原順&関根彰良 Acoustic Duo 一弦 -イヅル-

1st Album “Two for One” 

UINX RECORDSより2024年3月1日発売

オンライン販売サイト→https://uinxrecords.thebase.in/


発売記念ライブ

3/13(水)中目黒 楽屋 

他全国ツアー予定



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「独立後のリアル」は人生本気で変えたい人のコーチをしてきた2人が、これからの時代を賢く生きるためのヒントを愉快に無責任に話すポッドキャスト番組です。毎週金曜21時配信。

00:03
あー、なるほど。
ちなみにいくらくらい?
2500円です。
2500円!?
規定されないみたいな。
どこでもない真ん中みたいな。
始まりました。独立後のリアル、Keikoです。
Hassyです。このポッドキャストは、人生を本気で変えたい人の講庁をしてきた2人が、これからの時代を賢く面白く生きるためのヒントを、愉快に無責任に話す番組です。毎週金曜日配信です。
今日は、ゲストをお迎えしております。
久しぶりですよね。
はい、久しぶり。
いつ以来ですかね。1年以上やってないかな。
そうかしら。そんなことはないです。
そんなことはないですか。
カズさんと半袖を着て、写真を撮った記憶があります。
そうですね。そんなに久しぶりじゃなかったですね。
結構好評な回でした、あの回は。
今日は、普段と違う場所で、ゲストの方のスタジオで撮らせていただいております。
私の1年越しの夢を叶えております。
まずは、この方に来ていただいております。
こんにちは。ギタリストの関根明です。
よろしくお願いします。
ということで、どこから紹介したらいいですかね。
私が時々お邪魔している、ライブでお邪魔しているギタリスト。
うまく言えないわ。
それくらいファンなんだよね。
すごい伝わるわ。
すごくいい感じに紹介したいという。
そう、いい感じに紹介したいという。
僕としてはファンと友達が共通の知り合いがいて、
友達の友達みたいな感じで。
すごいライブに来てくださって本当に嬉しいです。
よかったら関根さんから自己紹介してもらったりするのもいいかもね。
そうだね。
あと私たちがどう出会ったかもその後で話しますかね。
そうですね。
私、関根明と申します。
ジャズを中心にギターを弾いているんですけども、
自分自身いろんな音楽に興味があって、
ブラジル音楽とか、クラシックギターもちょっとかじったり、
あとフラメンコにも興味があってスペインに行って勉強したり、
ギターという楽器を軸にしていろんな音楽。
で、根っこはもともとロック少年で、
ハードロック、ヘビメタルもやってました。
そうなんですか。
成り立ちです。
成り立ちですか。
そんな関根さんと稽古は?
さっきライブでって話もありましたけど。
一番分かりやすいところからいくと、
03:00
コーチの先輩のオチミユキさんという方がいるんですけど、
彼女がある時から音楽を始めて、ボーカルを始めて、
彼女がライブをやりますと。
で、たまたま結構私が行きやすい場所だったこともあり、
そこに行ってみたんですよね。
で、オチさんも久しぶりと思って聞いてて、
ギターを弾いてる人がいると。
すごい上手いなぁと。
で、終わってから話してたら、
すごい共通の知人がいっぱいいるね、みたいな話になって。
なんなら、高校の時、年が近いんだけど、
高校の学園祭で弾いてた時、
私その場に多分いたね、みたいな。
そうなの?
そう。
後でご紹介するんですけど、
快晴高校なんですよね。
快晴高校に男子校だけど、
私女子校から学園祭見に行ってて、
学園祭の最後はいつもライブなんですよ。
で、ライブで、それこそロックだよね。
をやってて、
見に行ってましたよ、みたいな話をしてたら、
あ、多分僕そこで弾いてました、みたいな。
え!?みたいな。
そうなんだ。
そういう感じでびっくりしちゃって。
それはなかなかのご縁ですね。
なかなかのご縁でしょ。
甘酸っぱいですね。
甘酸っぱいでしょ。そうなの。甘酸っぱいんですよ。
実はあの時みたいな。
そうそう、実はあの時みたいな。
それが一番みんなには伝わりやすい感じかな。
で、なんで今日ゲストに出てもらいたいっていうか、
稽古の1年越しっていうかね、
去年1回企画したんですけど、
ちょっといろいろね、都合があって伸びちゃったんですけど。
そうなんですよね。
なんで出てもらいたかったかっていうと、
いや、今も言ったけど、
中学、開成高校なんですよね。
これ中学受験されてる方ならわかると思うんだけど、
いわゆる御三家って言われてるとこで、
すごい頭のいい人たちが行くところ。
で、その後東大も行ってるんですけど、
行かれてるんですけど、
なのに就職もせず、
あ、そうなんだ。
ギタリストになっているっていう。
で、ずっとギタリストにやっているっていう。
このキャリアなかなか出会ったことないなと思って。
しかも本当にお上手だし、
なんかこういう人いるよっていうことを、
もっとみんなに知ってほしいみたいな。
なるほど。
そんな思いでお招きしました。
なんかあれですね、関根さんは今みたいに、
なんか僕も聞いて、大学卒業して、
じゃあ就職とかせずに、
いきなりミュージシャンとして。
そうですね。
ある種のエキストリームというか。
そうですね。
大学3年の頃みんな就活始めるじゃないですか。
でもやっぱギタリストになりたいなと思いがあって。
休学したんです、1年間。
休学してちょっと音楽を1年間やってみる。
それで判断させてくれっていう風に親に交渉して。
06:03
でも自分の中ではもう音楽やる方にもう99.9%ぐらい傾いていたんですけども。
あとニューヨークもちょっと遊びに行って。
旅行でジャムセッションって言ってね。
みんなが集まって演奏するとこ遊びに行ったりして。
とにかくジャズ付けの1年間を送って。
で、決心固まって。
親を説得して。
で、4年は一応大学卒業して。
でもその後すぐにプロとしてっていう風に一応言いますけども。
実際はそんなに上手くいったわけではなくて。
きっとそうですよね。
別にジャズミュージシャンって何の資格のあるわけでもなくて。
俺は今日からミュージシャンだって言った人はミュージシャンなわけで。
でもだから何?って言うだけなんですよね。
自分でそのライブの仕事を取ってきたりとか。
人から声かかったりとか。
そういうのがまだ全然若い頃はなくて。
だからアルバイトもしながらできることからコツコツやってました。
なんか地道な感じですね。
地道ですね。
だけどプロとしての決意が固まると
やっぱり演奏できることがすごい。
それ自体が楽しかったので。
別にアルバイトしてようが何してようがね。
それが揺るがなければ何も僕は問題なかったですね。
ちょっと聞いてるだけでも何かいろいろ聞いてみたくなるとこがいっぱい出てくるでしょ。
いやもう相当いっぱいあるよね。
相当いっぱいあるでしょ。
今ねどこか。
そうそう。
どうやってそのライブの仕事を取るってのは一体どういうことなのかなとか。
その前に何でそんな決意固まるのかなとか。
なんでちょっと今日これ聞いているリスナーさんは一応独立後のリアル。
独立して生きていくってどういうことかとか。
どうやってその道を踏み始めるのかとか。
どうやって続けていくのかみたいな興味ある人たちが多いであろうから。
ちょっとその辺の話を聞きつつ。
後でぜひ音楽の話とかもぜひぜひ聞いていきたいんですけど。
どこから聞いてきます?
