行動を起こせない現実
今回はですね、「プチメタ3.0」っていうブログの記事を取り上げます。
はい。
したいという人はたくさんいるが、実際にする人はほとんどいない。これ結構グサッとくるタイトルですけど。
えー、本当に。まあ、多くの人が何かをやりたいって願望は持つんだけど、実際に行動に移す人は驚くほど少ないっていう。
そういう現実がありますよね。
最初の一歩、これがなぜこんなに重いのかっていうところをちょっと見ていきたいなと。
中で引用されている作家の中滝昭寛さんの言葉。
あ、ありましたね。
したい人1000人。始める人100人。続ける人1人。これ数字で見ると、うわーってなりますよね。
なりますね。1万人がいいなって思っても、実際に始めるのはたったの100人。
1%ですか?
そうなんです。この記事が特に言ってるのが、行動を起こすハードルっていうのは、成果を出す難易度以上に高いってことなんです。
なるほど。何かを成し遂げること自体も大変だけど、それ以前に、よし、やるぞって動き出すことの方が、もっと壁が高いんじゃないかって。
そういうことですね。
じゃあ、普段あれやりたいな、これできたらいいなって考えてるだけじゃ、まだそのレースのスタートラインにも立ってないみたいな感じなんですかね。
まあ厳しい言い方ですけど、そういう側面はあるかもしれませんね。
でもちょっと見方を変えると、もし行動を起こせたら、その時点でもう1万分の100には入ってるってこと?
ああ、そうですね。その他大勢からはもう一歩抜け出してると。
上位1%って考えると、なんかすごいことのような気もしますけど。
願望を持つこと自体は誰でもできますけど、それを具体的な行動、たとえ本当に小さな一歩でもそれに変えるのって、また別のエネルギーがいるんですよね。
うーん、かなって気もして。
と言いますと?
例えば、あんまり準備しないで始めてすぐ挫折しちゃうとか、そういうのってどうなんでしょう?
ああ、それはすごく大事な点ですね。確かにこの記事は、まず始めることのハードルの高さに焦点を当ててますけど、もちろんどう始めるか、その質も大事です。
ええ。
でも一方で心理学的に見ると、いやまだ準備が足りないから、とか完璧なタイミングが来るまで待とうって考えちゃうことが、結局行動を一番妨げてる原因だったりもするんですよ。
ああ、わかります。失敗したくないとか。
そうそう、不覚実なのが怖いとかの?
もうちょっと調べてからとか、もうちょっとこう状況が良くなったらって思ってるうちに、結局タイミング逃しちゃうみたいな。
ええ、ええ、まさにそれです。だからこの記事が言いたいのは、もしかしたら完璧じゃなくてもいいからまず一歩踏み出してみることの重要性なのかもしれませんね。
一歩を踏み出す重要性
なるほど。
その一歩が、なんていうか、心理的な壁を壊すきっかけになる。で、動き出してしまえば、走りながら考えるとか、修正していくとか、そういうことも可能になりますから。
確かに。動き出さないことには修正も何もないですもんね。
そうなんです。
最初の数字に戻ると、続ける人1人っていうのも、これもまたすごい絞り込みですよね。始めた100人からさらに1人になるわけですから。
ええ、継続の難しさ。これもまた大きなテーマですよね。
始めることと続けること、どっちがより難しいんでしょうかね。どっちも難しいんでしょうけど。
いやー、ほんとどっちも難しい。ただ、この記事の数字が示唆しているのは、やっぱり最初のフィルター、1000人から100人っていう、ここが一番大きいってことですよね。
あー、なるほど。
つまり、ものすごい数の可能性が行動に移される前に、そもそも消えちゃってるっていう現実がある。
そっか。じゃあ、やっぱり始めるっていう行為自体が持つ価値、希少価値みたいなものが、私たちが思っている以上に高いのかもしれないってことですね。
そういうことだと思います。だから、やりたいって気持ちがあるなら、それを具体的な行動にする。その一歩を踏み出すってこと自体に、まずすごく大きな意味があるんじゃないかなと。
うーん、そう考えると、ちょっとだけハードルが下がるような気もしますね。
そうですね。記事の言葉を借りれば、行動できた時点で、他の大勢を超えているわけですから。
ええ。
この話を聞いて、あなたがずっと、これやりたいなって思いつつ、なんとなか始められてないことって何かありますか?
うーん、ありますね、きっと。
その、もし仮にですよ、世の中のやりたいことの99%が行動に移されないまま終わるとしたら、私たちの周りには実現しなかった素晴らしいアイディアとか可能性とかが、一体どれだけ眠ってるんだろうって。
はあ。
ちょっとそんなことを考えてみるのも、面白いかもしれないですね。