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katsuma
劇場版三上先生。 極上版三上先生ではないけれども。
daikoku
ではないけれども、極上版三上先生と言っても過言ではない。
katsuma
そうですね。ちょっと延長線上に見えましたね。
daikoku
見えましたね。映画フロントラインを見てきました。三上先生でしたね。
松坂トウリさんが官僚の役になってしまうと、もう三上先生しか見えないっていうね。これはよくも悪くもでしたけども。
katsuma
これはもう、なんかみんなの総意というかさ。官僚役といえば、もう彼にしかできないのではないかっていうね。
daikoku
そうだね。映画終わって、映画館から出た瞬間、お互い言った言葉の第一声がこうだったよね。
これ三上先生じゃん、つって言う感じはあったんだけど、まあこの映画を見てきたんで、今週はこの話をしてみたいなと思います。
katsuma
こんにちは、katsumaです。こんにちは、daikokuです。
daikoku
タイニングFMは、katsumaとdaikokuの夫婦が、映画ドラマなどのコンテンツの観光を中心に、ファッション・スウィート・ホテル・ファッションなど、我が家で話題のトピックを届けします。
映画のあらすじ
daikoku
はい、というわけで、映画フロントライン。一応あらすじを言っておくと、未知のウイルスに最前線に立ち向かったのは、我々と同じ日常を持ちながらも、目の前の命を救うことを最優先にした人々だった。
船外から全体を指揮するDマット指揮官、ゆうき、これはおぐりしゅんさんが演じてましたけども、と厚労省のたてまつ、これ松坂とおりさん。
で、船内に乗り込んだ医師の仙道、これ久保塚陽介さんと、さなだ、これは池松壮介さんですね、そして橋間、これ森奈菜さんをはじめとした船内クルーと乗客たち。
テレビ局の記者上野良、マスコミの加熱報道が世論を煽る中、明日さえわからない絶望の船内で、彼らは誰一人として諦めなかった。全員が下船し、かけがえのない日常を取り戻すために。
という感じの、これはコロナウイルスがちょうど流行り始めたというか。
そうだね、新型コロナが豪華客船の中でクラスターを起こしたやつですよね。
船内では一体どういう状態だったのかというところを再現した、そんな映画になっています。
katsuma
あの時って、我々もまだ未知すぎるウイルスで、船の中でこんなに人々がウイルスに感染していくっていう、そういう状況を目の当たりにしたというか、ちょっとした恐怖があったよね。
だからどういうウイルスなのかっていうのは全然よくわからないけど、なんかヤバそうっていうのだけはわかってて、かつこんな船内にいたら、それは感染は止められないよなみたいな感じで、これどうなっちゃうんだろうなっていうのを、ことは悪いけどテレビ越しに傍観しているような感じはあったよね。
だからクルーズ船だからさ、日本で治療するべき責任があるかって言われると、そこも別になかったっぽいよね。映画の中の感じで言うとさ、日本で医者を中に入れて治療すべきなのかっていうところから、政府が議論して、横浜が受け入れ、横浜っていうのかな、神奈川県で受け入れましょうっていう、
判断をされてるんだけれども、ただその日本の中でも、うちはやります、うちはやりませんみたいなのも、すごい意見が分かれててさ、結局DMATって災害対応の、それもボランティアみたいな感じの団体が指揮をとって、やってくれるっていうことになっていてさ。
daikoku
だから感染症に対する治療みたいなものは専門外というか、みたいなことを言ってたけど、やるしかないからやるかみたいな感じだったよね。
katsuma
冒頭でさ、指揮官に指名された結城先生が、専門外だからっていう、まず最初にやっぱり断ってんですよ。でもそれでも他も断られててっていう感じで、ちゃんとさ感染症対策の専門家をつけるからみたいな、参加する人たちの安全を守るからって言われて入れさせられる感じだったよね。
