学校の席替えの疑問
- こんにちは。今回はですね、学校の席替えで、あの、目が悪いから前の席にしてって、これよく聞くお願いですよね。
- えー、聞きますね。
- でも、あるブログ記事を読んだら、筆者の方が、それって本当に当たり前なの?って、かなり強く問いかけてるのを見つけまして。
- ほう。
- 今回はこの、まあ、慣習の裏にあるかもしれない理不尽さみたいなものについて、この記事を手がかりに、あなたと一緒にちょっと深く考えてみたいなと。
- ええ。提供いただいた資料、個人のブログ記事ですけど、非常にこう、面白い視点ですよね。席替えっていう、すごく身近なルールを通してですね。
- はい。
- 公平性、まあ、つまり全員に同じルールが適用されるべきだっていう考え方と、あと、個人の責任、この境界線はどこにあるんだろうみたいな。
- なるほど。
- そういう問いを投げかけていますね。この記事が、普段なんとなく見過ごしがちな慣習について、あなたにとって何かこう、新しい発見のきっかけになればなと思います。
- では早速、この記事の核心に迫っていきましょうか。筆者がまず疑問に思っているのは、席替えの度に、目が悪いから前へっていう生徒がいるけど、なんで、えっと、眼鏡とかコンタクトで視力矯正っていう、
- ええ。
- その、自分でできる対処をしないのかなっていう点ですね。
- そうなんです。この記事で何か強調されているのは、個人の努力で解決できるはずの問題を、なぜ公平であるはずのルール、この場合はくじ引きとかですが、それを曲げてまで他に依存する形で解決しようとするのか、その点にすごく強い違和感があると。
- うーん。
- ここに理不尽さを感じるんだと筆者は主張しているんですね。
- うーん、確かに。自分でできるのになぜってちょっと思っちゃいますよね。記事ではその、予想される反論にも触れてますよね。例えば、眼鏡は高いとか。
- ああ、それですね。それに対して筆者は、いや、学用品と同じで、授業を受けるための必需品じゃないのとか。
- なるほど。
- 携帯代とか他の娯楽費は払えるのに、なんで視力矯正にはお金かけられないのって、かなりこう鋭く切り込んでるんですよね。
- 結構厳しいですね。
- ええ。消しゴムがないから毎回隣の人に借りるっていうのと同じじゃないか、みたいな理屈です。
- なるほどな。もう一つの反論で、前の席でないと勉強に集中できないっていうのはどう論じてるんですか?
- ここも面白い視点でして、好きな子の隣がいいとか、窓際がいいとか、そういう他の個人的な希望って普通は通らないじゃないですか。
- まあ、そうですね。
- 公平性を保つためのルールなのに、なんで視力っていう理由だけが特別扱いされるのか、そういう問いかけです。
個人の責任と公平性
- ああ。
- 特定の理由だけがルールの例外としてまかり通るその構造自体がおかしいんじゃないか、と筆者は疑問を呈しているわけですね。
- 確かに言われてみればそうですね。でも、前の席ってあんまり人気ないから別にいいんじゃないの?みたいな声もありそうですけど。
- ええ。その点も記事では触れられていて、いや、それは結果論でしょうと。
- 結果論。
- もし前の席が例えばすごく人気があったら、その要求は許されるんですか?って問いかけてます。
- うーん。
- さらに、あの、抽選で決まったコンサートの席で、目が見えないから前の席にしてくれって言っても、それは通用しないでしょうと。
- 確かにそれはそうですね。
- オペラグラス使うとか、自分で工夫するのがまあ一般的じゃないですか?と、そういう例を挙げてますね。
- コンサートの例えはなんかすごくわかりやすいですね。席の人気不人気とは本質的にはまあ別の問題なんだと。
- まさに、この問題の核心は、その席の人気とかじゃなくて、個人の都合とか本来できるはずの努力を怠ったことによって、公平であるべきルールに例外が生じてしまうことそのものにあるんだと。
- ふむふむ。
- そう、筆者を考えているみたいですね。
- ちゃんとこう視力矯正している生徒とか、純粋に前の席で勉強したい生徒がですね、ある意味ルールを守らない生徒のために、ちょっと不利益をこむるかもしれない。
- ああ、なるほど。
- そういう構造を問題視してるんですね。
- というわけで、今回は目が悪いから前の席っていう学校でよくある場面を取り上げたブログ記事でしたけど、そこから公平性とか個人の責任について、うーん、深く考えさせられましたね。
- ええ。
- 自分で対処できることに対してなんか安易に特別扱いを求める、そういう風潮への筆者の強い疑問が伝わってきました。
- この議論、あなたはどう感じましたか?
学校の席替えに限りませんけど、私たちの身の回りには本来自分でこう対処すべき個人の事情が公平であるべきルールの例外として、なんとなく受け入れられちゃってる場面って他にもあるかもしれないですよね。
- ああ、あるかもしれないですね。
- そうした状況にちょっと目を向けてみて、これって本当に公平なのかなって、少し考えてみるのも面白いかもしれないですね。