もうランダムに聞いていくんだろうね。
どうぞじゃあ。
いやなんか会社員みたいな人はいないじゃないですか。
多分ミュージシャンっているのか。
例えばですけどオーケストラの団員とかは意外とねサラリーマン的なところはあると思うんですよ。
なるほど。
ジャズだとビッグバンドっていう大きなバンドが
特に昔はいっぱいありましたけども今でもあると思うんですよ。
そういうところが常に常勤というか常態供養なのかわからないですけども
そういうバンドも一部にあるかもしれないですね。
ただ少ないと思います。
そうですよね。
だからもうよくテレビとかにすごく出て
レコードもすごい売れてるみたいな人たちは僕らは認識しやすいんですけど
でもそうじゃなくミュージシャンとしていろんな形でやってる人たちって
いつもどうやって
でも全国ツアーとかも箱の大きさとかいろいろあるにせよやってるのは
09:03
あれなんかエージェントがついてるのかなとかね
日常がどんな感じなんだろうっていうのが
そう思いますよねやっぱりね。
不思議だよね。
マネージャーエージェントがいる方もいると思うんですけども
僕も含めて多分大多数のジャズミュージシャンはフリーランスでやっていて
例えばあるバンドに所属してるとかあるバンドでいつもやってるってあるんですけども
そういうバンドがいくつもあってジャズの場合は
それはその日のその演奏の単発の仕事というか
いつも雇われてるわけじゃなくて
今日そこに行って演奏してそのギャラを頂戴して
そういう作業の繰り返し
ヒアトイ労働ですよね
ヒアトイ労働だよね
だからそのいわゆるサラリーマンみたいな給与とか
固定のものっていうのはあんまりいわゆるフリーランスミュージシャンはないんではないかと
その都度単発で仕事を受けるという感じですかね
ギグワークって言葉が出てますけどもそんな感じなんですかね
そうですよねギグワーカーですよね
ギグって言うんですよ
確かにそうだわ
むしろ本流ですよ
そうかヒアトイ労働じゃなくなってギグになったんですね
実質は変わりませんけど
でも先ほど橋本さんがおっしゃったように
橋がおっしゃったように
全国ツアーとかしている
サポートっていう仕事が
例えばポップスとかだと
誰々なんとかさんという有名な方のサポートで
この半年間は動くよとか
そういう風にまとまってギュッと
ここにお世話になるとか
そういう形の働き方をしている方もいらっしゃいますね
じゃあ関根さんがメインとして
ライブっていうのもあったりするし
どなたかのいわゆるサポートメンバー
確かにそういう形でやってる方もいらっしゃいますよね
特にジャズミュージシャンってすごい演奏技術が高いので
昔からポップスの業界でバックを務めてる方は多いですね
あとこの前朝ドラの音楽やってませんでしたか
あれはですね
いわゆる劇版っていう演劇の伴奏っていうジャンルで
お芝居だったりテレビドラマだったり
っていうところに音楽をつけると
その度に作曲家さんがいて音楽を作って
その録音を引き受けるっていう感じですね
その作曲家さんが僕のお友達というか知り合いで
お呼びいただいて録音したという感じです
NHKの朝ドラ
そうなんだねそういうところに
僕らも結構こういう話をしていく中で
世の中的に好きなことを仕事にするみたいな
それがどうなんだろうとか大変さもあるし
12:03
でもやっぱりそういうことを願っている人もいるなと思うし
ある種このミュージシャンでやっていくっていうのを
関根さんそれある種やってるわけじゃないですか
それの僕は喜びもあるって話なんですけど
何が大変なのかなっていうね
いきなりそこから言っちゃうのね
大変どちらでもいいですけど
いってみよういってみよう
両方あるんだと思う
でも本当さ実は聞けない部分だもんねあんまり
ぶっちゃけて言って生活の安定ですよね
すごくギグワーカーなので
ある仕事が集中する時期と
集中することがない時期があって
そこは承知の上で引き受けるしかないんですけども
それに一喜一憂しないようにしてます
最悪バイトすればいいし
例えば音楽で安定を目指していくと
本当は自分がしたくないことまで
多分する必要も多少あると思うんですけども
そればっかりになる可能性もあるじゃないですか
例えばレッスンだけのプロになるとかね
レッスンプロ
多分それって割と安定すると思うんですよ
確かにね
だけどそれはそうするために
自分がギターを弾いてるわけではないとは僕は思ってて
もちろんレッスンもしてますし
本題でも今教えてますけど
それはあくまでも演奏家としての
自分がいた上でのレッスンであって
そこの大事なところをなくさないようにしながら
具体的な安定をどこかで確保しないとなっていうのが大変ですね
それは結構大事なことだろうね
一番やっぱり私服の時間っていうか
一番嬉しい仕事っていうのはどれなんですか?
