ノートの誤解
さて、今回は、効果的なノートの取り方、これをね、ちょっと深く見ていきたいなと思ってます。
元ネタはあるブログ記事なんですけど、最近よく聞く話で、あのー、ノートの取り方よくわかってない学生が増えてるみたいな、
つまり、勉強のやり方そのものがちょっと、あれ?ってなってるんじゃないかと。
ええ、そうですね。短技黒板をこう、ダーッと書き写す、それだけじゃないんですよね、ノートって。
その、本来の役割というか、力について考えていきたいです。
情報をね、効率よく吸収して、後でちゃんと使えるようにするための、まあヒントが見つかればと。
今回のテーマは、理解して、後で役立てるための記録術を探る、そんな感じでしょうか。
なるほど。じゃあ早速、記事が指摘している、多くの人がやりがちなノートの誤解から見ていきましょうか。
3つほど大きなポイントがあるみたいですけど、まず1つ目。
黒板に書いてあることだけ、とにかく忠実に写しておけばOK、ってこう、思い込んじゃってる点。
ああ、それすごくよく聞きますね。でもそこが結構最初の落とし穴というか、授業とかセミナーって、ほんと違って、話してる人の言葉の中に結構大事な情報とかニュアンスが含まれてたりするんですよ。
版書はまあ、あくまで補助的なことだって結構ありますしね。
はいはい。
だから、情報を自分でちゃんと判断して、あ、これは大事だなって思ったら、口頭の説明でもメモする、これが不可欠なんです。
版書か口頭かっていうのは、実はそんなに本質的な違いじゃないんですよね。
なるほどな。じゃあどうすればいいんですかね。記事によると、勉強ができる人っていうのは、まず聞くことから始めると。これがさっきの書くのが最優先っていう2つ目の誤解をひっくり返すポイントなのかな。
まさにその通りだと思います。まず内容をしっかり聞いて、あ、なるほど、と理解する。それが第一段階ですね。
その折れで、あ、これは覚えておくべきだなとか、これ後で使いそうだなって自分で判断した情報を記録する。この情報が一度自分の頭の中を通るっていうプロセス、これがすごく大事なんです。
ただ手を動かして指してるだけだと、この理解して選ぶっていう部分がごそっと抜けちゃうんですよね。効果が全然違ってきます。
で、3つ目の誤解ですね。ノートは書き終わったらもうそれで終わり。後で見返すとかあまり考えてないみたいな。これはちょっと耳が痛い人もいるかもしれないですね。
効果的な記録術
ええ、そうかもしれません。ノートを単なる記録って捉えるんじゃなくて補助記憶装置なんだと。そういう見方が大事になってきます。
つまり将来の自分があれどうだったっけって情報を必要とした時にスムーズにちゃんと引き出せるように記録しておく。
はい。
その目的が達成できるんだったら媒体は別に紙でもいいしパソコンでもタブレットでも何でもいいんですよ。要は必要な時にアクセスできるかどうかそこが鍵です。
記事の中にあった例え話で、空のお皿を目の前に置いてもお腹は膨れないっていうのがありましたね。あれすごくわかりやすかったです。形だけあっても中身の理解がないと意味ないよと。
ええ、本当にそうですね。じゃあなんでこういう誤解がそもそも生まれちゃうのかっていう話ですけど、記事ではちょっと学位置的なノート指導の問題点みたいなことも示唆されてるんですよね。
例えば先生がクラス全員のノートを全部同じ基準で細かくチェックして、自分のやり方と違うとなんか叱っちゃうみたいな。
ああ、ありますね、そういうの。そういう環境だと先生に怒られないようにノートを取るっていう本来の目的とは違う動機が生まれちゃう可能性があると。
考えてどうやったら後で役に立つかなって、そういうスキルを身につけるべきなのに、形式ばっかりが重視されちゃうと。ご自身の経験とか振り返ってみてどうですか?何か思い当たることって。
ええ、まさにそうですね。私自身も学生の頃、とにかく必死で版書を写してた時期があったんですよ。でも後で見返しても、なんでこれを書いたんだっけって思い出せないことが結構多くて。
で、ある時からあえて書く量をぐっと減らして、話を聞く方に集中してポイントだけ絞って書くようにしてみたんですね。そしたら逆に内容がしっかり頭に残るようになったんです。やっぱり記事が言っているように、情報の取捨選択と後で使える形にするっていう意識、これが本当に大事なんだなって痛感しましたね。
いやー、今回は効果的なノート術についてかなり深く掘り下げてきましたね。ポイントとしては、やっぱりただ受け身で書き写すんじゃなくて、まずは内容をしっかり理解して、未来の自分がそれを活用するんだっていうことを前提に情報を能動的に選び取って整理して記録すると、そういうことになりますかね?
ええ、その通りだと思います。ノートは過去の情報をただ保存しておく場所じゃなくて、未来の自分の思考とか行動を助けるためのもっとアクティブなツールなんだと、そういうふうに捉え直すのがいいんじゃないでしょうか。
では最後にですね、皆さんに一つ問いかけてみたいと思います。この後で情報を取り出すことを意識して記録するっていう考え方、これって勉強だけじゃなくて、例えば仕事の議事録とか打ち合わせのメモ、あるいは日々のちょっとした気づきとかアイデアの記録とか、そういう他の場面にも結構応用できるんじゃないでしょうか。少し考えてみてください。