daikoku
ボランティアなのに、みたいな。そこからしてさ、有無を言わさずみたいな感じだったんだよね。だから私たちはさ、そういうところも分かんない状態で、やっぱり日々報道から流れてくる情報だけで判断するしかなかったんだけど。
誰が治療してるのかって言っても全然知らないしね。
katsuma
こっちの感覚からするとさ、やっぱりそれなりのちゃんと感染症の専門家が入ってるものだってちょっと思ってたしはあったんだけど、それではなかったっていうのが最初に分かって、
やっぱり災害の現場に行った経験があるからこそ、金をまるっきり国内に入れさせないようにしようって言ってる人たちの気持ちも分かるけど、それを最初に環境を整えるっていうふうにしたときに、必ずその間に死ぬ人が出るっていうのが分かってるから、
そこの調整みたいなのが結構大変そうだったよね。最初はコロナに感染して命の危険さらされてる人に着目しがちなんだけれども、そもそも高齢者で命が危ない人、
持病持ってて、治療しないと命に危険がある人みたいな、ウイルスに感染してない人の中にも優先度の高い人たちっていうのがいるのに、みんなが目が行ってないっていうかさ、そこがね
daikoku
あの考え方はコロナウイルスが流行ってきてというか、結構年月経って、多分2020年の後半ぐらい以降には多分あの考えで割とポピュラーになってきたんだと思うんだよね。感染したらダメではなくて、基礎疾患のある人とか、そういう人たちを優先して治療する。そうじゃなかったら耐えてくれみたいな
その考えが初手というかさ、あの船内の事件が起きた時ってもうだいぶ初期だったと思うんだけど、あのタイミングからその辺の優先順位のかけ方がちゃんと遂行されてたっていうところは、あ、そうだったんだっていう驚きと発見が僕はあったかな
katsuma
だからそのDMATの人たちのそれまでの経験だよね。3.11の東北の震災の時に
daikoku
それがきっかけだったって言ってたよね。
katsuma
福島の原発の近くの高齢者施設から患者さんたちを避難させるっていう時にバスで長時間の移動を高齢者に強いたわけですよ。それをしたがために避難所に着いた時のバスの中に
高齢者がもう結構亡くなってたっていう衝撃の事実があって、そこからルール通りに従ってては救える命も救えないっていうところがDMATの中では考えとして根底にあって、それを最初から自分たちで優先度つけて
この人は優先度高いです。この人は感染してないけれども持病のこれがあってこのまま行くと2,3日で必ず死ぬっていう。そういう人たちの優先度を上げてほしいっていうのでしっかりと優先順位を決めて対応されてたっていうのがそこが一番グッときたというか
そうだったんだって。感染対策が十分じゃないみたいなニュースで私たちも聞いてたから現場に入るとそうもいかないよっていう時あるじゃないですか。
普段さ仕事のいろんなプロジェクトでさ外から見てる温度感とさ 平和な外野から見てる景色とは違うからね
中でやってる人たちの見てる景色って全然違うからさ。やっぱりなんかこういう映画になることによって彼らの視点から見たダイヤモンドプリンセス号の中の内情というかそういったものが出てきて
彼らの葛藤とか彼らの苦悩そういうものが触れることができたのがすごくなんか意味のある映画だなっていう感じでしたよね
daikoku
これ実際に出てきている人たちはほぼほぼ全員実際のモデルになった人っていうのが実在するんですよね ティーマットのグリシュンさんかのモデルになった人でアナンさんっていう人がいらっしゃるんだけど
その人は言ってた言葉で映像インパクトはすごいものだから非常にありがたいと思いましたと 当時は僕らもやっぱり苦しかったしでもその苦しかったことをエンターテイメントという側面を持ちながら上手に表現していただけることを心から嬉しく思いましたと感謝の言葉を述べるというそんな言葉もありましたと
katsuma