やっぱりライブの演奏が多いので
人前で演奏して
今日良かったよとか言ってもらえたりとか
元気になったよって言ってもらえたりするのが
まず何より嬉しいですし
やっぱり良い演奏してる瞬間って
自分としても分かるんですよね
自分と他人の区別がなくなっていくみたいな
音によって世界が無限に広がるみたいな
やってる最中にそういう感覚が
不思議な時間って起きるんですよね
自分が弾いてるんじゃなくて自分が弾かされてるみたいな
大きな力で
そういうのを味わっちゃうと
音楽の魅力にはまっちゃいますね
なるほど
ちょっと中毒的な
これが見てると分かるわけ
楽しそうでしょうがないわけ
だからもうね
羨ましいの
いくつか見させてもらって
そんなにたくさん行ってるわけじゃないんだけど
行くたびに違う人と組んでて
あと全然違うジャンルの曲とかもやってたりするから
15:02
ある時はすごい元気な
男子4人組でやってるかと思えば
バイオリンと一緒に弾いてる時とかもあったりして
なんだけどそれぞれで
今なんかここで通じ合って
すごい世界観楽しんでるんだろうなっていう
なんかそれが羨ましすぎる
音楽できたらよかったって思う
そうね
それ分かるわ
分かるでしょ
なんかね
なんていうんだろう
そっち側の人たちはプロフェッショナルでもあるけど
聞かせるみたいなことばっかりの意識というよりは
多分ご本人たちもね
すごい楽しんでるみたいなものが
一番巻き込んでいくみたいな
いつもだから行くと
嫉妬してるの私
嫉妬して帰ってる
その反応はどうなんですか
うらやましい
嫉妬だと思うそれ
同じじゃないの?
うらやましいと嫉妬って違うの?
こうやって音楽の楽しさの輪が広がっていくのは
狙い通りですね
そうか
そういう時もあれば
そうじゃない時もでもあったりするってことなんですか
そうですけどね
その時はそんなにそれを深く考えないで
とにかくオープンでポジティブでいるようにして
自然体でいることが
良い結果につながるかなと思いますね
僕らもね
セッション
コーチングのことセッションとか言ったりするんですけど
なんか本当にすごくうまくいってるな
なんか没頭してる感じの時もあれば
本当にそこまででもないなと思いながら
でも確かにあれだよね
関根さんの言う時そういう時に
必死にこっちが頑張ると
あんまりろくなことがなくて
そうなんですよね
やっぱそういう感じですか
そうですね
ドツボにはまるっていう感じで
むしろなんかこうリラックスして
ちょっと客観的なところから見てみるとか
オープンな感じでね
一息入れてみるとか
そういう方が良い結果が生まれることが
経験上多いですね
だろうな
セッションって本当コーチング言うだけあって
ジャズセッションとかそっちから多分来てると思うから
間違いなくそっちの
ちょっと即興性みたいなこととか
その場から作るとかね
ちょっと話を戻して
今今のところに行く前のストーリーも
ちょっと聞いてみたいんだけど
確かに
大学3年生の休学しようっていうさ
その前にはもうすでに音楽でやっていきたい
みたいなのがあったってことじゃない
その辺はいつぐらいからどう始まって
どう膨らんでったんですか
小っちゃい頃2歳ぐらいから
母の影響でピアノを母から習ってたんですね
18:03
だいたい小学校2年ぐらいまでピアノの基礎を習ってて
その後はちょっと1回辞めて
野球やってましたずっと
野球
野球少年
楽しかったんですけども
姉がいるんですけども
姉がロックバンドのユニコーンとか
好きです
ジューンスカイウォーカーズとかブームとかね
ああいう世代だったので
懐かしい
あれ聴いてたんですよ
ギターかっこいいなと思い始めて
小6のそれこそ中学受験が終わった後に
本当にギターが欲しくなって
お小遣い与えて買ったんですよ
ハマってしまい
野球もやったんですけども
ギターの熱がどんどん上がっていって
結局野球部は
僕中高一科の学校なんですけども
その中3の途中で辞めちゃったんですよね
その辞めた語りから
もうプロになりたい気持ちはあったんですよね
もうこれでやっていくっていう
そこからずっと進路どうしようかなと思ってて
アメリカの音楽学校に留学するとか
芸大に行きたいとか思ったんですよ
でもなんかいろいろ現実的じゃなかったり
なんかピンとこなかったりしてて
その時に母から
音楽美学とか音楽学
芸術学っていうジャンルがあるよっていうのを聞いて
哲学の一部屋なんですけども
そういう学科が音楽に関係ある
大学の学科としてあるよっていうのを聞いて
じゃあそこ行ってみようかなと思って
それが東日本だと東大の文学部と
あとは慶応にもあるんですけども
そこを目指して
もちろんその楽器の練習は続けながら
そこ狙いの大学受験なんだ
それまではずっとロックやってたんですけども
大学入ってジャズ研究会っていう
ジャズのサークルの演奏を見て
すごい感動して
それからジャズを始めて
そのサークルでもすごいいい先輩に
いろいろ出会うことができて
もう外でプロカストをしてるような方たちで
そういう人たちと一緒にやるようになって
これで行きたいっていうのがどんどん強くなっていって
その時の話に繋がりますね
じゃあ大学に行ってよかったわけですよね
そこで出会った人たちがいるし
そのサークルの先輩たちはもちろん素晴らしかったし
多大の大学のジャズ研究会の人たちとも知り合えたし
あとは音楽美学っていうか
文学部の学科も
音楽のことをいろんな視点から見るという意味では
すごく役に立ったなと思って
実際楽器を弾いたり絵を描いたりするわけじゃないんですけども
絵図に関していろいろ考える
ヒントみたいになりました
別にバイトとかで弾いたりしてるとかいうのを
大学の間に始めてたかとかそういうわけでもない
でもそれやってましたね
21:01
大学のジャズ研の先輩がレストランで
いつも週1回弾いててピアニストなんですけども
その方にひっついて行って弾かせてもらって
人生で初めて演奏でお金をもらって
ちなみにいくらくらい?
2500円!
これぐらいの金額だよ
初っ端そうやって自家でお金もらうって
なんかすごい覚えてるもんじゃないですか
めちゃめちゃ覚えてますね
俺演奏して楽しんでお金もらっていいのかなと思っちゃって
うーん分かる
しかもまかないです
関根さんがライブやるお店はだいたいご飯が美味しい
そこが期限なの?
