1. プチメタラジオ
  2. 田植え体験を手作業でやる意味..
2025-07-20 05:13

田植え体験を手作業でやる意味があるのか

子供たちに田植えの体験をさせるイベントがよくあるが、
なぜわざわざ手作業でさせるのだろう。
田植機は何十年も前から普及しており、
今どき手で苗を植えている農家なんていない。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20210829/1630204200

サマリー

田植え体験を手作業で行う意義を考え、近代農業の実際の姿や魅力とのギャップを探求している。子どもたちの興味を引くためには、手作業の体験ではなく、効率化された農業の姿を見せるべきだという問題提起がされている。

田植え体験の意義
- こんにちは、ザ・ディープダイブです。
- こんにちは。
- 今回はですね、あなたから共有いただいたブログ記事について、
えーと、ちょっと深掘りしていきたいなと。
- はい。
- プチメタ3.0というブログの、2019年7月17日の記事ですね。
なぜ、田植え体験をわざわざ手作業でさせるのか、というタイトルです。
- ああ、これなかなか面白い視点ですよね。
- そうなんですよ。子ども向けの田植え体験って、まあよく聞きますけど、
確かにほとんどが手植えですよね。
- うん。
- でも今の農家さんって、あのー、田植え機を伝うのが普通じゃないですか。
- えー、もう何十年も前から普及してますからね。
- なのに、なんで体験イベントだと、わざわざ手で植えるんだろう、
っていう、素朴な疑問ですね。
これを、えー、一緒に考えていきたいと思います。
- はい。この記事の中心的な疑問、まさにそこですよね。
田植え機は何十年も前から普及しており、
今どき手で苗を植えている農家なんていないのにと。
- うん。
- なぜ体験は昔ながらの方法なんだって。
- そうそう。普通に考えたら、まあ、今の農業を知ってもらうんだったら、
むしろ機械を使うところを見せた方が、なんかリアルなのかなと思っちゃいますけど。
- えー、筆者もまさにそこを指摘していて、
子どもたちに田植えのやり方を教え、農業を理解してもらいたいなら、
機械化されている部分は機械でやればいいのだと。
- なるほど。
- 現代の効率化された技術を見せるべきじゃないか、ということですね。
単に昔は大変だったみたいなノスタルジーだけじゃちょっと違うんじゃないかと。
- うーん。しかもこの記事がちょっと心配しているのは、
その大変さを体験させることが、かえって逆効果になるかもしれないってことですよね。
- あー、そうですね。
- 手間のかかる原始的な方法で体験させてしまうと、
農家になりたいと考える子どもはどんどん減ってしまうって書いてて、
- これは結構ドキッとしますね。
- 確かに。良かれと思ってやっていくことが、
もしかしたら子どもたちの意欲を添いでしまっている可能性もあるんじゃないかと。
- うーん。
- で、その視点を他の職業体験と比較しているのが面白いんですよ。
- あー、比較ですか。
- ええ。消防体験では消火器や消防ホースを使うし、
ショップ定員体験ならレジを使うだろうと。
- あー、なるほど。言われてみればそうですね。
消防士体験でひたすらバケツリレーだけやらされるってことはないですよね。
- ないですよね。
- なんでか農業体験だけが現代のツールから切り離されてて、
なんか苦労の部分がやからクローズアップされてる感じあるかもしれないですね。
- そう。なぜ農業体験だけ実作業と異なる手植えを体験し、
わざわざ苦労や苦痛を味わせるのだっていう問いかけ、
現代農業の魅力
これはかなり本質をついてる気がしますね。
- もちろんね、主催者側には土に触れること自体が大事なんだみたいな、
そういう考えもあるのかもしれないですけど。
- ええ、それはあるでしょうね。
ただ、この記事ではその点にはあまり触れずに、むしろ逆の方向性を提示してるんですよ。
- 逆の方向性?
- はい。大きな機械を軽々と扱い、次々と作物を処理していく姿こそ、
子どもたちの憧れるかっこいい農家の姿ではないのか。
- ああ、なるほど。そっちの魅力ですか?
- そうです。効率性とか技術力とか、いわゆるスマート農業みたいな部分のかっこよさを見せるべきだっていう主張ですね。
- 確かに。巨大なコンバインとか、最近だとドローンで農薬まいたりとか。
- そうそう。そういうのを見たら子どもたちも、「うわあ、すげえ!」って思うかもしれない。
- 思いますよね。手で植えるのとはまた全然違い次第の感度がありそうです。
- うん。なので、この記事の主張をまとめるとですね、
現代の実際の農業とは、ちょっとかけ離れた手作業の体験っていうのは、
子どもたちの興味を引くどころか、むしろ将来の担い手になるかもしれない子たちを遠ざけてしまうリスクがあるんじゃないかという、
そういう問題定義でしたね。
- うーん。これは考えさせられますね。
- ええ。
- なんかこれって単に農業体験だけの話じゃない気もしますね。
子どもたちにその仕事の世界を見せるときに、何をどう伝えるのが一番いいのかっていう。
- まさに普遍的な問いですよね。
歴史とか伝統とか手作業の価値、それを伝えることと、
現代の技術とか働きがいとか、その職業の今のリアルな魅力、
これを伝えること、どっちがあるいはどう組み合わせるのが、子どもたちの未来へのモチベーションになるのか。
- 難しい問いですよね。
- ええ。でもこの記事はすごく大事な視点をくれたなと思います。
- そうですね。農業以外でも、例えば、そうだな、伝統工芸とかでも、
ただ昔ながらの厳しい修行だけじゃなくて、最新の、例えばデジタル技術を取り入れて、
こんな風に進化してるんですよ、みたいな側面も見せたら、もっと若い世代にも響くかもしれないですね。
- なるほど。確かにそういう可能性はありますね。
- あなたはこの問題どう考えますか?
05:13

コメント

スクロール