だからまあリアルなんだよねそれが本当に ティーマット だからこのアナンさんは撮影している時もずっと見に来てみんなねモデルになった人は撮影の時も立ち会ったりとかしてるんですけど
オグリシュンがさクルーのこうなんか診察する時の聴診記の ああ当て方がね そうそう当て方とか見てる時にもう本当に当時のこと思い出しちゃって泣いちゃったみたいなこと言ってたけどさ
まだ当時のことを考えるとその時の大変さとか苦労とかなんか苦悩みたいなのを思い出して言えてない部分があるのかなっていう感じはするんですけど
daikoku
まあそうだろうし当時だと中でどういうことが起きてたかとかって説明もねまともにできなかっただろうし
いや本当そうだと思う 本当はもっとこうだったのにってね言いたいことも山ほどあっただろうけどねそれが全然表現できなかったっていうところもあっただろうからね
katsuma
そうだから取材をメディアがさ申し込みするんだけど結局なんかそれを受けてしまうとそれのそこに時間使っちゃってただでさ忙しいのに現場対応の時間に時間が取れなくなっちゃうっていうのがあって
あえて取材を受けないっていう形を取っていたっていうところなんですけどまあ指揮官からしてみるとさ自分が指示して動いてくれている人たちがさ世間から売金みたいにさ言われたりとか
そう自分の子供がさ保育園に来ないでくださいとかさあれちょっとねきつかったよねやっぱねなんか報道とかでもさそういうふうに言われて子供を預け先がないとか
でお医者さん自身もさ普通のホテルには泊まれなくてそれ専用にアパホテルとかさそういうのが名乗り出てくれたからよかったけれどもそういうところがなかったら
報道と現実の葛藤
katsuma
あんなに頑張って病院でさ対応してくださってる人たちに対してなんか世間の風当たりの強さみたいな冷たさみたいなのがすごいここに表現されててさ
daikoku
すごいなんかグッときちゃったね中で わかるわかるだからこの久保塚さんのモデルになった方が言ってたのは最前線で守っている人たちを守るためにも
マスコミ対応っていうのもしっかりやらなければいけないんだなっていう教訓にもなりましたっていうふうに言ってて
まあね今となってはそう思うところもあっただろうけども
そうだね まあねあのタイミングだったらまあ難しかっただろうなっていうのはね本当思うよねあれは
katsuma
そうだから彼らが学ばなきゃいけなかったっていうよりかは
逆だっちゃうよね そう報道を受ける私たちがしっかりそこから学ばないといけなくて
そこはねなんか考えさせられる部分が非常にあったなと思いますね
daikoku
だから報道も報道で当時はいや船内やばくなってますわみたいな感じのことは確かに報道はしてたんだけど
まあそこまでそこ止まりだったんじゃなかったかなっていうふうになんか記憶があって
それ以降どうなったんだろうなとかそれこそ船内にいた人たちは最後どうなったんだろうかっていうのは
僕は正直にわかってなかったですね
katsuma
そうなんだよ最後はさ病院を開業する前の病院に
愛知の病院だっけあれ
そうそう愛知の病院中が空っぽの病院が一個あってそこを厚労省が調整してそこで受け入れましょうみたいな感じになるんですけど
もうそういうことがあったって私たち報道で知らないじゃない
知らなかったあれは本当に
だって手を挙げてくれたそういう尊い存在があったっていうのも知らなかったしさ
まあでもその受け入れる時もさドラマというかさそういうのがあってさ
まあそうだね
めちゃくちゃ面白いんだけど
daikoku
受け入れる道中のあのねなんかやりとりももう一大イベントだったみたいなさ
確かに言われてみるとそうかもなーみたいなあれ見て思ったし
katsuma
そうだから警察と自衛隊が協力して愛知の方までバスとか救急車使っていくんですけど
やっぱり近くはないじゃない結局
だからその間に症状が急変しちゃって緊急事態になるんですよ
で一度全部の車両止めてどうしますかみたいなものの判断になるんだけど
まあ道中だからさそこから行ける病院って言ったってまだ遠いからさ
daikoku