だいたい行く場所でご飯出して帰るじゃないですか
美味しいところですよね
その2500円の話はあれですね
今話してても相当昔の話ですけど
若干エモいというか
だって外で演奏できるってことにまず興奮したし
先輩も素晴らしいピアノの方で一緒にできる
嬉しいそしてお金もらえる
でご飯まで食べれちゃって
いいんですか?
なんか俺これで生きれるかもみたいな
やっぱりそういう体験もあることは影響してるのかしら
これでやっていこうみたいな
そうですねやっぱり
昔全然演奏の仕事がなかったんで
ストリートライブよくやったんですよ
と言ってもソロギターじゃなくて
ドラムもウッドベースもいて
トランペットかサックスもいて
ギターはアンプが必要なので
発電機よく屋台の横とかでブンブンやってる
あれを持って行って電気起こしてアンプ使って
どこで?
新宿のアルタ前とかでもやってました
あとね
アルタ前?
アルタ前とか
まあまあ熱いとこでやりますね
あと新橋のSLの前とか
マリさんのおっさんになりましたけど
あれ許可とか申請しないでいきなり
だからもう一個意外なところはさ
結構見た目ちょっとこう
真面目な感じに見えるじゃないですか
まあ穏やかな
穏やかな
そういう雰囲気が
誠実そうな
そうなんですよ
なんかこう
高青年って感じじゃないですか
感じで
感じで
なのに
ちょっと悪意が
いやいや本当になんかこう
誠実そうな人だなっていう感じなのに
あともしかしたらシャイかもしれないみたいな
そら感じるのに
この大胆さですよアルタ前で
ストリート
いやーそうだよね
できなくない?
いや俺あの
ストリートミュージシャンの人に
なんか僕偏見があって
なんか武蔵小山の駅前とかでやってる
ストリートミュージシャンとか
やっぱなんか
度胸があんまないんじゃないかな
なんていうの
やばい奴にも絡まれることもないし
24:00
でもなんか
めっちゃ弾けることも
おそらくないみたいな
だからアルタ前とか
タダでさえ
いろんな人いそうじゃないですか
飲んでる人も多そうだし
ちょっと
タダでさえ柄の悪い場所みたいな
雰囲気もある
なんかそういうとこでやるっていうのが
なんかこう関根さんのこう
なんでしょうね
ちょっとこう
エクストリームというか
いやもうこっちは
その日の化石がかかってるんでね
あれお金入るの?
結構入るとき入りますよ
みんなチャリーンって入れてくれるの?
チャリーンじゃないか
サーカス
3つのあるし
へー
それと
どれぐらい
どれぐらい
例えば
僕の体験だと
もっと稼いだ人いると思うんですけども
なんか一晩で
バンド4人でやって
1人2万円超えたことも
へー
これ下手なライブハウスやるよりも
儲かったりするときある
そういうときもあるけど
へー
だけど全然入んないうちに
警察が来て
はいダメだよって言われて
あー警察にね
そうそうそう
苦情が入っちゃうとね
あー
おまりさんもお仕事なんで
アルタ前で誰が苦情言うのよね
アルタ前はねあんまり来なかったですね
ただいろんな人が絡んできましたね
いや俺はそっちのほうが怖いな
いやでもね全然それは大した問題じゃなくて
でも元々の話に戻ると
でもそういうときっていい演奏するとね
パッと集中して目閉じてやって
いい演奏しててパッと目閉じると
わーって人が集まってるんですよ
へー
それは原体験として
やっぱいい演奏は届いてるんですよね
へー
あー面白い
ああいう本当に人がいっぱいいるからこそ
なんかそのやったものの反応が
ある種すごいわかりやすい
ダイレクトですねそう
なるほど
なるほどなー
これはねやっぱねすごい感じました
いい仕組みだなと思って
音楽だったらストリートでやるっていうのも一つ
なんかその世の中に対するインパクトがわかるじゃないですか
人たちやってるものがどういう影響を与えるのかっていうのが
そうですね
なかなかそれがわかんないと
なんかこうさっきの2500円もそうだけど
あっこんなに楽しんでこんなに喜びからやって
2500円プラス賄いもついてくるんだみたいな
これってすごい一つのインパクトじゃないですか
そういうのがやっぱりわかるっていうのは
そうですね
なんかその体験はなんかこのお金とか
なんかロジック的なことよりも
なんかこう体に入る
そうですね
現体験になるんじゃないかなっていうか
ものすごくそうだと思いますね
なるほどなー
なんかアナログでいいなと思うんだよね
いやーほんとだね
なんかデジタルの世界ももちろんいいんだけど
みんなが集まってくるとかね
そうそう
いつの間にか乗ってるとかね
あとなんかこう計画がさ
ついついねなんか私たちもいろんなイベントとかやろうとすると
やっぱり集客をさどうしようかみたいなのは
27:00
必ずついてもある問題なんだけど
なんかライブ路上関係ないもんね
まあ路上は関係ないですね
なんか何人来るかわからないし
来たらもうすごいことにもなるけど
なんかそこら辺を予見しないでさ
ここまでを目指そうみたいなことも関係なく
やってみようよっていう
それはすごいピュアですごくいいね
まあ本当はねあのいろんな規制とか制限があるから
皆さん真似しちゃダメになるんですけど
でもやっぱりやりたいっていう気持ちがもうあふれてるじゃないですか
とにかく演奏したい聴いてほしいっていう
そういうエネルギーがなんかあった20代の頃に
なんかそういうことができたのが良かったなと思いますね
そうだね
じゃあもうプロになられて
その何年経つってことかな
何をもってプロになったっていうのはあれなんですけど
でもまあ大学卒業したのが
23歳の時だったから1年間休学したので
だからもう20年以上やってますね
途中なんか厳しいかなと
なんかいろいろこう右を曲折はなんかやっぱりあったりしたんですか
