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2025-08-01 05:48

採算度外視の定食屋が他の店を潰す

「学生や若者にお腹いっぱいになって欲しいから」という理由で
歳を取った店主が大盛りの料理を安価で提供する定食屋は
お年寄りの親切心を感じる美談として語られることが多いが、
あれはもしかして経済の発展を妨げているのではないか。

https://mclover.hateblo.jp/entry/20230716/1689506100

サマリー

高齢者が経営する利益を重視しない定食屋が、経済全体にマイナスの影響を与える可能性が考えられています。その結果、地域経済や新しいビジネスチャンスに及ぼす影響について議論されています。

高齢者の定食屋の影響
えっと、こんにちは。今回はですね、あなたがシェアしてくださったブログ記事。
高齢者が行う利益度外視の定食屋は経済発展の妨げかもしれない。これを一緒に見ていきたいと思います。
よくありますよね、テレビとかで。学生に安くお腹いっぱい食べさせたいっていう、あの、店主の方の優しさ。
すごく美談として取り上げられることが多いと思うんですけど、でもこの記事は、もしかしたらそういうのって経済全体で見るとマイナスに働いてるんじゃないかと、ちょっと刺激的な問いかけをしてるんですね。
さて、この記事の論点を見ていきましょうか。
はい。この記事がまず言っているのは、年金収入がある高齢の経営者の方々ですね。
そういう方々は必ずしも事業で大きな利益を上げる必要がないんじゃないかと。
だからこそ、現価ギリギリみたいなすごく安い価格が実現できちゃう。そういう指摘ですね。
なるほど。
経済という観点から見ると、これって結構強い競争力になっちゃうんですよね。
普通の会社というかお店は、仕入れだけじゃなくて、人件費とか、家賃とか、将来への投資とか、そういうのを全部価格に載せないとやっていけないわけじゃないですか。
ええ。
でも、記事にもあるように、例えば持ち家でご夫婦だけでやってて、年金で生活は大丈夫となると、その必要性がぐっと薄れちゃうわけですよね。
ああ、なるほど。単に安いっていうだけじゃなくて、そのビジネスをやる上での前提条件がそもそも違うかもしれないってことですね。
そうなんです。
そうなると、周りのお店、特にこれから頑張っていこうっていう若い世代がやってる飲食店とかは、どうやって競争していけばいいのか、結構台北ですよね。
ええ、厳しいと思います。
記事にもありましたけど、人が足りなくて本当は時給を上げたい。でも、すぐ隣にほとんど利益なしみたいな価格でやってるお店があったら、なかなか値上げってしにくいですよね。
まさに価格を上げられない。
そうすると、結局、新しい人を雇ったりとか、お店を大きくしたりとか、そういう余裕がなくなってしまうんじゃないか、そういう心配が出てくるわけですね。
そうなんです。
これって、見方を変えれば、市場のメカニズムがちょっと歪められてるっていう状況とも言えるかもしれないですね。
本来の利益をちゃんと出して、再投資して、それで成長していくっていう普通のビジネスが、ちょっと不利な立場に置かれちゃう。
確かに。
さらにこの記事、もう一歩踏み込んで、その影響が地域経済全体に及ぶんじゃないかっていう話もしてるんですね。胃袋の容量はかじられているって書いてますけど。
ありましたね。
言い換えると、消費者の使えるお金とか、食べる量には限りがあるわけですよ。
だから、すごく安いお店で満腹になっちゃったら、他の店にはもう行かない、お金も使わない。
それが積み重なっていくと、世の中全体のお金の回り方がちょっとちょっと小さくなっていくんじゃないかと。それがこの記事の見方ですね。
地域コミュニティの課題
つまり、ここの店の方の善意とか優しさっていうのが、意図したわけじゃないんだけれども、結果的に地域で新しいビジネスが生まれるチャンスとか、若い人が収入を増やす機会とかをちょっと邪魔しちゃってる可能性もあるんじゃないかと。
そういうことですね。
いやー、これなかなか考えさせられる視点ですよね。
だからこそ、記事は安ければそれでいいんだっていう、その価値観自体をちょっと見直す必要があるんじゃないですかって問いかけてる。
もちろんね、物価が高い中で安いものが助かるっていうのは、それはそうなんですけど、でもその安さがどういう仕組みの上で成り立ってるのか、その結果何が起こる可能性があるのか、そっちにもちょっと目を向けてみませんかということだと思うんですよ。
その安さの裏側にあるかもしれない構造的な問題ですかね。
あなたはこの視点どう感じますか。
ちょっと立ち止まって考えてみる価値ありそうですよね。
そうですね。この記事が投げかけてるのって、まさにその個人の善意とか地域への貢献みたいなすごく大事な価値と、もう一方でその市場経済の原理とか次の世代のビジネスチャンスみたいなものとの、何ていうか両立の難しさ、トレードオフの問題って言えるかもしれないですね。
地域を助けたい、困ってる人を支えたいって気持ちは本当に尊いんですけど、それが経済活動全体とか現役世代の機会とどうバランスをとっていくのか、これはすごく重要な問いだと思います。
今回こうやって深く見ていくと、一見すると心温まる話の裏に、もしかしたら経済全体のダイナミズムに影響を与えているかもしれないという側面が見えてきましたね。
高齢の方が経営されているその安価な定食屋さん、記事の理屈でいくと、現役世代のビジネスチャンスとか地域経済全体の成長に対して、意図せずにブレーキをかけてしまっているかもしれない。
そういう可能性もあるのかもしれないですね。そこで最後にあなたにもぜひ考えてみていただきたい問いがあるんです。
地域社会として、例えば食費に困っている学生さんを支える、そういう優しさってすごく大事ですよね。
それを大切にしながら、同時に若い世代が新しいビジネスに挑戦できて、ちゃんと経済的な活力が生まれるような、そういう環境、これをどうすれば両立させて育てていくことができるんでしょうか。
いや、難しい問いですね。でも考える価値はありますね。今回も非常に資産に富む資料、どうもありがとうございました。
また次回お会いしましょう。
05:48

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