受け入れ先がないからね
katsuma
じゃあこのまま行きましょうみたいな
クルーの努力とコミュニケーション
katsuma
そうそうそう
daikoku
結局
だから受け入れ先は受け入れ先でなんでそれ聞いてねーよみたいな
katsuma
急変3人ってどういうことだよって言ったら7人ですみたいな
daikoku
そうそうそう
katsuma
えーみたいな感じになるんだけど
daikoku
面白かったね
katsuma
面白かったね
そうそう
だからねこれ今笑える話になってるからいいんだよ
それを笑えるエンタメにできたっていうのは
いやーそうなんだよね
ピーマットと厚労省とこのプリンセス号に関わった全ての人たちの努力の結果で
今エンタメになってるわけだからさ
なんかこれもうスタンディングオーベーションなんですよ
わかるわかるわかる
彼らの功績にスタンディングオーベーションなわけで
daikoku
なんかあと映画全体を通じていい意味で波がないというかさ
変に煽るような描写っていうのが全くないんだよね
ドラマチックに仕立てでやろうみたいな
これやろうと思ったら全然できるポイントって山ほどあったなと思うんだけど
それが一切なくて本当に事実を事実としてちゃんと伝えるっていう風に
手してるところが強かったな
でもエンターテイメント性も
いい塩梅であるっていうところのバランス感覚が
katsuma
めちゃくちゃ良かったなっていう風に思いますねこれは
そうだからセンセーショナルな場面とかは
絶対入ってはくるんだけれども
そこもやっぱりそれはそこにフォーカスするんじゃなくて
それって結局その出来事の中の一部分でしかなくて
他の人たちも他の人たちでそれぞれのドラマがあってさ
努力してこういう感じになってる
私一番感動したというかそうだったんだってすごい思ったのが
船内のクルーってさやっぱりさお客さんもいれば
お医者さんと船内のお客さんのハブにもならなきゃいけないんだけれども
彼らは彼らで感染してるかもしれないやっぱ当事者でもあるんですよ
なのに彼らとの間に入って不安にさせないようにとかさ
治療しやすい環境を作ってあげようとかめちゃくちゃ努力してたんですよ
daikoku
森奈々さんのポジションやばかった
katsuma
やばかったあれを
daikoku
これはやばすぎるだろっていう感じだったよね
何人日本語分かんねえやついるんだよみたいな感じでさ
そうそうそうそれをまず思ったんでね忘れてたけど
あの客船だから日本語を喋る人しかいないわけでは当然なくて
いろんな言語を喋るお客さんが入ってる中でさっき言ったDMATとか医療チームの人たちとちょうどね
間をつながないといけないみたいなところで
しかも普通のコミュニケーションじゃなくて結構パニックに近いような状態とかもあるからね
なんか眺めながらコミュニケーションしないといけないみたいなところもあるから
その辺もねすごい大変だし
katsuma
だから最初に言ったさ日本でやるべきかっていうところがここに来るんですよ
要は船内の人種って日本人だけじゃないから対応したくてもお互い分かり合えないっていうところが言語の壁で一個あって
daikoku
そこにプラスさなんかフランス人はさもう英語喋んなみたいな感じになってくるからさ
おいフランス語で喋る英語はもうこれ以上喋ってくれるんじゃないみたいな
めちゃくちゃな感じやな
言いそうだもん
言いそうだしな確かになみたいな
katsuma
お互いすごいストレスなんだよね
daikoku
いやそりゃそうだ
katsuma
そう普段使ってないまあ共通でさまあかろうじてわかる英語でのコミュニケーションになっちゃうんだけれども
未知のウイルスにかかってるからさ専門的な用語を使わざるを得ない状況なんだよね
でそこにプラス向こうの心情にさ配慮して喋んなきゃいけないからもうだいぶ苦労したと思うあれは
daikoku
だねあれは
katsuma
そう過去の病歴聞いてんのにさ今のなんか症状ずっと言い続けるみたいなのもあってさ
daikoku