どうなんですか
なんかちょっとこうこのままでいていいのかなとか
あんまりそういうのはなかったのかとか
なんか僕自身がいろんな音楽が好きで
ジャズの分野でプロになったというか
ジャズを中心に活動したんですけども
他のいろんな音楽に興味があって
例えば特にフラメンコとかに結構ハマったんですよね
でその2つをハマると
2つの道をなんか進むと
中途半端なんじゃないかなっていうのが
ちょっと不安ではあったんですけども
でもその自分が好きっていう気持ちに嘘をつけないし
なるほど
2つやることが自分の個性になるように
じゃあもう両方やってやろうみたいな
あるいはそれがギターっていう楽器がね
いろんなジャンルで使われることの
いいとこでもあると思うので
そういうところを横断的にカバーできるような
演奏スタイルでやっていこうというプラスに考えて
ちょっと中途半端になるような気持ちを超える
決定ができた時がありましたね
まあそうか
一般的にはこの分野のギタリストみたいなことが
多いってことですね
多いですねその方が多分分かりやすいし
多分もしも大手が売るなら売りやすいと思うんですよね
この人は確かに
そうなんだから関根さんは何の人か
私未だによく分かんないんですよ
僕もねよく売りづらいの
売りづらいと思います
何のジャンルの人
だから人の友達を誘いして連れて行く時も
何どんな音楽って言われて
私も行ってみるまで分かんないから
フラメンコの時もあるし
ジャズの時もある
みたいな言い方を捨てざるを得ないっていうか
基本的にはジャズが中心にあるんですけど
いろんな要素を入れてるから
だけどあの
そうですね紹介しづらいっていうか
30:01
でもそれがねすごい魅力なんだよね
混ざるから
関根さんは自分のことなんて紹介してるんですか
だからギタリストっていう風に言ってます
大項目
そうそう大項目
雑な感じで
雑ですね
なるほど
あのそうですね
ギタリスト
まあそうだよね
そうだよ全然間違ってないよ
特にエレキでロックみたいにギャーって行く時もあるし
アコースティックで静かに行く時もあるので
片方を見た人がもう片方を見た時に
あの関根さんはあの時の関根さんと同じそうですかっていう風に
言われたことがあって
だからキャラ設定に本気で困ってます
いいじゃないですかキャラは見た人が決めるということで
幅広くやりたい
そういう技術っていう意味では
なんかジャズだったらこの人に学びとか
なんかそういう自分が支持してる先生みたいな人はいるんですか
ジャズは大学入ってジャズ研入った後に
あのレッスン専門の方に半年習って
あとは独学でいろいろ
独学なんだ
クラシックとフラメンコは何人かの先生につきました
つきました今も?
今はついてない
それでなんか卒業してすぐだっけスペインも行ってるんですよね
スペインはね結構後の方で
31,2歳かな
2012年
34歳か
の時にフラメンコ習いに
行きました
フラメンコ習いにスペインに行っちゃうんだよ
すごくない
自由な人だなと思いながら
全然MBAで留学しますと
全然そんなんだよりこうありたかったよねみたいな
やっぱね現地のものを知ってきたなと思って
本当だよね
なんかこう思ったらもうあれなんだろうね
関根さん止めるの大変なんだろうね
そうかもしれないね
でもそういう風に見えないじゃない
穏やかにさ見えるじゃない
そうね
でもなんか僕は今日初めてお会いするので
なんか静かだけどきっと頑固なんだろうな
それが一つの良さとか
一般的に
僕なんか頑固さってちょっと変な聞こえ方するけど
一般的にはこういう方が分かりやすいとか
そういうものにあんまり触れすぎないって
すごい大事だなと思ってて
そういうのがすごい関根さんからは聞いてて
すごいな
静岡さんとかはそれこそストリートでやってますとか
そういうのも別にどうぞみたいな感じなの
もうどうぞなんだ
一応そのね反対ちょっとしましたけど
本当にそれでやっていけるのかみたいな
言われましたけど
お前がやりたければやれば
33:01
素晴らしい
ありがたく
ありがたいね
今もたまにねライブ来てもらって
そうなんですか
親の前で演奏とかあれしない?
あの僕ね
うちのおふくろがハワイアンをずっとやってた人で
ライブハウスとかでやってたんですよ
渋谷のクロコダイル
息子として見に行くじゃないですか
恥ずかしいっていうか
演奏が恥ずかしいっていうよりも
なんかもう見てらんないんですよね
もうベロンベロンだってないと
授業参加の反対です
MCとかも入るのが
いや多分僕の親は最初はそういう感じだったなと思うんですけども
慣れていくのか
それもあるし
僕も一応続けてるうちに多少が
マシになってんのかなっていうのもあるし
でも一番重いのが親ってずっと見てくれてるので
すごい変化に気づいてる
だから今日はあそこが良かったとか
でも一応そういうこと言って
あそこはもうちょっとこうした方がいいんじゃないとかも
やっぱ一番見てくれてる人だからこそ
それは的確なんですよね
最初はもううるせえなとか思ってたんですけど
確かにはいその通りですっていう風に
最近は
分かりもしないのにやめてくれみたいに
思いそうな気持ちもなんか若い頃ありそうな感じがしますけど
一番見ていてくれてますね
なんかあの
関根さんのその僕
分かりづらいみたいな話って
なんかある種今時だよねでもね
自分の仕事が
なんかこう肩書きが
分からなければ分からないほど
ある種価値もあるなと思ってて
他にその同じ人がいないじゃないですか
そうですね
みんなでカテゴリーがちょっとはっきりしたら
そこをみんなある種目指せるようになるんだけど
そうですね
関根さんを目指すことはなかなかきっと難しいんだと思うんですよね
確かにね
マージナルマンっていう言葉の境界人っていう言葉があって
確かに文化人類学の言葉なんですけど
どこの民族にも属せない人
例えばクルド人とかそうなんですかね分かんないですけど
国境の上に住んでたりとか
どこにも属せない
例えばヒターのいわゆるジプシーの人たち
スペインにいる人たちは結局インドから来て
ずっと旅の生活をしてるんですけども
どこにも属せないの人のなんかその感じが
僕は結構好きっていうか
こっちでもジャズも好きだし
フラミンコも好きだし
クラシックもちょっと弾くし
なんかこうねそういうなんだろう
規定されないみたいな
どこでもない真ん中みたいなのが
自然にそうなっちゃいましたけど
逆にだからジャズだけとかできないんですよ
これ一筋でもうなんかやっていくみたいなのがね
36:01
飽きちゃう感じするとつまんなくなっちゃう
天野ジャックなんですかね
天野ジャックですかねはい
いやもったいないと思ってギターって楽器がいろんなジャンルになって
こんな魅力的な奏法がいっぱいあるのに
一個だけにその凝り固まるのが
思うにやっぱり素晴らしいアーティストほど
一個のジャンルの人でも幅広いと思うんですよね
見てる視点は
それを演奏に出すか出さないか
演奏するかどうか別にしても
裾野はそのぐらいの広さがあるなと思ってます
なんかね本当なんか専門性を決めなさいとか
世の中はそういう方にそういう方に言ってくるけど
なんかもったいないもんね
そうだ専門性を高めるためには
僕はなんか広い裾野が必要だと思ってて
そのキーが高く伸びるためには根を広げる
いい表現
だから僕もどっかで専門化してると思うんですけども
常に下に広がっていくことで
勝手にそこが伸びていくのかなっていう風に
思ってますね
それがその今さっき言った
どこにも属さないエリアなのかもしれない
どっからでも伸ばしていこうと思えば伸ばしていける
なんかポース裾野みたいなのも
そうかでもそうだよね
なんか全部いろんなことを知った上でそこやってるっていうのは
結構影響がありますよね
全然違うと思いますよね
なんかそのものを違う場所から見れるっていうか
なんていうの専門バカみたいにならなくていいっていうか
そうなんですよ
なんか専門の人ってそういう罠に陥りやすいじゃないですか
そうですよね
その場所からだけどうしても離しちゃうから
そうですね
なんかあんまり外と繋がらなくなっちゃうっていうか
多分ロックから見た
フラメンコなのかわからないけど
なんか多分そういう
なんか関根さんなりの見方があるわけですよね
そうですね
なんか外から見るからこそ分かるところとかもあったりして
逆にその自分が中心と思っているジャズも
外から見ると
なんかある意味特殊だったりとかね
いろんなところがだから
幅広くね
見たいなと思ってますね
なるほど
なんかこんだけいろいろちょっとこう
音楽の話もしていたんで
ジャンルの話もしてもらったんで
よかったら関根さんから
なんか一曲スタジオなんでね
どういう
いいですね
ちなみにねここにね
この部屋来て一番びっくりしてることはね
ギターケースがね
1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11ぐらいある
もっとある?
本当はもうちょっとある
ギター何本持ってるんですか?
多分15本ぐらい
15本?
すごいね
まあそうだよね
俺らからすれば
まあでもこれ多いと思うか少ないと思うかは
ああそうか
今お手元に持っているのは
これ今奏でていただいているのは
何ギターですか?
これはあの
フラメンコ用のギターであるんですけども
もう少し音が
フラメンコって普通もっと歯切れが良くて
39:01
パリパリしてるんですけど
クラシックに近いような
フラメンコギター
いいでしょいいでしょ
あのあなたのものみたいになる
いいでしょ
1年前からこういうのやりたかったから
じゃあ去年じゃなくて
2022年の秋に最新アルバムを出したんですけども
BALLADSというCDで
バラードばかり集めたCDです
その中に入っている
この素晴らしき世界
もっとワンダフルワールドを
弾いてみようかと思います
ありがとうございます
いいね
贅沢ね
贅沢ね
贅沢よ
なんかこの後ちょっと
まったりしたいね
どうかこれいつも聴いてるのか
いつも?
ライブとかで聴いてるのか
いやなんかこういうのもあるし
あと自分でも作曲されてるじゃないですか
その作曲されてる曲を演奏される時もあって
オリジナルの曲も
あとお仲間が作曲した曲を
みんなで演奏したりする時もあって
それを今日は誰々のアレンジで
42:02
みたいな風にやられるから
同じ曲を何回か演奏されてることを
私も聴いてることあるんだろうけど
なんか毎回違う感じで聴こえてくるし
そうですね
それがまた面白いなって
ジャズだとそのメンバーで
今日いるメンバーでやることによって
それで自然に新しいアレンジにもなるし
あと即興の要素が多いので
そのソロっていうのはその人が自由にやるパートで
その日その時にしかできないものだし
なんかそういう良さは
ジャズの良いところ
クラシック音楽とはまた違って
例えばカレハとかその日のスターダストとか
そういう感じですね
なんか僕はちょっとむくむくと
自分の好奇心として
なんか関根さんのその
いろんな音楽をやる時に
なんかその時その時に
自分が違う自分みたいなことを
さっきおっしゃってたじゃないですか
今のはだからバラードって言い方なのかな
そうですねバラードですよね
他はじゃない
ロックの時とかどういう感じなんですか
ロックの時
なんか自分のバンドではよく
マイケル・ジャクソンの曲とかやるんですけども
みたいなこんな
あーなるほど
かわいいですね