でもそうなるよな
でもあれもリアルだよね
いやそうだよねと思って
いや私の聞いた経験はそこじゃないんですけどみたいな感じで
いや今の大変なのよみたいな
katsuma
何回聞いても同じ答えが来ててだから全然意思の疎通がさうまく取れてなくてさ
そこをクルーが埋めてくれるっていうさ役割なんだけどさ
クルーはクルーで感染しちゃうんだよねこれもさ
まあそろそろだよね
そうだから客室と違ってさクルーのさ寝室みたいなところってさちょっとね衛生環境もあんまり良くないし
daikoku
まあそうだろうね
katsuma
で大人数でさ二段ベッドとかでさ泊まってるわけじゃない
daikoku
お客さん優先の構想になってるからね
katsuma
そうなんかあの環境でお客さんと先生たちの間に立ち続けたクルーたちにも私はねちょっと感動してしまったというか
daikoku
いやわかるよだからさ最後の方とかさクルーに本当ありがとうみたいな感じのさメッセージがさ各客室の入り口のところに貼られてて
報道姿勢と映画の意義
daikoku
まああれも事実らしいんだけど
そう
まあああなるよね本当に
katsuma
いや本当にクルーのね思った
daikoku
あれはクルーあってからこそのものですよあれは本当に
katsuma
そうなんだよもうそれぞれの苦悩はあるんだけれども両方をね支えたクルーたちが彼らの存在なくしてこの成功っていう功績は得られなかったんじゃないかなとは思いますよね
いやちょっと感動しちゃったあれはさ
daikoku
わかるまああの全体を通してなんか本当にいい映画だったなってちょっと安っぽいんだけど
katsuma
これはねなんかあの学校で見せるべき映画
daikoku
そうなんかね絶対見た方がいいと思うねこれは本当に
katsuma
そうなんですよ
daikoku
2週間前からその国宝はなんか本当にみんな見るべきっていう話をしたんですけどそれとは全然違うベクトルでこれをこれで絶対見るべきだなっていう風に思ったね
歴史上のとても重要なポイントについて事実をちゃんと理解するっていう観点ですごくいい作品になってたなと思いますね
katsuma
感染症っていうものに対してまあ我々がねどういうふうに
daikoku
そうね
katsuma
接していくべきなのかっていうのこれを見ればそうなんだっていうのがわかるし
そういう医療に従事している人たちが今後ねまた未知のウイルスに立ち向かっていくっていう
daikoku
そうそういつねあるかわかんないからねそういうのも
katsuma
時にさなんか我々はちゃんとさ彼らの仕事の内容みたいなものを把握するっていうこととウイルスに対してどういうふうに接するべきなのかみたいな基本的な接し方みたいなのを学ぶことで
なんかそう差別的な発言とか思考にならずに済むんだよっていうのが結構ここの中に含まれてんじゃないかなと思うんで
これもうみんな絶対見るべき
daikoku
そうだね途中でも言ってたけどこういうなんか未知なるトラブルというかアクシデントというかそういうものが起きた時の報道に対するさ
立ち向かい方というか接し方というかそのスタンスはこういうスタンスでいたらこういう面しか見えなくなっちゃうなみたいなところが
とても本当にわかりやすく描かれているところがあるので現場で何が起きているのかって得られないケースは普通にあると思うんだけど
katsuma
特にこういう今回もそうだったときけどそういった時にポロッと出てきているニュース報道情報に踊らされるとそれはそれで良くないよなっていうところがあるよね
だからなるだけ客観して客観視して俯瞰的にもは物事を見るっていうことの大事さみたいな感じがあるかなというところが改めてフロントラインを見て感じたっていう感じでしたね
SNSとかもさ結構その煽りが多いじゃない インプ合戦だから
インプ合戦だからさセンセーショナルな内容を言えばいいみたいな人たちで今ちょっとあふれちゃってるから私のワジマの地震とかさ