とかだったりも
そうだねちょっとモードも変わるね
モードも変わるね
関根さんのね
そうそう
フラメンコだったと思う
フラメンコ
七変化みたいになってます
顔が違くない
いやそうなんだ
そうなの
フラメンコ弾いてる時の顔明らかに違う
一生懸命なんですね
必死なんですよ
そうだよねぐっとこう
なんかねちょっとたくましい感じの顔になるんだよね
テンションが
テンションが
まあなんかその曲調もありますけどね
へー
面白いね
面白いです
なんか僕はすごいだからもう
あの全部使ってやるんだなっていうか
あー全部
なんかこう関根さんの持ってる全部を
総動員して
あーそうですね
なんか全身でなんか
商売って言うと変だけど
うんいやでも商売ですね
なんかその全身でやらないと
多分届かないところってあると思うんですよね
なんか変に力が入るというわけじゃなくて
もうその力は抜いてるんだけど
こう
それ
自分自身が音になるみたいな感じですかね
おー
自分自身が音になる
そうこれねあるボーカリストが言ってたんですけども
自分が歌うとか
口から音が出るとか
そういう風になってるようでは全然伝わらないとか言ってる
ほー
もう自分自身が音になるぐらいじゃないと
こう伝わる音にはならない
多分音楽をやってる人たちが鍵とする人とかは
その本番中というかその
パフォーマンス中はそういう状態になってる
ならないといけないんでしょうね
45:00
自分が音になる
うんでその感覚を持ってるってことだよね
まあそう実もそうでありたいですね
うーん
なるほど
いいねなんか無我だね
無我の境地だよねなんか
いやーなんか
僕でも昔ボイストレーニングに行ったことがあったんだけど
くすのせ
くすのせ清志郎さんっていう
あの昔あの結構こう
ドラマの主題歌とか
ほっとけないとか
なんかその方も今みたいな
なんかこう声で出すんじゃなくて
自分自身がなんか楽器になったような
自分を奏でろみたいな
うーん
その方も今みたいな
なんかこう
声で出すんじゃなくて
自分を奏でろみたいな
そうですね
なんかそういう言い方を多分されてて
なんかまあちょっと近い
自分自身がこうなんか楽器になるみたいな
まあちょっと近いことをおっしゃってたんで
いやでも多分意図してるところはまさに同じだと思いますね
へー
でもこれ音楽だけじゃなくて
多分本当にあらゆる表現がそうだし
なんか絵とかもさ
あのダンスとかも全部
やっぱそこに何かこう
自分が全部現れるみたいな感じって
うーんちょっと違うか
でもなんかそこにこう
溶け込んでいくっていうか
なんかそれはついつい芸術のことだけと考えちゃうんだけど
多分本当の普段の仕事とか
いわゆる芸術とつかないようなやつであったとしても
多分いい仕事してる時って
多分そうなってると思うんだよね
でしょ
なんかその時ってこう自分がどうかとか
あんまり自分に意識がもはや向いてないっていうか
その瞬間にしかないっていうか
そうですねまさに
コーチングとかが演劇みたいなことから来てるんですけど
自分の中のいろんな自分を使うっていうか
なんか演じるみたいなことじゃないんですけど
なんかそれをこう今関根さんにとっても見た感じがあって
ああやって多分もう自然に入っちゃうんだろうけど
そうですね
別になんか演じてるわけでもないじゃないですかきっとね
なんかだからその自分の中に音楽がまず音とかイメージがあって
それを出すっていうのがやることなので
まずイメージさえしっかりしてれば
あとはどうにでもなると思ってるんですよね
そうかなんかじゃあ
弾くみたいなことを自分の中のものを出すみたいな感じ
そうそのために練習それがスムーズに出るように練習したり
そういうわけで
もしも出したい音が鳴っててそれで指が疲れちゃったら
それは練習が必要なんですけど
あくまでもそのイメージ先行
なるほど
そのロックのあの感じとかフラメンコのあの感じっていうのが
やっぱこうよく聞いて中に入れて練習するんですけども
出すときはこう中から
へー
それがその一変化か分かんないですけど
変わった
ごめんなさい言い方が
いやいや全然そういう風に出るんですよね
でもじゃあ思った通りのやつが出ないときとかはすごい悔しい感じ
それは悔しいですね
48:00
悔しいんだそこを練習するんだ
そこはやっぱり練習して自然にできないと
へー
一番練習のしがいがあるジャンルとかっていうのは何ですか
しがいがあるジャンル
練習のしがいがあるジャンル
なんかそのフラメンコを始めたきっかけは
結局そのギターのその奏法がすごい面白くて
別にフラメンコそのものにそんなにハマるつもりはなかったんですよ
だけどいざやってみるとそのすごい独特で
なんかその音の美意識もまず違う
そのいわゆるクラシック的な美しいこう
なんかこう透明な音
フラメンコはなんかこう
うん
こうなんかシャミセンみたいな
シャミセンみたいな
汚れた感じの音というか
そういうのが美しいというのが
ちょっと罵声感がある
そうそうそうそう
まあ民族音楽なんでねフラメンコって
そういう意味ではこれまでやってきたものと全然違って
練習のしがいというかありましたね
面白いねなんか自分の新しい部分ちょっと開発していく感じあるね
でもやっぱそれもフラメンコを聴いてちょっとズワズワっとして
かっこいいなと思って
なるほど
じゃあちょっとフラメンコでもいいし何でもいいし
なんかさっきバラードを聴かせてもらったんで
七変化とかじゃなくてちゃんと一曲聴かせていただこう
フラメンコの曲ではないんですけども
フラメンコ的なアレンジでとても有名な
ボラーレっていうCMで使われたフシキングスがやってるね
あの曲を
イエーイ
すごいなあ
歌いだしそうになるのをこらえるのを必死でしたよ
歌えるの?
ぶち壊したらいけないと思って
いやすごいね
すごーい
51:00
すごい迫力ですね
さっきと本当に全然違うね
なんか同じ楽器で弾いてもらってるけどね
全然違うねなんか動きも手の動きも
そうですよね
なんかこう質感も全然違う
なんかそういうのを見ましたね
かっこいいね
かっこいいでしょ
かっこいい
かっこいいんですよ
バラードとか弾くときとかね会場を見る目線とかがやばくてね
なんかねこれに射抜かれるねみんな
あなたがファンだってことがよく今伝わってるから
素晴らしい立ち位置で話してますよね
はい
いや本当にありがとうございます
でもねこれ俺
なんて言うんでしょうね
自分のこう結構やりたいことで
ある種全然会社に勤めるみたいなね
ことと違う生き方をしてくる
なんか面白いこういろんなヒントあるよね
なんかね
なんかでも本当音楽って生きるっていうのを
なんかすごい表現してるものだなって思うから
そうあのやっぱりその人が何考えてるかとか
その人がどういうふうにこうなんだろう
どういうことに良いと思って生きてるかとか
すごい音に出ると思うんですよね
その人の生き様も含めて
そのジャズミュージシャンというような
なんかその演奏が伝わってくるんですよ
だからなんか本当に尊敬できるミュージシャンって
やっぱそのいろんな言動だったり
立ち位振る舞いだったりも美しいし
そういう演奏がこう全て
それこそ自分を奏でるじゃないですけども
自分がそこに詰まってると思ってて
素敵です
名言がいっぱい
そうですね
あと最後に聞いてみたいんだけど
なんかこうここからの夢みたいなもの
夢ですか
コンスタントに作品をこれからも
作り続けていきたいと思ってて
今まで自分のソロアルバムを5枚出していて
今後もバンドだったり
ソロギターだったりいろんな編成で
やりたいプロジェクトはいくつかあるので
その作品を作り続けていきたいなと思ってますね
作曲ってすごいよね
そうだね
作曲って
本当にあの全くゼロのところからさ
ものを作ってそれが世の中に出てくって
なかなかない機会だから
やりたくてもできないから
なかなかない
作曲もゼロのところもあるかもしれないけど
結構やっぱり過去のもの
インプットがないと多分できないと思うので
意外と昔のようにいろんなものを聞くこと
今でも続けてますし
やっぱりアップデートしていかないと自分も
そうですね
いやーなんかちょっといいものを聞かせていただきました
54:02
いいお話も聞かせていただきました
独立後のリアルという番組のタイトルに
ふさわしいものがしゃべれたかどうか
よくわかんないんですけど僕としては
大変だと思います
リスナーさんがいい人たちなんで
そうですか
どんな形でもそれを役立てようと
そうそう
そういう風に聞いてねっていう風に言ってます
結構私たちがそこを拾うんだねみたいなところを
なるほどみたいな風に拾ってくれる人もいるし
でもこういうリアルなストーリーは
すごくみんなにも届くものがあるんじゃないかなと思うので
ぜひ今聞いていらっしゃる皆さんもですね
今回の感想とか
ツイッターでつぶやいたりお便りいただけたりしたら
関根さんにも届けますのでぜひお願いします
はい
最後にあとあれだよね関根さんの告知とか
そうそう告知とかぜひぜひしてください
自分のソロではなくてですね
ギターの梶原純さんという方と2人のCDが今度出ます
アコースティックギターディオで
1弦1本の弦と書いて
イズルというユニット名をつけたんですけども
そのユニットで3月の1日にアルバム241というCDを出します
その発売記念ライブが3月13日に
東京中目黒の楽屋というお店であります
中目黒
あとそれのツアーでね
今度北関東の方行ったり西に行ったり
ツアー行きますので
もしよかったら私のホームページからチェックしてみてください
はい
ご興味のある方はぜひ見ていただいてね
ライブの良さみたいなものもね
本当に結構このリスナーさん
東京じゃない方々も多いんですけど
全国ね回られますもんね
今回だけじゃなくて結構行かれてます
そうですね
実は3月の初めも西の方行ったり
いろいろ行きます
去年もなんかすごい
ずいぶんいろんなところで
ずいぶんいろんな美味しそうなものを食べるようになって
美味しいものツアー
そういうことなんです
分からないですけど
食がメインみたいなこと
それもあります
それもありますが
はい
ぜひねご興味のある方はアクセスしてみてください
あとはCDとかも発売されていますし
はい
あとはスポティファイ
これ聞いてらっしゃる方
スポティファイを使ってる方が多いと思うんですけど
そこでも関根明さんでね
そうですね
調べると出てきますね
そっかそっか
今後の3作品ぐらいは入ってます
ぜひそちらからもお願いいたします
はい
じゃあ改めまして
はい
今日関根さん本当にゲストね
ありがとうございました
ありがとうございました
ありがとうございました
いかがでした
いやすごかったですよ
57:00
僕はなんかあの
憑依する感じは
かっこよかったですね
そうそうそうなの
でもそれが伝わってよかった
そうなのフラメンコ弾いてるときは全然様子が違うんですよ
様子が違うっていうとなんか
様子が違うんだけど
だいぶあの
挙動不審な人みたいな紹介になってますけど
いやなんかこうエネルギーが違うよね
そうそうそう
同じ人の中からさ
そういうさ
なんかいろんなものが出てくるとか
なんか僕は結構ねそういうのに魅了されるんですよね
なんかこういろんなカラーが
なんか人にそういう部分もあるなと思うし
なんかあとギグワーカーみたいに言ってたけど
やっぱりこう
肩書きがよくわかんない仕事を
やっぱ目指すといいなと個人的にはいつも思ってて
まあ僕らも結構そういうとこも
コーチっていうのもあるけど
あなたもね本屋やって
はい
コーチやって
はい
あとなんかいろいろやってるでしょ
あ、そうか
はい
っていうさ
この一体何でどうやってるのかよくわからないみたいなさ
そういうなんかいろんなこうアイデンティティーがあるとかさ
そうね
私ちょうどさ先週さ坂本隆一さんのさ
音楽は自由にするっていう本読み終わったとこでさ
彼の若かりし頃から
57歳までは語ったやつなんだけど
いや本当に一緒で
なんかこう
呼ばれたらピアノ弾きに行くみたいな
なんかそういうところから
いろんな人たちが始まっていってるんだなって
それでいろんな人と出会って
いろんな
あ、僕にはこれかもみたいなものができていったりとか
いろんな人もそうやってこうできていくんだなっていう
なんかそのまた一つの一例を見せていただいたなっていう感じで
そうだね
だから行きましょうよ今度ライブに
行きましょう
うん
一緒にやってる人たちもなかなか
なかなか個性的な人たちが多くて
面白いですよ
行きましょう
ガンガン伝ってきてます
いや
今更だよ
この状態
このぐらいのキャリアになった関根さんが
ストリートライブとかやったらどうなるんだろうなとかね
確かにね確かにね
結構入るんじゃないかなみたいな
あーかもしれないね
っていうなんかあの
そっちの方が意外と稼げたりとか
そうかもしれないね
みたいなね
プロデューサー目線的にはなんか
いやらしいことを考えてしまうんですが
でも素晴らしい
あの感じがだって
街中にあったらちょっと足止めるでしょ結構
そうだね
そんなこともちょっとインパクトのある
はい
ありがとうございました
皆さんもぜひ聞きに行ってみてください
はい
この番組ではリスナーの皆様からのお便りをお待ちしております
感想やリクエスト
私たちに聞いてみたいこと
みんなで考えたいことなど
お気軽に概要欄にあるお便りフォームからお送りください
番組中にお便りが読まれた方は
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またスポーティファイアップルポッドキャスト
アマゾンミュージックオーディブルでのフォロー
1:00:01
および星マークでの評価も
ぜひよろしくお願いいたします
今週も聞いていただいてありがとうございました
また来週バイバイ
01:00:31

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