洪水の時とかもそうなんだけれども外から言ってる外から見て見ただけのことでこう言ってるガンガン言ってくる人って本当になんかその的外れというか
言ってる内容外れてることは本当に多かったりとか自分の支持者を増やす増やしたいから分かりやすい言葉で言ってくるんだよ
だからその分かりやすいけれどもそれと本当にそうなのっていうのは一回疑問に持ってほしいなっていうのは私は思ってることで
やっぱり中の人に聞かないと本当の話っていうのは分からないよっていうのがこういう災害とかちょっとした事件とかの時には気をつけていただきたいなっていう
現場の人たちってこの発生直後に声なんて出せないんですよ大変だから
っていう構造だからすぐに何か言ってる奴はもう外から見て上辺だけだからすぐに大きい声出す人のことはそれは本当なのかなっていう気持ちでちょっと1回ね見ていただきたいなって思いますね
自分たちも気をつけましょうという感じですね
映画の深層分析
daikoku
そういう教訓もとてもいっぱい含まれている作品なのでぜひ見ていただきたいというフロントラインですね
次についさっき見たんですけどKKさんからお便りを何度も何度も何度もいただいてたですね
満遍ネオこれNHKで6月末にやってた再放送だったのかな大友克弘さん会の特別会みたいなものがあってそれをNHKプラスで見ました面白かったですねこれ
katsuma
いや面白かったね
daikoku
浦沢さんと大友さんの対談みたいな感じでドームっていう作品を題材にして2人でいろいろ話すみたいな話だったんですけど
katsuma
もう大前提で浦沢直樹が大友克弘のオタクすぎちゃって
daikoku
いやめちゃくちゃ好きなのが伝わってくるけど大友さんはなんかひょうひょうとしてる感じで
大友さんこういうことを結局言いたかったんですよねとか言ってこれはキューブリックのものをみたいなこと言ってる
確かに相当取れるかなみたいな感じで
katsuma
乗れんに腕押しじゃないけど見てる方向がちょっと違うっていうかさ
daikoku
だから大友さんはすごい自然体でさ自分の頭の中に描かれているものを漫画に具体化してただけだったぐらいの感覚なのかなというふうに思うんだけど
katsuma
そうだね
daikoku
本当に自然にやってたって感じなんだろうけども多分そこからいろいろ学び取った吸収するものが多かった浦沢さんとしては
まあこれはこういうなんじゃないかああなんじゃないか裏側にこういう気持ちがあったんじゃないかみたいなもんねいろいろ考えちゃう
でそれを出しちゃうんだけど大友さん的にはうーんみたいな
あの二人の対比がめちゃくちゃよかったっすね
katsuma
めちゃくちゃ面白かったなんかあの大友さんはさインプットの先がさ映画とかさ漫画じゃないんだよね
daikoku
漫画じゃないものから得てそれを漫画の形にするっていうふうに言ってたからね
katsuma
だから表現方法が漫画だけの人なんですよでもう浦沢さんは漫画大好きっ子だからさこの人の漫画この人の漫画のここがすごいみたいな
daikoku
そうそうそう
katsuma
すごいその漫画に関する造形が深すぎちゃって大友さんももう考えつかなかった視点で自分の作品を語ってくるからさ
そうそうそう
daikoku
あの対比がめちゃくちゃよかったっすねこれ
katsuma
めちゃくちゃ面白くて最後になんか次の作品待ってますみたいな約束させられてさ終わってたけどさ
daikoku
そうそうそう僕大友さんの作品ってね全然読んだことないんですよね
アキラとかすごい有名だと思うんですけどアキラもちゃんと読んだことないし今回題材にされてたドームもタイトルこそ知ってるものの全然どんな内容だったのかって知らなかったんだけど
視覚表現の魅力
katsuma
確かに
daikoku
今回の内容とか見ててあこういう話なんだってね断片的にはもう紹介されてるのでみたいなのを知って確かにちょっと面白そうだしこれ読んでみたいなっていうふうに思いましたね
katsuma
私あのアキラの大きい
daikoku
バイク?
katsuma
大きいやつ
daikoku
大きいやつ大きい漫画ね
katsuma
大きい漫画
daikoku
サイズ感の大きい漫画
katsuma
そうそう大きいやつねを買ったんだけどストーリーよりも何て言うんだろう作品集みたいな一枚の絵としてパラパラ見るみたいな感覚の見方しかしてなかったからあんまりストーリーを
daikoku
覚えてない
katsuma
アキラに関してはお父さんが買っててそこから
daikoku
見せてもらってた
katsuma
そう見せてもらって一人暮らししたときにそういえば久しぶりに見たいなと思ったら大きいオーバーが出てたんでそれを買ったんですけど
daikoku
それでもなんかストーリーよりも構成とかその絵の美しさみたいなところ眺めるのが好きだなと思って見てましたね
実はそのマンベンネオの内容自体もさストーリーもまあいいと思うんだけどそのストーリーを具現化するとこの表現方法というかそのパースの持たせ方とかさ映画っぽい表現方法にするとかさ
なんかあの辺のこの漫画界における発明感みたいなところをすごくフィーチャーしているところがあってその辺のなんか表現のされ方っていうのはさっきdaikokuさんの言ってたそのストーリーというよりかはなんか絵を見てるみたいな感じのさ
そうなんだよね まあそこに繋がっているのかなというのは聞いてて感じたところでしたね
katsuma
そうだから意識がストーリーに入っていかないというか私の場合は構成とかすごい細かく書き込むじゃないオトモさんの場合なんかそういうのを一個一個見てるのが楽しくなっちゃって
なるほどね ストーリーがまだね入ってきてなくてだけど今回この番組のおかげでさドームのさあらすじみたいなのはさ教えてもらったから
最後のね結末どうなったのかというのが今回出てなかったんで そうドームは逆に見れるかもしれないストーリー軸で
daikoku
そうだねぜひ見てみたいなと思ったし内容的にもさすがKKさんが何回もリマインド送ってくるだけあって確かにめちゃくちゃ良かったっすねこれは
これはありがとうございますという気持ちが改めて起きましたねこのマンメネをね何回もお便りくれてたんで僕グーグルカレンダーにリマインダーとして設定してたんですけどそれすらも忘れてて
katsuma
あやべえ終わってたわみたいな感じになってたんですけど KKさんもさ私たちのこともよくわかってくれてるからさこれはまたリマインドしとかないと見ないなって
daikoku
絶対こいつら見ないだろうなって多分思ってたんだと思うんですけど予想通り見てなかったんですけどようやくね見てこれは本当に良かったです
katsuma
お便りいただいてめっちゃ笑っちゃったな
daikoku
わかってるなーって思って二人で爆笑してたからね
katsuma
こいつら絶対見てないなって思ったな
daikoku
そうだね正解ですありがとうございました
katsuma
ありがとうございました
daikoku
というわけで今NHKプラスでやってて多分もう1週間くらいかな今週いっぱいかなちょっと忘れたけど7月上旬くらいまでやってたと思うんでぜひね見ていただければなと思いますめちゃくちゃおすすめです
めちゃくちゃ面白いです
という感じですね
あと最後に今週のあがるおと久しぶりにこのコーナーやってみたいなと思うんですけど
今週ね2つあがるおと紹介したいなと思います
1つは久保田俊信さんの新曲ですねこれ
諸行無常という新曲がなんか今すごく話題になってるっぽくてYouTubeのおすすめにめちゃくちゃあがってたのを気になって見てみたんですけど
いやー素晴らしかったっす
katsuma
なんかさ年って何って感じですよね
daikoku
分かるね調べたんですけど62歳なんすね久保田さん
katsuma
なんか何も変わってない
daikoku
何も変わってないよねあのララララブソングの時の久保田俊信さんと何も変わってなさすぎてやべえなって思った
katsuma
びっくりしちゃったそれ何年前のやつみたいな気持ちで見ちゃった
daikoku
見た目マジ若いよな
katsuma
そうびっくりした
daikoku
すごいよねジョジョを書いてるような新木先生も年を取らないっておなじみですけども
確かにね
そこに匹敵するレベルのマジで全然顔の表情変わってなくてすごかったっすね
katsuma
なんかさ年取るとさちょっと声がさ変わったりするじゃないそれもないしさ
daikoku
ないない
katsuma
すげえなと思った
daikoku
わかるでその曲自体も割とドシンプルな感じのわかりやすいコード進行なんだけど
すごいかっこいいストレートなファンクな曲調になってて
ここ昨今の邦楽の楽曲ってとにかくBPMが早くて
複雑怪奇なコード進行みたいなのがなんかもてはやされる感じ
katsuma
何か思ってることがあるんですか
daikoku
思ってることっていうかそういうトレンドになっちゃってるからもうしょうがないなって感じなんだけど
ボカローブームでなんかこうはちゃめちゃな曲調でも全然歌になっちゃうみたいなこととかさ
TikTokとかで数秒でキャッチーに残らせるためにはそのサビを早く持ってきてBPMを早くするっていうのは
当たり前のなんかもう主砲みたいになっちゃってるのでしょうがないトレンドではあるんだけど
そんなものはどうでもいいみたいな感じで中畑さんのなんつーの力だよねこれは完全に
katsuma
やっぱさ実力があるから
daikoku
実力のある人が作る曲っていうのはこういうもんなんだっていうものをバシバシに見せてくれる感じがあってすごい良かったっす
katsuma
そうだね
daikoku
そうそうだから一回聴いたらもうちょっと頭からずっとなんかねネターっとこうなんか汚れ続けるような感じが本当にすごく良かったっすねこれは
katsuma
そうだね
daikoku
おすすめですボカローブームの新曲初行は無情ぜひ聴いていただければなと思います
はい
でもう一つがオレンジレンジのいけない太陽の令和バージョンって言ったところの
そうなんだ
MVがつい最近youtubeに上がってたんですけどこれがね2,3週回ってすごい良かった
2,3週って何かっつーと別に僕オレンジレンジに対してそんなに思い入れは特に正直なかったし
この曲ねあのかつてすごく流行った曲で僕も当然知ってはいたんですけども
太鼓さんも有るんですかこれいけない太陽って
katsuma
これあれだよねあの
daikoku
いけない太陽って
ドラマのさ
ドラマだったっけこれ
katsuma
いけぱら
daikoku
あーなんかそんなんかもね
katsuma
ねーいけぱらがあれだよねなんかもう一回ドラマ化されるみたいな
daikoku
あーなんかそれ見た気がするな確かに
katsuma
そうそれで多分令和バージョンが出てんじゃない
daikoku
あーなるほどねそういう流れもあるのか
違うかな
いやもしかしたらそうかもしんない確かに
でーまあそういう流れもあったのかもしんないんですけど
あのねこの映像がねめちゃくちゃいいですねこれ
katsuma
なに平成?
daikoku
そうあのレアバージョンって言いながら令和見る人たちには
何もわかんないんじゃないかっていう感じで平成をゴリ押し
ゴリゴリのゴリ押ししてくるようなこの映像構成になってて
もうただただ見てるだけでこういいっていう感じになってますね
あっそう懐かしい
そうその平成の映像をそのまま使ったらまあいろいろまあ問題があるというところがあると思うんで
それを上手い具合にこうパロったような感じの
へー
まあそこで青春アミーゴとかあの学期のあのポッキーのCMとか
映画と音楽の回顧
daikoku
GTO国戦学校へ行こうとかこの辺のことを言ってんだよなみたいな感じの
その表現がガーッと連続して
katsuma
そうなんだ
daikoku
散りばめられてる感じになってる感じですね
これ公開されてたぶん2,3日か経ってないんですけども300万再生くらいされてて
すごいですね
めちゃくちゃバズってるんですけどまあこれはバズる気持ちはわかる
その3,40代の人ホイホイの完全な構成になって
katsuma
俺らの青春
daikoku
映像を楽しむ目的で見てもらったら全然いいかなって思うんですけど
そういう風に見てるとこの曲は別にそんな悪くないという感じで
一周回って思えるみたいなところもあって
オレンジレンジも今よく見てみると別にそんな悪いことは言ってないなみたいな
丸くなった自分を感じられるみたいなところもあるので
そういった観点で見てもらってもとてもいいなという感じですね
私多分ドラマの主題歌として聴いてたから
katsuma
なるほど
だからドラマにすごいよく合ってる曲であるよねあれ
daikoku
僕ドラマでも見てなかったんだよねこれ池原
katsuma
うん池原は
daikoku
見てなかった
katsuma
堀池玉樹ちゃんが
daikoku
そうそうそう
すごいかわいいんでぜひ
katsuma
今見れると思います
今見れるのかな
daikoku
見れます
見れるんだ
katsuma
なるほどね
そうかそうか
daikoku
そういう観点で見てもらってもいいかなというふうに思うので
これもおすすめございます
はい
今週はこんな感じかな
ちょっといろいろ堀池さんで話しましたけど
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はい
というわけで今週はこんな感じでございました
はい
ではお疲れ様でした
katsuma
お疲れ様でした